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カテゴリー:Music

2023/04/29

モダン・ブルースの王者マジック・サムのおすすめアルバムをまとめてご紹介!

バディ・ガイやオーティス・ラッシュと並んで【シカゴ・ブルース・ギタリスト御三家】とも称された天才ブルース・ギタリスト、マジック・サムのおすすめアルバムをまとめてご紹介したブログ記事のタイトル画像です。

バディ・ガイやオーティス・ラッシュと並んで【シカゴ・ブルース・ギタリスト御三家】とも称された天才ブルース・ギタリスト、マジック・サムのおすすめアルバムをまとめてご紹介します。

モダン・ブルースの王者が残した伝説を聴こう♪

以前このブログでバディ・ガイやオーティス・ラッシュと並んで【シカゴ・ブルース・ギタリスト御三家】の1人としてマジック・サムの作品をご紹介していたことがありました。

 

↓↓↓↓【シカゴ・ブルース・ギタリスト御三家】をご紹介していたブログ記事はこちら↓↓↓↓
【シカゴ・ブルース・ギタリスト御三家!】バディ・ガイとオーティス・ラッシュとマジック・サムおすすめの発掘ライヴ音源3選!

 

今回はそんなマジック・サムのおすすめアルバムをまとめてご紹介します。

 

 

モダン・ブルースの王者マジック・サムののおすすめのオリジナル・アルバムをご紹介!

Magic Sam’s Blues Band – 『West Side Soul』

マジック・サムのアルバムでまず最初に聴くべきは、1968年にリリースされたスタジオ盤の一作目『West Side Soul』です。

 

マジック・サムは1957年からブルースマンとして活動を開始していたのですが、その間に兵役に就いていたり、また脱走罪で刑務所に服役していたり…と順風満帆とはいきませんでした。

 

その後、数枚のシングル盤をリリースするも、上手くいかず一時期音楽の世界から遠のいていたこともあります。

 

活動を開始した1957年から10年が経った1967年になってようやく初のスタジオ・アルバムを制作する機会を得ます。

 

その時に録音されたのがこの『West Side Soul』です。

 

ちなみに本作のオリジナルLP盤ではサイケデリックに加工したサムの写真が使われていたこともありました。

さて、アルバムの内容は、1曲目の”That’s All I Need”がいきなりR&Bな曲調で驚きますが…それ以外は「シカゴ・モダン・ブルースのお手本」のようなブルースの曲が収録されています。

 

20年近く前、まだ若かった頃の僕はこの”That’s All I Need”がどうしても好きになれませんでした。

 

濃いブルースを求めて購入したのに、なんだか軽いノリのR&B曲が収録されていて…いつも2曲目から聴いていました。

 

しかしある日、スキップするのを忘れて1曲目から聴いてみたら…「そんなに悪くない曲だな。これはこれでありかも!」と思いました。

 

それからはこの”That’s All I Need”も好きになり、最初から通してアルバムを聴くようになりました。

 

本作はマジック・サムのオリジナル曲よりもカバー曲の方が多く収録されているのですが、それなのにすべての曲が「マジック・サム印」になっているのが驚きです。

 

マジック・サムの特徴的なハイトーン・ボイスと、B.B.キングというよりもバディ・ガイに近い痙攣するようなビブラートを多用したチョー^キング、そして「ピシャン!ピシャン!」と鳴るフェンダー・アンプのスプリング・リバーブの音…これら全てが「マジック・サム印」です!

 

2曲目B.B.キングの “I Need You So Bad”は、イントロからそのままB.B.の手法を取り入れています。

 

しかしギターの鋭さはサムの方が上です!

 

3曲目”I Feel So Good (I Wanna Boogie)”は、ジョン・リー・フッカー風のブギ曲ですが、これはサムのオリジナル曲です。

 

そして4曲目の”All Of Your Love”は、サムの代表曲の1つです。

 

本作リリース前にもコブラ・レコードからこの曲のシングル盤をリリースしていたのですが、こちらは再録バージョンになります。

 

伸びやかなサムのボーカルが心に染みる名曲です♪

 

“I Don’t Want No Woman”は、ボビー・”ブルー”・ブランドが歌った曲のカバーです。

 

この曲はピーコック・レコードの創設者ドン・ロベイが書いた曲です。

 

ボビー・ブランドのバージョンよりも更にシャープな演奏が魅力です!

 

サムもボビー・ブランドに負けず劣らず歌唱力がありますからね。

 

そして本作で最も重要な曲が次の”Sweet Home Chicago”です。

 

この曲の作者は伝説のブルースマンのロバート・ジョンソンなのですが、本作で聴けるブルーム調のアレンジを有名にしたのはマジック・サムのこのバージョンです。

 

ちなみにブルーム調とは、イントロで聴ける3連符の「ダダダ!ダダダ!ダダダ!」と突っ込んだギターの弾き方です。

 

もともとはエルモア・ジェームズが得意といていたフレージングで、彼の代表曲”Dust My Broom”(←これまたオリジナルはロバート・ジョンソン)の曲名から「ブルーム調」と呼ばれるようになりました。

 

後に映画『ブルース・ブラザーズ』でも有名になりましたが、今ではこの「ブルーム調」の”Sweet Home Chicago”は、ブルース系のセッションに行ったら定番のように演奏される曲となりました。

そういう僕も毎回この曲をセッションで弾くのが好きなんですがね♪

 

その次の渋いブルース曲”I Found A New Love”は、リトル・ミルトンのカバーです。

 

リトル・ミルトンは、あまりにも歌が上手すぎてブルース・シンガー選任だと思われがちですが、実はB.B.キングもビックリなぐらいのギターの名手でもあります!

 

そういった「歌も上手いけれどもギターはそれ以上に最高!」なところは、マジック・サムも同じですね。

 

次の”Every Night And Every Day”は、ブルース・シンガーでありピアニストでもあったジミー・マクラクランのカバー曲です。

 

何度も登場するサムのむせび泣くかのようなギターのチョーキングが最高です!

 

“Lookin’ Good (Instrumental)”は、サムのオリジナルのインスト曲です。

 

「ピシャン!ピシャン!」と深いスプリング・リバーブを掛けたギターのブラッシング音で始まる”My Love Will Never Die”は、ブルース・ベーシストでコンポーザーでもあったウィリー・ディクソンが書いた濃いマイナー・スロー・ブルースです。

 

オーティス・ラッシュも取り上げていた、ヘヴィー級のブルースですね!

 

そしてアルバム最後は、独特なファルセット・ボイスが特徴的だったJ.B.ルノアの代表曲”Mama, Mama – Talk To Your Daughter”のカバーです。

 

この曲は後にジョニー・ウィンターやロベン・フォードが取り上げていたので、ブルース・ロックの世界でも有名な曲ですが、マジック・サムはもっと早い段階で取り上げていました。

 

全11曲中、マジック・サムの自作曲はたったの4曲なのですが…それでいてこの個性です!

 

捨て曲や中だるみ一切なしの「シカゴ・ブルースの教科書(基礎編)」といったブルース好きなら絶対に聴いておきたい名盤です!

 

「ブルースに興味はあるんだけれども、まずは何から聞いたらいいんだろう?」といった初心者さん、そういった方のためにこのブログはアルバムご紹介記事を書いております。

 

初心者だからといって「知らなかったこと」を恥ずかしく思わないでください。

 

僕も20年前は何から聞いたら良いのかわからなかった初心者でした。

 

そういった自分の過去の迷いもあって、こういったおすすめアルバムをご紹介するブログを書くようになりました。

 

知らなかったことは恥ずかしいことではございません。

 

知ろうとしないことの方が遙かに恥ずかしいことです。

 

「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」とは、僕が幼い頃に父から教わった好きな諺の1つです。

 

たまたま僕の方が先に知っていたってだけで、別に今から知れば良いことです。

 

ですから、何かのご縁で僕のこのブログを読んで下さったのなら、ぜひともこの『West Side Soul』を聴いてみて下さい!

 

これこそがブルースです!

 

Magic Sam’s Blues Band – 『Black Magic』

1stよりもちょっぴりソウル・ミュージック色が濃くなった2ndアルバムの『Black Magic』です。

 

しかしそれが良い方向に作用しています。

 

本作は1968年に録音された10曲のスタジオ録音が収録されています。

 

サムが亡くなる1ヶ月前にリリースされました。

 

残念なことにマジック・サムは、1969年の12月1日に突然の心臓発作により32歳の若さで急死してしまいました。

 

このアルバムをリリースした後には、アルバート・キングも所属していたソウルの名門レーベルのスタックス・レコードからも契約の声が掛かっていたというのに、非常に残念なこととなりました。

 

もしサムが長生きしていたとしたら、本作をもっとファンキーにした飛びっきりのゴキゲンなブルースを聴くことが出来たのかも知れません。

 

前作に引き続き、本作もカバー曲がほとんどです。

 

マジック・サムの自作曲は、”What Have I Done Wrong”と”Easy, Baby”と”You Belong To Me”の3曲のみとなります。

 

1曲目”I Just Want A Little Bit”のオリジナルは、ロスコー・ゴードンが書いたゴキゲンなナンバーです。

 

更にモダンに、更にシャープにサムはアレンジしています。

 

3曲目の自作曲”Easy, Baby”と同じようなイントロを弾いていますが、”It’s All Your Fault”はローウェル・フルソンのカバー曲です。

 

このイントロのフレーズは、元はフルソンのオリジナルでホーン隊がゆったりと吹いていたメロディーでした。

 

それをサムがギターで弾くと、こんなにも渋くなっちゃいました!

 

“I Have The Same Old Blues”は、これまたリトル・ミルトンのカバー曲です。

 

どころなくミルトンの歌い方を意識している!?

 

“You Don’t Love Me, Baby”は、後にオールマン・ブラザーズ・バンドもカバーしていたウィリー・コブスの曲です。

 

この曲は、ジュニア・ウェルズが先に1965年に『Hoodoo Man Blues』で取り上げていました。

あのアルバムではバディ・ガイが切れ味抜群のギターを弾いていたのですが、マジック・サムのこのバージョンも負けず劣らずの出来です!

 

むしろサムのバージョンの方が、よりモダンなアレンジが施されています。

 

“San-Ho-Zay”は、フレディ・キングお得意のインスト曲のカバーです。

 

フレディ・キングのハム・バッキング搭載のギターによる太い音に対して、マジック・サムのシングル・コイルのギターで弾いたシャープな音はよりモダンに感じられます。

 

“Stop! You’re Hurting Me”は、アンドリュー・ブラウンが書いたといわれている曲です。

 

アンドリュー・ブラウンは、デルタ・ブルースの伝説ブッバ・ブラウンの甥にあたる人物です。

 

以前このブログでもご紹介していたことがあったメル・ブラウンの従兄弟にあたります。

 

↓↓↓↓メル・ブラウンのブログ記事はこちら↓↓↓↓
ブルース・ギタリスト、メル・ブラウンのデビュー作『Chicken Fat』は、インスト・ソウルの名作♪

 

そして最後の曲”Keep Loving Me Baby”は、オーティス・ラッシュの曲です。

 

『West Side Soul』と比べると、ちょっとだけブルース味が薄まった気もしますが、これはこれで出来の良いアルバムです!

 

 

ちなみに8曲も未発表テイクが追加収録されたデラックス・エディション盤が2015年にリリースされました。

 

Magic Sam – 『Magic Sam Live』

1981年にリリースされた2枚組のライヴ盤『Magic Sam Live』です。

 

音質は…良くないです。

 

質の悪いブート・レベルです。

 

しかし内容は最高です!

 

熱すぎます!

 

こんなに熱いブルースのライヴ音源は他にないんじゃないだろうか?と思える程の熱量です。

 

ディスク-1には、1963年と1964年にシカゴのアレックス・クラブで録音されたライヴ音源です。

 

ディスク-2は、1969年に初の大規模野外ブルース・コンサートとして行われたアン・アーバー・ブルース・フェスティヴァルの音源が収録されています。

 

特にこのディスク-2の音源は最高です!

 

失礼ながら…こんな凄まじいライヴをやっていたから心臓に負担が掛かってしまったんじゃないかな?と心配になってしまう程のテンションの高さです。

 

特に”Sweet Home Chicago”は強烈です!

 

この凄まじい演奏を前にすると、パンク・ロックやヘヴィ・メタルが尻尾を巻いて逃げ出すんじゃないかと思える激しさです!

 

これがルーツ音楽のスゴ味です!

 

この日のサムはボーカルも野性味むき出しで強烈なのですが、それ以上にギターがキレッキレです!

 

それはインスト曲の”I Feel So Good (I Wanna Boogie)”と”Looking Good”の2曲で味わうことができます。

 

この恐ろしい程のリズム感!

 

ファンク・ミュージックが涙目でこちらを見ています。

 

これがルーツ音楽の本気です!

 

ブルース以外はみんなその子供なんです!

 

あぁ…音質さえ良ければ…

 

いや、違う!

 

これだからいいんですよ!これが!

 

この音質の方が生々しい!

 

最初に聴く際は音の悪さに耐えがたいかも知れませんが、我慢して何度か聴き直してみて下さい。

 

いずれ慣れる…かも!?

 

とにかく演奏は凄まじいです!

 

Magic Sam – 『Rockin’ Wild in Chicago』

2002年に突如リリースされた発掘ライヴ音源集『Rockin’ Wild in Chicago』です。

 

相変わらず音が悪いのは我慢するしかないです。

 

しかし1曲目のフレディ・キングのインスト・カバー曲”Tremble”からマジック・サムの恐ろしい程のテンションの高いライヴ演奏が始まります!

 

この凄まじいパワーはどこから湧き出てくるのでしょうか!?

 

『Magic Sam Live』には収録されていなかったブルース・スタンダードのマディ・ウォーターズの”Got My Mojo Working”やフレディ・キングの”Tore Down”が収録されているのも目玉です。

 

他にもボビー・”ブルー”・ブランドの”Further on Up the Road”もカバーしています。

 

後にエリック・クラプトンが好んでカバーしたあの曲です。

 

毎回毎回マジック・サムのライヴ盤は音質が悪いのが我慢のしどころなのですが、「ブルースの真髄はライヴにあり!」といった凄まじい演奏の熱さを感じることが出来る内容です。

 

Magic Sam – 『Raw Blues: Magic Sam Live 1969』

以前このブログでもご紹介していた2012年にリリースされた『ロウ・ブルース!未発表ライヴ1969』という邦題が付けられたライヴ盤『Raw Blues: Magic Sam Live 1969』です。

 

ミニ・ポスターも封入されていたマジック・サム・ファン必携のアイテムです!

 

マジック・サムのライヴ盤にしては、音質もそこそこ悪くない方です。

 

他のライヴ盤に収録されていなかった”Mama, Talk to Your Daughter”や”That’s All I Need”を演奏しているのが目玉です。

 

また、これまでに”San-Ho-Zay”や”Tremble”といったフレディ・キングのインスト曲を取り上げていたマジック・サムでしたが、本作では王道の”Hide Away”を演奏しています。

 

残念ながら”Sweet Home Chicago”は、アン・アーバー・ブルース・フェスティヴァルでの凄まじいパフォーマンスには一歩及ばず…といった出来です。

 

まずは『Magic Sam Live』を聴いてから本作を聴きましょう。

 

Magic Sam – 『Live at the Avant Garde』

2013年にリリースされた発掘ライヴ・アルバムの『Live at the Avant Garde』です。

 

邦題は『驚愕の発掘ライヴ1968 ~ ライヴ・アット・アヴァン・ギャルド』と付けられていました。

 

何が驚愕かっていうと、珍しく音質が良好な点です。

 

本作はジェイムズ・オーシャンという当時18歳だった少年が個人録音した音源を元に制作されています。

 

しかしせっかく音質が良いのに、演奏の方はいまいちパワー不足です…。

 

先にご紹介していたライヴ3作品と比べると、一番テンションの低い演奏です。

 

実は僕は本作がそこまで好きではなく、あまり聴くことはありません。

 

ただ、音質が良いので「聴きやすさ」といった点ではおすすめのライヴ盤だと言えます。

 

この音質でアン・アーバー・ブルース・フェスティヴァルのライヴ音源が残されていたら…ブルースの歴史が少し変わっていたかも!?

 

少なくともマジック・サムのライヴを多くの人が耳にする機会は増えていたことでしょう。

 

Magic Sam & Shakey Jake -『Magic Touch (Live At Sylvio’s 1968)』

1983年にリリースされたハーモニカ奏者のシェイキー・ジェイクと共演したライヴ盤『Magic Touch』です。

 

1968年にシカゴの「シルヴィオズ」で行われたライヴを収録しています。

 

音質も悪くないです。

 

オリジナル盤は14曲入りでしたが、2013年のリイシューの際に貴重なインタビュー音源を含む3曲が追加収録されました。

 

“Mama, Mama – Talk To Your Daughter”と並ぶJ.B.ルノアのもう1つの代表曲”I’ve Been Down So Long”を演奏しているのが目玉です。

 

どこかアット・ホームなリラックスした演奏が聴けるのも魅力のライヴ盤です。

 

Magic Sam & Shakey Jake -『Out of Bad Luck: The Cobra, Chief & Crash Sessions, 1957-1966』

1stアルバムの『West Side Soul』に収録されていた”All of Your Love”の初期バージョンも収録された企画盤『Out of Bad Luck: The Cobra, Chief & Crash Sessions, 1957-1966』です。

 

ブルースマンとしてデビューした1957年から『West Side Soul』がリリースされる1年前の1966年までにマジック・サムがリリースした全シングル音源に、マジック・サムの最高傑作と名高い”Out of Bad Luck”と”She Belongs to Me”のレアなセッション・テープも収録したお腹いっぱいになるアルバムです。

 

“Out of Bad Luck”でマジック・サムのギターの音が揺れているのは、フェンダーのアンプに搭載されていたトレモロというエフェクターの効果です。

 

フェンダーのギター・アンプは、リバーブやトレモロといったエフェクターを搭載していて当時としては画期的でした。

 

こういったリバーブやトレモロを積極的に自身のギターの音色として取り入れていたのがマジック・サムでした。

 

企画盤なのでアルバムを通しての音質や曲の統一感はありませんが、マジック・サムという才能あるブルースマンを知る上で欠かせない作品だと言えます。

 

 

 

以上、【モダン・ブルースの王者マジック・サムのおすすめアルバムをまとめてご紹介!】でした。

 

僕は数いるブルース・ギタリストの中でもB.B.キングと並んで、このマジック・サムが好きです。

 

独創的なマジック・サムのギター演奏は他のブルース・ギタリストとは一線を画するものです。

 

このブログを読んで今回初めてマジック・サムを知ったという方は、ぜひマジック・サムの作品を聴いてみて下さい。

 

ブルース初心者さんは、まずは『West Side Soul』から聴き始めてみてはいかがでしょうか?

 

ちなみにマジック・サムの動く映像は『アメリカン・フォーク・ブルース・フェスティヴァル 1962-1966 Vol.2』で観ることが出来ます。

 

代表曲の”All of Your Love”と”Magic Sam’s Boogie”を演奏しています。

 

なぜかアール・フッカーのステッカーが貼られたギターを使っているのですが、これはヨーロッパに行く際に自身のギターの持ち込みに失敗したマジック・サムがアール・フッカーのギターを借りて演奏していたからでした。

 

まぁそんなエピソードもありつつ、動くマジック・サムの姿をぜひ観てみて下さい。

 
 

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