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カテゴリー:Music

2019/03/30

コーネル・デュプリーがゲストで参加したスティーン・ヴィッグの1993年のアルバム『Blue Boat』を聴こう♪

名セッション・ギタリストのコーネル・デュプリーがゲストで参加したスティーン・ヴィッグの1993年のアルバム『Blue Boat』をご紹介します。

シドニー・ベシェの未発表曲に当たるタイトル曲を含む古き良き時代のディキシーランド・ジャズを再現したアルバムです。

さて、今回は僕も大好きな名セッション・ギタリストのコーネル・デュプリーのマニアックなゲスト参加作品をご紹介したいと思います。

 

それはデンマークのジャズ・サックス奏者スティーン・ヴィッグの1993年の作品にゲスト・ギタリストとして参加したアルバム『Blue Boat』です。

 

この作品は、1993年の4月3日~4日にデンマークの首都コペンハーゲンのフォーカス・レコーディング・スタジオで収録されています。

 

シドニー・ベシェの未発表曲に当たるタイトル曲を含む古き良き時代のディキシーランド・ジャズを再現したアルバムです。

 

ちなみにコーネル・デュプリーがゲスト参加した曲は、12曲中8曲でギター・ソロも弾いています。

 

それではコーネル・デュプリーがギターで参加した曲を中心にご紹介したいと思います。

 

 

Steen Vig – 『Blue Boat』

01.Blue Boat
02.Memphis Blues
03.Soul Country
04.The Flea Is Jumping
05.Blue Turning Grey Over You
06.Taps Miller
07.We Sure Do Need Him Now
08.Tee
09.Kansas City Man Blues
10.Copenhagen Hip Hop
11.Foo Foo Blues
12.Hotel Blækregning

 

Personnel:
Steen Vig – Soprano & Tenor Sax
Gene “Mighty Flea” Connors, Ole “Fessor” Lindgreen – Trombone
Søren Kristiansen – Piano
Cornell Dupree – Guitar
Hugo Rasmussen – Bass
Thorkild Møller – Drums

 

Recording Date : April 3, 1993 – April 4, 1993
Recording at Focus Recording, Copenhagen, Denmark.

 

アルバムの内容

1曲目のタイトル・トラック”Blue Boat”は、どうやらシドニー・ベシェのレコーディングされなかった未発表曲のようです。

 

一応本作の目玉曲は、このゆったりとした古き良き時代のジャズ・ナンバーなのですが……この曲にはコーネル・デュプリーは未参加です。

 

スティーン・ヴィッグによるシドニー・ベシェ風のソプラノ演奏が聴きどころです。

 

次の2曲目”Memphis Blues”は、歴史上始めて録音されたとされるブルース進行の曲である”St. Louise Blues”の作者W.C.ハンディの楽曲です。

 

この曲も、古き良き時代のディキシーランド・ジャズを懐かしむような選曲ですね♪

 

しかしこの冒頭2曲目までは、コーネル・デュプリーは参加していません。

 

次の3曲目のデューク・エリントンの曲”Soul Country”からコーネル・デュプリーが登場します。

 

といっても、バッキングは弾いていなくって1分46秒経ってからようやくギター・ソロで登場します。

 

しかしギター・ソロが始まると、一聴してすぐにコーネルとわかるいつものギター・トーンです♪

 

3曲目にしてやっと登場したコーネルは、1分以上に及ぶ長めのソロを弾いています。

 

続く4曲目~8曲目までの5曲にもコーネルが参加しています。

 

ちなみに各曲のクレジットは以下の通りです。

 

4曲目の”The Flea Is Jumping”は、本作にも演奏で参加しているトローンボーン奏者のジーン・コナーズの曲です。

 

5曲目の”Blue Turning Grey over You”は、ジャズ・ピアニストのファッツ・ウォーラーの曲です。

 

6曲目の”Taps Miller”は、ビッグ・バンドのリーダーでお馴染みカウント・ベイシーの曲です。

 

7曲目の”We Sure Do Need Him Now”は、”If We Ever Needed The Lord Before (We Sure Do Need Him Now) “というトーマス・A.ドーシーが書いた古い時代のゴスペル・トラディショナルの曲です。

 

アメリカのコーラス・グループのテイク6が1988年のデビュー・アルバム『Take 6』で取り上げた曲でもあります。

 

 

 

そして8曲目の”Tee”は、コーネル・デュプリーのオリジナル曲になります。

 

曲名からしてリチャード・ティーに捧げた曲でしょうか⁉

 

4曲目と7曲目はギター・ソロのみで、5,6曲目はバッキングのみ弾いています。

 

そしてコーネルの自作曲の8曲目では、リーダーのスティーン・ヴィッグを含むホーン隊が全員不参加の曲です。

 

ピアノとベール+ドラムとのカルテット編成で、イントロからギター・ソロまで全てコーネルが弾いています。

 

この曲だけ実質、コーネル・デュプリーがリーダーの曲です。

 

そして残り10曲目と11曲目の2曲にもコーネルが参加しています。

 

10曲目の”Copenhagen Hip Hop”もトローンボーン奏者のジーン・コナーズの書いた曲です。

 

バッキングだけでなく、ギター・ソロも弾いています。

 

11曲目の”Foo Foo Blues”は、トランペット奏者のハーマン・オートリーの曲です。

 

どうやらジーン・コナーズが歌も歌っているようです。

 

コーネルは、バッキングにギター・ソロも弾いています。

 

この8曲がコーネル・デュプリーが参加した楽曲です。

 

 

 

Ryo@Dixiefunk Lab.の白アイコン
Ryo
おすすめ曲は、#1 #3 #4 #7 #8

 

 

以上、【コーネル・デュプリーがゲストで参加したスティーン・ヴィッグの1993年のアルバム『Blue Boat』を聴こう♪】のご紹介でした。

 

たまにはちょっとマニアックな作品を……。(笑)

 

コーネル・デュプリー好きの方でもこの作品は知らなかった?っていう人もいらっしゃるかもしれませんね。

 

ぜひともこのブログを参考に聴いてみて下さい。

 

もちろんコーネル・デュプリー好きの方だけでなく、古き良き時代のディキシーランド・ジャズを現代風にアレンジした作品を聴きたいな~という方にもおすすめの作品です♪

 

それでは、今後も他のコーネル・デュプリーが参加した作品をご紹介していきたいと思いますので、ぜひこのブログをまた読みに来てください。

 

 

 

 

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