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カテゴリー:Music

2019/08/07

B.B.キングがクルセイダーズと共演したおすすめアルバム2選!

B.B.キングがクルセイダーズと共演した2作品『Midnight Believer』と『Take It Home』をご紹介します。

フュージョン/AOR時代のサウンドにも適応したB.B.キングのオシャレな作品

今回はB.B.キングのオシャレなアルバムを2作品ご紹介します。

 

それはジョー・サンプルとウィルトン・フェルダーとスティックス・フーパーが中心となって結成されたジャズ(フュージョン)・グループのクルセイダーズが全面的に参加したアルバムになります。

 

それではさっそくその2作品『Midnight Believer』と『Take It Home』をご紹介したいと思います。

 

 

B.B. King – 『Midnight Believer』

01.When It All Comes Down (I’ll Still Be Around)
02.Midnight Believer
03.I Just Can’t Leave Your Love Alone
04.Hold On (I Feel Our Love Is Changing)
05.Never Make a Move Too Soon
06.A World Full of Strangers
07.Let Me Make You Cry a Little Longer

 

アルバムの内容

最初にご紹介するのは、1978年にリリースされた『Midnight Believer』です。

 

アルバム全編でリード・ボーカルとリード・ギターを務めるのは、もちろんB.B.キングになります。

 

女性コーラスをバックに従え、ゴスペル調の伸びやかな歌声を披露するB.B.キングの歌唱を楽しめます。

 

その他の演奏陣は、キーボードにジョー・サンプル、ベースにロバート・ポップウェル、ベースとサックスにウィルトン・フェルダー、ドラムにスティクス・フーパー(曲によってはジェームス・ガッドソン)というクルセイダーズの面子が揃って参加しています。

 

当然この面子で演奏される楽曲の数々は、当時のフュージョン/AOR系の最高峰のレベルの高さです!

 

ちなみに本作でB.B.のバックでリズム・ギターを弾いているのは、アース・ウィンド&ファイアーとの仕事で知られるローランド・バティスタになります。

 

本作の収録曲は、全てジョー・サンプルとウィル・ジェニングスの共作で書かれています。

 

ゆったりとしたテンポで始まる1曲目”When It All Comes Down (I’ll Still Be Around)”は、中期B.B.キングの代表曲と言ってもよい良作です。

 

デビュー当時からコテコテのブルースだけでなく、ロックン・ロールやR&B調の楽曲を当然のように演奏してきたB.B.なのですが、ここでもごく自然にAOR的な楽曲にマッチしています。

 

どんな時代の流行りの音楽性を演奏しても、全く違和感がないのがB.B.の凄いところです!

 

クルセイダーズの面子が楽曲制作からバックの演奏までこなしてはいますが、完全に主役はB.B.キングです!

 

なんなら上記のような事前情報を全く知らずにこのアルバムを聴いたら、全てB.B.キングが制作したアルバムだと思い込んでしまいそうなぐらいに「B.B.印」に染め上げています。

 

その他にも、マイナー調の渋い2曲目”Midnight Believer”や、バラード曲の4曲目”Hold On (I Think Our Love Is Changing)”、ストリート感覚溢れる5曲目の”Never Make a Move Too Soon”など素晴らしい楽曲が続きます。

 

クルセイダーズとの共演もさすがの貫禄でこなしてしまうB.B.キングの音楽性の幅の広さを存分に味わえる名作です。

 

Ryo@Dixiefunk Lab.の白アイコン
Ryo
おすすめ曲は、#1 #2 #4 #5

B.B. King – 『Take It Home』

01.Better Not Look Down
02.Same Old Story (Same Old Song)
03.Happy Birthday Blues
04.I’ve Always Been Lonely
05.Second Hand Woman
06.Tonight I’m Gonna Make You a Star
07.The Beginning of the End
08.A Story Everybody Knows
09.Take It Home

 

アルバムの内容

クルセイダーズとの共演2作目となる『Take It Home』は、1979年にリリースされました。

 

Ryo@Dixiefunk Lab.の白アイコン
Ryo
個人的にはこちらの方が好きな作品です。

 

というのも1年経って前作以上に楽曲や演奏のクォリティーも上がっています!

 

本作もB.B.キングを中心としてバックの演奏陣もほとんど同じ編成ですが、リズム・ギタリストが変わっています。

 

ビリー・ジョエルやキャロル・キングなどの作品に参加した名セッション・ギタリストのディーン・パークスと、シカゴやジャクソン5などの作品に参加したポール・ジャクソンJr.の2人が本作でリズムギターを担当しています。

 

2人ともマイケル・ジャクソンとの仕事で知られる名ギタリストですね。

 

本作も1曲目に中期B.B.キングを代表する名曲”Better Not Look Down”から始まります。

 

キャッチーな1曲目の次には、B.B.らいし渋めの2曲目”Same Old Story (Same Old Song)”に繋がります。

 

やはりこういったブルージーな楽曲を演奏させるとB.B.の右に出る者などいないですね!

 

その後も、明るく軽快な3曲目”Happy Birthday Blues”や、スローなブルース4曲目の”I’ve Always Been Lonely”、前作の”When It All Comes Down (I’ll Still Be Around)”と似た雰囲気の5曲目”Second-Hand Woman”と続きます。

 

クルセイダーズとの共演で出来ることを全て発揮した作品だと言えます。

 

 

Ryo@Dixiefunk Lab.の白アイコン
Ryo
おすすめ曲は、#1 #2 #5 #9

 

 

以上、【B.B.キングがクルセーダーズと共演したおすすめアルバム2選!】でした。

 

どちらの作品も、全体的にオシャレで落ち着いたB.B.キングを楽しめるアルバムに仕上がっています。

 

クルセイダーズ好きはもちろん、当時のフュージョン/AOR好きの方におすすめのアルバムです♪

 

その代わり、コテコテのブルースを聴きたいという方には物足りない作品でもあります……。

 

ちなみに『Midnight Believer』と『Take It Home』の2作品がセットになった2in1のCDもありますので、一気に16曲を聴きたい方には、そちらもおすすめです。

 

 

 

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