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カテゴリー:5Albums

2024/07/02

オリジナル・アルバムを勝手にベスト5!ローリング・ストーンズ編

【オリジナル・アルバムを勝手にベスト5シリーズ】ビートルズと並ぶ影響力を誇る世界最高峰のロック・バンド、ローリング・ストーンズのスタジオ・アルバムをおすすめ順で5作品ご紹介したブログ記事のタイトル画像です。

【第17回】オリジナル・アルバムを勝手にベスト5シリーズ

ビートルズと並ぶ影響力を誇る世界最高峰のロック・バンド、ローリング・ストーンズのおすすめアルバムをご紹介!

【オリジナル・アルバムを勝手にベスト5シリーズ】の第17回です。

 

前回はこちらのブログで初めてビートルズについて取り上げていました。

 

ビートルズと来たらやはり次はローリング・ストーンズですよね。

 

ローリング・ストーンズについて

ローリング・ストーンズはビートルズと同じく英国のバンドで、ギターのブライアン・ジョーンズとボーカルのミック・ジャガー、ギターのキース・リチャーズによって結成されています。

 

一応6人目のストーンズと呼ばれたキーボードのイアン・スチュワートもそこに加わっていますが、表向きは上記の3人にベースのビル・ワイマンとドラムのチャーリー・ワッツを含んだ5人がストーンズのメンバーでした。

 

その後、ブライアン・ジョーンズが亡くなって、代わりにミック・テイラーが加入、その後ロン・ウッドへと移り変わっています。

 

そしてビル・ワイマンが90年代に脱退すると、正式メンバーではないもののサポート・メンバーとしてマイルス・デイヴィス・バンドにも在籍していた経験のあるダリル・ジョーンズがベースで加わっています。

 

残念ながらチャーリー・ワッツが2021年に亡くなってしまい、今はミックとキースとロンのみになりましたが今現在も現役で活動を続ける長寿バンドです。

 

そしてビートルズと唯一肩を並べることが出来るバンドは、ローリング・ストーンズ以外に存在しません。

 

ところでよく考えてみたら…このローリング・ストーンズもこのブログで一度も取り上げていませんでした。

 

自分では過去に色々と書いてきたように思っていたのですが…それはブルースやジャズファンクばかりで実際にはロック系はこれまであまり取り上げていなかったんですね。

 

勘違いしていました。

 

しかし先月から始めたこの【オリジナル・アルバムを勝手にベスト5シリーズ】では今後、もっとロック系のミュージシャンについても取り上げていきたいと思います。

 

それでは今回もローリング・ストーンズのオリジナル・アルバムから僕が好きな作品を5枚選んでご紹介します。

 

…と、その前に前回と同じく僕がローリング・ストーンズを聴くようになったきっかけを簡単にご紹介します。

 

ローリング・ストーンズを聴くようになったきっかけ

僕が初めてローリング・ストーンズを聴いたのは、何かのTV番組で”(I Can’t Get No) Satisfaction”を聴いた時でした。

 

その頃はすでにエアロスミスやMR.BIG等のハード・ロックにハマっていた時期だったのですが、たまたまTV番組でストーンズの代表曲を聴いて「ちょっと古くさい音だけれどもかっこいいギターリフだな!」と感じました。

 

そして近所のCDショップに行って”(I Can’t Get No) Satisfaction”が収録されていのベスト盤を探しました。

 

そこで見つけたのが1966年にリリースされた初期の曲を集めたベスト盤『Big Hits (High Tide and Green Grass)』でした。

 

この作品が僕が人生で初めて購入したストーンズのアルバムでした。

 

もちろんこのベスト盤を購入する決め手となったのは、1曲目に “(I Can’t Get No) Satisfaction”が収録されているからです。

 

このアルバムを聴いてみると他にも “The Last Time”や”19th Nervous Breakdown”に “Get Off of My Cloud”といったアップ・テンポのロック・チューンに魅かれました。

 

それから1年ほど経った頃に、ローリング・ストーンズのニュー・アルバムが今秋にリリースされると各種音楽雑誌に掲載されていました。

 

それが1997年にリリースされた『Bridges to Babylon』でした。

 

しかし当時は同時期にU2の『POP』がリリースされて衝撃を受けたり、エアロスミスの『Nine Lives』がリリースされて夢中になったり…と僕の中でのストーンズの存在はそこまで大きくはなかったです。

 

その翌年にこの3つのバンドが日本でドーム・ツアーを開催することが決まりました。

 

僕はまだ子供だったのでどれか1つしか観に行くことが出来ない…「それなら今1番好きなバンドを観に行こう!」と考え、エアロスミスを観に行きました。

 

正直に言いますと、その時は一番最初にストーズが候補から外れました。

 

U2とエアロスミスで迷ったのですが、この時期のU2はロックをやっていなかったので、エアロスミスを選びました。

 

当時はこれで満足していたのですが、その後ストーンズのライヴ盤に夢中になることとなります。

 

そして「なぜあの時、無理してでもストーンズを観に行かなかったのか…。」と後悔しています。

 

でもまだ子供だったのと、ストーンズのライヴの魅力に触れていなかったので、どうしようもないんですがね…。

 

それから何年か経ち、大学生になった頃にアルバイトでちょっとしたお金を稼げるようになりました。

 

そうなると稼いだお金でこれまで我慢していたCDを買いたくなるってのは音楽好きの性(サガ)ですよね!

 

子供の頃はなかなか寄れなかった大型のCDショップに通うようになります。

 

もうそのお店も10年以上前に閉店したのですが、当時はブートレッグも含め、かなりマニアックなCDが揃う夢のようなお店でした。

 

 

日本ではめったに見かけない輸入盤のシングルまで揃えていた当時としてはかなりのマニアックなお店でした。

 

僕はそこでブートレッグのライヴ盤を買うという楽しみをみつけます。

 

最初の頃はエアロスミスやグレイトフル・デッドのブートレッグを購入していたのですが、色々と探しているうちにローリング・ストーンズにもたどり着きました。

 

特に1973~1975年辺りのストーンズのブートレッグがたくさん売っていました。

 

もちろん僕は初期のエアロスミスやグレイトフル・デッド等の70年代ロックが大好きだったのでストーンズの70年代も気になっていくつかジャケット・デザインがかっこ良かったライヴ盤を購入してみました。

 

すると…それまで以上にストーンズに興味を持つようになりました!

 

やはりライヴの力はすごくって、もっと早くにストーンズのライヴ盤を聴いておけばよかった…と気づかされました。

 

それから僕は慌てて70年代のストーンズのアルバムを集めました。

 

もちろん公式ライヴ盤の『Love You Live』も購入して、お気に入りのアルバムへとなりました。

 

ストーンズはキャリアの長いバンドで、その間にビート・ロック、ロックンロール、フォーク、サイケデリック、レゲェ、ディスコ等、様々な音楽ジャンルを混ぜこぜにしたアルバムを制作しています。

 

どの時代にもそれぞれにファンが付いていることでしょうが、僕自身は60年代後半~70年代中期までのシンプルなロックをやっているストーンズが一番好きです。

 

そういったわけで今回の5選もその時期のアルバムばかりになります。

 

前置きにも書きましたように、僕が若い頃にブートレッグで聴いたライヴ盤で演奏されていた曲が収録されているアルバムは特に思い入れがあります。

 

その辺りのアルバムばかりの選出になることをご理解ください。

 

僕としてはやはり「ローリング・ストーンズ=ギターがかっこいいロック・バンド」というイメージが強いです。

 

それでは今回もベスト盤やライヴ盤にコンピレーション・アルバムは除いたスタジオ録音盤から5枚選んでランキング形式でご紹介します。

 

第5位からどうぞ!

 

オリジナル・アルバムを勝手にベスト5:ローリング・ストーンズ編

第5位:The Rolling Stones – 『Let It Bleed』

おそらくほとんどの場合、このアルバムはもっと上の順位なのかもしれません⁉

 

しかし今回のランキングでは第5位となりました。

 

『Let It Bleed』は、1969年にリリースされたアルバムです。

 

カントリー・ロックやゴスペルの要素も取り入れたストーンズ流ブルース・ロックが炸裂する名作です。

 

ライヴでもお馴染みの”Gimme Shelter”や”Midnight Rambler”に、ゴスペル・バラードの”You Can’t Always Get What You Want”といった名曲が収録されています。

 

特に”Midnight Rambler”はライヴで中間のジャム部分が盛り上がる名曲です。

 

もう1曲ライヴで定番の”Honky Tonk Woman”のカントリー・ロック・バージョンの”Country Honk”も収録されています。

 

またストーンズのルーツの1つでもある伝説のブルースマン、ロバート・ジョンソンの “Love in Vain”もカントリー・ロック風味で味付けしてカバーしています。

 

アルバム・タイトル曲の “Let It Bleed”も後にシングル化された曲です。

 

本作はブライアン・ジョーンズが亡くなり、ミック・テイラーが加入したちょうど境目の時期に録音されたアルバムです。

 

そのためなのか、キースがエレキギターにアコギにスライドギターに、さらには “Live with Me”ではベースを弾いて”You Got the Silver”ではリード・ボーカルも披露するなど大活躍したアルバムです。

 

個人的にキースの歌はそこまで好きではないんですが、しかしスライドギターの音は大好きです♪

 

“Midnight Rambler”→”You Got the Silver”→”Monkey Man”と続くキースのスライドギターは最高です♪

 

この流れが好きなので今回のランキングで本作を選んでいますが、第5位になったのは70年代に入る前のアルバムだからです。

 

1969年から1971年…たったの2年しか変わりはありませんが、しかしあの70年代ロックの独特の雰囲気はまだこのアルバムにはありませんでした。

 

それではここからは全て70年代のストーンズのアルバムになります。

 

第4位:The Rolling Stones – 『It’s Only Rock ‘n Roll』

第4位は、1974年にリリースされた『It’s Only Rock ‘n Roll』です。

 

この時期から時代的に流行っていたフェイザーの音がギターに加えられるようになりました。

 

以降のアルバムでは「フェイザー掛け過ぎ!」感も否めないのですが、本作ぐらいならまぁまぁ…でしょう。

 

タイトル・トラックの”It’s Only Rock ‘n Roll (But I Like It)”は、ストーンズを代表する曲の1つです。

 

「こりゃ~単なるロックンロールなんだよ!でも俺はソイツが大好きなんだよ!」と、なんともキースのロックな雰囲気をそのまま曲にしたかのような名曲です。(インスピレーション元はロン・ウッドみたいですが…僕にはキースのイメージです。)

 

これ以外にも、冒頭の”If You Can’t Rock Me”と”Ain’t Too Proud to Beg”もロックしています!

 

上記の3曲や “Dance Little Sister”と”Fingerprint File”辺りが僕がよく聴いていたブートレッグに収録されていました。

 

そのライヴ盤ではフェイザーを効かせたギターがファンキーな”Fingerprint File”が特に好きでした。

 

これ以降のストーンズは、レゲェからディスコ・ファンク期へと移行するのですが…ファンキーなロックを演奏していた本作までは僕が好きなストーンズです。

 

ちょっとディスコ期はね…。

 

第3位:The Rolling Stones – 『Goats Head Soup』

『山羊の頭のスープ』といった厳つい邦題が付けられた1973年のアルバム『Goats Head Soup』が第3位です。

 

本作が制作された時期はレゲェが流行り始めていたため、録音はジャマイカで行われています。

 

しかし本作にはまだレゲェ風の曲は見当たらず、むしろファンキーなストーンズの曲が聴ける作品に仕上がっています。(レゲェ風は2作後の『Black and Blue』で登場します!)

 

1曲目の”Dancing with Mr. D.”は、まさにファンキーなロック・チューンで、ビリー・プレストンが弾くクラヴィネットや豪華なホーン隊が盛り上がる”Doo Doo Doo Doo Doo (Heartbreaker)”もファンクな曲です。

 

…ということです。

 

このブログのタイトルにもありますように、僕はファンクが大好きです!

 

このアルバムが『Let It Bleed』よりもランクが上なのはファンキーだからです!

 

もちろん他にも、しっとりバラードの “Coming Down Again”や、悲しすぎる名バラード曲の”Angie”といった曲も外せません!

 

僕がよく聴いていたブートレッグのライヴ盤では、 “Doo Doo Doo Doo Doo (Heartbreaker)”とロックな”Silver Train”に “Star Star”が収録されていることが多かったです。

 

この辺の曲への思い入れもあり、今回のランキングでは第3位がこの『Goats Head Soup』となりました。

 

残すところは第2位と第1位なのですが…ここからは大方の予想が付く通りにベタな選出となります。

 

ていうか、この2作品を選ばない理由がないので、僕の中でのストーンズ・ランキングもいつものあの2作品を選んでいます。

 

やはり誰しもが名盤と呼ぶ作品には、選ばれるだけの理由がありますからね。

 

もはやどちらが「1位なのか?2位なのか?」人それぞれの好みの違いでしかないのかもしれません⁉

 

第2位:The Rolling Stones – 『Sticky Fingers』

僕にとっては先に第2位がこちらのアルバムとなりました。

 

1971年にリリースされた名盤『Sticky Fingers』です。

 

全米No.1シングルとなった”Brown Sugar”と、そのB面だった”Bitch”があまりにも有名なアルバムですね。

 

またアリシア・キーズがまさかのMTVアンプラグドでカバーした名バラード曲の”Wild Horses”も収録されています。

 

そしてストーンズのルーツの1つ、ミシシッピ・フレッド・マクダウェルのカバー “You Gotta Move”も収録されています。

 

アコースティックなロック”Sister Morphine”や “Dead Flowers”も良いですね♪

 

でも僕が本作で一番好きな曲は、 “Can’t You Hear Me Knocking”です。

 

なぜなら僕がよく聴いていたブートレッグのライヴ盤でこの曲が頻繁に演奏されていたからです。

 

僕はもともとオールマン・ブラザーズ・バンドやグレイトフル・デッドのようなジャム・バンドが好きなため、この “Can’t You Hear Me Knocking”や先に挙げていた”Midnight Rambler”のような中間部でジャムる曲が大好きです♪

 

本当はもっとこういった曲をストーンズに作って欲しいのですが…そうはいかないのが現実です。

 

この時期のストーンズは、ミック・テイラーのギターソロが魅力的でした♪

 

『Sticky Fingers』が第2位ということは…第1位は、ストーンズにとって初の2枚組となったあのならず者です!

 

第1位:The Rolling Stones – 『Exile on Main St.』

第1位は、大方の予想通りに(?)『メイン・ストリートのならず者』こと『Exile on Main St.』でした。

 

なんだかんだでこのアルバムが一番好きです。

 

もう1曲目の “Rocks Off”のミックのスリム・ハーポ風のスワンピーな歌い方から最高です♪

 

そのスリム・ハーポの曲”Shake Your Hips”も3曲目に取り上げています。

 

Z.Z.トップも腰を抜かすブギです♪

 

1つ飛ばしましたが2曲目”Rip This Joint”は、まるでアメリカのジューク・ジョイントに迷い込んだかのような楽しいロックンロールです♪

 

そしてカジノでブギーした後は僕が最も好きなストーンズの曲 “Tumbling Dice”が始まります。

 

当時、ミック・ジャガーを始めジェームス・テイラーやジャクソン・ブラウン等と色恋の噂があったリンダ・ロンシュタットを歌た曲だとされています。

 

他にも、メロディーラインの美しい”Torn and Frayed”や、ニッキー・ホプキンスのピアノの音色が美しい “Loving Cup”に、キースが歌う名曲 “Happy”、キャッチーなロック・チューン “All Down the Line”、そして名バラード曲の”Shine a Light”と名曲ばかりが収録されています。

 

“Stop Breaking Down”は、ロバート・ジョンソンのカバーです。

 

全18曲と収録曲の数が多いというのに、最初から最後まで一切ダレることなく通して聴くことが出来るストーンズの最高傑作です!

 

それどころかロックの歴史に残る重要な名盤だと言っても過言ではありません!

 

ストーンズが好きかどうか?とか関係なく、ロックを知る上で必ず聴いておかないといけないロックの聖典がこの『Exile on Main St.』です。

 

 

以上、【オリジナル・アルバムを勝手にベスト5!ローリング・ストーンズ編】でした。

 

1位と2位はベタな選出となりましたが、3位と4位は意外な選出だったのではないでしょうか?

 

ローリング・ストーンズは、チャーリーが亡くなり今となっては正式メンバーはミックとキースとロニーの3人だけとなりましたが、これを書いている今も現役でライヴ活動を行っています。

 

2023年には約11年振りとなるオリジナル・アルバム『Hackney Diamonds』もリリースしました。

 

もしかしたら、そう遠くない将来に来日公演を行ってくれるかもしれません⁉

 

それまでにストーンズに興味を持たれた方は、ぜひこのブログ記事を参考にしてみて下さい。

 

またこれからストーンズを聴いてみたいとお考えの人も、僕がおすすめする70年代のロックなストーンズをこのランキング順に聴いてみて下さい。

 

 

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