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カテゴリー:Music

2024/08/01

にわかでもいいじゃん!レゲエ初心者さんにおすすめしたい歌もの曲が詰まったアルバム20選

【にわかでもいいじゃん!シリーズ】ボブ・マーリーにジミー・クリフにバーニング・スピアに…これからレゲエを聴いてみたいと考えている初心者さんにおすすめしたい歌もの曲中心で構成された聴きやすい名作を20枚選んでご紹介したブログ記事のタイトル画像です。

【にわかでもいいじゃん!シリーズ】初心者さんにおすすめしたいレゲエ・アルバム編

今回は【にわかでもいいじゃん!シリーズ】の第3回目です。

 

前回はミクスチャー・ロックについてご紹介していましたが、今回はについておすすめしたいアルバムをご紹介します。

 

↓↓↓↓前回のミクスチャー・ロック編はこちら↓↓↓↓
にわかでもいいじゃん!初心者大歓迎!ミクスチャー・ロック入門におすすめのアルバム20選

このブログ記事の趣旨として、「これからレゲエを聴いてみたいな~」と考えている初心者さんに向けて、僕がおすすめしたいレゲエのアルバムを20枚選んでご紹介したいと思います。

 

今回ご紹介するのは「歌ものレゲエ」に限定

レゲエの種類

さて、レゲエと言っても、スカやロックステディに始まり、ルーツ・レゲエにダブ、そしてダンスホールレゲエにコンピュータライズドされたものまでも…その他の音楽ジャンルと同じように細分化されています。

 

しかし多くの人が「」という言葉を聴いて真っ先に名前を思い付くのは、ボブ・マーリーでしょう。

 

そのボブ・マーリーが70年代に残した名作は、いわゆる「ファウンデーション・リディム(Foundation Riddim)」と呼ばれるリズムが特徴のルーツ・レゲエになります。

 

レゲエを聴く上では、やはり最初にボブ・マーリーを聴くのが一番良いと言えます。

 

レゲエ入門にはボブ・マーリーのような「歌もの」が最適!

どんなジャンルについても言えることなのですが、「有名になるにはそれなりの理由がある」ということです。

 

有名になると言うことは、数多くの人から支持されているとですからね。

 

そういったわけで、一番有名なボブ・マーリーを聴くのがレゲエを知る上でも最適です。

 

そんなボブ・マーリーの楽曲は、インストの音楽ではなく、親しみやすい歌メロを持った「歌もの」のレゲエです。

 

レゲエもジャズやブルースと同じように「インストもの」も良い作品がたくさんあります。

 

しかしそういったインストものが「レゲエ入門に最適か?」と言われたら、ちょっと違う気がします。

 

まずはキャッチーな歌メロが存在するわかりやすいレゲエ作品をおすすめします。

 

キャッチーな歌もの曲が収録されたアルバムを選定

そういった理由から、今回は「レゲエ初心者さんにおすすめの歌ものアルバム」を30作品ご紹介します。

 

しかしご紹介するに辺り、30作品のほとんどがボブ・マーリーになってしまうと面白みに欠けるので…1アーティスト1作品に限定して選びました。

 

その方が1人でも多くのレゲエ・ミュージシャンをご紹介できますからね。

 

レゲエ独特の歌唱法「アウト・オブ・キー」

ただ1つ注意点なのですが、レゲエにはアウト・オブ・キー
(Out of key)という独特な歌唱法があります。

 

このアウト・オブ・キーという歌唱法は、「わざとキーを外して歌う」という歌唱法です。

 

キーというのは、「その曲の中心(鍵)となる音」のことで、このキーが変わると「曲全体の音の高さ」も変わります。

 

ということは、その曲のキーに合わせて歌わないと音痴に聞こえてしまいます。

 

カラオケとかで「こんな高い声でないからキー下げて!」というのを聞いたことがある人は多いかと思います。

 

通常、楽曲のキーはボーカルに合わせて演奏陣が変えるのですが、中にはどんなキーでも歌ってしまうスーパー・ボーカリストもいたりします。

 

しかしレゲエのアウト・オブ・キーはその逆で、ボーカリストが自らキーを外して歌う歌唱法です。

 

これは一聴するとヘタに聞こえてしまうのですが、実は歌が上手い人がわざとキーを外すことで「ヘタウマ」にしているテクニックでもあります。

 

ではなぜそんなことをするのか?なのですが、こうすることで独特なエモーショナルな表現をしているみたいです。

 

なので「歌もの」レゲエ作品を聴いていると、「あれ?このボーカル、もしかして音外れてる?」と感じてしまうことがよくあります。

 

本当にヘタな場合もあるかもしれませんが…もしかしたらこのアウト・オブ・キーの手法で歌っているのかも知れません。

 

僕もどちらか判断出来ないことがあるのですが、注意点として…同じ「歌もの」でもレゲエとポップスではボーカルのスタイルに違いがありますよ…となんとなく認識していただけたら良いかと思います。

 

それではここからは「レゲエ初心者さんにおすすめしたい歌もの曲が詰まったアルバム」を20枚をご紹介します。

 

ご紹介する順番はアーティスト名のアルファベット順になります。

 

今回ご紹介する20作品は「絶対に聴いておいた方がいい名盤」もあれば、「よくあるベタな選出」もありますし、「ちょっとマニアックだけどおすすめしたい作品」もあります。

 

あくまでこのブログ記事を書いている僕自身の嗜好が反映されていることをご理解ください。

 

また「歌もの」が中心のアルバムを選んではいますが、収録曲の中にはインスト曲を数曲含むアルバムも選んでいます。

 

レゲエ初心者さんにおすすめしたい歌もの曲が詰まったアルバム20選

01.The Abyssinians – 『Arise』

ジャマイカ出身のレゲエ・グループ、アビシニアンズが1978年にリリースした2作目のアルバム『Arise』です。

 

アビシニアンズは、ドナルド・マニングとリンフォード・マニングの兄弟にバーナード・コリンズを加えて1968年に結成されたボーカル・トリオです。

 

本作は一度に録音されたアルバムではなく、様々なミュージシャンを起用して取り貯めていた音源でまとめられています。

 

中には「スライ&ロビー」というコンビ名で有名なドラムのスライ・ダンバーとベースのロビー・シェイクスピアからなるリズム・セクションや、ソウル・シンジケートのギタリストで有名なアール・チナ・スミスといった、数多くのレゲエ・アルバムに参加しているスタジオ・ミュージシャンも名を連ねています。

 

アビシニアンズはこの時期にすでに分裂の危機にあったためこういった形でアルバムにまとめられたのでしょう。

 

しかしそれでもコーラス・ワークが美しい”Oh Lord”や、メロディアスなホーン・セクションにわかりやすい歌メロを持った”This Land Is for Everyone”に、チナ・スミスの単音ギター・リフがクセになる”Jah Loves”等、キャッチーな楽曲が数多く収録されています。

 

アビシニアンズはこの後、1998年にリユニオン・アルバムをリリースしたのみで音沙汰なしだったのですが…残念ながらこれを書いている先月にあたる2024年6月25日にリンフォード・マニングが亡くなってしまいました。

 

おそらく今後の活動はもうないかと思われますが…本作『Arise』は、「いかにもルーツ・レゲエ!」といったわかりやすい曲が収録されています。

 

02.Aswad – 『Aswad』

アスワドは、ボーカル/ギターのブリンズレー・フォードとリード・ギターのドナルド・グリフィス、ベースのジョージ・オバーン、ドラムのアンガス・ゲイ(ドラミー・ゼブ)の4人によって1975年に英国ロンドンで結成されたバンドです。

 

レゲエと言えば発祥地のジャマイカが中心ではありますが、英国には第二次世界大戦の余波でイギリスへと移住して来たカリブ系の黒人たちが多く住んでいました。

 

彼らの二世が青年になった時代にちょうどレゲエ・ミュージックが世界的に(特に英国で)流行の音楽となりました。

 

アスワドのメンバーも移民二世で構成されています。

 

後に英国バンドらしくポップ/ソウル化していくのですが、初期の頃は本格的なルーツ・レゲエを演奏していました。

 

特にデビュー作にあたる1976年リリースの本作『Aswad』の出来は素晴らしいです。

 

デビュー曲”Back to Africa”を含む本作は、「ゆったりしたボブ・マーリー」といった雰囲気のアルバムです。

 

歌もの曲だけでなくダブの要素が強い”Ethiopian Rhapsody”や”Red Up”といった2曲のインスト曲も収録されています。

 

“Natural Progression”のロックなギターソロも短いながらかっこいいのでおすすめです。

 

80年代半ばからポップなバンドに変わっていきますが、本格的なルーツ・レゲエ作品としては本作が一番おすすめです。

 

03.Bim Sherman – 『Across The Red Sea』

ビム・シャーマンは、本名ジャレット・ロイド・ヴィンセントという1950年生まれのジャマイカの歌手です。

 

90年代になるとインドの音楽も混ぜた独特なレゲエを歌うようになるのですが、歌ものルーツ・レゲエ作品としては1981年にリリースされた3作目のアルバム『Across the Red Sea』をおすすめします。

 

本作もスライ&ロビーやチナ・スミスが参加した音源や、その他のミュージシャンがバックを務めた音源などがごちゃ混ぜに収録されたアルバムです。

 

また前年の1979年にリリースされた4枚のシングルのうち”Golden Locks”のみが収録されています。

 

ビム・シャーマンの穏やかなボーカルを聴いていると不思議と落ち着きます。

 

04.Bob Marley & The Wailers – 『Burnin’』

ボブ・マーリーは、多くの方がご存じの通り「レゲエの神様」と称される天才シンガーです。

 

そんなボブ・マーリーは、数多くの名作を残しているのですが、今回はレゲエ界のアンセムとも言える”Get Up, Stand Up”が収録されている1973年の名盤『Burnin’』を選びました。

 

“Get Up, Stand Up”は、本当に数多くのアーティストが取り上げており、それこそボブ・マーリーと共に「ウェイラーズ」として活動していたピーター・トッシュとバニー・ウェイラーもそれぞれソロになってからも歌っています。

 

他のレゲエ・アーティストもスタジオ録音を残していたり、ライヴでのみカヴァーしたり…と頻繁に取り上げられる名曲です。

 

ロック界でもU2なんかがライヴでちょっぴり歌ったりしています。

 

それと本作には、後にエリック・クラプトンがカヴァーして全米No.1をヒットして”I Shot the Sheriff”も収録されています。

 

この曲もレゲエを知る上で必ず聴いておきたい曲です。

 

UB40や多くのアーティストにカヴァーされた”Small Axe”も収録されています。

 

この曲は1970年にシングルでリリースしていた曲で、本作収録に辺り再録音しています。

 

他にもゴスペルっぽいコーラスが美しい”Hallelujah Time”や、ゆったりとした曲調に泣きメロ系のコーラスが美しい”Pass It On”、一緒に歌いたくなるサビを持った “One Foundation”等、聴きやすい曲が満載です!

 

今回ご紹介する20作品の中でも最も万人受けしやすいアルバムなので自信を持っておすすめできます。

 

人生最初のレゲエ・アルバムが本作でも良いと思います。

 

ちなみに本作を最後にピーター・トッシュとバニー・ウェイラーがボブ・マーリーの元を去り、共にソロ活動を始めていきます。

 

05.Bunny Wailer – 『Protest』

本作『Protest』は、ボブ・マーリーの元を去ったバニー・ウェイラーが1977年にリリースした2作目のアルバムです。

 

さっそく”Get Up, Stand Up”をここで取り上げているのですが、アレンジはかなり変っています。

 

こちらの方がファンキーな歌い方にアレンジされています。

 

ボブ・マーリーのオリジナル・バージョンでは、マーリーとこの曲を共作したピーター・トッシュがワウギターを弾いていましたが、こちらのバニー・ウェイラーのバージョンではチナ・スミスがワウギターを弾いています。

 

粘っこいピーター・トッシュのワウギターに対してチナ・スミスの方は切れ味のあるワウギターです。

 

そういった聞き比べをするのも面白いかも知れません。

 

この曲と、トレヴァー・ウィルソンと共作した”Johnny Too Bad”以外は全てバニー・ウェイラーが書いたオリジナル曲です。

 

どの曲もクオリティーが高く、そのままボブ・マーリーが歌っていてもおかしくない名曲ばかりです。

 

“Follow Fashion Monkey”なんかは万人受けするようなキャッチーなメロディーラインが聴いていて楽しいです♪

 

ボブ・マーリーを聴いたその次におすすめしたいアルバムです。

 

06.Burning Spear – 『Marcus Garvey』

バーニング・スピアは、ボブ・マーリーと同い年で、同じジャマイカのセント・アンズ・ベイで生まれたレゲエ・シンガーです。

 

1969年にデビューしており現在も活動を続けています。

 

昨年の2023年には、実に15年振りとなる新作『No Destroyer 』をリリースしたばかりです。

 

 

今回おすすめしたいのは、1975年の3作目『Marcus Garvey』です。

 

マーカス・ガーベイとは、 1887年生まれの黒人民族主義の指導者です。

 

マーカス・ガーベイも同じ居住区にて生を受けており、彼の思想だけでなくそういったことからもバーニング・スピアは大きな影響を受けています。

 

本作以外にも『Garvey’s Ghost』や『Marcus’ Children』といったマーカス・ガーベイに捧げたアルバムを制作しているのですが、本作がその最初のアルバムになります。

 

ボブ・マーリーと比べるとボーカルにクセがありますが、あまりにも欧米のポップス寄りのボブ・マーリーの歌と比べると、もしかしたらこちらのバーニング・スピアの歌い方こそ「本来のレゲエ」なのかも知れません!?

 

なんとなく演歌調の曲も多く、これこそまさに西洋音楽から少し離れたレゲエ特有のエモーショナルな”アウト・オブ・キー”の表現なのかも知れません。

 

レゲエを知る上でも、ボブ・マーリーやバニー・ウェイラーの次には聴いておきたいシンガーです。

 

ちなみにベスト・トラックは、チナ・スミスのリードギターが冴える”Red, Gold & Green”です。

 

07.Culture – 『Harder Than the Rest』

カルチャーは、ボーカルのジョゼフ・ヒルを中心に1976年にジャマイカで結成されたルーツ・レゲエ・バンドです。

 

2006年にはそのジョゼフ・ヒルがツアー中に亡くなってしまうのですが、現在は息子のケニヤッタ・ヒルが代わりを務めています。

 

基本的にゆったりとした歌い方や演奏が特徴で、それこそまさに多くの人が「レゲエ」というジャンル名を聞いて思い浮かぶような音楽性です。

 

『Harder Than the Rest』は、1978年にリリースされた3作目のアルバムです。

 

穏やかなホーンが印象的な”Holy Mount Zion”や、イントロのメロディがキャッチーな”Stop the Fussing & Fighting”に、コミカルなメロディーが楽しい”Free Again”等、聴きやすい楽曲が並びます。

 

ボーカル・スタイルは、ボブ・マーリーやバニー・ウェイラーのようなキャッチーなタイプではなく、バーニング・スピアのような多少クセのある歌い方です。

 

音楽性的にはルーツ・レゲエらしさに溢れているのでレゲエ初心者さんにおすすめ出来る内容ですが、多少ボーカルにクセがあるので、先にボブ・マーリーやバニー・ウェイラー等を聴いてレゲエに慣れてから聴き始めるとより楽しめるかと思います。

 

08.The Gladiators – 『Trench Town Mix Up』

グラディエイターズは、1965年に結成されたジャマイカのコーラス・トリオです。

 

1976年になり、ようやくメジャーでのレコード契約を結びリリースしたのがデビュー作となるこの『Trench Town Mix Up』です。

 

アルバート・グリフィスがギターを、クリントン・フィーロンがベース、そしてギャリモア・サザーランドがリズムギターとメンバーの自身が歌だけでなく楽器も演奏しています。

 

本作収録曲も、ボブ・マーリーの”Soul Rebel”と”Rude Boy Ska”以外は全てアルバート・グリフィスが書いたオリジナル曲です。

 

本作リリースまでにすでに長い活動歴があったため全体的にデビュー作と思えないクオリティの高さを誇っています。

 

更にバック・バンドにドラムでスライ・ダンバーが参加しており、特に”Soul Rebel”のイントロのドラミングは強烈です!

 

歌い方もボブ・マーリーからの影響を感じさせる聴きやすいものです。

 

レゲエを知る上では、早めに聴いておきたいグループです。

 

現在はアルバート・グリフィスが病気を理由にバンドを引退しており、息子のアラン・グリフィスとアンソニー・グリフィスが後を継いでいます。

 

編成もトリオではなく7人編成のバンドに変わっています。

 

09.Gregory Isaacs – 『Cool Ruler』

グレゴリー・アイザックは、1951年生まれのジャマイカのシンガーです。

 

その歌唱スタイルは、正統派と呼ぶに相応しく「これぞルーツ・レゲエ!」と言いたくなるような歌声を持っています。

 

本作『Cool Ruler』は、1978年にリリースされた通算5作目のアルバムでヴァージン・レコード傘下のフロント・ライン・レコードにて最初にリリースされたアルバムでもあります。

 

そのため録音状態も良く、グレゴリー・アイザックの穏やかなボーカルをじっくりと堪能することが出来ます。

 

ジョン・ホルトの”Let’s Dance”とデニス・ブラウンの”Created by the Father”以外の曲は、全てグレゴリー・アイザックの自作曲になります。

 

ちなみに今回の20選ではジョン・ホルトもデニス・ブラウンのご紹介はありませんが、2人も素晴らしい才能を持ったレゲエ・シンガーです。

 

本作はこの後ご紹介するボーカル・トリオのヘプトーンズがバック・ボーカルを務め、レヴォリューショナリーズがバック・バンドで参加しています。

 

しっかりしたプロフェッショナルな演奏をバックに、グレゴリー・アイザックのソフトな歌声が乗っかる穏やかなアルバムです。

 

10.The Heptones – 『Night Food』

ヘプトーンズは、1963年にアール・モーガンとバリー・ルエリンによってジャマイカで結成されたボーカル・グループです。

 

そこにリロイ・シブルスが加わってトリオ編成となりました。

 

本作『Night Food』は、通算8作目のアルバムで、大手レコード会社のアイランド・レコードから初めてリリースしたアルバムです。

 

ヘプトーンズはボーカルにクセもなく、曲調もキャッチーなものが多いので、かなり聴きやすいグループです。

 

本作収録の”Country Boy”は、どことなくザ・バンドやボブ・ディランを彷彿させる曲調で、70年代ロックがお好きな方でも「レゲエ入門」作品として聴きやすいかと思います。

 

11.Jimmy Cliff – 『The Harder They Come (soundtrack)』

一作年前の2022年に10年振りとなる新作『Refugees』をリリースしていたジミー・クリフは現役のNo.1レゲエ・シンガーです。

 

本来であれば、ジミー・クリフのスタジオ・アルバムをご初会したいところなのですが…しかしレゲエ・ミュージックを知る上でこのサントラをご紹介しないわけにはいきません!

 

本作『The Harder They Come』はジミー・クリフ以外にも、この後ご紹介することになるトゥーツ・アンド・ザ・メイタルズやデスモンド・デッカーにメロディアンズといったレゲエ・ミュージシャンが参加する映画『ハーダー・ゼイ・カム』のサウンドトラックになります。

 

1972年当時のジャマイカの状況を描いた映画はさておき、本作にはジミー・クリフを代表する “You Can Get It If You Really Want”と”Many Rivers to Cross”、そして”The Harder They Come”という名曲が収録されています。

 

これら3曲はレゲエが好きなら必ず聴いておきたい必須の名曲になります。

 

特にタイトル・トラックの”The Harder They Come”は、ジミー・クリフのエモーショナルな歌声が心に染みる名曲です。

 

グレイトフル・デッドのリーダーにしてギタリストのジェリー・ガルシアもこの曲を気に入っていたのか、ソロ活動のライヴでよくカヴァーしていました。

 

ボブ・マーリーの”No Woman No Cry”と並ぶレゲエ界を代表する名バラード曲なので、必ず聴いておきましょう!

 

他にもジミー・クリフの曲ではないのですが、本作に収録されているトゥーツ・アンド・ザ・メイタルズの名曲”Pressure Drop”も素晴らしいです。

 

レゲエ映画のサントラとしては最高傑作と言える本作は、レゲエ初心者が最初に聴くべきアルバムの1つでもあります。

 

むしろ本作を聴かずして、”The Harder They Come”を知らずしてレゲエを語るなかれ!

 

12.Junior Murvin – 『Police & Thieves』

ジュニア・マーヴィンは、1946年生まれのジャマイカの歌手です。

 

ボーカルだけでなくギターも弾くミュージシャンで、ボブ・マーリーの後期の作品にギタリストで参加していたりもします。

 

1977年にリリースされた本作『Police and Thieves』(邦題:『ポリスとコソ泥』)は、ジャマイカ生まれのレコードレーベル「アイランド・レコード」にて制作された1作目のアルバムです。

 

ロンドン・パンクがお好きな方なら本作のタイトルを見てピンと来るかもしれませんが、タイトル・トラックの”Police and Thieves”は、パンク・バンドのザ・クラッシュが1977年のデビュー作『The Clash』で取り上げていた曲です。

 

ジュニア・マーヴィンのアルバム『Police and Thieves 』は1977年4月にリリースされていますが、シングル曲としての”Police and Thieves”は、前年の1976年にリリースされています。

 

そのためザ・クラッシュ・バージョンの”Police and Thieves”は1977年3月に録音されることとなりました。

 

ただザ・クラッシュのカヴァーはレゲエというよりも「レゲエの曲を題材にしたパンク・ロック」であり、決してルーツ・レゲエと呼べるものではありませんでした。

 

その点、こちらの本家の方は完全にレゲエしています。

 

本作収録曲のほとんどはジュニア・マーヴィンがリー・”スクラッチ”・ペリーと共作しています。

 

ジュニア・マーヴィンの歌声はファルセット系の高い声なので、ザ・クラッシュのカヴァーで”Police and Thieves”に慣れ親しんだ人だったら驚くことでしょう。

 

僕も最初にジュニア・マーヴィンを聴いた時はその高い声に驚いたものですが、何回も通して聴いていると慣れていくものです。

 

レゲエを聴く上で真っ先に聴くべきミュージシャンではないかもしれませんが、レゲエを知る上では避けては通れないミュージシャンです。

 

ちなみに本作のカバー・アートを描いたトニー・ライトは、この後ご紹介するマックス・ロメオの『War Ina Babylon』や、ボブ・マーリーの『Natty Dread』、そして最初の方でご紹介していたアスワドのデビュー作『Aswad』のカバー・アートも手掛けています。

 

13.Justin Hinds & The Dominoes – 『Jezebel』

ジャスティン・ハインズ&ザ・ドミノズは、ボーカルのジャスティン・ハインズとそのバッキングシンガーのザ・ドミノズからなるボーカル・グループです。

 

本作『Jezebel』は1976年にアイランド・レコードからリリースされた「ジャスティン・ハインズ&ザ・ドミノズ」名義でのデビュー作になります。

 

ジャスティン・ハインズ自身は、1963年から活動しており”Carry Go Bring Come”という曲でデビューしています。

 

その”Carry Go Bring Come”の再録バージョンが本作にも収録されています。

 

ちなみにこの曲は、UKスカ・バンドのザ・セレクター(The Selecter)が1980年にリリースしたデビュー・アルバム『Too Much Pressure』で取り上げていました。

 

この曲以外にも”Natty Take Over”や”Fire”といったキャッチーな歌メロを持った曲が多数収録されています。

 

本作『Jezebel』には聴きやすいキャッチーな曲が多数収録されており、レゲエ初心者さんにおすすめしたいアルバムです。

 

「アイランド・レゲエの最高作を争う候補」と評される外れ曲なしの名盤です。

 

ちなみに本作にもチナ・スミスがリード・ギターで参加しています。

 

14.Max Romeo – 『War Ina Babylon』

マックス・ロメオは、1944年生まれのジャマイカの歌手です。

 

本作『War Ina Babylon』は、1976年にリリースされた通算4作目のアルバムです。

 

リー・”スクラッチ”・ペリーのハウスバンド「ジ・アップセッターズ (The Upsetters) 」がバックを固めています。

 

とうことは、この時期のジ・アップセッターズに名を連ねていたチナ・スミスがギターを弾いています。

 

1969年のデビュー作『A Dream』に収録されていた”Wet Dream”がセクシャルな歌詞を持っていたため大スキャンダル隣、ジャマイカでは放送禁止の曲となったため、マックス・ロメオには長らくスラックネス(下ネタ・シンガー)のイメージが付きまとっていました。

 

そのイメージに悩まされたマックス・ロメオでしたが、今度は1971年にリリースした2作目のアルバム『Let the Power Fall』のタイトル・トラック”Let the Power Fall”が、意図せずジャマイカの民主社会主義政党「人民国家党」の選挙キャンペーン曲として使われたりもしました。

 

そんなマックス・ロメオが本作ではコンシャス(conscious=社会に意識を向けた真面目)な歌を歌うシンガーとしての新たなイメージを獲得しています。

 

ボブ・マーリーのようなポップス・ファンでも聴きやすいキャッチーさこそないものの、本格的なレゲエといった点では負けず劣らずの名作です。

 

15.The Mighty Diamonds – 『Right Time』

マイティ・ダイアモンズは、リード・ボーカルのドナルド ・”タビー”・ ショウがロイド ・”ジャッジ”・ ファーガソンとフィッツロイ・ “バニー”・ シンプソンの2人をバック・ボーカルに率いれたボーカル・グループです。

 

本作『Right Time』は、1976年にリリースされたデビュー作で、ルーツ・レゲエを代表する名盤でもあります。

 

名リズム・セクションのスライ&ロビーをバックに3人のハーモニーがルーツ・レゲエを世界に発信します。

 

先にご紹介していたカルチャーやグラディエイターズにヘプトーンズ等と並んで押さえておきたいレゲエ・グループの1つです。

 

16.Pablo Moses – 『A Song』

パブロ・モーゼスは、1948年生まれのジャマイカの歌手です。

 

1980年にリリースされた『A Song』は、2作目のアルバムです。

 

本作にはラスタファリズム(ジャー=神を拝める宗教的思想運動)のメッセージを込めた楽曲が収録されています。

 

そういった思想に関しては僕も詳しくはないのですが、パブロ・モーゼスのささやくような優しい歌声は、クセのあるシンガーが多いレゲエの世界に合って、「心の緩和剤」のような聴き方が出来るシンガーです。

 

ゆったりとレゲエを聴きたい時に適したアルバムです。

 

17.Peter Tosh – 『Equal Rights』

ピーター・トッシュは、ボブ・マーリーやバニー・ウェイラーと共にウェイラーズの一員だったシンガーにしてギタリストでもあります。

 

本作『Equal Rights』(邦題:『平等の権利』)は、1977年にリリースされた2作目のアルバムです。

 

前作『Legalize It』(邦題:『解禁せよ』)よりも楽曲の質も上がり、またピーター・トッシュ自身が弾くリズム・ギターにもキレがあります。

 

ボブ・マーリーと共作したレゲエ界を代表する名曲”Get Up, Stand Up”を1曲目で取り上げており、まさに社会派の意味を含ませたアルバム・タイトル『平等の権利』に相応しいスタートです。

 

ちなみにこの曲でリード・ギターを弾いているのは、ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズのメンバーだったアル・アンダーソンです。

 

アル・アンダーソンは、”Stepping Razor”と”Jah Guide”でもリード・ギターを担当しています。

 

また本作にはバッキング・ボーカルにバニー・ウェイラーも参加しており、リズム・セクションにはスライ&ロビーを起用しています。(2曲のみザ・ウェイラーズのドラム、カールトン・バレットが参加)

 

ボブ・マーリーやバニー・ウェイラーと比べるとボーカルに弱さが感じられますが、しかし同じウェイラーズの一員だったためか楽曲はどれもキャッチーで聴きやすいアルバムに仕上がっています。

 

18.Soul Syndicate – 『Was Is & Always』

個人的にボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズの次に好きなレゲエ・バンドがこのソウル・シンジケートです。

 

ソウル・シンジケートは、先ほどから何度も名前が登場していたアール・”チナ”・スミスが所属するバンドです。

 

チナ・スミスを以外に、ドラムのカールトン・”サンタ”・デイヴィスと創始者にあたるベーシストのジョージ・”フリー”・フルウッド、リズム・ギターのアルバート・ヴァレンタイン・”トニー”・チン、そしてキーボードのバーナード・”トゥーター”・ハーベイがコアのメンバーです。

 

後にキーボードのキース・スターリングや、ドラムのリロイ・”ホースマウス”・ウォレスにギターのクレオン・ダグラス等のメンバーもバックアップ・メンバーとして参加していることもあります。

 

『Was Is & Always』は、1980年にリリースされたソウル・シンジケート単独名義では2作目となるアルバムです。

 

1作目と2作目の間にキース・ハドソンやアール・ゼロとの共演作が制作されています。

 

本作収録の”Tonight”や”There’s A Fire”に”That’s Life”といった曲の歌メロは、かなりキャッチーなのでポップスやロックがお好きな方でもスンナリ聴くことが出来ます。

 

また本作には印象に残るインスト曲も2曲収録されています。

 

まず1つ目は、ジャマイカが生んだ伝説のスカバンド、スカタライツ(Skatalites)の名曲”Guns Of Navarone”のカバーです。

 

さすがにオリジナルのスカタライツのゴージャスなホーン隊には劣りますが…こちらのソウル・シンジゲートのカヴァーも素晴らしい出来です。

 

チナ・スミスのちょっとしたロック風味のギターソロがかっこいいです♪

 

2つ目は、ジャズ・ピアニストのデイヴ・ブルーベックの1959年の名盤『Time Out』が初出の”Take Five”の変名カヴァー”The Soviets Are Coming”です。

 

今やジャズのスタンダードとなったこの曲は、当時デイヴ・ブルーベックのカルテットでサックスを担当していたポール・デスモンドが書いたワルツ調の名曲です。

 

この曲のレゲエ・バージョンは、先にリコ・ロドリゲスが19756年にリリースした名盤『Man From Wareika』にて取り上げていました。

 

しかしソウル・シンジケートが参考にしたのはリコのそのバージョンではなく、ジャマイカのサックス奏者のヴァル・ベネット(Val Bennett)が1968年に”The Russians Are Coming”のタイトルでカヴァーしたバージョンです。

 

ロックステディの時代にカヴァーされたこの”The Russians Are Coming”は、後に誕生するルーツ・レゲエの定番とも言えるリズム「ファウンデーション・リディム」の1つの完成形とも言えるクオリティーの高いものです。

 

余裕がありましたらぜひヴァル・ベネットの”The Russians Are Coming”も聴いてみて下さい♪

 

少しややこしいのですが、デイヴ・ブルーベックの”Take Five”をヴァル・ベネットが”The Russians Are Coming”に変えて、更にソウル・シンジゲートが”The Soviets Are Coming”変えたということです。

 

…ついつい好きなアルバムなのでご紹介が長くなってしまいましたが、(しかもインスト曲の説明が…)ソウル・シンジゲートのアルバム『Was Is & Always』は、キャッチーな歌もの曲も多数収録された名作です!

 

19.Toots & The Maytals – 『Funky Kingston』

先ほどもジミー・クリフのご紹介の時に名前が出ていましたトゥーツ・アンド・ザ・メイタルズも、レゲエを知る上で必ず聴いておきたいグループです。

 

フレデリック・”トゥーツ”・ヒバートを中心にヘンリー・”ラレー”・ゴードンとナサニエル・”ジェリー”・マティアスの3人で結成されたボーカル・グループです。

 

本作『Funky Kingston』は1973年にリリースされたアルバムです。

 

1973年にリリースされたのはUK盤で、後に収録曲を変えたUS盤が1975年にリリースされています。

 

このUS盤には、先にジミー・クリフのご紹介の時におすすめしていたサントラ盤『The Harder They Come』にも収録されていた名曲”Pressure Drop”が追加で収録されています。

 

基本的に現在CDで出回っているのは、こちらのUS盤の方になります。

 

なのでCDで購入するとおそらく”Pressure Drop”は収録されていると思います。

 

ちなみに本作に収録されている”Louie Louie”は、リチャード・ベリーがオリジナルで、後にガレージ・ロック・バンドのザ・キングズメンが歌い有名になったロックンロールの名曲のカヴァーです。

 

この曲は後にキンクスやモーターヘッドに、ハードコア・パンク・バンドのブラック・フラッグまでもがカヴァーした曲なのです。

 

もちろんトゥーツ・アンド・ザ・メイタルズはレゲエ・アレンジでカヴァーしています。

 

UK盤の方にはアイク&ティナ・ターナーの”I Can’t Believe”のカヴァーが収録されていますが、US盤ではその曲の代わりにジョン・デンヴァーでお馴染みのカントリーの名曲”Country Road”が収録されています。

 

“Country Road”のレゲエ・アレンジはなかなかの出来です。

 

ベスト・トラックは、やはりタイトル・トラックの”Funky Kingston”です。

 

曲名通りにファンキーなレゲエ曲で、トゥーツ・アンド・ザ・メイタルズの代表曲と呼ぶに相応しい名曲です。

 

トゥーツ・ヒバートは残念ながらコロナウイルスの合併症が原因で2020年に亡くなりましたが、本作『Funky Kingston』はレゲエ入門に最適なアルバムです。

 

20.The Twinkle Brothers – 『Praise Jah』

トゥインクル・ブラザーズは、1962年にドラムを担当するノーマン・グラントとリズム・ギターを担当するラルストン・グラントのグラント兄弟によって結成されたグループです。

 

本作『Praise Jah』は、1979年にリリースされた3作目のアルバムです。

 

ノーマン・グラントがドラムを叩きながらメイン・ボーカルも務めています。(後にボーカルに専任)

 

80年代からはイギリスに拠点を移しニュー・ルーツの分野でも活躍することになりますが、本作では本格的なルーツ・レゲエ曲ばかりが収録されています。

 

ノーマン・グラントの歌声もキャッチーで聴きやすい部類なので、レゲエ初心者さんでも安心して聴けるアルバムです。

 

 

 

 

以上、【にわかでもいいじゃん!レゲエ初心者さんにおすすめしたい歌もの曲が詰まったアルバム20選】でした。

 

【にわかでもいいじゃん!シリーズ】第3回目は、ルーツ・レゲエのおすすめアルバムのご紹介でした。

 

ぜひこれからレゲエを本格的に聴いてみたいと考えている方は、今回のこのブログ記事でご紹介した20作品から聴き始めてみて下さい。

 

聴き始める順番はお好きな順番で構いませんが、出来れば…ベタだけどボブ・マーリーから始めるのが良いかと僕は思います。

 

オマケ?レゲエを聴き始めたきっかけ

よく考えたら、今回初めてこのブログでレゲエについて本格的にご紹介した記事を書きました。

 

それまで書いていなかったのは…単にジャズやブルースについて書きたいことが山ほど合ったからついつい後回しにしていたからなんです。

 

これを書いている僕自身は、レゲエに関してはロックやジャズにブルース等の音楽にハマった後になって聴くようになりました。

 

それまでにエリック・クラプトンの”I Shot The Sheriff”のカヴァーやザ・クラッシュの”Police and The Thief”のカヴァー、そしてザ・ポリスの”Walking On The Moon”や”Can’t Stand Losing You”といった曲を聴いて、なんとなくレゲエというジャンルがあることを知っている程度でした。

 

それがたまたまその当時、深夜にTV放送されていた米ドラマ『たどりつけばアラスカ』(原題:Northern Exposure)で使われていたジョニー・ナッシュのカヴァー・バージョンの”Stir It Up”を聴いて感動したのが始まりでした。

 

このジョニー・ナッシュのカヴァー・バージョンは、2つ目のサントラ盤『More Music From Northern Exposure』に収録されています。

 

ジョニー・ナッシュの”Stir It Up”を聴いて、この曲のタイトルだけメモしていたのですが、(まだスマホがない時代です。)その当時は誰の曲だったかすぐに忘れてしまいました。

 

それから2001年にリリースされたボブ・マーリーの当時の最新ベスト・アルバム『One Love: The Very Best of Bob Marley & The Wailers』のジャケットのアート・ワークが気に入り、購入を考えていました。

 

収録曲を見てみると…クラプトンが歌っていた”I Shot the Sheriff”にU2のブートレッグのライヴ盤で聴いたことがあった”Get Up, Stand Up”に…そして”Stir It Up”が収録されていることに気付きました!

 

“Stir It Up”の曲名を見つけて「このベスト盤はすぐに購入しなければ!」と思いました。

 

さっそくこのベスト盤を購入して1曲目に収録されている”Stir It Up”を聴いて、原曲の方がもっとゆったりとした曲調なのでジョニー・ナッシュのカヴァーよりも気に入りました。

 

このベスト盤がきっかけでレゲエを聴くようになりました。

 

なので、ロックやジャズにブルース等と比べると聴いている年月は浅いのですが、それでもすでに23年はレゲエを聴いていることになります。

 

その間にここでご紹介した20アーティスト以外にも様々なアーティストを聴いてきました。

 

なので、レゲエについてのご紹介は今回だけではなく第2弾も書く予定です。

 

そういうわけで、今回このブログ記事を気に入っていただけましたらぜひまたこのブログを読みに来ていただけたら嬉しいです。

 

第2弾も今現在なんとな~く構想は練っていますので、なるべく早めに書けたるように頑張ります。

 

それでは今後もこのブログをよろしくお願いします。

 

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続編のお知らせ

2024年8月10日に本ブログ記事の続編となる第2弾を書きました。

 

ぜひ下記リンク先より読んでみて下さい。

 

さらにレゲエにハマる!レゲエ入門後に聴きたい歌もの曲中心のおすすめアルバム20選

それでは今後もちょくちょくレゲエについてのブログ記事を増やしていきたいと思います。

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