
2026/03/25
エアロスミスのデビューアルバム『野獣生誕』50周年記念盤レジェンダリー・エクスパンデッド・エディションが素晴らしい!

エアロスミスのデビュー50周年を記念した1stアルバムのCD3枚組レジェンダリー・エクスパンデッド・エディションが登場!
エアロスミスがツアー引退を発表してから早いものでもうすぐ2年が経とうとしていますが、ここにきてエアロスミスが過去作の再リリースを行っています。
新進気鋭の若きカリスマ、ヤングブラッドとの共演作で最新EP『One More Time』も記憶に新しいのですが、その後日本限定で過去作品の紙ジャケシリーズが一気にリリースされました。
そのどのアルバムにもボーナストラックを含んでいたこともファンにとっては嬉しいことでしたが、2025年の末にはまたまたうれしいニュースが飛び込んできました。
それが今回ご紹介するエアロスミスのデビューアルバム『野獣生誕(邦題)』の50周年記念盤CD3枚組レジェンダリー・エクスパンデッド・エディションです!

『野獣生誕』レジェンダリー・エクスパンデッド・エディションの内容
『野獣生誕』の50周年記念盤CD3枚組レジェンダリー・エクスパンデッド・エディションは、2026年3月20日にリリースされました。
このブログ記事を書いている時点ではまだリリースされたばかりの新しいCDです。
ちなみに僕はタワレコで先行予約していたので特典として初期のエアロスミスのメンバーがプリントされたクリアケースをゲットしました!

20代前半のメンバーが写っているのでみんな若いですね!

スティーヴンの上部に写っている「AEROSMITH」とプリントされたギターのハードケースが欲しいです!
裏ジャケはこのようなデザインになっています。

この拡張盤はCD3枚組で構成されています。

CD-1にオリジナルマスター音源、CD-2に2024年に新たにミックスを施したバージョン、そしてCD-3に1973年の1stアルバムリリース時の貴重なライヴ音源と未発表スタジオ・トラックを収録した豪華仕立てです。
『野獣生誕』レジェンダリー・エクスパンデッド・エディションを聴いた感想
このCDがリリースされてから4日ほどで一気に聴いてみたのですが、期待していた以上に素晴らしい内容でした!
そもそものCD-1のオリジナルマスターじたいがこれまでにない高音質でのリマスターが施されており驚きました!
かれこれ30年以上前に初めて本作を聴いた時は「エアロスミスもデビュー作はスッカスカの音でショボかったんだな〜。」と感じたものでしたが、あれはエアロの演奏がショボかったんじゃなくってミックスが良くなかっただけだったんですね。
こんな熱く生々しい演奏をしていたなんて!
音質でここまで音楽って変わるんだな〜という良い見本です。
そして驚きなのはスティーヴンも絶賛していたCD-2のミックスバージョンです。
こちらは、それぞれの楽器の音をくっきりと分離して聴き取りやすくした上で高音質にリマスターもしているようです。
まずジョーイのドラムの迫力が増しているのと、オリジナルマスターにないスティーヴンの声や息遣いに、今まで聴こえなかったギターの細部まで聴こえてくるセンスあるミックスですね。
曲によっては、この録音が何テイク目かを知らせる声まで追加されてたりします。
どうやら”Mama Kin”の完成には、テイク5が採用されていたようです。
このCD-2は、特にギター好きにはたまらない仕様になっています。
ジョーとブラッドのそれぞれのギターの音圧も上がっており、より生々しい演奏になっています。
1曲目の”Make It”では左CHのブラッドのギターが強調されており、”One Way Street”では右CHのジョーのギターが強調されておりそれぞれの役割分担をしっかりと区別して聴くことができます。
この2人は初めてジャムった時から「ジョーがこう弾いたらブラッドは瞬時に理解して別のフレーズを弾く」といった風にお互いの役割分担が言葉にしなくてもできたほど相性が良かったという逸話がこのミックスを聴いていると本当だったんだなと感じられます。
“One Way Street”では先にブラッドがギターソロを弾き、ジョーが2番手でソロを弾いています。
専門学校でしっかり音楽理論まで学んだブラッドのきちんとしたギターソロと、子供時代にギターの基礎こそプロから学んでいながらも「教科書通りなんてロックじゃぁねぇ!」とその後は自己流で学んだジョーのスリリングなギターソロを聴き比べることができます。
ブラッドは初期のクラプトンに、ジョーはジェフ・ベックに憧れていたことがよくわかりますね。
しかもこの2人が最初に仲良くなったのはお互いジミヘンが好きだったからというエピソードもあります。
ツェッペリンやストーンズと比べられることがよくあるエアロスミスですが、実はジミー・ペイジやキースよりも上記の3名+ピーター・グリーン(初期フリート・ウッドマックのギタリスト)の影響が大きいんです。
そしてCD-3の貴重な初期ライヴ音源は、その後ヒット曲が多く誕生してからは全く演奏しなくなったレアな曲満載なのがファン心理をくすぐります。
“Somebody”とか悪くない曲なのですが、この曲はこの当時のライヴでしか演奏していないレアな曲ですからね。
こちらのライヴ音源でもジョーとブラッドのツインギター組の相性が抜群で、特に1970年のバンド結成時から演奏しているヤードバーズのカバー曲”Train’ Kept A Rollin'”は、もはやエアロスミスのオリジナル曲と言っても過言ではない勢いです。
しっかりバッキングを弾くブラッドの上を千鳥足で歩くかのようなジョーの「酔っ払いギターソロ」が最高です!
ちなみにこの時のライヴで演奏されているヤードバーズの曲”I Ain’t Got You”とジェームス・ブラウンの”Mother Popcorn”は、後にエアロスミスにとって初の公式ライヴ盤としてリリースされた『ライヴ・ブートレッグ』と同じ音源です。
その後、”I Ain’t Got You”はめったに演奏されない曲となりましたが、”Mother Popcorn”は”Walk This Way”を演奏する前のイントロとして何度も披露されています。
さらにCD-3の最後には、その後の名曲”Sweet Emotion”に繋がるスタジオジャム音源が収録されています。
自由にリードを弾くジョーのバックをリズム隊3人がすでに完成されたエアロ流グルーヴで支える見事なジャムセッションです。
ちなみに後半ではブラッドもギターソロを弾いています。
ジョーが自伝で「ブラッドもしっかりとギターソロを弾けるプレイヤーでよかったよ。」みたいなことを書いていましたが、ブラッドは単なるリズムギタリストではなく普通にリードも上手いプレイヤーです。
ただギターソロのスリリングさは、ジョーに劣るので基本はリズムに徹しているのでしょうね。
昔初めてエアロスミスを聴いた時にジョーが弾く”Mama Kin”のイントロのギターソロを聴いて「なんかギターのフレーズが酔っ払ってる??」と不思議に感じたのを思い出します。
エアロスミスは本作をリリースするまでに約3年の下積み時代があい、その期間にボストンの大学生相手にライヴを行ったり、年中ギグをこなしていました。
このライヴ音源を聴く限り、当時の若い学生たちがこんな勢いのある生々しいロックを目の前で聴いて夢中にならないわけがないですね!
本当に貴重なライヴ音源です。
今回この1stアルバムの変わりように驚いたのですが、今後このシリーズが続いてくれたなら、まだまだエアロファンには楽しみな未来が待っているということでしょう。
それならまずは『Get A Grip』時期の質の高い未発表曲満載の拡張盤をリリースして欲しいですね!
それまでエアロスミスの夢を見続けて待ちましょう!
Dream On!
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