2024/11/01
クリスマス気分を盛り上げる!洋楽女性シンガーの名作クリスマス・アルバム一覧
聖夜の夜に聞きたい♪ 洋楽女性シンガーのクリスマス・アルバムをまとめてご紹介!
今回は、聖夜の夜に聴きたい「クリスマス気分を盛り上げてくれるアルバム」をご紹介します。
洋楽女性シンガーに限定したクリスマス・アルバムのご紹介
さて、音楽ビジネスが始まって以来、現在までに数多くのクリスマス・アルバムがリリースされているのですが、今回は「洋楽女性シンガー」のクリスマス・アルバムに絞ってご紹介します。
古くはジャズの時代から始まり、R&Bにポップスまであらゆるジャンルで活躍する女性シンガーにとってクリスマス・アルバムを制作できるようになるということは「売れっ子の人気シンガー」になれた証拠なのだと言えるでしょう。
そのため今回ご紹介するアルバムは、どれも「単なる企画もの」といった手抜き作品ではなく、どれも気合いの入った名作になります。
もちろんクリスマスの時期に聴くのが一番ぴったりなのですが、普段聴いても良い作品であることも間違いありません。
それでは今回はご紹介する作品数も多いので、さっそくアルバムのご紹介を始めます。
ご紹介する順番は、アーティスト名のアルファベット順になります。
Alicia Keys – 『Santa Baby』
R&B界の歌姫アリシア・キーズが贈るクリスマス・アルバム『Santa Baby』は、2022年にリリースされました。
2001年のデビュー以来、21年目にしてついに手がけられた記念すべきクリスマス・アルバムでもあります。
本作はアリシア流の独自のネオ・ソウルとジャジーなスタイルが上手く溶け合った一枚です。
アルバムには、クラシックなクリスマス・ソングに彼女ならではのソウルフルでジャジーなアレンジが施され、心地よいリズムと温かみのあるボーカルが魅力的です。
アーサー・キットが1953年に歌ったセクシーな曲”Santa Baby”やジョン・コルトレーンでお馴染みの”My Favorite Things”に、ジャジーにアレンジされたジョン・レノンの名曲”Happy Xmas”(ハッピー・クリスマス 戦争は終った)など、クリスマス・ソングの名曲が詰まっており、クリスマス気分を一層盛り上げてくれます。
いつもより歌うキーを抑えた優雅なパフォーマンスが、静かに心温まる時間を演出します。
Ariana Grande – 『Christmas Kisses』
今やアメリカを代表するポップ・シンガーへと成長したアリアナ・グランデの『Christmas Kisses』は、2013年にリリースされた彼女の力強いボーカルとポップな魅力が詰まったクリスマス・ミニ・アルバムです。
全5曲からなるこのアルバムには、ワムの大人気曲”Last Christmas”やアーサー・キットの”Santa Baby”などの定番クリスマス・ソングのアレンジが含まれ、アリアナならではのポップで洗練されたポップな歌が楽しめます。
軽快でリズミカルな楽曲が、ホリデーシーズンを華やかに彩り、クリスマスの雰囲気を存分に味わえる内容となっています。ファンにとっては必聴の作品です。
特にワムのカヴァー”Last Christmas”のダンサンブルなアレンジは素晴らしく、アリアナの歌唱力の高さを存分に味わうことが出来ます。
Ariana Grande – 『Christmas & Chill』
アリアナ・グランデのクリスマス作品をもう1枚ご紹介します。
本作『Christmas & Chill』は、2015年に配信のみでリリースされていた音源にボーナストラックを追加して日本独自企画としてCDリリースされたクリスマス・ミニ・アルバムになります。
全7曲入りで、オリジナル楽曲が中心となっている点が特徴です。
“Wit It This Christmas”や”True Love”など、前作の『Christmas Kisses』と比べると、大人になったアリアナの甘いボーカルがホクリスマス気分を盛り上げます。
とびっきりポップだった『Christmas Kisses』よりもコンテンポラリー・R&B要素が濃くなっており、アルバム・タイトル通りにチルな気分に浸れる作品です。
ゆったりとモダンなクリスマス・サウンドを楽しみたいリスナーにおすすめです。
Carrie Underwood – 『My Gift』
キャリー・アンダーウッドのクリスマスアルバム『My Gift』は、彼女の清らかなボーカルがクリスマスの神聖な雰囲気を引き立てる作品です。
2020年にリリースされた本作は、定番のホリデーソングからオリジナル楽曲まで、家族と過ごす特別な時間にふさわしい選曲が魅力です。
アルバムには、感動的な”Silent Night”や”O Holy Night”のほか、話題となったジョン・レジェンドと共演した”Hallelujah”も収録されています。
本作には、クリスマスを彩る多彩なサウンドが詰まっています。
Céline Dion – 『These Are Special Times』
カナダを代表する歌姫セリーヌ・ディオンの『These Are Special Times』(邦題:『スペシャル・タイムス』)は、数あるクリスマス・アルバムの中でも名作と称される一枚です。
1998年にリリースされたクリスマス・アルバムです。
クラシックなクリスマス・ソングに加え、R・ケリーとデュエットした”I’m Your Angel”やブライアン・アダムスがプロデュースした”Another Year Has Gone By”などの書き下ろしのオリジナル楽曲も収録され、セリーヌの力強く感動的なボーカルが際立ちます。
“O Holy Night”や”Ave Maria”といった荘厳な楽曲のパフォーマンスは、聴く者の心を揺さぶります。
他にもジョン・レノンのカヴァー”Happy Xmas”(ハッピー・クリスマス 戦争は終った)もゴスペル風にアレンジされておりとても感動的です。
セリーヌの圧倒的歌唱力によって歌われるクリスマス・ソングの数々は聖夜の夜の特別な時間を一層彩ります。
心温まるホリデー・シーズンにぴったりのアルバムです。
Destiny’s Child – 『8 Days Of Christmas』
デスティニーズ・チャイルドが2001年にリリースした『8 Days Of Christmas』は、彼女たち特有のR&Bの要素を取り入れたクリスマス・アルバムです。
ビヨンセとケリー・ローランドが書き下ろしたオリジナル曲”8 Days of Christmas”をはじめ、”White Christmas”のようなクラシックなホリデー・ソングに加えて、彼女たち独自のアレンジが効いた楽曲が並びます。
グループの特徴である力強いボーカルとハーモニーがクリスマス・ソングを新鮮に蘇らせ、アコースティック・ギターをバックにビヨンセが堂々と歌う”Silent Night”やクールなR&Bにアレンジされた”Little Drummer Boy”にダンサンブルなビートでアレンジされたダニー・ハサウェイの”This Christmas”は必聴です。
リズミカルで温かみのあるアルバムがホリデーシーズンを彩ります。
Dolly Parton – 『A Holly Dolly Christmas』
カントリー・シンガーの大御所ドリー・パートンが2020年にリリースした『A Holly Dolly Christmas』は、彼女の得意とするカントリー・スタイルが詰まった温かみのあるクリスマス・アルバムです。
ジョニー・マークスが書いた定番のクリスマス・ソング”Holly Jolly Christmas”に加え、オリジナル楽曲も収録されており、ホリデーシーズンを盛り上げます。
パートンの明るく心地よいボーカルが、アルバム全体に楽しい雰囲気をもたらし、”Christmas Is”ではマイリー・サイラスと、”Cuddle Up, Cozy Down Christmas”ではマイケル・ブーブレと、更には”Pretty Paper”では同じくカントリー音楽界の重鎮ウィリー・ネルソンとのデュエットも楽しめます。
一番の驚きは、マライア・キャリーの名曲”All I Want for Christmas Is You” を米国の名司会者にしてコメディアンのジミー・ファロンとデュエットしていることでしょう。
ドリー・パートンのオリジナル曲”I Will Always Love You”をホイットニー・ヒューストンがカヴァーしたことは有名ですが、そのホイットニーと並ぶ現代の歌姫マライア・キャリーの曲をドリーがカヴァーしたというのがまた興味深い点ですね。
カントリー・スタイルの牧歌的なクリスマス・ソングが並ぶ本作は、ぜひ家族で聴きたい心温まるクリスマス・アルバムです。
Enya – 『Sounds of the Season: The Enya Holiday Collection』
アイルランドを代表する女性シンガーのエンヤが2006年にリリースしたコンピレーション・ミニ・アルバム『Sounds of the Season: The Enya Holiday Collection』は、彼女の幻想的な音楽スタイルがクリスマスにぴったりの一枚です。
このミニ・アルバムには、穏やかで夢幻的なサウンドが特徴の”Adeste Fideles”や”We Wish You a Merry Christmas”などが収録され、ホリデーシーズンに心安らぐ時間を提供します。
エンヤならではの神秘的なボーカルとアンビエントなアレンジが、伝統的なクリスマスソングを新たな感覚で楽しめる内容に仕上がっています。
静かなクリスマスを過ごしたい人におすすめのアルバムです。
ちなみに本作は米国の店舗で独占的にリリースされていたのですが、カナダでは『Christmas Secrets』というタイトルに改名されて、アルバム『Amarantine』のスペシャル・クリスマス・エディションに付属していました。
その2 年後に冬をテーマにしたアルバム『And Winter Came… 』がリリースされ、クリスマスをテーマにしたこのミニ・アルバムは再び大ヒットとなり、多くの国でトップ 10 入りを果たしました。
これは季節限定アルバムとしては異例の快挙でした。
その他にもエンヤは、1994年にもクリスマスをテーマにした5曲入りミニ・アルバム『The Christmas EP』をリリースしています。
Faith Hill – 『Joy to the World』
カントリー・ポップ界の歌姫フェイス・ヒルの『Joy to the World』は、彼女の力強いボーカルが際立つクリスマスアルバムです。
クラシックなクリスマス・ソング”Joy to the World”や”O Holy Night”をはじめ、ホリデーシーズンに欠かせない楽曲が豪華にアレンジされています。
特に”Little Drummer Boy”では、彼女の繊細な歌声と壮大なオーケストラの調和が印象的です。
フェイス・ヒルのカントリー・ミュージック・ベースの音楽スタイルが、クリスマスの伝統曲に温かみと深みを加え、家族で楽しめる一枚となっています。
Jenn Grant – 『Forever on Christmas Eve』
2020年にリリースされたジェン・グラントのクリスマスアルバム『Forever on Christmas Eve』は、彼女の温かみのあるボーカルがクリスマスの特別な雰囲気を引き立てる作品です。
クラシックなクリスマス・ソングとともに、グラントが手がけたオリジナルの曲の”Downtown Christmas Eve”も収録されています。
“Silent Night”や”Have Yourself a Merry Little Christmas”といったトラディショナルな曲も、彼女ならではの穏やかで優しいアレンジが加えられ、まるで暖炉の前で過ごすような心地よさを感じられます。
どこか1950年代風の雰囲気を持ったこのアルバムは、シンプルで美しいメロディーと深みのある歌声が織りなす一枚で、穏やかに過ごしたいクリスマス・シーズンにぴったりです。
Kelly Clarkson – 『When Christmas Comes Around…』
ケリー・クラークソンのクリスマス・アルバム『When Christmas Comes Around…』は、2021年にリリースされた明るくエネルギッシュなホリデー作品です。
アルバムには、定番のクリスマス・ソングとオリジナル楽曲がバランスよく収録されており、彼女ならではのパワフルなボーカルが際立ちます。
特に、爽快なサウンドのオリジナル曲”Christmas Isn’t Canceled (Just You)”は、ユーモアあふれる歌詞が印象的で新鮮です。
また、心温まる”Santa, Can’t You Hear Me”ではアリアナ・グランデとの共演が楽しめ、豪華なコラボレーションも見どころです。
家族で楽しめる”Jingle Bell Rock”などの定番曲もアレンジされており、伝統を尊重しつつ現代的なエッセンスが加わっています。
クリスマスを明るい気持ちで過ごしたい方におすすめのアルバムです♪
Lea Michele – 『Christmas in The City』
リア・ミシェルのクリスマス・アルバム『Christmas in The City』は、彼女が幼少期を過ごしたニューヨークへの愛情をテーマにしたホリデー・アルバムです。
2019年にリリースされたこのアルバムには、彼女のソフトで温かみのあるボーカルが輝くクリスマス・ソングが詰まっています。
本作には、クリスマスの定番曲”Silent Night”や”Rockin’ Around the Christmas Tree”などが収録されており、彼女の豊かな表現力が楽曲に特別な彩りを加えています。
さらに、”Do You Want to Build a Snowman?”の感動的なアレンジや、ダレン・クリスをフィーチャーした”White Christmas”や、ジョナサン・グロフをフィーチャーした”I’ll Be Home for Christmas”といった彼女の身近な仲間とのデュエットも楽しめるため、ファンにとっては嬉しい構成です。
ニューヨークを背景に、家族や友人との温かなクリスマスをイメージさせるこのアルバムは、聴くだけでホリデーシーズンの特別な雰囲気に浸れる一枚です。
Ledisi – 『It’s Christmas』
ネオ・ソウル系女性シンガーのレデシーが2008年にリリースしたクリスマス・アルバム『It’s Christmas』は、彼女のソウルフルなボーカルが際立つ一枚です。
クラシックなホリデーソング”This Christmas”や”Silent Night”に加え、本作のために書き下ろした5曲のオリジナル楽曲も含まれ、R&Bやジャズの要素が加わった洗練されたアレンジが特徴です。
名R&Bギタリストのジュブ・スミスや、レデシーの他作品やレイラ・ハサウェイの『Self Portrait』でもギターを弾いていたエロール・クーニーが参加しているのもギターに好きにはポイントが高いです。
そういった点ではネオ・ソウル・ギター好きも必聴のアルバムです。
ブルージーな”Please Come Home For Christmas”は、ケブ・モとのデュエットです。
レデシーの感情豊かな歌声がクリスマスソングに新たな魅力を与え、リスナーを心温まるホリデームードに包み込みます。
ソウルフルでモダンなクリスマス・アルバムを楽しみたい方におすすめです。
Mariah Carey – 『Merry Christmas』
マライア・キャリーの『Merry Christmas』は、クリスマスアルバムの中でも屈指の名作として広く認知されています。
1994年にリリースされ、彼女のキャリアを象徴する一枚となったこのアルバムは、ホリデーシーズンの定番中の定番です。
特に大ヒット曲”All I Want for Christmas Is You”(恋人たちのクリスマス)は、毎年クリスマス時期に世界中で愛され、今やクリスマスソングの代名詞とも言える存在です。
他にもクリスマスの伝統的な楽曲が多数収録されています。
“O Holy Night”や”Silent Night”(きよしこの夜)といった聖歌を、マライアの圧倒的なボーカル力で聴かせ、荘厳かつ感動的なパフォーマンスが魅力的です。
また、ゴスペルやR&Bの要素を取り入れたアレンジが施されており、クリスマスの楽曲に新鮮な響きを与えています。
マライア独自の感性が感じられるオリジナル曲も加わり、アルバム全体が一つの物語のようにまとまっている点も評価されています。
アルバムの中で特に注目したいのは、ゴスペルの要素が色濃く反映された”Jesus Born on This Day”や、情感豊かに歌い上げる”Miss You Most (At Christmas Time)”といったオリジナル楽曲です。
これらの曲は、単なるクリスマスソングを超えて、マライアの音楽的な深みや表現力を存分に楽しめる内容となっています。
『Merry Christmas』は、クリスマスソングの集大成とも言えるアルバムでありながら、彼女ならではのパワフルで情感豊かな歌声が、各楽曲に新たな命を吹き込んでいます。
クラシックなクリスマス・ソングが好きな人から、モダンなアプローチを好む人まで、幅広いリスナーに響く作品です。
「恋人たちのクリスマス」をはじめとするマライア・キャリーの楽曲は、ホリデーシーズンに特別な雰囲気をもたらし、家族や友人、恋人と過ごすクリスマスを一層盛り上げてくれます。
このアルバムは、クリスマスの定番として何度もリピートされ、年々その価値を増しているのです。
毎年「恋人たちのクリスマス」のイントロがラジオから聴こえてくるとクリスマス・シーズンの到来を感じますね♪
ところでこの時代のコンテンポラリーなゴスペル調のR&Bを耳にすると、米ドラマ『アリー my Love』を思い起こすのは僕だけでしょうか⁉
キャリスタ・フロックハート演じるキュートなアリーが歌いだし、リチャードとジョンがバック・コーラスを歌う姿が思い浮かびます。
ちなみに『アリー my Love』のドラマからクリスマス編のサウンド・トラック盤『アリー・myラブ〜クリスマス〜 オリジナル・サウンドトラック』というCDもリリースされています。
ほぼほぼ主題歌を歌うヴォンダ・シェパードのアルバムのような形ですが、このドラマがお好きな方は要チェックです。
Mariah Carey – 『Merry Christmas II You』
マライア・キャリーの『Merry Christmas II You』は、彼女の1994年の大ヒット・アルバム『Merry Christmas』に続く2枚目のクリスマス・アルバムです。
2010年にリリースされ、オリジナル楽曲とクラシックなクリスマス・ソングの両方が収録されています。
特に新曲”Oh Santa!”はポップでキャッチーな楽曲として話題を集めました。
また、大ヒット曲”All I Want for Christmas Is You”(恋人たちのクリスマス)の再録バージョンも収録され、彼女の圧倒的なボーカルが一層際立っています。
更にはマライアの母パトリシア・キャリーとデュエットしたゴスペル調の”O Come All Ye Faithful / Hallelujah Chorus”(神の御子は今宵しも/ハレルヤ・コーラス)も聞き逃せません。
マライアらしいゴスペルやR&Bの要素が加わわったホリデーシーズンを華やかに彩る一枚です。
Mary J. Blige – 『A Mary Christmas』
クイーン・オブ・ヒップホップことメアリー・J. ブライジが2013年にリリースしたクリスマス・アルバム『A Mary Christmas』は、彼女の独自のR&Bスタイルとクリスマス・ソングが融合した感動的なアルバムです。
本作には、”Little Drummer Boy”や”Have Yourself a Merry Little Christmas”などのクラシックなホリデーソングが収録されており、彼女のパワフルでソウルフルなボーカルが特に際立ちます。
バーブラ・ストライサンドとデュエットした”When You Wish Upon A Star”(星に願いを)には、トランぺッターのクリス・ボッティも参加しており、豪華なゲストも注目を浴びました。
全曲のアレンジとプロデュースを大御所デヴィッド・フォスターが担当しており、その洗練されたアレンジが伝統的な曲に新たな命を吹き込み、クリスマスの特別な時間を華やかに彩ります。
Meghan Trainor – 『A Very Trainor Christmas』
メーガン・トレイナーのクリスマス・アルバム『A Very Trainor Christmas』は、ポップなアレンジと彼女ならではのユーモアが詰まったホリデー・アルバムです。
2020年にリリースされたこのアルバムには、伝統的なクリスマス・ソングと、彼女のオリジナル楽曲がバランスよく収録されています。
ワムの定番曲”Last Christmas”を彼女のポップでキャッチーなスタイルで取り上げており、新鮮な雰囲気で楽しめます。
また、”Holidays”ではアース・ウィンド・アンド・ファイアーとコラボレーションし、ファンキーで華やかなサウンドに仕上がっています。
さらには、彼女が家族と共に作詞作曲したオリジナル曲”Christmas Got Me Blue”なども収録され、ホリデーの楽しさや感情が伝わってくる一枚です。
メーガン・トレイナーの明るくエネルギッシュなクリスマス・ソングが詰まったこのアルバムは、家族や友人と集まる楽しいいひとときにぴったりな作品です。
Norah Jones – 『I Dream Of Christmas』
ノラ・ジョーンズの『I Dream Of Christmas』は、彼女ならではのジャジーな雰囲気とスムースなボーカルが魅力的なクリスマス・アルバムです。
2021年にリリースされたこの作品は、伝統的なクリスマスソングとオリジナル曲を織り交ぜ、リラックスした雰囲気でホリデーシーズンを楽しむのに最適です。
“White Christmas”や”Christmas Don’t Be Late”などのクラシック曲に、ノラの温かみのあるアレンジが加わり静かな夜を彩ります。
家族で過ごすクリスマスや、心落ち着くひとときにぴったりな一枚です。
Pistol Annies – 『Hell Of A Holiday』
ピストル・アニーズのクリスマス・アルバム『Hell Of A Holiday』は、ユニークでエネルギッシュなホリデー・シーズンを盛り上げてくれる作品です。
ピストル・アニーズは、ミランダ・ランバート、アンジェリーナ・プレスリー、アシュリー・モンローが組んだカントリー界のスーパー・グループで、彼女たちの音楽はカントリーの枠にとらわれない自由なスタイルが特徴です。
『Hell Of A Holiday』は、カントリーらしい温かみと、ピストル・アニーズならではの鋭いユーモアが詰まったアルバムです。
収録曲にはオリジナル楽曲が多く、シーズンの楽しさやクリスマスに対するユニークな視点が詰め込まれています。
特に、タイトル曲”Hell Of A Holiday”は、賑やかなクリスマスの一幕を描いており、テンポの良いリズムとキャッチーなメロディが印象的です。
また、カントリー色の濃い”Make You Blue”では、ホリデーシーズンの期待と裏腹に感じる寂しさをユーモラスに歌い上げています。
一方、”Harlan County Coal”のような楽曲では、田舎で過ごすクリスマスの素朴でリアルな風景が描かれており、聴く人に温かさとノスタルジーを与えます。
他にもゴスペル調のオルガン・ソロが聖なる夜の気分を盛り上げてくれる”Leanin’ on Jesus”では、クリスマスにおける宗教的なテーマも取り入れ、信仰心の大切さを感じさせる一曲となっています。
曲の終盤からテンポ・アップして盛り上がるアレンジも素晴らしい曲です。
彼女たちの歌声が重なることで、より豊かな表現力が引き出され、アルバム全体に深みが生まれています。
『Hell Of A Holiday』は、伝統的なクリスマスのイメージに新しい視点を与えてくれる一枚で、聴く者に彼女たち3人ならではのホリデー体験を楽しませてくれます。
Sheryl Crow – 『Home For Christmas』
シェリル・クロウの『Home For Christmas』は、彼女の温かみのあるボーカルとカントリー・ロックの要素が融合したクリスマス・アルバムです。
2008年にリリースされたこの作品は、”O Holy Night”や”Go Tell It on the Mountain”(世界に告げよ/賛美歌第二編)といったクラシックなクリスマス・ソングに、シェリルの独自のアコースティックなアレンジが施されています。
静かなピアノとストリングスをバックに歌われる静謐な曲 “There Is a Star That Shines Tonight”のみシェリルのオリジナル曲です。
2011年の再発時には『100 Miles from Memphis』に収録されていたドイル・ブラムホール2世と共作した”Long Road Home” が追加収録されました。
彼女の落ち着いた歌声が、リラックスしたホリデーの雰囲気を演出し、家族や友人と過ごすクリスマスの特別なひとときを彩ります。
リスナーに温かいクリスマスを届ける一枚です。
Taylor Swift – 『The Taylor Swift Holiday Collection』
テイラー・スウィフトの『The Taylor Swift Holiday Collection』は、初期の彼女のカントリー・スタイルが光るクリスマス・ミニ・アルバムです。
2007年にリリースされたこの作品には、ワムのカヴァー”Last Christmas”や”Santa Baby”などの定番クリスマス・ソングに、テイラーの爽やかなアレンジが加わっています。
また、”Christmases When You Were Mine”や”Christmas Must Be Something More “といったオリジナル曲も収録され、彼女らしい感情豊かな歌詞がホリデーシーズンに特別な感動を与えます。
シンプルで温かみのあるサウンドが、クリスマスの楽しい雰囲気を優しく包み込み、スウィフトのファンにとっては必聴の一枚です。
Toni Braxton – 『Snowflakes』
トニー・ブラクストンの『Snowflakes』は、ソウルフルなボーカルが際立つコンテンポラリー・R&B調のクリスマス・アルバムです。
2001年にリリースされ、伝統的なクリスマスソングだけでなく、ブラクストン自身が手がけたオリジナル楽曲も収録されています。
アイザック・ヘイズ作の”Snowflakes of Love”や”Christmas in Jamaica”は、R&Bとカリブ風のリズムが融合したユニークなホリデーソングで、従来のクリスマスアルバムとは一線を画しています。
温かみと洗練されたサウンドが特徴のこのアルバムは、リラックスしながらクリスマスの特別なひとときを過ごしたいリスナーに最適です。
Tori Kelly – 『A Tori Kelly Christmas』
トリー・ケリーのクリスマス・アルバム『A Tori Kelly Christmas』は、彼女の圧倒的な歌唱力と暖かいサウンドが融合した、心温まるホリデー・アルバムです。
2020年にリリースされ、プロデューサーにはケニー・”ベイビーフェイス”・エドモンズが参加しており、コンテンポラリーなR&Bとゴスペルの要素が美しく組み込まれた作品となっています。
このアルバムには、”Silent Night”や”O Holy Night”などの伝統的なクリスマスソングが収録され、ケリーの豊かなボーカルが楽曲に奥行きを与えています。
また、アップテンポの”Let It Snow”や”Jingle Bells”は、彼女のアレンジにより心弾む雰囲気で楽しめます。
また、オリジナル曲の”25th”では、彼女の感性が活きた軽快なメロディがクリスマスの特別な雰囲気を盛り上げます。
クラシックな要素と現代的なエネルギーがバランスよく組み合わされたこのアルバムは、リスナーにとって特別なクリスマスを演出してくれる一枚です。
Whitney Houston – 『One Wish: The Holiday Album』
80年代に”Do You Hear What I Hear?”をカヴァーしていたホイットニー・ヒューストンが2003年に満を持してリリースした初のクリスマス・アルバムがこの『One Wish: The Holiday Album』です。
彼女のパワフルでソウルフルなボーカルが輝くクリスマス・アルバムに仕上がっています。
全曲カヴァーで、サントラ盤『天使の贈りもの』でタッグを組んだマーヴィン・ウォーレンを全11曲中8曲で起用しています。
トロイ・テイラーによる”The First Noel”や”O Come, O Come, Emmanue”など、クラシックなクリスマス・ソングに加え、彼女ならではのゴスペルの要素を取り入れた楽曲が収録されています。
特にタイトル・トラックの”One Wish (for Christmas)”は、感情豊かなバラードで、ホリデーシーズンにぴったりの感動的な一曲です。
この曲のオリジナルは、フレディ・ジャクソンが1994年にリリースしたクリスマス・アルバム『At Christmas』に収録されていました。
ホイットニーの圧倒的な歌唱力が、クリスマスの特別なひとときをさらに彩り、心温まるアルバムとなっています。
以上、【クリスマス気分を盛り上げる!洋楽女性シンガーの名作クリスマス・アルバム一覧】でした。
今回は洋楽女性シンガーという括りでクリスマス・アルバムをまとめてご紹介しました。
ぜひ今年のクリスマスは、女性シンガーが歌うクリスマス・ソングでゆったりと過ごしてみてください。
その際はこちらのブログ記事でご紹介した作品の中からお気に入りの1枚を見つけて頂けたら幸いです。
【PR】Amazonギフトカードのご紹介
Amazonギフトカードは、Amazonサイトのお買い物でご利用できるプリペイド式のカードです。
お買い物をする際に現金と同様に利用できるためクレジットカードの登録なしにAmazonでお買い物が出来ます。
クレジットカードの登録をしたくない方や、クレジットカードでのお買い物をしたくない方にもおすすめです。
他に関連するお勧め記事
邦楽クリスマスソングの名曲10選|冬に聴きたい定番ソングでホリデー気分を盛り上げる♪
ホイットニー・ヒューストンのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!
シェリル・クロウのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!
※このブログに掲載しているイラストや写真、テキスト等の無断引用・無断借用・無断転載・無断使用は固くお断りしております。ご利用はご遠慮ください。