カテゴリー:Music

2021/02/20

レオン・スペンサーおすすめのジャズファンク盤『Bad Walking Woman』を聴こう♪

オルガン奏者レオン・スペンサーが1972年に制作したおすすめのジャズファンク盤『Bad Walking Woman』をご紹介したブログ記事のタイトル画像です。

Jazz Funkおすすめの名盤探訪シリーズ!

もう2年以上前の話になるのですが…以前ご紹介してましたテキサス州出身のオルガン奏者レオン・スペンサーの記事の引き続きを今回は書きたいと思います。

 

どことなくクールなジャズファンク盤レオン・スペンサーの『ルイジアナ・スリム』を聴こう♪

それは1971年にリリースされた『Louisiana Slim』次のアルバムになります。

 

 

Leon Spencer – 『Bad Walking Woman』

01.Hip Shaker
02.Down On Dowling Street
03.In Search Of Love
04.If You Were Me And Were You
05.Bad Walking Woman
06.When My Love Has Gone
07.When Dreams Start To Fade

アルバムの内容

本作は、オルガン奏者レオン・スペンサーにとって3作目となるアルバムです。

 

7曲の収録曲は、全て1972年に録音されたものですが、2回のセッションにわけて録られています。

 

まず1972年2月22日に収録された方のメンバーは下記の通りです。

 

ヴァージル・ジョーンズ (tp) on #5
ソニー・フォーチュン (as) on #5
デイヴハバード (ts) on #1, #5
メルヴィン・スパークス (g)
アイドリス・ムハマッド (ds)
バディ・コールドウェル (cga) on #5

 

もちろん上記メンバーではオルガン系ジャズファンクではお馴染みのメルヴィン・スパークスとアイドリス・ムハマッドの参加が聴き所なのですが…

 

注目したいのは5曲目だけに参加したメンバーです。

 

トランペット奏者のヴァージル・ジョーンズは、ルー・ドナルドソンの作品などにも参加していた他のジャズファンク盤でもよく参加しているプレイヤーです。

 

またアルトサックスには、後にマイルス・デイヴィスのエレクトリック・バンドにも参加することになるソニー・フォーチュンが参加しています。

 

この5曲目の”Bad Walking Woman”は、本作のアルバム・タイトルにもなっているレオン・スペンサーのオリジナル曲です。

 

それだけあってか、一番の目玉となる楽曲でもあります。

 

曲調としては、メルヴィン弾くファンキーなリフをバックにホーン隊がゆる~くテーマをユニゾンで吹くジャズファンク曲です。

 

テーマが終わるとまずは、ソニー・フォーチュンのソロが始まります。

 

マイルス・バンドにいた頃のソニー・フォーチュンは、他のメンバーと比べると力量不足にも感じられたのですが…こちらの作品ではファンキーなサックスソロを披露してくれています。

 

それも仕方ないですよね…だってあのアガパン時代の最強の面子ではソニー・フォーチュンだけが浮いてしまいます。

 

マイルスだけでなくピート・コージーともソロイストとして張り合わなければいけなかったんですから、よっぽどの天才ミュージシャン出ない限り太刀打ちは出来ないと思います。

 

それこそウェイン・ショーター・レベルの天才じゃないと無理でしょうね…。

 

それはそうとして、本作ではソニー・フォーチュンのソロはひとつの聴き所だと言えます。

 

アルトソロが終わると、ヴァージル・ジョーンズのトランペットソロが続きます。

 

ドナルド・バードのようなソロを吹き終わると、本作のリーダーでもあるレオン・スペンサーのオルガンソロが続きます。

 

オルガンのソロになると、バックのメルヴィンのギターが少し音量が上がっています。

 

そして最後に後テーマに戻って曲は終わりを迎えます。

 

このメンバーで収録されたのは、他にも1曲目の勢いあるジャズファンク曲の”Hip Shaker”と、2曲目の渋いジャズブルース曲”Down On Dowling Street”の2曲があります。

 

どちらもレオン・スペンサーのオリジナル曲です。

 

“Hip Shaker”の方は、デイヴ・ハバードのテナーサックスをフィーチャーしたジャズファンク曲ですが、メルヴィン・スパークスのギターソロがありません。

 

しかし2曲目の渋い”Down On Dowling Street”の方では、デイヴ・ハバード抜きのトリオ編成で演奏しているためメルヴィン・スパークスもギターソロを弾いています。

 

ここでメルヴィン・スパークスは、まるでブルースプレイヤーにでもなったかのような渋いソロを弾いています。

 

B.B.キングからも大きな影響を受けたと語っていたメルヴィンなのですが、まるでウェイン・ベネットやマット・マーフィーのような職人系のブルージーなソロを披露しています。

 

このギターソロも聴き所なのですが、その後続くレオン・スペンサーのオルガンソロも熱いです!

 

まるでキース・ジャレットのように「ア~~ア~~♪ウ~~ウ~~♪」と奇声を発しながら鍵盤が溶けるんじゃないだと老化?というほどにオルガンを弾きまくっています。

 

しかし本作の聴き所はこの3曲だけではありません!

 

残りの4曲には、フルート奏者としてヒューバート・ロウズが加わり、ギタリストにセッションプレイヤーで有名なジョー・ベックが参加しています。

 

ビリー・ヴァー・プランクによるストリングスのアレンジが優雅な雰囲気を演出する3曲目”In Search Of Love”もレオン・スペンサーのオリジナル曲です。

 

ジョー・ベックの弾くアコギの音色に、ヒューバート・ロウズの優しい音色のフルートがとても落ち着きます。

 

4曲目”If You Were Me And Were You”も優雅なストリングスに乗せレオン・スペンサーがオルガンを弾きまくります!

 

しかし”Down On Dowling Street”の時のような、熱く渋い演奏ではなく、オシャレに弾いています。

 

同じプレイヤーとは思えないような変わりようです。

 

6曲目”When My Love Has Gone”も再びジョー・ベックのアコギが優雅な雰囲気を与えてくれるメロウな楽曲です。

 

そのまま7曲目”When Dreams Start To Fade”に流れて、アルバムは上品に幕を閉じます。

 

熱いジャズファンク好きの僕としては、メルヴィン・スパークスが参加しているイナタい3曲をおすすめしたいところなのですが…ぶっちゃけそれ以外のジョー・ベックのアコギがバッキングを奏でている4曲の方が耳障りも良く聴きやすいと思います。

 

まぁ本作は、熱いジャズファンクとオシャレなジャズファンクの2面性を楽しめるアンビバレントなアルバムということで…

 

乱暴に最後を締めてみました!(笑)

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Ryo
おすすめ曲は、1,2,5,6

以上、【レオン・スペンサーおすすめのジャズファンク盤『Bad Walking Woman』を聴こう♪】でした。

 

 

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