2021/11/22
ネオ・ソウル・ギターにも最適♪エレハモが誇るオクターバーの名機『POG』のnanoサイズを使おう!
エレハモが誇るオクターバーの名機『POG』のnanoサイズ
今回ご紹介するエフェクターは、Electro-Harmonix(エレクトロ・ハーモニックス社、以降エレハモ)の『nano POG』という製品です。
こちらの製品は、エレハモのオクターバーの名機『POG』のnanoサイズになります。
つい先日、僕はある目的でこちらのオクターバーを購入するに至りました。
ハードロックやメタルだけじゃない!ネオ・ソウルにも必須のエフェクター!
オクターバーと言えば、ワウペダルと並んでロックやメタル系などハードなギター演奏を盛り上げるための飛び道具的なエフェクターのイメージが強いかと思います。
僕の好きなエアロスミスのギタリストであるジョー・ペリーが『POG 2』を使っていることもファンの間ではそこそこ有名なお話です。
オクターバーによって、素のギター音に1オクターブ上もしくは1オクターブ下、更には2~3オクターブの広い範囲の音を付け加えることができます。
そうすることで、1本のギターでまるで2~3本のギターの音が重なっているかのような重厚なサウンドを生み出すことができます。
こういった使い道から、派手なHR/HM系の派手なギター・ソロを盛り上げるためのエフェクターのイメージを僕はずっと抱いていました。
しかし近年では、トム・ミッシュやFKJといった新世代のネオ・ソウル・ギタリスト達がこぞってオクターバーを使っていることで僕の中のそのイメージが覆りました。
更には僕が大きな影響を受けているケリー・”2スムース”・マーシャルもこの『nano POG』より一回り大きいサイズの『micro POG』を使っています。
その様子は下記の動画で確認することができます。
ハードロックやメタルだけでなく、こういったネオ・ソウル~スムース・ジャズ系のギター・ソロにもオクターバーのサウンドが合うんですね♪
といったわけで、派手なギター・ソロを弾くのは苦手だけれども、オシャレなギター・ソロなら多少は弾ける僕にもこのオクターバーが必要となりました。
そこで購入したのが今回ご紹介する『nano POG』というわけです。
それではいつもの様に、購入時の外箱から開封するまでを写真と共に掲載していきたいと思います。
エレクトロ・ハーモニクスの『nano POG』
外箱の表面には『nano POG』のイラストが施されています。
箱の側面には『nano POG』のロゴマークが大きくあしらわれています。
別の箇所の側面には、エレハモのラムズヘッドのイラストが描かれています。
箱を開けてみると、『nano POG』本体と説明書に専用のACアダプターがプチプチの緩衝材で区切られて梱包されていました。
こちらが『nano POG』本体とACアダプターになります。
鮮烈なレッドカラーがかっこいいですね!
外箱のイラストと比べてみるとこんな感じです。
コントロール・ノブは3つととてもシンプルな作りになります。
使い方は至ってシンプル!
『nano POG』の使い方なのですが、とても簡単に使いこなすことができます。
まずは裏面の4つのネジを外して9Vの電池を入れましょう。
もちろん電池を使わなくっても、付属のACアダプターやエレハモのパワーサプライ『Power Tank』を使って電源を賄うこともできます。
他のエフェクターと一緒に使う場合は『Power Tank』でまとめて電源を供給すると便利ですよ♪
しかし電池が使えるというのも、こういった持ち運びしやすいコンパクト・サイズのエフェクターでは便利な要素のひとつとも言えますね。
電源を繋いだら、向かって右側のINPUTにギター側のシールドを挿し込み、左側のEFFECT OUTにアンプ側のシールドを挿し込みます。
そして中央のフットスイッチを踏み込むことで電源がONの状態になります。
正常に電源が入ると中央のLEDランプが赤く点灯します。
もちろんOFFにする際は、再度フットスイッチを踏むとできます。
3つのコントロール・ノブについてですが、DRYはエフェクターのボリュームだと思ってください。
これを上げることでこのエフェクターの音が大きくなります。
僕は写真の様にフルに近い4時くらいまで回しています。
左側にあるSUB OCTAVEは、時計回りに回すことで1オクターブ下の音がギター音にプラスされます。
右側のOCTAVE UPはその逆で、1オクターブ上の音がギター音にプラスされます。
このOCTAVE UPを下の写真の様に1時くらいに設定すると、ハードロックやメタル系に合う派手な音を作り出すことが出来ます。
ただ僕としては、OCTAVE UPの音は派手すぎるので控えめにして使っています。
この『nano POG』は、上下それぞれ1オクターブ分の音しかプラスすることは出来ませんが、SUB OCTAVEとOCTAVE UPのどちらも上げることでブレンドした音を作ることが可能です。
なので僕は、1オクターブ下のSUB OCTAVEを12~1時の位置にして、OCTAVE UPを控えめの10時の位置にしてブレンドしています。
僕個人としてはオクターブ下が強めのブレンドしたサウンドが、今の自分のネオ・ソウル・ギターのスタイルに合っている気がします。
以上、【ネオ・ソウル・ギターにも最適♪エレハモが誇るオクターバーの名機『POG』のnanoサイズを使おう!】でした。
ハードロックやメタル系のギタリストだけでなく、ネオ・ソウル系のギタリストにもおすすめのエフェクターですよ♪
オマケ!?
最後にオクターバーを使ったネオ・ソウル系のかっこいいジャム・セッションのYouTube動画をご紹介します。
僕のお気に入りギタリストのケリー・”2スムース”とニコ・アランダがジャム・セッションをしている動画です。
オクターバーを上手く使ったサウンドがとってもオシャレですね♪
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