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カテゴリー:Music

2019/09/30

ガンズ・アンド・ローゼズのバラード曲3選‼

ガンズ・アンド・ローゼズのバラード曲の中で特に好きな曲を3つ選んでみました。

1985年にL.A.で結成された世界的大人気のハードロック・バンドのガンズ・アンド・ローゼズは、現在までに全世界で1億枚以上のアルバムセールスを記録しています。

 

もちろんここ日本でも根強い人気を誇るハードロック・バンドです。

 

しかしフロントマンのアクセル・ローズが色々と問題行動を起こしたり、オリジナル・メンバーが次々と愛想をつかして脱退していったり、なかなか新作を制作しなかったり……と、そうした問題点も目立つバンドでもあります。

 

そういった問題点もありますが、全世界でこれほどまでの大ヒットを巻き起こしたというのは、まぐれや運などではなく、圧倒的な実力の高さによるものだというのはガンズの楽曲を聴いてみればすぐにわかることだと思います。

 

さて、これを書いている僕自身も高校生の時に初めてガンズを聴いて、すぐにハマりました!

 

まぁ僕が知った当時は90年代後半なので、ほぼ活動休止状態ではありましたが……。

 

僕がリアルタイムでガンズを聴いたのは1999年にリリースされた初の公式ライヴ盤『Live ERA ’87-’93』からになります。

 

その後『Appetite for Destruction』から『The Spaghetti Incident?』までの5作品も全て聴きました。

 

やはりガンズと言えば、”Welcome to the Jungle”や”Paradise City”に”You Could Be Mine”のようなハードロック曲が特に人気だと思います。

 

僕もガンズの「らしさ」はこう言ったハードな楽曲にあるんだとは思っています。

 

しかし今回は敢えてガンズのバラード曲3曲を選んでご紹介したいと思います。

 

ガンズにはハードな楽曲以外にも”Don’t Cry”や”Patience” といった泣けるバラード曲がいくつか存在しています。

 

今回はその中で、僕の好きな3曲選びました。

 

それではご紹介したいと思います。

 

 

01.Sweet Child O’ Mine

“Welcome to the Jungle”や”Paradise City”と同じく「ガンズと言えばこの曲!」というほど有名な楽曲”Sweet Child O’ Mine”です。

 

後にシェリル・クロウもカヴァーした全米No.1ソングです。

 

激レア⁉シェリル・クロウがカヴァーしたガンズ・アンド・ローゼズの名曲”Sweet Child O’ Mine”のシングル盤!

ダイナソーJr.のJマスキスも当時のライヴやセッションでこの曲のイントロのギターフレーズをよく弾いていました。

 

【名曲が目白押しの名盤ばかり!?】絶対に聴くべきダイナソーJr.の80年代のアルバム3枚

それぐらい一度聴いたら一生忘れられないようなアルペジオが印象的なギターリフを持つ曲でもあります。

 

離れ離れになっていた幼馴染と大人になって再開した時に、彼女の変わらない微笑みを見て昔懐かしい「あの頃」を思いだす……といった感じの青春ソング的な歌詞を持つ曲です。

 

この曲はギターソロが終わった終盤に曲が転調し別の曲のようになります。

 

ガンズの曲にはこういった転調をする楽曲が多くあるのですが、これは確かアクセル・ローズがクィーンの曲作りから影響を受けていたからだそうです。

 

さて、この”Sweet Child O’ Mine”のその転調部分の歌詞が今回1つ目に取り上げたい箇所になります。

 

その部分は……

 

“Where do we go? Where do we go now?”

 

と繰り返される部分です。

 

「俺たちはどこへ行くのだろう」という単純な歌詞なのですが、この部分があるからこそ前半の歌部分に更に深みが出ていると感じます。

 

昔を思い出しつつもお互い年を取り立場も変わった2人は、この再開を機に今後どのようになっていくのか?ということです。

 

この部分がないと、単に昔を懐かしむだけの歌になりそうなのですが、”Where do we go?”と繰り返すことで「これからの未来」をも予見させるドキドキ感が増すんです。

 

だから曲の演奏が長くなったとしても、この”Where do we go?”の部分は絶対にカットしてはいけないと思います!

 

この部分があるからこそ、この曲は素敵なんだと思います。

 

ちなみにシェリル・クロウもちゃんと”Where do we go?”の部分を歌っています。

 

02.November Rain

1991年に2枚同時リリースされた大作の1枚目『Use Your Illusion I』の10曲目に収録されていた全米3位を記録した名バラード曲です。

 

8分57秒と長尺の曲ですが、美しく感動的な旋律は聴く者を皆感動させるような名曲です。

 

11月に降る冷たい雨をテーマに、終わりを迎えようとしている2人の愛について歌われています。

 

僕が今回取り上げたい歌詞はこの部分です。

 

“Nothing lasts forever even cold November Rain.”
「冷たい11月の雨でさえも永遠には降り続かない」

 

どんなに辛く厳しい時でもずっと続くわけではないので耐え忍ぶことの大事さを表現しているんだと思います。

 

厳しい冬を乗り越えた先には希望に満ちた春があるのでしょう。

 

しかしその春というのが、現在のパートナーとの関係修復を意味するのか?それとも破局後の新しい出会いのことを意味するのか?……は、聴く人次第で変わってくると思います。

 

ちなみに”Nothing lasts forever”というのは「永遠に続くものはない。どんなものでもいつかは終わる。」という慣用句です。

 

“last”には、形容詞の「最後の」以外にも動詞で「続く」という意味があります。

 

この歌詞の前の

 

“So never mind the darkness we still can find a way.”
「だから暗闇なんか気にするな。まだ道は見つけれるさ。」

 

という歌詞もよかったりします。

 

関係を修復させようとまだ未練があるようにも感じられます。

 

ちなみに高校生だった当時の僕は、”never mind”の部分で直ぐにニルヴァーナを思い出しました。(笑)

 

アクセル・ローズとカート・コバーンは、犬猿の仲のような関係だったようですが……カート・コバーンが生前最後に喋った有名人はガンズのダフ・マッケイガンだったとか⁉

 

それも普通に仲良く会話を楽しんだのだとか⁉

 

人生とは不思議なものですね。

 

03.Yesterdays

1991年に2枚同時リリースされた大作の2枚目『Use Your Illusion II』の3曲目に収録されていた”Yesterdays”です。

 

全米72位止まりでしたがシングルカットもされていました。

 

実は僕はガンズの全曲の中でこの曲が一番好きで、当時はシングル盤でも持っていました。

 

 

20代半ばの頃にブルース・バンドでギターを弾いていたことがあるのですが、そのバンドの9歳年上のギター/ボーカルがガンズが好きな人でした。

 

その人に僕が「ガンズの曲で”Yesterdays”が一番好きです。」と話したら「なんかわかるな~お前の音楽的嗜好が。やっぱブルージーなんが好きなんやな。」と言われたことがありました。

 

ポール・マッカートニーの”Yesterday”と違って、こちらは「過去に執着などしていない。」といった歌詞の曲です。

 

僕の好きな歌詞は……

 

“I ain’t got time to reminisce old novelties”
「昔の新しいモノなんて懐かしんでるヒマなどないんだ」

 

過去に執着せずにただ進み続けろ!ということですね。

 

その時流行った流行でも、来年になると「単なる古い過去」でしかなかったりします。

 

過去に拘って生きるよりも、前を見て歩き続けることの方が正しい場合もあります。

 

ただ、この歌詞の主人公は「僕は過去に執着などしていない。過去は僕に何も与えてくれなかった!」と言いつつも、後悔しているようには感じられます。

 

「もしあの時、正しい判断を出来たら今は違っていた。」とか「もしあの時、誰かが僕を導いてくれていたら……」といった後悔を誤魔化すために「過去に執着などしていない。」と言い続けているようにも感じられます。

 

高校生だった僕はこの曲を聴いて、「過去に執着などしない大人になりたい。」と思っていたのですが……こうやって過去の話をブログで書いている時点で執着していますよね……。(笑)

 

さて、この歌詞にある”novel(ノベル)“という単語には「小説」という意味だけでなく「新規」という意味があります。

 

これは僕が過去に翻訳を勉強していた時に学びました。

 

またしても「過去に執着」していますね。(笑)

 

そういったわけでこの歌詞の”reminisce old novelties”の訳が「昔の新しいモノ」と訳されているんです。

 

“reminisce(レミニス)“は「回想する」や「思い出を語る」といった意味です。

 

 

以上、【 ガンズ・アンド・ローゼズのバラード曲3選‼】でした。

 

 

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