カテゴリー:Music

2019/06/03

【ファンクおすすめの名盤シリーズ⑤】ワウギターがかっこいい♪ディスコ・ファンクの雄BTエクスプレス初期の4作品を聴こう♪

【ファンクおすすめの名盤シリーズ⑤】

シリーズ第五弾はディスコ・ファンクの雄BTエクスプレスの初期の4作品!

およそ1ヵ月振りに定期ブログ記事シリーズ【ファンクおすすめの名盤シリーズ】です。

 

前回が4ヵ月ぶりだったので今回は早い方ですね。

 

さて、前回はファンクの帝王ジェームス・ブラウンの2枚のインスト・アルバムのご紹介でした。

 

【ファンクおすすめの名盤シリーズ④】ジェームス・ブラウンのファンキーなインスト・アルバム2選‼

今回は打って変わって「歌ものファンク」のご紹介です。

 

 

ディスコ・ファンクの雄BTエクスプレス

今回はニューヨークで結成されたファンク・バンドの『BTエクスプレス』のご紹介です。

 

元はといえば1972年に『ザ・キング・デイヴィス&ザ・ハウスロッカーズ』としてデビューしたバンドが、『マディソン・ストリート・エクスプレス』や『ザ・ブラザーズ・トラッキング』などと名前を変えて、ようやく『BTエクスプレス』というバンド名に落ち着いて1974年にアルバム『Do It (‘Til You’re Satisfied) 』でデビューを果たしています。

 

ちなみに『BTエクスプレス』というバンド名は、『ブルックリン・トラッキング・エクスプレス』の略です。

 

NY州ブルックリンの貨物急行列車のことです。

 

そのバンド名のためか、汽車の「ポーッ!ポーッ!」という汽笛の音が楽曲に使用されていたりもします。

 

基本は華やかなホーン隊にキーボードが中心となった音作りで、バックをワウギターのカッティングやベースとドラムのリズム隊が支えている感じです。

 

そこに男女のボーカルが入ったり、インストの曲があったりします。

 

音楽性的にはディスコ時代のファンクです。

 

そのためザ・JBズやミーターズのようなイナタさはあまりなく、よりダンサンブルな楽曲が多く収録されています。

 

それでもワウギターの生々しい音があるため、他のキーボードやシンセサイザーなんかが中心となったディスコ・ファンクよりは「バンドの音」が際立っています。

 

そういった点が「生演奏のファンク・ミュージック」好きの僕がこのBTエクスプレスを好きな理由です。

 

それではそんなBTエクスプレスの初期の4作品を今回はご紹介したいと思います。

 

 

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Ryo
※「ファンク曲」を中心にご紹介してます。
バラード曲に関しては感想を省います。

 

 

 

B.T. Express – 『Do It (‘Til You’re Satisfied) 』

1974年にリリースされたBTエクスプレスのデビュー作『Do It (‘Til You’re Satisfied) 』です。

 

デビュー・シングルとなった6曲目”Do It (‘Til You’re Satisfied)”が全米R&Bチャートで1位に輝き、続くシングルとなった1曲目の”Express”も1位を獲得した大ヒット作品です。

 

アルバムは「ポーッ!」という汽笛のSEから始まる”Express”で始まります。

 

この曲はファンキーなギターカッティングをバックにホーン隊が華やかにメロディーを奏でるインスト曲です。

 

途中ちょっとしたボーカル・パートもありますが、基本はフルートなどの管楽器が中心のインスト曲です。

 

次の2曲目の”If It Don’t Turn You On (You Oughta’ Leave It Alone)”の方はRチャンネルからクリーン・トーンのギター・カッティング、Lチャンネルから粘っこいワウギターのリフが聴こえてくるファンキーなボーカル曲です。

 

3曲目”Once You Get It”もワウギターのリフがかっこいい楽曲です。

 

この曲はどことなくレア・グルーヴ系のバンドが演奏しそうなイナタい曲ですね。

 

4曲目”Everything Good To You (Ain’t Always Good For You)”は女性ボーカルが中心のファンク曲で、5曲目”Mental Telepathy”はなんとなくカーティス・メイフィールドのようなストリングスがゴージャスな曲です。

 

そして6曲目”Do It (‘Til You’re Satisfied)”がやはり一番の聴きどころですね。

 

イントロのブレイクビーツがもはやインクレディブル・ボンゴ・バンドやハニー・ドリッパーズの1973年の曲“Impeach the President”ばりにヒップホップしています♪

 

様々なヒップホップ系のサンプリング・ソースとして使用されるBTエクスプレスを代表するファンキーな楽曲です♪

 

その後も激しいギターカッティングが印象的な7曲目”Do You Like It”や、ストリングスが入った8曲目”That’s What I Want for You Baby”とファンキーな楽曲が続きます。

 

そしてアルバム最後の9曲目”This House Is Smokin'”はファンカデリック風のファンク・ロック曲で締めくくられます。

 

アルバム全編を通して統一感があり、全体の曲の流れを潰すようなスウィートなバラードが入っていないのも特徴的です。

 

個人的にはバラード曲がないのでダレずに一気にファンク曲を聴ける特に好きな作品です♪

 

ヒップホップ好きの方もサンプリングの元ネタとしてぜひ聴いて欲しい作品です!

 

 

 

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おすすめ曲は、#1 #2 #3 #4 #6

 

B.T. Express – 『Non-Stop』

『Do It (‘Til You’re Satisfied) 』の翌年1975年にリリースされた2ndアルバムの『Non-Stop』です。

 

1stよりも女性ボーカルの比率が高くなりよりキャッチーで聴きやすいアルバムに仕上がっている印象です。

 

1曲目の”Peace Pipe”は、元はといえばシングル曲の”Give It What You Got”のB面曲だったのですが、当時のディスコ・シーンで大ヒットしています。

 

この曲は、セオ・パリッシュやケニー・ドープのエディットで有名なDJ定番曲です。

 

2曲目にシングルA面の”Give It What You Got”が収録されています。

 

3曲目”Discotizer”は曲名からしてモロにディスコ向けの楽曲ですね。

 

でもバックで粘っこいワウギターが鳴っているのでバンド・サウンド好きの方にも聴きやすいサウンドだと思います。

 

4曲目”Still Good, Still Like It”も同じくワウギターがかっこいい楽曲なのですが、本作は5曲目にカーペンターズでお馴染みのバラード曲”(They Long To Be) Close To You(遙かなる影)“が収録されていたりします。

 

バート・バカラックが書いた人気の曲なのですが、ここで少しアルバムの勢いがストップしてしまう気がします……。

 

しかしバラード曲はこの曲のみで5曲目以降は最後までファンキーな楽曲が続きます。

 

特に8曲目”Happiness”のギター・カッティングはかっこいいのでファンク・ギター好きの方は必聴です♪

 

 

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おすすめ曲は、#1 #2 #3 #8

 

B.T. Express – 『Energy To Burn 』

1976年にリリースされた3rdアルバムの『Energy To Burn 』です。

 

本作からメジャー・レーベルのコロンビアと契約したためか、前2作よりも更にキャッチーなアルバムに仕上がっています。

 

1曲目”Depend on Yourself”から今まで以上にボーカルが中心となったディスコ・ファンク曲で始まります。

 

それでもLチャンネルから聴こえるワウギターの粘っこい音色がイナタさを醸し出しています。

 

シングルカットされた2曲目”Can’t Stop Groovin’ Now, Wanna Do It Some More”は、シンコペートするドラムとワウギターが独特のグルーヴを演出しています。

 

イントロやギター・ソロに珍しくファズを使ったギターの演奏が入っていたりします。

 

3曲目はオージェイズのバラード曲”Now That We Found Love”のカヴァーなのですが、この曲は後にラッパーの50セントがサンプリングソースとして使用しています。

 

ただ「ファンク好き」としては飛ばしたくなるスウィート過ぎるバラードですね……。

 

4曲目”Energy to Burn”もシングルカットされた曲で、この曲からまたファンクの勢いが復活しています!

 

やはりBTエクスプレスは、バラード曲よりもこういったファンク曲が一番です!

 

その後も3曲程ディスコ向けのファンク曲が続くのですが、最後の8曲目にハイテンションなファンク曲”Energy Level”が待ち構えています。

 

大手レコード会社に移籍してもアルバム最後まで気を抜けないファンク作品です♪

 

 

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Ryo
おすすめ曲は、#1 #2 #4 #8

B.T. Express – 『Function At The Junction』

今回最後にご紹介するアルバムは1977年の4thアルバム『Function At The Junction』です。

 

シングルカットされた1曲目”Funky Music (Don’t Laugh At My Funk)”は、どことなくパーラメントを彷彿させるゴキゲンなナンバーです。

 

次の2曲目”Expose Yourself”は、まるでザップのようなロボットボイスが時代を感じさせます。

 

まるでレア・グルーヴ系のバンドが付けそうな曲名を持つ3曲目”Scratch My Itch”は、中盤のベースソロがかっこいいファンク曲です。

 

4曲目の”Eyes”は、1stアルバム収録の”Express”のようなインスト・ナンバーです。

 

5曲目”We Got It Together”もパーラメント風のファンク曲です。

 

この辺の2曲はワウギターの粘っこいリフがかっこよかったりもします。

 

しかし6曲目以降はメロウなバラード曲ばかりが続きます……。

 

どうしても大手レーベルに移籍するとこういったヒット狙いのバラード曲が増えるような印象がするのですが、もしかしたらバンド自身の方向性がこういったメロウ曲に向かっていただけなのかもしれませんね。

 

しかし本作がリリースされた時代は、ファンクからディスコに向かっていた過渡期なのですが、それでもまだこれまでの作品と同じくイナタいワウギターが数曲で活躍しているのでバンド・サウンド好きの方にもおすすめできる作品です♪

 

でもメロウな曲も出来は悪くはないんですよ……。

 

しかしBTエクスプレスにはワウギターが激しく鳴り響くファンク曲を求めたいところです!

 

 

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Ryo
おすすめ曲は、#1 #3 #4 #5

 


 

 

以上、【ファンクおすすめの名盤シリーズ⑤】ワウギターがかっこいい♪ディスコ・ファンクの雄BTエクスプレス初期の4作品を聴こう♪】でした。

 

昨年9月から始めたこの【ファンクおすすめの名盤シリーズ】もやっと5記事目になりました!

 

まだまだ今後も引き続きこのシリーズは続けていきますので、ぜひまたこちらのブログを読みに来てください。

 

 

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