※当サイトはアドセンス広告とアフィリエイト広告を利用しています。
記事内容に関しては公平さを心がけて書いております。
カテゴリー:Music

2019/03/25

日本では過小評価されてる⁉本当はすごいロック・バンド!フーティー・アンド・ザ・ブロウフィッシュを聴こう♪

90年代のロック・バンド、フーティー・アンド・ザ・ブロウフィッシュを聴こう♪

日本では過小評価されてる⁉アメリカでは大ヒットした本当はすごいロック・バンド!

さて、今回ご紹介したいのは90年代に活躍したアメリカのロック・バンドのフーティー・アンド・ザ・ブロウフィッシュです。

 

残念ながら日本では知名度の低いバンドですので、もしかしたら初めて知ったという方もいらっしゃるかもしれません。

 

なので、簡単にですがフーティー・アンド・ザ・ブロウフィッシュというバンドについてご紹介したいと思います。

 

 

フーティー・アンド・ザ・ブロウフィッシュというロック・バンド!

 

1986年に同じ大学の仲間で結成されたこのバンドは、1994年に1stアルバムとなる『Cracked Rear View』をリリースしました。

 

この作品が、まさかの全米で1,600万枚売れるモンスター・ヒット作品となりました!

 

もちろん「単に運が良くって売れたバンド」ではありません。

 

さすがに運だけでは1,600万枚という数を売ることは出来ないと思います。

 

実際に僕も『Cracked Rear View』を聴いてからこのバンドにハマったんですが、はっきり言ってロックの歴史に残っても良い名盤だと思います!

 

しかしどうしても日本では知名度の低いバンドだと思います。

 

90年代半ばと言えば、オアシスやブラーなんかの英国ロックの方が日本では流行っていましたからね…。

 

僕が音楽活動なんかで知り合う音楽好きの中にこれまでにこのフーティー・アンド・ザ・ブロウフィッシュを知っている人に残念ながらひとりも出会ったことがありません。

 

でも、良いバンドなのでぜひとも日本でももっと知られるようになって欲しいバンドのひとつです。

 

フーティー・アンド・ザ・ブロウフィッシュのバンド・メンバー

 

フーティー・アンド・ザ・ブロウフィッシュは、サウスカロライナ大学に通う2人の男が知り合ったことから始まっています。

 

黒人ボーカリストのダリアス・ラッカーが、学生寮のシャワー・ルームで鼻歌を歌っていたところを、ギタリストのマーク・ブライアンが耳にしてその歌唱力の高さに驚いたことから始まりました。

 

マーク・ブライアンがダリアスの歌声に惚れ込んで「ぜひ一緒にバンドをしよう!」と誘ったようです。

 

そしてこの2人に、マーク・ブライアンの高校時代のバンド仲間だったベーシストのディーン・フェルバーとドラムのジム・ソーンフェルドが参加してフーティー・アンド・ザ・ブロウフィッシュが結成されました。

 

黒人ボーカリストに白人のバック・ミュージシャンというのは今で言うヴィンテージ・トラブル のようなバンド編成ですが、当時としてはまだまだ珍しいバンド編成だったと思います。

 

演奏陣3人のロックなサウンドに対して、どこかソウルフルなダリアスのボーカルが重なる独特のバンドでした。

 

そういった点も、このバンドが大ヒットしたひとつの要因なんだと思われます。

 

 

2019年に新作とツアーの予定⁉

 

フーティー・アンド・ザ・ブロウフィッシュはバンド結成してから、まずはインディーズでいくつかのデモテープを制作した後に自主制作EPの『Kootchypop』を制作しています。

 

この作品がきっかけとなって、大手メジャー・レーベルのアトランティック・レコードと契約を交わしています。

 

そして2008年に解散するまでに、数多くの名曲をこの4人で制作しています。

 

バンド解散後はダリアスは、なんとソロでカントリー歌手になりました。

 

カントリーなのに歌声はソウルフル!というまるで新しいジャンルのような曲を多く発表しています。

 

ダリアスはソロでも大成功を納めます。

 

2016年にCMAアワード50周年を記念して制作された“Forever Country”プロジェクトのMVでも、今を時めくカントリー歌手を代表して出演していました。

 

もちろん今もソロ活動は続けていますが、実はフーティー・アンド・ザ・ブロウフィッシュは1994年のメジャー・デビューから21年の時が経過した2015年に再結成しているようです。

 

なんと噂では、ついに今年の2019年にニュー・アルバムがリリース予定のようです!

 

リリースされたら、2005年の最終作『Looking for Lucky』から14年振りの作品となります。

 

またアメリカではその新作に伴ったツアーも計画されているようです。

 

これがきっかけとなって日本でもこのバンドのことを少しでも知ってもらえれば…と思います。

 

それでは、今回はフーティー・アンド・ザ・ブロウフィッシュの楽曲の中で僕の好きな曲を中心にご紹介したいと思います。

 

 

 

フーティー・アンド・ザ・ブロウフィッシュのおすすめ曲♪

Hootie & the Blowfish – “Hold My Hand”

まずはフーティー・アンド・ザ・ブロウフィッシュの最高傑作からご紹介します!

やはり知名度の低いバンドですので、いきなり一番素晴らしい楽曲から聴いてもらって好きになって頂ければ…と思います。

 

この曲”Hold My Hand”は、デビューからいきなり全米で1,600万枚売り上げたモンスター・アルバムとなった1994年の作品『Cracked Rear View』の2曲目に収録されていました。

 

 

シングル・カットもされ全米10位を記録しています。

 

キャッチーな楽曲なのに、ダリアスのソウルフルな歌い方がこのバンド独特の雰囲気を醸し出しています。

 

聴く人は誰しもが好きになれそうなキャッチーなこの曲は、あくまでも「新しさ」や「革新性」ではなく、「聴きやすさ」を重視した楽曲だと言えますね。

 

「あざといヒット狙い」と悪く言えそうでもありますが、しかし素直な気持ちで聴いてみると、サビの分厚いコーラス部分はグッとくると思います。

この部分を聴くといつも拳を握りしめたくなるような希望に満ち溢れた熱い曲です♪
ところで僕が初めてフーティー・アンド・ザ・ブロウフィッシュを知ったのはこの『Cracked Rear View』からなんですが、実はこのバンドが日本で人気がなかったおかげでもあるんです。

 

当時、まだ高校生だった僕は少ないバイト代で、なんとか安くで買えるCDを探して買っていました。

 

そしてある日、CD屋さんの「売れ残り品の在庫処分セール」を発見しました。

 

そのワゴンに積まれた大量のCDの中に、この『Cracked Rear View』が置かれていました。

 

なんと!新品で500円で売られていました!

 

本来なら2,500円するものが5分の1の値段で売られていたんです!

 

高校生でお金もなかった僕は、値段の安さと「全米で1,000万枚以上売り上げた大ヒット作!」という帯の文言を見て気になりました。

 

「そんだけ売り上げたんなら名曲が収録されているに違いない!」と考え、その日はこの作品だけ買って家に帰りました。

 

そして1曲目の”Hannah Jane”を聴いて「なかなか爽やかなバンドだな~♪…でも普通だよね。」と感じました。

 

しかし2曲目のこの”Hold My Hand”を聴いて「これは名曲!そりゃ大ヒットするわけだ!」と感じました。

 

そして3曲目に収録された名バラードを聴いて…「この作品、買ってよかった!これは文句なしに名盤だ!」と思うことになります。

 

Hootie & The Blowfish – “Let Her Cry”

僕が一番好きなフーティー・アンド・ザ・ブロウフィッシュの曲”Let Her Cry”です。

 

大ヒット作『Cracked Rear View』の3曲目に収録されていた名バラード曲です。

 

アルバムからの2ndシングルとしてカットされ、全米9位を記録しています。

 

ダリアスのソウルフルな歌声にあった美しい楽曲です♪

 

ダリアスはソロになってからもこの曲を演奏しています。

 

時間という概念を飛び越えた名曲だと感じます。

 

“Hold My Hand”で胸が熱くなり、”Let Her Cry”で感動して、そして次の曲でテンションが上がります!

 

Hootie & The Blowfish – “Only Wanna Be with You”

同じく『Cracked Rear View』の4曲目に収録されていた”Only Wanna Be with You”です。

 

アルバムからの3枚目のシングルに選ばれて全米6位の大ヒットを記録しています。

 

温暖な気候のサウスカロライナ州出身のバンドらしく、キャッチーで明るい楽曲です。

 

聴くとテンションが上がる楽曲ですね♪

 

Hootie & The Blowfish – “Time”

こちらも同じく『Cracked Rear View』の8曲目に収録されていた”Time”です。

 

アルバムからの4枚目のシングルに選ばれて全米14位を記録しています。

 

ライヴでも盛り上がる楽曲です♪

 

この他にも大ヒットしたデビュー作には、5枚目のシングルとなった”Drowning”やカントリー・ロック風の”Running from an Angel”など、90年代風アメリカン・ロックの良いところが凝縮された楽曲が多く収録されています。

 

Hootie & The Blowfish – “Old Man & Me”

1996年の2作目『Fairweather Johnson』のリード・トラックとなった”Old Man & Me”です。

 

 

アルバムの6曲目に収録されていました。

 

デビュー作と比べると、少しパワーダウンしていますが、それでもこのバンドの良さが出たキャッチーな楽曲ですね♪

 

マークのギター・ソロが徐々に腕が上がっているのが感じられます。

 

Hootie And The Blowfish – “Tuckers Town”

2ndアルバム『Fairweather Johnson』からの2枚目のシングルとなった”Tuckers Town”です。

 

どことなく”Let Her Cry”を彷彿させる楽曲ですが、こちらの方があっさりしています。

 

Hootie & the Blowfish – “Sad Caper”

ヒットこそしていませんが、この曲も僕の好きな曲です♪

 

2ndアルバム『Fairweather Johnson』からの3枚目のシングルとなった”Sad Caper”です。

 

歌メロがとても綺麗なカントリー調のロック・バラード曲です。

 

この頃からカントリーの風味が感じられるバンドでした。

 

Hootie And The Blowfish – “I Will Wait”

1998年の3作目『Musical Chairs』からのリード・トラックに選ばれた爽やかな楽曲”I Will Wait”です。

 

 

デビュー作の『Cracked Rear View』がモンスター・ヒットしたせいで、どうしても他の作品の影が薄くなってしまうのですが、バンドの作り出す楽曲は一貫して爽やかで聴きやすい良質のものばかりでした。

 

この”I Will Wait”がもしデビュー作に収録されていたとしても違和感はなかったでしょう。

 

当時のリリース時のこの曲のチャート順位は最高位28位まででしたが、デビュー作に収録されていたとしたらおそらくもっとヒットしていたと思います。

 

しかしこの頃からレディオヘッドの名盤『OK Computer』なんかが音楽シーンを賑わせたせいか、もはやフーティー・アンド・ザ・ブロウフィッシュのサウンドは古くなっていたと感じます。

 

もしかしたら日本でこのバンドが流行らなかったのも、そういった時代性なんかが関係しているのかもしれませんね⁉

 

 

 

以上、【日本では過小評価されてる⁉本当はすごいロック・バンド!フーティー・アンド・ザ・ブロウフィッシュを聴こう♪】でした。

 

このブログ記事を通して、一人でも多くの方にフーティー・アンド・ザ・ブロウフィッシュを知って好きになってもらえれば…と思います。

 

 

<スポンサーリンク>



 

他に関連するお勧め記事

 

Goo Goo Dollsのロックでかっこいい曲10選
日本での知名度はあまりない⁉アメリカでは大人気のロック・バンド!ライフハウスを聴こう♪
ソウル・アサイラムのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!
Musicの一覧に戻る
「ギター弾いてみた」でYouTuberデビュー!収益化を目指す動画企画5選をご紹介!のブログ記事のまとめはこちらからご覧ください→
ディープ・ファンクのブログ記事のまとめはこちらからご覧ください→
ザ・ニュー・マスターサウンズののブログ記事のまとめはこちらからご覧ください→
エレクトロ・ハーモニクスのエフェクターを特集したブログ記事のまとめはこちらからご覧ください→
ネオ・ソウルを特集したブログ記事のまとめはこちらからご覧ください→
ブルースを特集したブログ記事のまとめはこちらからご覧ください→
【オリジナル・アルバムを勝手にベスト5シリーズ】の一覧はこちらからご覧ください→
初心者におすすめしたいミクスチャー・ロックのアルバム20選のブログ記事はこちらからご覧ください→
レゲエ初心者さんにおすすめしたい歌もの曲が詰まったアルバム20選のブログ記事はこちらからご覧ください→
<関連コンテンツ>
オリジナルLINEスタンプ『まめチキ君』『もじもじうさぎ もじたん』『陽気なサボテン・ムーチョ』販売中です。ぜひ買ってください。ガンガン使ってね。詳しくはこちらからご覧ください→

※このブログに掲載しているイラストや写真、テキスト等の無断引用・無断借用・無断転載・無断使用は固くお断りしております。ご利用はご遠慮ください。

Related Articles

Quick Category

  • カテゴリー:Music
  • カテゴリー:Guitar
  • カテゴリー:Live
  • カテゴリー:5Albums