2018/12/11
Goo Goo Dollsのロックでかっこいい曲10選
Goo Goo Dollsのロックでかっこいい曲を10曲選びました!
今回は、アメリカのロックバンドのGoo Goo Dolls(グー・グー・ドールズ)の楽曲の中で特にロックでかっこいい曲を10曲選んでご紹介したいと思います。
このバンドは1986年にアメリカのニューヨーク州バッファローで結成されたので、すでに結成から30年以上経っている息の長いバンドです。
もとはギター/ボーカルのジョン・レズニックとベース/ボーカルのロビー・テイキャックとドラムのジョージ・トゥトゥスカの3人組で結成されたバンドです。
初期のアルバムでは、パンク・ロック系の激しい楽曲を演奏していました。
今でこそ大ヒットした”Name”や”Iris”などバラード曲が有名なバンドですが、実は歪んだギターで激しい曲を演奏するパンク・バンドでした。
しかも1987年にリリースしたデビュー作『Goo Goo Dolls』では、当初ベースのロビーがリードボーカルを担当してジョンは歌っていませんでした。
それが2ndの『Jed』辺りから徐々にジョンの歌う曲が増えていきました。
そしていつの間にか”Name”や”Iris”などジョンの歌うバラード曲が大ヒットして、ジョンがしゃがれ気味の甘い声でバラードを歌うバンドというイメージになってきたような気がします⁉
しかし僕がグー・グー・ドールズを好きになったのは、”Name”や”Iris”などのバラード曲を聴いたからではなく、”Long Way Down”というやたらかっこいいロックな曲を10代の頃に聴いたのがきっかけでした。
それから実は2回ほどグー・グー・ドールズのライヴを観に行きました!
生演奏で聴く“Long Way Down”は最高でした♪
2回目のライヴだったか?どちらかのライヴでジョンが風邪をひいて声が出てなかったのを謝ってたのをよく覚えています。
ライヴ終わりにステージ上からギターピックを投げてて、頑張って取りに行きましたが、残念ながら1つも取ることが出来ませんでした。
僕も大学生の頃は、ジャズやブルースだけでなくグランジやオルタナ系の音楽もたくさん聴いていました。
そんなわけで、特にロックな曲がかっこよかった1990年~1995年を中心に10曲選びました。
今回は残念ながらロビーの歌うポップなパンク・ソングは選んでいません。
10曲全てジョンが歌うロック・ソングのご紹介になります。
またいつかロビーの歌う楽曲も別の記事でご紹介したいと思います。
今回はジョンの歌うロックでかっこいい曲をアルバムが発売された年代順にご紹介してみたいと思います。
グー・グー・ドールズのロックでかっこいい曲1曲目 – “There You Are”
1990年リリースの3作目『Hold Me Up』の4曲目に収録されていた”There You Are”です。
まだロン毛で少しふっくらしていた頃のジョンですね。
今のように歌いなれていない頃なので、喉が弱い感じがしますね。
この頃はまだロビーの歌うパンク・ソングのオマケみたいな扱いでしたからね。
しかしこの初期の初々しい”There You Are”からすでにその後のジョンのキャッチーなロック・ソングのソングライティング能力が少しみられますね。
グー・グー・ドールズのロックでかっこいい曲2曲目 – “Falling Down”
1993年にリリースされた4作目の名盤『Superstar Car Wash』の1曲目に収録されていた”Falling Down”です。
このアルバム辺りからロビーよりもジョンの曲が目立つようになってきました。
それもそのはず!?
この作品に収録された”We Are The Normal”をジョンの憧れのバンドのリプレイスメンツのポール・ウェスターバーグと共作したことでジョンのソングライティング能力が以前よりもグンと上がっています!
“We Are The Normal”は、後の”Name”や”Iris”などバラード曲に繋がっていく初期の名バラード曲ですね。
そんな名盤『Superstar Car Wash』の1曲目にこの”Falling Down”が収録されていました。
この曲も”Long Way Down”と同じぐらい僕は好きな曲です。
僕が観に行ったライヴでも演奏してくれました!
よく歪んだギターのリフから始まってズッシリとボトムの重いドラムが入ってくる瞬間がかっこいい曲ですね!
ジョンの弾くギターソロもシンプルながら、ロックの定番のチョーキングフレーズが決まっています!
グー・グー・ドールズのロックでかっこいい曲3曲目 – “Cuz You’re Gone”
この曲も『Superstar Car Wash』の3曲目に収録されていた曲”Cuz You’re Gone”です。
印象的なイントロのギターリフにキャッチーな歌メロ、そしてロックでかっこいいギターソロ…今回のこのブログ記事のテーマにもピッタリの曲です!
最近のライヴでも毎回のように演奏される人気曲です。
グー・グー・ドールズのロックでかっこいい曲4曲目 – “On The Lie”
またまた『Superstar Car Wash』から12曲目に収録されていた曲”On The Lie”です。
これもグー・グー・ドールズらしいキャッチーなロック・ソングですね!
この曲は曲調だけでなく歌詞も面白くて好きです。
特に最初のAメロ部分で”Jesus Christ was just like a cop!”っていう部分です。
「キリストなんてサツみたいなもんだぜ!」って言うね。
曲調は初期と比べるとだいぶポップになっていますが、まだこの頃は歌詞にユーモアがありました!
ギターソロ後の「ジャーッジャーンッジャーッ!」ってギターコードを弾く部分もかっこいいです!
グー・グー・ドールズのロックでかっこいい曲5曲目 – “Long Way Down”
きました!これです!
僕が一番好きなグー・グー・ドールズの曲です!
“Name”や”Iris”よりも!
“Slide”や”Here Is Gone”よりも!
やはりロックしているグー・グー・ドールズが一番好きです!
僕の中でのグー・グー・ドールズは、“Long Way Down”です!
この曲は1995年リリースの5作目の最高傑作『A Boy Named Goo(ボーイ・ネームド・グー~グーという名の少年~)』の1曲目に収録されています。
まるでこのアルバムからグー・グー・ドールズというバンドが生まれ変わったかのようなアルバムジャケットのデザインとタイトル名ですね。
“Long Way Down”は今もグー・グー・ドールズのライヴで演奏されている代表曲です。
僕も10代の頃に初めてグー・グー・ドールズのライヴを観に行った時の1曲目がこの曲だったのでテンション上がりました♪
“Lo~ng wa~y do~wn♪”とロビーがサビの部分で歌うコーラスも最高の楽曲です!
好きすぎてこの曲はギターで耳コピしてみたほどです。
ギターソロも含めて実はそんなに難しくない曲でした。
以前、クーラ・シェイカーの記事でも書いていたのですが、意外と派手でかっこよく聴こえる曲でも、やはりボーカルとギターを兼業している曲はギターフレーズはシンプルだったりします。
【クーラ・シェイカーの思い出】衝撃的だった”Hey Dude!”と”Grateful When You’re Dead”
やはり歌いながら難しいフレーズを弾くのはなかなか難しいですからね。
しかしジョン・レズニックもクリスピアン・ミルズもシンプルなフレージングなのに派手なロックに聴かせる曲作りの上手さを感じます。
こういうのは、自分でも演奏してみて初めて気づけることだと思います。
ぜひこれからロックギターを練習している初心者の方はこの曲を耳コピすることをおすすめします。
ちなみに米人気ドラマの『ビバリーヒルズ青春白書』で登場人物のスティーブ・サンダースの21歳の誕生日で、豪華客船を貸し切って成人パーティーを行う話があるのですが、その時に招待されて数曲を演奏しているのがグー・グー・ドールズです。
その時にこの”Long Way Down”と”Name”を演奏していました。
グー・グー・ドールズのロックでかっこいい曲6曲目 – “Naked”
同じく『A Boy Named Goo』の3曲目に収録されていた”Naked”です。
凝った作りのMVも含めてかっこいい曲です!
この辺りからドラムがジョージ・トゥトゥスカからマイク・マリニンに交代しています。
“Long Way Down”と同じくライヴでも定番の曲でもあります。
だんだんとジョンがMVでかっこつけだした頃でもありますね。
どことなくニルヴァーナの”Smells Like Teen Spirit”を彷彿させるMVですね。
しかしこの曲もギターソロがすごくかっこいいです!
かっこいいと感じさせれるフレーズ選びがとても上手いと感じます。
グー・グー・ドールズのロックでかっこいい曲7曲目 – “Ain’t That Unusual”
こちらも
『A Boy Named Goo』の9曲目に収録されていた “Ain’t That Unusual”です。
イントロのコードをスライドするギターリフがかっこいい曲です。
歌のサビやロックなギターソロがこれまたかっこいい曲です。
もし僕がグー・グー・ドールズのベストアルバムを選曲できるなら…絶対に収録したいロック・ソングです!
グー・グー・ドールズのロックでかっこいい曲8曲目 – “Eyes Wide Open”
ライヴの終盤で演奏されることの多い”Eyes Wide Open”は、『A Boy Named Goo』の11曲目に収録されていました。
イントロの印象にの残るギターリフに、ライヴで一緒に合掌したくなる”Eyes wide open, I can’t see~♪”のサビ部分がとてもかっこいい曲です。
この曲を聴くと、アルバムの最後やライヴの最後を想像するような終盤にピッタリの曲だと思います。
もし僕がグー・グー・ドールズのベストアルバムを選曲できるなら…この曲でアルバムを締めます!
グー・グー・ドールズのロックでかっこいい曲9曲目 – “Bullet Proof”
ここから最後の2曲は、1995年以降の作品からになります。
1995年の『A Boy Named Goo』の次の作品、1997年の『Dizzy Up The Girl』辺りから作風が変化していきます。
ロックな曲調よりも、メロウな曲調が多く収録されるヒット・ソング・バンドへと。
グー・グー・ドールズがビルボード・チャートを駆け上がってヒットしてくれたのは喜ばしいことですが、個人的には”Long Wasy Down”や”Falling Down”のような硬派なロック・ソングが減ったことが少し寂しくもあります。
しかしこの『Dizzy Up The Girl』から世界的大ヒットを記録した”Iris”が生まれました。
アヴリル・ラヴィーンやテイラー・スウィフトまでもが好きな曲に挙げるような名曲を、まさかパンク・ロック・バンドとしてデビューしたグー・グー・ドールズが作っちゃうとは!
今もグー・グー・ドールズが解散してなくって嬉しいところではありますが、(ジョンは過去に40歳超えたらグー・グー・ドールズなんて恥ずかしい名前のバンドはやってられないよ!って言ってましたから解散するのかと心配でした。)しかし最近のグー・グー・ドールズはバラード曲やメロウな楽曲が多すぎて少し残念でもあります。
『Dizzy Up The Girl』からそういった楽曲が増えていったのですが、しかしまだ”Bullet Proof”のような硬派なロック・ソングが収録されていました!
イントロのラフなブラッシング音もかっこいいギターカッティングだけでもう十分なぐらいロックしています!
これまたサビ前のBメロでジョンの裏でコーラスを歌うロビーがいい味出しています!
ギターソロもまだこの頃はロックに弾いています!
ライヴで映える楽曲ですね♪
グー・グー・ドールズのロックでかっこいい曲10曲目 – “Big Machine”
最後にご紹介する曲は、2002年リリースの『Gutterflower』の1曲目に収録されていた”Big Machine”です。
“Long Wasy Down”や”Falling Down”と比べるとだいぶポップになってはいますが、この時期のグー・グー・ドールズにしてはギターカッティングや歌メロがかっこいい曲です!
ギターも前作『Dizzy Up The Girl』辺りから、この曲でも変則チューニングを使うようになりました。
ちょうどこの作品がリリースされた後にグー・グー・ドールズの来日公演を観にいったのですが、”Big Machine”のイントロのギターリフを聴いた瞬間はやはりテンション上がりました♪
以上、【Goo Goo Dollsのロックでかっこいい曲10選】のご紹介でした。
以前からちょくちょくロック系のバンドのご紹介もしているのですが、これからもまたこちらのブログで僕の好きなロックバンドをご紹介していきたいと思ってます。
なので、ぜひまたこのブログを読みに来て下さい。
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