
2021/11/23
ミリオタ心をくすぐるアーミー・デザイン!エレハモの近代的な歪みペダル『Nano Operation Overlord』
エレハモの近代的なオーバードライブ /ディストーション・ペダル『Nano Operation Overlord』
以前、このブログでくElectro-Harmonix(エレクトロ・ハーモニックス社、以降エレハモ)のオーバードライブ・ペダルの『CRAYON』をご紹介しておりました。
コスパ最高クラス!?ギター初心者にもおすすめのオーバードライブ エレクトロ・ハーモニクス『CRAYON』
今回ご紹介する製品も同じくエレハモのオーバードライブ・ペダルにはなりますが、『CRAYON』よりも更に激しい歪みを作ることが出来るオーバードライブ /ディストーション・ペダル『Nano Operation Overlord』のご紹介になります。
このミリタリー系のデザインが隠れミリオタの僕のハートに火をつけてくれました!
『CRAYON』同様に製品のデザインが好きで買ったペダルでもあります。
オーバードライブとしてだけでなくディストーションやブースターとしても使える多彩な製品!
エレハモの歪み系としては何と言ってもビッグマフが一番有名だと思います。
その他だとオーバードライブの名器Klonのケンタウルスをモチーフにした『Soul Food』もそこそこ有名ではありますね。
またディストーション・ペダルとしては『OD Glove』という製品のあります。
さて、以外にも歪み系のペダルの種類が豊富なエレハモではありますが、この『Nano Operation Overlord』は過去のどのペダルよりも多彩なサウンド作りができるのが特長でもあります。
製品名にnanoが付いているように、元はと言えば『Operation Overlord』という製品が先に発売されていたんです。
しかしこちらの『Operation Overlord』は、nanoサイズの倍ぐらいの大きさがあり、ペダル・ボードの場所を大きく占拠することになります。
その分、nanoよりも更に多彩な音作りができるのですが、僕のような素人ギタリストにはnanoの機能だけでも十分すぎます!
『Operation Overlord』の方は、プロもしくは音楽制作を本格的にやっている方などに向いているかと思われます。
気軽にオーバードライブ /ディストーション系のペダルを使いたい!という方にはこちらの『Nano Operation Overlord』の方がおすすめです♪
それでは毎度恒例の、購入時の箱から開封するところから順に写真を掲載していきたいと思います。
エレクトロ・ハーモニクスの『Nano Operation Overlord』
外箱の表面には『Nano Operation Overlord』のミリタリー系のイラストが描かれています。
最近のエレハモ製品はこういったイラストがオシャレなのが良い点です。
外箱の側面には製品名がアーミー調のフォントでプリントされています。
箱を開けてみると、『Nano Operation Overlord』本体と説明書に専用のACアダプターがプチプチの緩衝材で区切られて梱包されていました。
こちらが『Nano Operation Overlord』本体とACアダプターになります。
このミリタリーなデザインがとてもかっこいいです♪
外箱のイラストと比べてみるとこんな感じです。
コントロール・ノブは6つもついています!
左上から時計回りにVOL、DRY、GAIN、BASS、MIDDLE、TREBLEです。
VOLはエフェクターの音量でGAINが歪みの大きさをコントロールするノブになります。
下の3つBASS、MIDDLE、TREBLEは、そのままイコライザー部分になりますが、上段中央のDRYは時計回りに回すとエフェクトがかかっていないドライ音100%になります。
まったく回さないで使うとオーバードライブ100%のウェット音が出力されます。
ギターの場合はオーバードライブ100%の方が良いかと思います。
ベースやキーボードに使用する際にドライ音を設定するといいかもしれません。
ただ必ずしもそういった設定が正しいわけでもないので、使用者のお好みセッティングが一番ですね。
更に右上の小さいボタンはBOOSTボタンで、ここを押すことで出力を上げることができます。
逆側に付いている3ポジションのINPUT LEVELセレクターもHI、NORMAL、LOの3段階で設定することが出来ます。
僕個人としてはHIにして使うとこのエフェクターの良さが一番活かされるんじゃないかな?と感じます。
以前ご紹介していたエレハモのビブラート/コーラス・ペダル『EDDY』もそうだったんですが、この『Nano Operation Overlord』が出てから6つのコントロール・ノブが付いたデザインが多くなってきました。
【2021年度最新】トム・ミッシュのあのサウンドも再現できる!?Electro-Harmonixのビブラート/コーラス・ペダル『EDDY』
6つもコントロール・ノブがあるとかなり細かい設定ができるのでとても便利なのですが、一つ一つのノブが小さくって回しにくいのが難点でもあります。
その代わり運搬中にどこかにブツけてノブが勝手に動いてしまうことが少なくはなりそうですが…。
使い方は至ってシンプル!
『Nano Operation Overlord』の使い方なのですが、とても簡単に使いこなすことができます。
残念ながらこちらの製品は9V電池が使えないのですが、付属のACアダプターを上部に差し込むことで簡単に電源を供給することができます。
もちろんエレハモのパワーサプライ『Power Tank』を使って電源を賄うこともできます。
他のエフェクターと一緒に使う場合は『Power Tank』でまとめて電源を供給すると便利です。
電源を繋いだら、向かって右側のINPUTにギター側のシールドを挿し込み、左側のOUTPUTにアンプ側のシールドを挿し込みます。
そして中央のフットスイッチを踏み込むことで電源がONの状態になります。
正常に電源が入ると上部右側のLEDランプが赤く点灯します。
上の写真はオーバードライブとして使用した例です。
少しGAINとBASSを上げ気味で低音を強調して強めのオーバードライブ・サウンドを演出しています。
更に上部左側のBOOSTボタンを押すと、横のLEDランプが青く光り歪みが増します!
オーバードライブからディストーションへと変化します。
軽く出力を上げるためのブースターとしても、強めなオーバードライブとしても、派手なディストーションとしても使える便利なペダルです!
それでは最後にこの『Nano Operation Overlord』と相性の良いエフェクターも併せてご紹介したいと思います。
ワウやオクターバーとの相性が抜群!
まずはワウペダルです。
やはりオーバードライブやディストーションで派手なギター・ソロを弾く際にはワウペダルが不可欠ですね!
こちらの写真の右側に写っているのは同じエレハモのワウペダル『Wailer Wah』です。
『Wailer Wah』は他のメーカーのワウペダルと比べると重量が格段に軽いのでおすすめです!
ワウペダル以外にも前回ご紹介していたエレハモのオクターバー『nano POG』との相性も良いです。
『Nano Operation Overlord』の後ろにブースターとして『CRAYON』を設置すると、より派手なオクターバー・サウンドを作り出すことができます。
以上、【ミリオタ心をくすぐるアーミー・デザイン!エレハモの近代的な歪みペダル『Nano Operation Overlord』】のご紹介でした。
小さいサイズで多彩なセッティングができるオーバードライブ /ディストーションをお探しでしたらこの『Nano Operation Overlord』がおすすめですよ♪
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