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カテゴリー:Music

2019/07/31

人気シンガーのホセ・ジェイムズも参加したニコラ・コンテのオシャレな5作目『Rituals』を聴こう♪

人気ジャズシンガーのホセ・ジェイムズも参加!ニコラ・コンテの2008年の作品『Rituals』をご紹介します。

ホセ・ジェイムズのみならず女性シンガーのキム・サンダースなども参加したオシャレなクラブ・ジャズ系作品!

今回は僕の好きなオシャレなクラブ・ジャズ系の作品をご紹介したいと思います。

 

それはDJでもありコンポーザーでもあるイタリア人のニコラ・コンテが2008年にリリースした名作『Rituals』というアルバムです。

 

僕の記憶では、当時はトランペット奏者のファブリッツィオ・ボッソ率いるイタリア発のジャズ・バンド、ハイ・ファイヴなんかが流行っていました。

 

イタリアが生んだ新世代のトランペッター、ファブリッツィオ・ボッソの『SOL!』を聴こう!

そんなイタリア系のジャズ作品の中で、このニコラ・コンテの『Rituals』もCD屋や音楽サイトでよく見かけた気がします。

 

僕もこの『Rituals』は、2008年当時にリアルタイムで聴きました。

 

さて、このアルバムはジャケットがオシャレなだけでなく(ちょっとシャドウの入れ方が微妙だったりもしますが……笑)中身の音楽も、発売から10年以上経った今聴いてもオシャレなんです♪

 

また本作の聴きどころは、2008年当時にデビューしたばかりのジャズシンガーのホセ・ジェイムズを大きくフィーチャーしているところです。

 

この作品を聴いて僕はホセ・ジェイムズにハマりました。

 

その後ホセの単独ライヴも観に行っています。

 

それでは今回は、ニコラ・コンテによるオシャレなイタリアン・ジャズ作品『Rituals』をご紹介したいと思います。

 

 

Nicola Conte – 『Rituals』

01.Karma Flower
02.The Nubian Queens
03.Like Leaves In The Wind
04.Love In
05.Awakening
06.Paper Clouds
07.I See All Shades Of You
08.Macedonia
09.Song For The Seasons
10.Red Sun
11.Black Is The Graceful Veil
12.Caravan
13.Rituals

 

Released : 2008

 

アルバムの内容

本作の多くの曲はゲスト・シンガーによる歌モノ作品で構成されています。

 

美しいハープの音色で幕を開ける1曲目”Karma Flower”を歌うのは、女性シンガーのキム・サンダースです。

 

まるでシャーデーのようなドライなサウンドなのにどこか妖艶な雰囲気を漂わせる楽曲です。

 

キムのボーカルと絡み合うようにオブリガードを入れるフルートの音色が聴くものを魅了します。

 

歌の合間に短いながらもジャジーなギター・ソロを聴くことが出来ます。

 

このギターはニコラ・コンテ自らが弾いています。

 

高度なテクニックがあるわけではないんですが、無駄のないオシャレなフレージングで弾いています。

 

続く2曲目”The Nubian Queens”は、ブラジル音楽のようなラテンのリズムで始まります。

 

「ヌビアン」とは、エジプト南部アスワン周辺からスーダンにかけての地方の名称です。

 

ホーン隊のメロディーにどことなくアラビアンな雰囲気が感じられます。

 

ちなみにこの曲でトランペットを吹いているのは、ファブリッツィオ・ボッソです。

 

そしてここでホセ・ジェイムズが登場します。

 

低くスモーキーな歌声で、歌詞の一語一語に魂を込めるかのように伸びやかなトーンでっています。

 

当時、この曲を聴いて僕は「とても印象に残る個性のある歌声だな~。」と感じました。

 

 

そして次の3曲目の”Like Leaves In The Wind”で一気にホセのファンになりました!

 

“Like Leaves In The Wind”は、本作の中でも飛びぬけて名曲です。

 

ぜひ大人の雰囲気がオシャレなMVの方も観て下さい。

 

2008年当時にこの曲をリアルタイムで聴いて、僕はすっかりホセ・ジェイムズの歌声に魅了されました♪

 

ニコラ・コンテがリーダーの作品なのですが、やはりどうしてもフロントマンのシンガーに気が行ってしまいますね。(笑)

 

しかし10年以上経った今聴いても、全く色褪せないあせないオシャレな名曲だと思います♪

 

ボサノバ風のリズムにジャンルカ・ペトレッラのトロンボーン・ソロ、そしてピエトロ・ルッスによるラテンなピアノ・ソロ……全てが素晴らしい楽曲です♪

 

2曲ホセの歌う曲が続いたところで、4曲目”Love In”から再びキム・サンダースが登場します。

 

サビ部分でコーラスを歌っている男性の声は、ホセやニコラではなくドイツ人ジャズ・シンガーのフィリップ・ワイスです。

 

5曲目”Awakening”は、ホセ・ジェイムズが作詞を担当したバラード曲です。

 

2~3曲目とこの曲の3曲が本作でホセが参加している曲になります。

 

その後は、イタリア人女性シンガーのアリス・リッチアーディが歌う7曲目”I See All Shades of You”や”Song for the Seasons”などいくつかの聴きどころもありますが、やはり何と言っても本作はその後スターとなるホセ・ジェイムズが参加した曲が一番の魅力と言えるでしょう♪

 

ちなみに12曲目には、デューク・エリントンでお馴染みのジャズ・スタンダード曲の”Caravan”も収録されています。

 

この曲は、先に登場していたドイツ人シンガーのフィリップ・ワイスが歌っています。

 

アルバム最後のタイトル・トラックの13曲目”Rituals”も、ドイツ人ジャズ・トランペット奏者のティル・ブレナーが参加していたり、と最後まで聴きどころの多いアルバムです。

 

 

 

Ryo@Dixiefunk Lab.の白アイコン
Ryo
おすすめ曲は、#1 #2 #3 #4 #5 #7 #9 #13

 

 

以上、【人気シンガーのホセ・ジェイムズも参加したニコラ・コンテのオシャレな5作目『Rituals』を聴こう♪】でした。

 

ホセ・ジェイムズのファンの方はもちろん、それだけでなくオシャレなクラブ・ジャズ系の音楽がお好きな方におすすめのアルバムです。

 

特に”Like Leaves In The Wind”は必聴の名曲です!

 

 

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