カテゴリー:Music

2019/06/04

【ファンクとディスコが融合した⁉】ブラス・コンストラクションの1stアルバム『Brass Construction』を聴こう♪

【ファンクとディスコの融合⁉】ブラス・コンストラクション1975年のデビュー・アルバム『Brass Construction』をご紹介します。

つい先日このブログの定期シリーズの【ファンクおすすめの名盤シリーズ】でBTエクスプレスをご紹介していました。

 

その繋がりというわけで、今回は70年代半ばから80年代半ばに掛けて活動していたファンク・バンドのブラス・コンストラクションのご紹介です。

 

なぜBTエクスプレス繋がりなのかというと?

 

その理由は、ブラス・コンストラクションでボーカルやキーボードを担当していたランディー・ミュラーがBTエクスプレスのアルバムのプロデューサー及びアレンジャーを務めていたからです。

 

そのためなのかサウンド的にもかなり似ている部分があります。

 

どちらのバンドも、それまでのファンク・ミュージックとこの時期から盛り上がり出したデュスコ・ブームのサウンドが融合しているからです。

 

なので同じ繋がりで聴いても違和感なく楽しむことが出来ます。

 

ちなみに……はっきり言いますと僕はディスク・ミュージックがあまり好きではありません。

 

どちらかっていうとミーターズや初期のザ・JBズのようなイナタいサウンドのファンクが好きです。

 

しかしながらBTエクスプレスやこのブラス・コンストラクションからは、まだ70年代初期のファンク・バンドにあった独特の生々しさを感じることが出来るので嫌いではないんです。

 

そういったわけで、今回はブラス・コンストラクションをご紹介したいと思います。

 

 

Brass Construction – 『Brass Construction』

01.Movin’
02.Peekin’
03.Changin’
04.Love
05.Talkin’
06.Dance

 

Personnel:
Sandy Billups – Vocals, Conga
Randy Muller – Vocals, Keyboards, Timbales, Percussion
Mickey Grudge – Saxophone, Vocals
Wayne Parris – Trumpet, Vocals
Jesse Ward – Saxophone, Vocals
Morris Price – Percussion, Trumpet, Vocals
Joseph Arthur Wong – Guitar
Wade Williamston – Bass
Larry Payton – Drums, Vocals
Irving Spice – Strings

 

アルバムの内容

ブラス・コンストラクションは、1968年にニューヨーク州ブルックリンにて結成されています。

 

結成当初のバンド名は「ダイナミック・ソウル」でした。

 

それがこの1975年のデビュー時には「ブラス・コンストラクション」というバンド名に変わりました。

 

本作はその1975年にリリースしたデビュー・アルバムの『Brass Construction』です。

 

6曲という多くもなく少なくもないちょうどよい曲数で、しかもどの曲もノリの良い溌溂としたブラス・ファンク曲が揃っているのも特徴的です。

 

この時期のファンク・バンドのアルバムに多い……せっかくファンク曲が続いていたのに急にスウィートなバラードが登場してそれまでの流れを止めてしまう……ということもなく6曲通して統一感のある楽曲を楽しむことが出来ます。

 

またどの曲もこのバンドならではの高い演奏力が聴きものです!

 

どうしても今の時代に聴くと楽曲のアレンジの古さが否めませんが……しかしバンドとしての演奏力の高さは非の打ち所がありません。

 

全ての楽器陣が高い演奏力を誇っています!

 

僕自身がギター弾きなので、どうしてもギター演奏に一番耳がいってしまうのですが……このバンドでギターを担当しているジョゼフ・アーサー・ウォンのギター・カッティングは一級品です!

 

アース・ウィンド&ファイアーのアル・マッケイやシックのナイル・ロジャース、ルーファスのトニー・メイデンなんかにも負けず劣らずといった感じです!

 

Ryo@Dixiefunk Lab.のTwitterアイコン
Ryo
ファンク・ギター好きの方も必聴のアルバムです!

 

さて、本作の6曲中、ラリー・アレクサンダーの書いた2曲目の”Peekin'”以外は全てランディ・ミュラーが書いた曲になります。

 

面白いことに4曲目の”Love” と6曲目の”Dance” 以外の4曲は全て「現在進行形」のタイトルなんですよね。

 

まるでバンドの演奏と共に躍動しているかのような曲名でもあります。

 

それに「現在進行形」の曲名からも、ディスク・ブーム初期の時代にこれからのファンク・ミュージックの行く末を示したかのような「未来へと向かっていく」バンドの意思表明のようにも感じられます。

 

ちなみに6曲を通して全ての曲がノリの良いダンサンブルな楽曲で統一されており、甘ったるいバラード曲は一切ありません。

 

また派手なギター・ソロも3曲目の”Changin'”と6曲目の”Dance”の2曲でしか弾いていません。

 

あくまでも「バンドのグルーヴ」を楽しむ楽曲ばかりです。

 

一応、全曲インストではなくボーカルも入っているのですが……しかしモーリス・ホワイトやフィリップ・ベイリーにチャカ・カーンの様な華やかなボーカリストがいるわけではなく、あくまでもオハイオ・プレイヤーズやパーラメントのようにバンドメンバー全体がコーラスをしているような感じです。

 

というわけで、歌唱力のある歌ものバンドやジャズ・ファンクの様な緊張感溢れるアドリヴ合戦を聴きたい方には不向きかもしれません。

 

ダンサンブルな楽曲をBGM的に楽しむファンク・バンドだと思います。

 

そういった点からもこのバンドがディスコシーンに受け入れられた理由なのかもしれませんね。

 

 

Ryo@Dixiefunk Lab.の白アイコン
Ryo
おすすめ曲は、#1 #3 #6

 

以上、【ファンクとディスコが融合した⁉ブラス・コンストラクションの1stアルバム『Brass Construction』を聴こう♪】でした。

 

ブラス・コンストラクションは、このデビュー作以降も1985年までの10年間に毎年1枚のペースでアルバムをリリースしていました。

 

しかしこの1stアルバムを凌駕するような作品は結局作ることが出来ず……ディスコブームの終焉と共に消えていったバンドのひとつになります。

 

1998年にギタリストのジョゼフ・アーサー・ウォンが亡くなって以降は2016年にサックス奏者だったジェシー・ワード・ジュニアとドラムのラリー・ペイトンが亡くなりました。

 

年老いたバンドメンバーが亡くなっていく中で、しかしこの1stアルバムの『Brass Construction』の完成度が当時のディスコ・ファンク・シーンに及ぼした影響は消えることはないでしょう!

 

完成度の高いブラス・コンストラクションの1stアルバム『Brass Construction』を、ぜひともこれからの若い世代のファンク好きの人も聴いて欲しいと思います。

 

 

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