
2019/03/06
レッチリのファンキーなおすすめ曲20選‼
レッド・ホット・チリ・ペッパーズのファンキーでかっこいいおすすめ曲を20曲選んでみました!
レッチリのファンク曲を聴こう♪
以前、もうだいぶ前になるのですが……2017年に【ファンカデリックのギターがかっこいい曲6選!】というブログ記事を書いていました。
ファンカデリックのギターがかっこいい曲【6選】ファンカデリックに在籍した名ギタリスト3人からチョイス!
その続きではないんですけれども……今回は、日本でも大人気のロック・バンドのレッド・ホット・チリ・ペッパーズ(以下:レッチリ)の楽曲の中で特にファンキーでかっこいいと思う曲を選んでみました。
ギタリスト目線でのファンキーな選曲♪
レッチリは、ミクスチャー・バンドのハシりだとも言える様々な音楽的要素が混じったバンドです。
もともとはフリーのファンキーなベースにアンソニー・キーディスのラップの相性が良かったため結成されたバンドのようですが、ロックやラップだけでなくパンクやメタル、そしてファンクの要素も混じった楽曲を演奏するバンドです。
そういったこともあり、レッチリの音楽が好きなファンにも色々と違いがあると思います。
アンソニーのラップが好きだから聴いている人や、フリーのバカテク・ベースが好きで聴いている人、ジョン・フルシアンテの書くメロウな楽曲が好きな人など……様々だと思いますし、どれが理由でも良いと思います。
本当に人それぞれな捉え方ができる素晴らしいバンドだと思います。
僕も上記に挙げたようなレッチリの音楽的要素は全て好きなのですが……しかし僕が一番好きなレッチリの音楽的要素は「ファンク」にあります!
まぁこのブログ名の「Dixiefunk」にもあります通り、僕は「ファンク」が大好きです!
僕が初めて聴いたレッチリのアルバムは名盤『Blood Sugar Sex Magik』からなのですが、最初に”The Power of Equality”を聴いてジョン・フルシアンテの弾くファンキーなギター・カッティングに魅せられました。
そこにアンソニーの勢いあるラップにフリーのバカテク・ベースにチャドのパワフルなドラミング……「完璧なバンドだ!」と思いました。
僕自身が自分もギターを弾くため、やはり音楽を聴く上で一番ギターが耳に入ってきます。
そういったわけで、以前もファンカデリックの曲を選ぶ時も「ギタリスト目線」で選曲をしました。
今回のレッチリの選曲も全て「ギタリスト目線」で選曲しています。
なので人によっては、「え?あの曲のフリーのベースとかファンキーだよね?」とか「おいおい、チャドのドラムがファンキーなあの曲はないのかよ?」などの不満があるかもしれませんが……その辺は「ギタリスト目線」ですのでご了承を……。
「ギターのカッティングがファンキーでかっこいい♪」曲を中心に選んでいます!
またレッチリには、これまでに9人ほどのギタリストが在籍しています。(ツアーのみでレコーディングに参加していないギタリストもいます。)
その中でも特に目立つ3人のギタリストの楽曲を選んでいます。
それは、オリジナル・メンバーのヒレル・スロヴァクに、そのヒレルに憧れていたジョン・フルシアンテ、そしてジェーンズ・アディクションのデイヴ・ナヴァロの3人です。
現在のレッチリに在籍しているジョシュ・クリングホッファーのギター曲に関しては選んでいません。
ということで、2011年の『I’m With You』と2016年の『The Getaway』からは1曲も選んでいません。
ここ2作のレッチリは、ジョン・フルシアンテの時期よりも更にメロウ路線になっているので、ファンキーな曲があまりないのが残念なところですね。
それでは、ヒレル・スロヴァクとジョン・フルシアンテにデイヴ・ナヴァロが在籍していた時期のレッチリの楽曲の中から20曲選んでみましたので、順番にどうぞ♪(1曲だけジャック・シャーマンの弾く曲が混じってます。)
01.Get Up And Jump
レッチリの1984年の記念すべき1stアルバム『The Red Hot Chili Peppers』の4曲目に収録されていたファンク曲です。
1stアルバム収録のこの曲でギターを弾くのは……実はオリジナル・メンバーのヒレル・スロヴァクではなく臨時オーディションで加入していたジャック・シャーマンです。
当時、一時的にヒレルが脱退していたためです。
アンソニーやフリーは、元ギャング・オブ・フォーのアンディ・ギルがプロデュースしたこの1stの出来に満足していなかったようなのですが……しかし一ファンの僕からしたら既に当時から他のバンドとは違った「新しいことをしようとしているバンド」だと感じます。
メタリックなギターのトーンなのに、ファンクのような16分カッティング、そしてアンソニーのラップが乗っかる「早すぎたラップ・メタル」な感じがします。
ジャック・シャーマンのギター・カッティングも悪くはないです!
特に1stアルバムの中では、この”Get Up And Jump”が一番「ファンク」している曲だと感じます。
個人的には、やはりヒレル・スロヴァクの弾くハチャメチャなファンク・ギターが一番好きです♪
もしヒレルがオーヴァードーズで亡くなっていなかったとしたら……ジョン・フルシアンテやジョシュ・クリングホッファーも加入することはなく、今のようなメロウ路線のレッチリにはならずに「ファンク・バンド」になっていたのかもしれませんね?
しかしそうなっていたとしたら、『Californication』や『By The Way』の世界的大ヒットはなかったので、マニアックなバンドで終わっていたのかも……色々と考えてしまいますね。(笑)
02.Blackeyed Blonde
ヒレルが復帰した1985年リリースの2ndアルバム『Freaky Styley』の7曲目に収録されていたファンキーな曲です。
このアルバムは、ファンカデリック/パーラメントの創始者ジョージ・クリントンがプロデュースしているだけあってファンキーな曲が多く収録されています。
ミーターズやスライ&・ザ・ファミリー・ストーンのカヴァー曲もさることながら、レッチリのオリジナル曲も演奏もファンキーなものばかりです♪
その中でも特にこの曲”Blackeyed Blonde”は、ヒレルのワウギター・カッティングが冴えるファンキーな曲です♪
レッチリの楽曲でワウギターが登場する回数は意外と少ないのですが……しかしやはりワウペダルを導入することでよりファンキーな楽曲が出来上がっていますね♪
03.Yertle The Turtle
この曲も2ndアルバム『Freaky Styley』に収録されていた曲です。
アルバム最後の14曲目に収録されていました。
こちらの曲もヒレルの弾くワウギターがファンキーなんです♪
またホーン隊のアレンジなどが、ジョージ・クリントンらしさを感じさせます。
レッチリの長いキャリアの中では、もはや忘れ去られるような地味な曲ではありますが……このファンキーな曲もたまに思い出して聴いてみて欲しいな~と思います。
04.Funky Crime
僕の一番好きなロック・バンドのエアロスミスのボーカリスト、スティーブン・タイラーが最も好きなレッチリのアルバムと言った1987年の3rdアルバム『The Uplift Mofo Party Plan』からの選曲です。
実は本作は、レッチリのオリジナル・メンバーが揃ってレコーディングされた唯一のアルバムです。
そのオリジナル・メンバーとは……ボーカルのアンソニーに、ベースのフリー、ギターのヒレル・スロヴァクにドラムのジャック・アイアンズの4人です。
というわけで、この作品こそが「真のレッチリ」の演奏だと言えなくもないですね⁉
エアロ・ファンの僕からしたら「さすが我らがスティーヴン!見る目が違う!」って感じです。(笑)
ちなみにこの”Funky Crime”は、アルバムの2曲目に収録されていた、曲名通りに「ファンキー」な曲です♪
やはりヒレルのファンキーなギターリフがかっこいい曲です♪
この時期からだんだんとアンソニーの歌い方もメロディアスになってきています。
ところでジャック・アイアンズは、レッチリ脱退後には一時期パール・ジャムに在籍していました。
この辺のグランジ/オルタナ系のミュージシャンの繋がりなんかも面白いですね。
05.Subway to Venus
1988年にヘロインの過剰摂取によりヒレル・スロヴァクが亡くなってしまいました。
その後、サポート・ギタリストとして黒人ギタリストのデュエイン・“ブラックバード”・マクナイトが参加していましたが、結局次の正式ギタリストはジョン・フルシアンテに決定します。
そもそもジョン・フルシアンテは、ずっとレッチリのファンでした。
特にヒレルの弾くファンキーなギターに憧れて、それまでのレッチリの曲は全て耳コピして弾けるようになっているほどの熱烈なファンでした。
もちろんギターの腕前も、前任者のヒレルを凌駕するほどの腕前です!
僕としては、ヒレルの弾くハチャメチャなファンク・ギターが好きなのですが……単純なギター・テクニックで言えばやはりジョン・フルシアンテの方が遥かに上だと思います。
そんなジョン・フルシアンテがレッチリに加入して最初に制作した1989年の4thアルバム『Mother’s Milk』から3曲目に収録されていた”Subway to Venus”です。
この作品のギターの音はプロデューサーの意向でかなりメタリックなサウンドにされています。
このことをジョン・フルシアンテは快く思っていなかったようですが、しかしファンキーなカッティングの勢いは失われていません!
ジョン・フルシアンテは、メロウな楽曲だけでなくこういったファンク・ギターも最高にかっこよく弾けるギタリストでしたね♪
06.Taste the Pain
こちらも『Mother’s Milk』に収録されていた曲です。
7曲目に収録されていた曲でシングル・カットもされています。
ジョン・フルシアンテの弾くワウギターがファンキーです♪
ちなみに途中で登場するトランペットを吹いているのはフリーです。
フリーは、トランぺットかベースか?で悩んだ時期もあったようで、この他のレッチリの曲でもちょくちょくトランペットを吹いています。
07.The Power of Equality
多くの人が考えるレッチリの最高傑作だといえる1991年の5thアルバム『Blood Sugar Sex Magik』の1曲目”The Power of Equality”です。
僕が初めて聴いたレッチリのアルバムで、おそらくロック史に燦然と輝く名盤だと思います。
そして、やはりこの曲ですね♪
初めて聴いた時、ジョン・フルシアンテのあのギター・カッティングが聴こえ始めた瞬間「これは!とんでもない名作を買ったのかも⁉」と感じたのがこの曲です。
2003年にリリースされたライヴ映像作品『Live at Slane Castle』でも演奏されていた名曲です!
本当にかっこいい曲ですね♪
僕の中でのレッチリと言えば……まずはこの”The Power of Equality”です!
08.If You Have to Ask
“The Power of Equality”ときたら、次の曲”If You Have to Ask”ですね!
『Blood Sugar Sex Magik』の2曲目に収録されていたシングル・カット曲です。
ジョン・フルシアンテの1~3弦を中心にしたファンク・カッティングが印象的な曲です。
アンソニーの呟くような歌い方もクールな楽曲です。
ライヴで聴きたくなるファンキーな楽曲です♪
※YouTubeでこの曲を検索する際は、要注意を!たまにモザなしフル●ンのフリーのライヴ映像が登場します。(笑)モロですモロ!(笑)
09.Give It Away
こちらも名盤『Blood Sugar Sex Magik』に収録されていた曲で、グラミー賞も獲得したシングルカット曲です。
もはやライヴのアンコールの定番でもあるレッチリを代表するファンキーな名曲ですね♪
やはりこの曲は外せません!
10.Sir Psycho Sexy
どうしても『Blood Sugar Sex Magik』からの選曲が多くなってしまいますが……やはり歴史に残る名盤なので仕方ないです!(笑)
『Blood Sugar Sex Magik』の16曲目に収録されていた8分もあるファンキーな長尺ジャム曲です。
ジョン・フルシアンテの弾くコーラス・エフェクター混じりのワウギターがとてもイナタい楽曲です。
ライヴでもちょくちょく演奏されていた曲です♪
11.Out In L.A. [Demo Version]
20曲のうち半分の10曲が終わったので……ここらで少しマニアックな曲をご紹介します。
1994年にリリースされたコンピレーション・アルバムの『Out in L.A.』に収録されていた曲です。
この曲は、レッチリのデビュー前の1982年のデモ音源になります。
というわけで、ギターを弾くのはヒレル・スロヴァクです!
曲自体は、勢いあるパンキッシュな楽曲なのですが……しかしヒレルの弾くギターは、「パンク」のようでもあり……やはりその根っこにあるのは「ファンク」だと感じさせます。
ジョン・フルシアンテよりもハチャメチャで勢いのあるギター・カッティングですね!
12.Walkabout
ジョン・フルシアンテが脱退していた時期に、フリーがジェーンズ・アディクションの企画盤のレコーディングに参加しました。
そこで知り合ったジェーンズ・アディクションの凄腕ギタリストのデイヴ・ナヴァロがレッチリの正式ギタリストとして参加することが決定しました。
(※この時期のジェーンズ・アディクションは、解散状態でした。)
そのデイヴ・ナヴァロが参加したレッチリ唯一の作品1995年の『One Hot Minute』からの選曲です。
ヒレルやジョン・フルシアンテと比べると、デイヴ・ナヴァロはかなりハード・ロックなギタリストなのですが……単純なギター・テクニックだけで語るなら、レッチリに参加していた全てのギタリストの中でもナンバー・ワンの実力です!
はっきり言って、上手すぎるギタリストです!
『One Hot Minute』の収録曲は、それまでのレッチリと違ったハード・ロック路線の曲が多かったのですが……この8曲目に収録されていた”Walkabout”は、その中でもファンキーな楽曲です♪
また、デイヴ・ナヴァロには珍しいワウギターのカッティングが聴けます♪
どちらかというと、デイヴ・ナヴァロは派手なギターソロでワウを使うことが多いですからね。
13.Shallow Be Thy Game
この曲も『One Hot Minute』に収録されていたデイヴ・ナヴァロ期の楽曲です。
「教祖たちのゲーム」という邦題でシングル・カットもされた曲です。
レッチリというよりも……まるでジェーンズ・アディクションのような壮大でド派手なギターのイントロで始まる曲です!
アンソニーよりもペリー・ファレルが歌った方が合いそうな曲調ですね……。
しかしバッキングのファンク・カッティングの凄まじさ!はさすがのデイヴ・ナヴァロです。
当時、ギター雑誌にこの曲のスコアが掲載されていて、僕もこのファンキーなリフを練習しました。
自分でもギターで弾きたくなるようなかっこいいリフですね♪
14.Get On Top
デイヴ・ナヴァロは、凄腕の素晴らしいギタリストです!
テクニックだけなら、ロック・ギタリストの中でもトップ・クラスの実力を持っています!
正確無比なギター・カッティングは、ヒレル・スロヴァクやジョン・フルシアンテよりも腕前は上だと感じます。
しかし、バンドの相性はテクニックだけでは解決しないほど複雑なものです。
やはりレッチリには、デイヴ・ナヴァロは合いません……。
結局デイヴ・ナヴァロ時代は『One Hot Minute』一作で終わりを迎えました。
その代わりに脱退していたジョン・フルシアンテが戻ってきます!
ジョン・フルシアンテ復帰第一作となった2000年の7作目『Californication』は世界的に大ヒットをしました!
この作品があったからこそ、今日のようなレッチリの地位が確立されたと言っても過言ではないと思います。
それもジョン・フルシアンテのメロディー・センスによるメロウ路線の楽曲のヒットによるとも思います。
大ヒットした”Scar Tissue”や”Otherside”に”Californication”は、もはや「洋楽ロックが好きなら聴いていて当たり前⁉」とも言えそうな有名な曲ですよね。
しかしその分、過去のレッチリのようなファンキーな楽曲が減ってきたのもこの時期からです……。
もちろん僕もメロウ路線のレッチリは好きですが……ファンク曲が減ったのが残念だと言う気持ちもあります。
そんな『Californication』には、まだファンキーな曲がいくつか収録されていました。
それがこの4曲目に収録されていた”Get On Top”です。
メロウな”Scar Tissue”と”Otherside”の2曲が続いた後に、いきなりロックに歪んだワウギターのイントロで始まる曲です!
メロウな2曲からの急な爆音ギターで少し驚いたりもしますが(笑)ジョン・フルシアンテの単音カッティングがファンキーな曲です♪
最近では聴けなくなってしまった、アンソニーの勢いのあるラップも最高です♪
15.I Like Dirt
この曲も『Californication』に収録されていた曲です。
曲自体は目立たないような曲ではあるのですが……しかしアンソニーの歌のバックでひたすらカッティングをするジョン・フルシアンテのギターはファンキーです♪
ギターソロ時にはワウペダルをONにしてファンカデリックのマイケル・ハンプトン風に弾いていますね♪
16.Right On Time
こちらは『Californication』の14曲目に収録されていた速いテンポの楽曲です。
先の”I Like Dirt”と同じように目立たない曲ではありますが、この曲もジョン・フルシアンテのカッティングはキレッキレです♪
またフリーのブリブリ・ベースもファンキーなので、ぜひともこの曲も聴いてほしい楽曲です♪
17.Yertle Trilogy
2曲も地味な曲が続きましたが……ここらでまたマニアックな曲もご紹介します。
『Californication』からのシングル曲”Around The World”のB面曲”Yertle Trilogy”です。
これまたジョン・フルシアンテのワウギターがかっこいい曲ですね♪
『Blood Sugar Sex Magik』に収録されていた”Sir Psycho Sexy”を思い起こさせてくれるようなジャム・セッション風の楽曲です。
マニアックなB面曲ですが、当時のライヴでも演奏されていた曲です。
アルバムには収録されませんでしたが、ファンキーな曲調はレッチリらしくって悪くないですね♪
ちなみに『Californication』制作時の1998年のデモ音源『Teatro Sessions』にもファンキーな楽曲がいくつか収録されていました。
もしかしたらそういったファンク曲中心で制作が進んでいたとしたら……『Californication』もファンキーな作品に仕上がっていたのかもしれませんね⁉
18.Can’t Stop
ジョン・フルシアンテ復帰後の第二弾アルバムで『Californication』よりも更に大ヒットした2002年のアルバム『By The Way』からこの曲です。
ライヴの1曲目に演奏されることも多い、今やレッチリを代表する曲のひとつ”Can’t Stop”です。
ジョン・フルシアンテの弾くあの印象的なギターのリフは、レッチリ好きのギタリストはみんな真似して弾いてみたんじゃないかな?と言ったところでしょうか⁉

フレージング自体はシンプルなのですが、余計なノイズが出ないように開放弦をしっかりミュートして、なおかつグルーヴ感を出して演奏するのはなかなか難しかったりもします。
多分、レッチリのコピー・バンドをやる際に”By The Way”と並んで選曲されやすい楽曲ですよね。
アンソニーの歌メロも、過去のレッチリの楽曲と比べるとかなりメロディアスで歌いやすいと思います。
この曲のファンキーなギターリフは印象的なためか、当時はよく楽器屋さんで試奏の際にこの曲を弾いているギタリストを見かけたりしました。(笑)
最近はこの曲を弾く人も減りましたが、あの頃は楽器屋さんに行くとよく聴くギターリフNo.1でしたね。(笑)
19.Hump De Bump
2006年にリリースされた9作目のCD2枚組の大作アルバム『Stadium Arcadium』のディスク15曲目に収録されていた曲です。
この作品を最後にジョン・フルシアンテは再びレッチリを脱退するので、最後の雄姿といったところでしょうか。
シングル・カットされたこの”Hump De Bump”は、メロウ路線の楽曲が増えてきた当時にも「レッチリの原点回帰⁉」と言われていた気がします。
確かにジョン・フルシアンテのファンキーなカッティングは、過去の作品群を彷彿させてくれます。
またジョン・フルシアンテの粘りつくような単音カッティングも印象的ですね♪
この曲でも終盤にフリーのトランペット演奏が登場します。
演奏陣の変わりないファンキーな演奏に比べると、アンソニーのマイルドになった歌い方こそがレッチリのメロウ路線の一因だったのかもしれませんね⁉
過去の作品のようなファンキーなラップではなくなってますからね……。
20.Tell Me Baby
『Stadium Arcadium』からの第二弾シングルで、アルバムではディスク2の2曲目に収録されていました。
この曲も”Hump De Bump”のようなゆるいファンク曲です。
どうしてもレッチリのメンバーも年を取ってしまったせいなのか、『Blood Sugar Sex Magik』の頃のような勢いのあるファンク曲は減りましたが……それでもまだこの頃は「ファンク」をやろうとしてくれていたので今となって貴重な曲だと感じます。
また「ファンキー」なレッチリに戻って欲しいな~と思います。
以上、【レッチリのファンキーなおすすめ曲20選‼】のご紹介でした。
いかがでしたでしょうか?
どうしてもギター好きの僕が選んだ選曲なので、「ギター中心のファンク曲」ばかりになりますが、なるべく幅広く選曲をしてみたつもりです。
また誤解がないように言いますと、僕はジョシュ・クリングホッファーが在籍する今のレッチリも好きです。
メロウ路線の楽曲も嫌いなわけではないんです。
ただ、初めて聴いたレッチリの曲が”The Power of Equality”だったので、どうしてもレッチリのファンク曲が好きなのでこういったブログ記事を書いてみました。
といったわけで、ぜひともこのブログ記事を読んで下さった人もレッチリのファンキーな楽曲を聴いてもらいたいな~と思います。
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