2019/02/14
【今さら私を構成する9枚シリーズ】絶対に聴いて欲しいおすすめのライブ盤9.5枚を選んでみました♪
今さら私を構成する9枚シリーズで自分の好きなライブ盤を9.5枚選んでみました♪
どれも自分がギターを演奏するうえで影響を受けた作品ばかりです♪
今回はいつものアルバムご紹介と少し違って、自分が影響を受けたライヴ盤9作品をご紹介したいと思います。
そうです、今さら【私を構成する9枚シリーズ】です。
これが流行ったのって2016年ぐらいだったので、もう3年近く時代遅れな企画なのですが、あの時はこのサイトをブログ化していなかったので、ってことで。
そもそも今回こうやって選んでみたのは、たまたまFBでお知り合いの方が、【今も変わらずこの9枚が好きです♪】みたいに過去のご自身の投稿をご紹介していたのを見て、僕も選んでみたくなりました。
で、普通にアルバムを選ぶよりも「ライブ盤好き」の僕ならではのチョイスにしようと思い、9枚全てを「ライブ盤」に絞りました!
まぁこれから貼る画像を観ていただくと、僕と同じような音楽ジャンルがお好きな方にはすぐに「あぁそのアルバムね。」となっちゃいそうなんですが、わりとベタなチョイスではあります。
でも、やはり万人受けするようなベタな作品って何度聴いても飽きないんですよね。
と言ったわけで、自分のFBにも上げていたご紹介文と共にこのブログにも掲載してみたいと思います。
何度聴いても素晴らしい!ライブ盤9.5枚
【No.1 John Coltrane – 『Live at Birdland』】
コルトレーンの1964年のバードランドでのライブ盤です。
この作品を初めて聴いたのは高校生の時。
この1996年のリマスター再発盤をリアルタイムで買いました。
何と言っても1曲目のモンゴ・サンタマリアの”Afro Blue”ですね!
もはやトレーンがアドリヴ演奏するために書かれた曲なのでは?と思うぐらい凄まじい!
もちろん2曲目”I Want to Talk About You”のコルトレーンのカデンツァも最高です♪
本作を買った次の日は、学校がどうでもよくなってサボりました。
【No.2 John Coltrane – 『Live at The Village Vanguard』】
コルトレーンの1961年ヴィレッジ・ヴァンガードでのライブ盤です。
この写真のものは、1962年に発売されたオリジナル盤に2曲追加した『Live At The Village Vanguard: The Master Takes』です。
断然、マッコイ・タイナーを除け者にした”Chasin’ The Trane”が最高です。♪
この曲を演奏する際は、毎晩キーとテンポだけ決めて即興で演奏したらしいです。
曲名はバード(チャーリー・パーカー)の”Chasin’ The Bird”を文字ってどっかの批評家が勝手に付けたもののようです。
これこそが僕の考えるアドリヴ演奏の最高峰だと思います。
ちなみにCD4枚組ボックスセットで聴ける”Chasin’ The Trane”の聴き比べはトレーンマニアの嗜み!
ソロどころか毎回テーマまでアドリヴっていう!!!!
【No.3 Miles Davis – 『Agharta & Pangaea』】
なんだかんだでアガパン!2つで1つの選出です。
こんな凄いライヴが僕が生まれる前の大阪で行われていたとは!
本当に何度聴いても、そのテンションの高さや圧倒的グルーヴに驚愕します!
ちなみにmixi時代にジャズ好きのマイミクさんに「アガパンが人気で今だに売ってるのは日本だけでしょ。」…と言われたのですが、
ちょうど2週間後にNYに行く機会があったのでレコード屋何軒か寄ったら…普通に置いてました。
現地で確認もせず適当なことを言うべきではないな、と反面教師にしたいと思いました。
【No.4 Miles Davis – 『We Want Miles』】
5年近く雲隠れしていた我らがマイルスが帰ってきた!
しかもマーカス・ミラーにマイク・スターンにサックスのビル・エヴァンスという凄腕の新人たちを引き連れて!
収録曲だけでなくアルバムタイトルやジャケのデザインまでも全てが完璧なライヴ盤ですね♪
まさに音楽シーン全体の意見を表したような”We Want Miles!”って感じです。
本当にマイルスは、映画『マイルス・デイヴィス 空白の5年間 』で描かれていたように、復帰前はトランペットをまともに吹けない状態だったの?と疑うレベルです!
ところで、故中山康樹氏が著書『マイルスを聴け』で「マイルス以外のソロは必要ない!」とバッサリ切ってましたが…
僕はマイク・スターンのギターソロ好きです。
それとマイルスのダークなトーンに対してビル・エヴァンスの明るいトーンが「明暗」の対比になっているので必要だと思います。
マイルスだけが凄いわけじゃない!
ちなみに当日のブートを聴いてみたら、本当に2人のソロがアルバム化に際して大幅にカットされてます。
【No.5 Grant Green – 『Live at The Lighthouse』】
こちらはいつものです。
もうこのブログで何回も登場していますが、飽きずにいつまでも好きなんです。
実は”Jan Jan”よりも”Flood In Flanklin Park”のシーケンス・フレーズの方が凄いです!
オーディエンスの盛り上がりもこちらの方が凄いです!
グラント・グリーンが、あまりにもしつこく同じフレーズを弾き続けるので、その気迫に圧倒されてオーディエンスが沸き立つところが聴きどころです♪
【No.6 Jimmy Smith – 『Root Down』】
こちらもいつものです!
ジミー・スミスのオルガンだけでなく、アーサー・アダムスのワウギターにポール・ハンフリーとウィルトン・フェルダーの鉄壁のリズム隊です!
ジャズ・ファンクを代表する名盤です!
【No.7 Jimmy McGriff & Richard “Groove” Holmes – 『Giants Of The Organ In Concert』】
こちらも毎度お馴染みの~ですね。
やはりこの作品は、オドネル・リーヴィーを聴くためのアルバムです。
No.5~No.7の3作品は、以前に『絶対に聴くべきジャズファンクのライヴ盤3選』というブログ記事でも選んでいましたので、ぜひそちらも読んで頂けたら嬉しいです。
絶対に聴くべきジャズファンクのライヴ盤3選
【No.8 The New Mastersounds – 『Live At La Cova』】
僕が初めて聴いたニュー・マスターサウンズの作品です。
このライブ盤をたまたま聴いて、すぐにハマりました!
その後、すぐに初来日公演も観に行きました!
ちなみに…実は輸入盤の方が3曲多くてお得です。
しかもその3曲は、”Jan Jan”と”Funky Miracle”と”One Note Brown”です。
“One Note Brown”のギターソロありは、色んなブートを聴いてもこの時期だけなので貴重です!
【No.9 Soulive – 『Soulive』】
このアルバムのエリック・クラズノーのギターを聴いていると、トレモロとオクターバーのエフェクターが欲しくなります。
やはりソウライヴは3人だけの方がかっこいいです!
最近は、カヴァー曲ばかりやっているのがちょっとね。
出来ればカヴァー曲はあまり、やらないでこの頃のようにシンプルなトリオ編成で自作曲中心に戻って欲しいところです。
わざわざカヴァー曲を演奏しなくってもこんなにも素晴らしい自作曲があるのにね。
以上、【今さら私を構成する9枚シリーズ】でした。
選んでみたら全てインストものでアドリヴ演奏が満載のライブ盤でした。
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