2019/10/24
【絶対に聴いておくべき名曲だらけ!】ジャズファンク期のハービー・ハンコックのおすすめアルバム6選‼
ジャズ・ピアニストのハービー・ハンコックが70年代のジャズファンク期に残した名作アルバム6枚をご紹介します。
セクステットの延長からヘッドハンターズの始まりまで
以前ご紹介していた【ハービー・ハンコックがブルーノート・レコードに残した名作アルバム7枚のおすすめ♪】と…
ハービー・ハンコックがブルーノート・レコードに残した名作アルバム7枚のおすすめ♪
【ハービー・ハンコックがワーナー・ブラザース・レコードに残した3枚の名作アルバムを聴こう♪】という2つの記事の続きです。
ハービー・ハンコックがワーナー・ブラザース・レコードに残した3枚の名作アルバムを聴こう♪
今回は、その後のハービー・ハンコックが大手コロンビア・レコード(CBS)に移籍してから、70年代に制作したジャズファンク期の名作を6枚チョイスしてご紹介したいと思います。
デビューから在籍していたブルーノート・レコードを離れ、69~72年の間にワーナー・ブラザース・レコードにて3枚のアルバムを制作したハービーは、その後マイルス・デイヴィスも在籍していたコロンビア・レコードに移籍することになります。
このCBS期には、数多くの作品を残しています。
その中には、ハービーの歌が印象的な”I Thought It Was You” を含んだ1977年のアルバム『Sunlight』や、MVが有名なダンスナンバーの”Rockit”を含んだ1983年のアルバム『Future Shock』のような大ヒット作品などが存在しています。
こういった作品では、ダンサンブルなリズムが中心のエレクトロ・ファンク系でポップな楽曲が特徴的なのですが、今回はその路線とは違った初期のCBS期に焦点を当ててみたいと思います。
それは僕が一番好きなジャズファンク系の音楽をハービーがやっていた70年代初期~半ばの時代です。
今回は、後のヘッドハンターズへも派生することになるハービーのジャズファンク期の6作品をリリース順にご紹介したいと思います。
どれもイナタいファンク・リズムの中にスタイリッシュなジャズのエッセンスが混じったかっこいい名作ばかりです♪
Herbie Hancock – 『Sextant』
01.Rain Dance
02.Hidden Shadows
03.Hornets
アルバムの内容
1973年にリリースされたハービー・ハンコックのCBS期第一弾アルバム『Sextant』です。
アルバムタイトルの「セクスタント」は、ブルーノート期の最終作『The Prisoner』から続くセクステット(六重奏)で制作されたことを表しているようです。
録音メンバーは、ワーナー期の『Mwandishi』と『Crossings』の2作品と同じで、本作と合わせて「セクステット・バンド3部作」といった連続性が感じられます。
ただレーベルが違うと、録音環境やミキシングも変わってくるので、僕としては本作『Sextant』は他の2作と雰囲気が違って聴こえるので、同じCBS期の作品としてまとめてご紹介することにしました。
ちなみにハービー以外のメンバーは、マイルスの『Bitches Brew』でも不気味なバスクラリネットのサウンドで存在感抜群だったマルチリード奏者のベニー・モウピン、トランペットのエディー・ヘンダーソン、トロンボーンのジュリアン・プリースターの3管がフロントマンを務めています。
リズム隊に関しては、まだポール・ジャクソンの参加はなく、ベースのバスター・ウィリアムスとドラムのビリー・ハートの2人がリズムを支えています。
サウンドにこそ変化が見られますが、同一のバンド編成からもわかる通りに『Mwandishi』と『Crossings』の延長線上にある実験的な作品です。
そのためまだマイルスの『Bitches Brew』の呪縛から脱出できていない気がしなくもないです。
それはエディー・ヘンダーソンのトランペットがあまりにもマイルスを意識しているように聞こえるのが一番の原因なのかもしれませんが、まだハービー独自のサウンドを確立できていない頃なんだと思います。
しかし決して駄作なわけではなく、ここに収録された3曲はどれも実験的な演奏が聴けるレベルの高い意欲作だと言えます。
どの曲も9分以上の長尺曲ばかりで、最後の”Hornets”に至っては19分35秒にも及びます!
演奏時間が長すぎるのと、わかりやすくキャッチーなキメのある楽曲がないという点で、これ以降のアルバムと比べると今一つ影の薄いアルバムになってしまいますが、試行錯誤するハービーの演奏を聴くことが出来る作品です。
エレピの可能性を探り、従来の4ビートに捉われないポリリズムも取り入れた多彩なビートをここで実験したことで、後のヘッドハンターズでの成功があったのでしょう。
そう思うと本作は転換期の重要作だと言えそうですね。
Herbie Hancock – 『Head Hunters』
01.Chameleon
02.Watermelon Man
03.Sly
04.Vein Melter
アルバムの内容
CBS期の2作目にしてジャズファンクの金字塔的とも言える歴史的名盤『Head Hunters』は1973年の10月にリリースされています。
雑誌などでジャズファンクやフュージョン系のアルバム紹介の企画があれば、必ずのように取り上げられている文句なしの名盤です。
その後ハービーを抜いて、他のメンバーだけで「ヘッドハンターズ」は独立するのですが、まずはこのアルバムから全てが始まっています。
録音メンバーはハービーをリーダーに、引き続きマルチリード奏者のベニー・モウピンが参加しています。
そしてここで登場するのが鉄壁のリズム隊のメンバー達です。
今では日本に住んでいるベーシストのポール・ジャクソン、数多くのジャズ/フュージョン作品でドラムを叩いているハーヴィー・メイソン、そして名パーカッショニストのビル・サマーズがバックを固めています。
その後ハーヴィー・メイソンが抜けて、ヘッドハンターズはドラムがマイク・クラークに代わることになるのですが、本作では上記の5人のメンバーで制作されています。
全4曲がどれも外せないような名曲ばかりで、全てハービーの作曲によるものです。
1曲目の”Chameleon”の作曲には他のメンバーも協力しています。
この”Chameleon”は、日本のバンドマンやセッションでも大人気の曲で、ジャズファンク系のミュージシャンなら「演奏できて当たり前!」の定番曲にまでなっています。
たった2つのコードで作られたシンプルな曲構成に、ノリのよいファンク・ビート…それでいてテーマ部分にバンド全員が楽しめるキメ部分が存在していたり、アドリヴソロ部分に関してもコードが少ないからこそ無限大の可能性を秘めているという至れり尽くせりな名曲です。
何度演奏しても飽きることなく、アイデア次第では様々なアレンジが出来るので、楽器演奏者にここまで受けいられたのでしょう。
僕自身も、自分で演奏してみてハービーの作曲能力がいかに凄いのか!身を持って理解することが出来ました。
15分45秒と長い演奏時間にも関わらず、レベルの高い演奏陣の名演もあって飽きることなく何度でも聴くことが出来ます。
むしろ「ダメな部分」を見つけるために粗探しすることすら忘れてしまう程の圧倒的な名曲です!
もはやジャズファンク好きだけでなく、全人類に聴いて欲しい歴史的名曲だと言えます。
“Watermelon Man”や”Cantaloupe Island”と並ぶ「聴いて良し、演奏して良し」の名曲中の名曲ですね♪
そんなハービーを代表する名曲のひとつ”Watermelon Man”の再演も本作には収録されています。
ハービーのデビューアルバム『Takin’ Off』に収録されていたスイカ売りの声をテーマにしたと言われる名曲が、ファンク・アレンジを施されて帰ってきました!
バックのリズムアレンジは全く違いますが、あのメロディーをベニー・モウピンがソプラノ・サックスで再現しています。
2曲の代表曲が終わった後も、3曲目のアグレッシヴなジャズファンク曲”Sly”や、ハービーのスペイシーなエレピサウンドによる美しいバラード演奏が聴ける4曲目の”Vein Melter”等、捨て曲が一切ありません!
ハービー・ハンコックが好きかどうか?なんてことよりも、「音楽が好きならとにかく聴いて欲しい」絶対に外せない名盤のひとつです!
こんな凄いアルバム、他になかなかありませんよね。
前3作でマイルスの『Bitches Brew』の呪縛から逃れることが出来ず四苦八苦していたハービーが、この『Head Hunters』によってついに独自路線を見つけ出した!…そんな気がする名盤です。
Herbie Hancock – 『Thrust』
01.Palm Grease
02.Actual Proof
03.Butterfly
04.Spank-A-Lee
アルバムの内容
歴史的名盤を作った後に同じ路線の作品を作るとイマイチ……な場合が多いと思うのですが、天才ハービーは違います!
『Head Hunters』から来日公演中に録音された1作の独奏アルバム『Dedication』を挟んで制作された1974年の『Thrust 』は、更にレベルの高いジャズファンク定番曲が収録されています。
『Head Hunters』のメンバーからドラムのハーヴィー・メイソンが多忙のため抜けて、代わりにマイク・クラークが本作から参加しています。
ただこれに関しては「良い意味でどちらでもいい」ということになります。
ハーヴィー・メイソンもマイク・クラークも、フュージョン/ジャズファンクを叩かせたらどちらも超一流ですからね!
どちらの方が凄いのか?ではなく、どちらも凄い!が答えです。
本作も基本はハービーの書いた曲で、所々で他のメンバーも作曲に参加しています。
“Chameleon”程の知名度はありませんが、本作にも”Actual Proof”や”Spank-A-Lee”のような、日本のバンドマンやセッションでも演奏される楽曲が収録されています。
ただし、更に演奏者へのハードルの上がった難しい楽曲になっています。
調整が激しく変わるキー不明でコード進行にも謎が多い難解な”Actual Proof”は、ベーシストにとっても難問となっています。
拍の頭がわからないようなベースラインのお蔭で、ベーシスト以外の演奏者もキメを入れるタイミングが把握できなかったりします。
また同じようなことは”Spank-A-Lee”にも言えます。
例えばギタリストがこのリズムに合わせてカッティングを弾こうとしても、上手く合わせるのは至難の業です!
「聴いて良し、演奏して良し」の”Chameleon”と違って、「聴いて良し、演奏して難し」の難曲です!
もちろん楽器演奏をしない人は、楽しんで聴くことが出来ます♪
“Chameleon”や”Watermelon Man”のようなキャッチーな楽曲は含まれていませんが、演奏面では更にパワーアップした『Thrust』も名盤であることには違いありません。
でもやはり楽器を演奏する人にこそおすすめしたアルバムではあります。
Herbie Hancock – 『Man-Child』
01.Hang Up Your Hang Ups
02.Sun Touch
03.The Trailor
04.Bubbles
05.Steppin’ In It
06.Heartbeat
アルバムの内容
『Thrust』の次に制作された1975年のアルバム『Man-Child』も名作に仕上がっています。
特に僕のようなジャズファンク系のギター好きには堪らない内容です。
本作からソウル/ファンク系の名ギタリストのワー・ワー・ワトソン(本名メルヴィン・レイギン)とレイ・パーカーjr.の2人が参加しています。
この2人は、マーヴィン・ゲイの『Let’s Get It On』や、その他のR&B/フュージョン系の数多くの作品でギターを弾いていますね。
またマーヴィンの『Let’s Get It On』のデラックス・エディションには、ハービー・ハンコックも参加したジャムセッションの様子が収録されていますので、この辺の音楽ジャンルがお好きな方はぜひ聴いてみて下さい。
さて、本作の1曲目の”Hang Up Your Hang Ups”もバンドやセッションで人気の楽曲です。
この曲のイントロの印象的なギターリフは、ワー・ワー・ワトソンが弾いています。
もちろん作曲にも参加しています。
あまりのかっこよさに、その後ジャネット・ジャクソンが2004年のアルバム『Damita Jo』に収録していた”All Nite”という曲でサンプリングしていたりもします。
ちなみに以前このブログでもご紹介していた『ジャズファンク・セッション・スタンダード・スコア』のVol.1にも課題曲の一つとしてこの曲が選ばれていました。
ジャズファンク・セッションの練習に最適な2冊のスコアをご紹介します。
スコア付きですのでご興味ある方はぜひこの教則本も手に入れてみて下さい。
この1曲を聴くためだけに本作を購入しても良いぐらいの名曲ですね♪
もちろんそれ以外の曲も相変わらずのクォリティーでレベルの高い演奏を聴くことが出来ます。
幻想的な”Sun Touch”やヘッドハンターズ流ジャズファンクの”The Trailor”に、デイヴィッド・T・ウォーカーのギターが良い味を出している”Bubbles”、そしてファンクロック系のギターリフが印象的な”Heartbeat”等、飽きることなく最後まで聴くことが出来ます。
その中でも注目したいのが、5曲目の”Steppin’ In It”です。
なんと曲にはスティーヴィー・ワンダーがハーモニカで参加しています。
一聴して直ぐにスティーヴィーだとわかる特徴的過ぎるクロマチック・ハーモニカの音色を全開にしてソロを吹いています。
前2作と比べると、少し知名度では劣るアルバムですが、ジャズファンク系のギターがお好きな人におすすめのアルバムです♪
Herbie Hancock – 『Flood : Live In Japan 75』
01.Introduction / Maiden Voyage
02.Actual Proof
03.Spank-A-Lee
04.Watermelon Man
05.Butterfly
06.Chameleon
07.Hang Up Your Hang Ups
アルバムの内容
1975年に行われた来日公演の様子を収録したライヴ盤『Flood : Live In Japan 75』です。
日本で制作されたライヴ盤なので、邦題に『洪水』と付けられています。
ブックレットにも大きな『洪水』の文字があしらわれています。
まるで70年代の仁侠映画のようなフォントですが、文字の効果も相まってアフロ・サングラスのハービーが厳つく見えます。
この時の来日メンバーは、リーダーのハービーにベニー・モウピン、ポール・ジャクソン、マイク・クラーク、ビル・サマーズというメンバーに、ギタリストのディウェイン・”ブラックバード”・マックナイトという『ヘッドハンターズ』のメンバーが中心です。
ブラックバード・マックナイトは、ヘッドハンターズ以外にも、ジョージ・クリントン率いるP-ファンク軍団での活動も良く知られているファンク・ギタリストです。
腕前は確かなのですが、ジミヘンどころかマイケル・ハンプトンも顔負けなぐらいメタリックにギターを歪ませて弾くことがあります。
まだこの70年代の時期はナチュラルなオーバードライブ・サウンドなのですが、最近のソロアルバムでは「もはやHR/HM」と言えそうなぐらい激しく歪ませてギターを弾きまくっています。
そんなブラックバード・マックナイト含むヘッドハンターズのメンバーで行われた来日公演を収録した『Flood : Live In Japan 75』は、それまでのCBS期の3作品の集大成と言える内容です。
1曲目こそハービーのブルーノート期の代表曲”Maiden Voyage”のピアノ独奏で始まりますが、その後は行きつく暇もなくヘッドハンターズ流ファンク・サウンドがまさに「洪水」のように垂れ流されていくことになります。
まずは難曲”Actual Proof”と”Spank-A-Lee”の2曲が立て続けに収録されています。
“Actual Proof”の方では生ピアノを、”Spank-A-Lee”の方ではフェンダーローズを弾いています。
どちらの曲でもポール・ジャクソンが暴れまわっているので、ベーシストの人は必聴です!
難曲”Spank-A-Lee”では、ブラックバード・マックナイトのお手本のようなファンクギター・カッティングを聴くことも出来ます。
そのまま”Watermelon Man”に流れていき、レベルの高い演奏が続いていきます。
もちろん『Head Hunters』収録のファンク・バージョンでの演奏です。
5曲目の”Butterfly”が始まる前に、ハービー自らが日本語で「今日ここで出来ますこと大変嬉しく思います。」とMCで言ってくれています。
この後は普通に英語でMCをしているので、日本のスタッフの誰かが用意した文章を読んだのだと思いますが、それでも日本のファンに向けた嬉しいサービスですね♪
激しいファンク曲が3曲続いたので”Butterfly”を箸休めにして一旦落ち着きましょう。
なぜならこの後、”Chameleon”と”Hang Up Your Hang Ups”と言った代表曲が続くからです!
大歓声の中、ポール・ジャクソンがリヴァーヴを聴かせたベースで”Chameleon”のリフを弾き始めます。
ブラックバードのファズを効かせたギターと、モウピンのテナーサックスがユニゾンでテーマを弾き、ハービーはエレピを使ってフィルを奏でています。
その後ハービーがアープ・オデッセイやアープ・ソロイストと思われる、当時の最新のシンセサイザーを使った過激なソロを弾いています。
最後はまさに「洪水」のように各楽器陣が入り乱れるジャズセッションで締めくくられています。
そして最後の”Hang Up Your Hang Ups”では、ワー・ワー・ワトソンが弾いていたあのギターリフを、今回はブラックバードが代わりに少しアレンジして弾いています。
ただ本作では絶好調のベーシスト、ポール・ジャクソンの方が目立ってしまっています。
フェイザーを掛けたファンキーなサウンドでギターカッティングを弾いてはいますが、リズムをキープしながらも暴れまわるポール・ジャクソンにリズム隊の主役を持っていかれています。
主役のハービーは2回に渡るエレピソロで全てを出し尽くすようなアドリヴを展開しています。
『Head Hunters』、『Thrust』、『Man-Child』といったジャズファンク期のハービーの名作群をライヴで表現した集大成的なアルバムです。
この時期のハービー・ハンコックのライヴを聴くことが出来る貴重なアルバムですね♪
Herbie Hancock – 『Secrets』
01.Doin’ It
02.People Music
03.Cantelope Island
04.Spider
05.Gentle Thoughts
06.Swamp Rat
07.Sansho Shima
アルバムの内容
1976年にリリースされた『Secrets』は、ハービーのジャズファンク期最後のアルバムでもあります。
本作も『Man-Child』同様にワー・ワー・ワトソンとレイ・パーカーjr.のギタリスト2人が参加したアルバムです。
1曲目の”Doin’ It”は、どことなくハービーの過去の楽曲を彷彿させますが、作曲したのはワー・ワー・ワトソンとレイ・パーカーjr.の2人です。
この2人のギターカッティングが絡みあうミドルテンポのファンク曲です。
ワー・ワー・ワトソンのお得意のワウギターも聴ける2曲目の”People Music”を挟んで、3曲目にはブルーノート期の名盤『Empyrean Isles』に収録されていたハービーの代表曲の一つ”Cantelope Island”が再演されています。
といっても、もはや別の曲といって良い程にアレンジされています。
ゆったりとしたテンポのレゲェのリズムは当時の流行りですね。
レゲェということで2人のギタリストも大活躍です♪
その後もフェイザーを掛けたギターカッティングがかっこいい”Spider”と”Gentle Thoughts”や、”Hang Up Your Hang Ups”に似たギターリフも登場する”Swamp Rat”やハービーの生ピアノによるソロが激しい”Sansho Shima”等、ジャズファンク期を締めくくるに相応しい集大成のような楽曲が収録されています。
ファンキーなギターカッティングがお好きな方におすすめのアルバムです♪
以上、【ジャズファンク期のハービー・ハンコックのおすすめアルバム6選‼】でした。
ブルーノート期から始まってワーナー期に続き、今回はCBS期のハービー・ハンコックのジャズファンク作品を一気にご紹介しました。
今後もハービーの作品をご紹介していきたいと思いますので、ぜひまたこのブログを読みに来てください。
ヘッドハンターズについても別で書いてみたいと思います。
ジャズファンク好きの方はここで紹介したハービーのアルバムをぜひ聴いてみて下さい♪
追記
後日ヘッドハンターズについてのブログ記事も書きましたので、ぜひそちらの方も読んでみて下さい♪
ヘッドハンターズおすすめ4作品を聴いて極上のグルーヴに酔いしれよう♪
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