2023/03/25
ディアンジェロ好きにおすすめしたいクールでオシャレなR&B系の名盤25選
ディアンジェロ好きにおすすめしたいクールなアルバム25選!
このブログでは過去に何度かネオ・ソウルというジャンルについてご紹介したブログ記事を書きました。
そんなネオ・ソウルというジャンルの中で一番人気のミュージシャンとなると、やはりディアンジェロだと思います。
ディアンジェロの『Voodoo』は特別なアルバム!?
あのジョン・メイヤーやトム・ミッシュもディアンジェロの2ndアルバム『Voodoo』が大好きで影響を受けたアルバムだと公言していました。
もちろんこれを書いている僕自身も『Voodoo』を初めて聴いてから約20年近く経った今でも大好きなアルバムです♪
僕は趣味でギターを演奏しておりまして、その活動でバンドを組んだりセッションに参加したりすることがよくあります。
そういった時に同じようにディアンジェロが好きだという音楽好きに出会うことがあります。
そのうちの何人かの人に「『Voodoo』みたいなアルバムって他にないのかな?」と言われたことがあえります。
他にも過去にSNSで知り合った音楽好きにも同じようなことをコメントをされたことがありました。
その度に僕は「『Voodoo』は奇跡的なぐらい完璧なアルバムなのであれ以上にクールなアルバムはないですね…。」と諦めにも似た返事をしていました。
しかしこれは事実で、『Voodoo』は飛び抜けて素晴らしい名盤だと今も思っています。
僕もネオ・ソウルが大好きなので今までに散々『Voodoo』に似たアルバムを探しましたが…この作品は唯一無二の名盤です!
同じクオリティーのアルバムなど存在していません!
もしそんな名作が存在していたら、わざわざ僕に聴かなくっても全ソウル・ミュージック・ファンの耳に既に届いているはずです。
と、まぁ今回のブログ記事のタイトルを全否定するような発言をいきなりしましたが、今回はディアンジェロ好きにおすすめしたいアルバムを25作品ご紹介します。
なぜこういった前置きを書いたかというと…今回ご紹介する25作品をもし気に入っていただいて全て聴いてもらったとします。
すると…おそらくほとんどの人が「ん~なんか違うかな。やっぱディアンジェロの『Voodoo』が一番だな!」となるであろうからです。
先に言い訳を書いているみたいですが、あくまでも「ディアンジェロがお好きな人におすすめしたい似たような雰囲気を持った作品」を25枚紹介します。
やはり本家『Voodoo』には一歩及ばず…なアルバムではありますが、ディアンジェロがお好きならきっと気に入ってもらえるであろうアルバムばかりです。
これを書いている大のディアンジェロ好きの僕自身が「似た雰囲気で好き♪」だと感じたアルバムです。
ご紹介するアルバムの中には「これってディアンジェロと比べるとポップ過ぎない?」とか「このビートは軽いな~。もっと重たいビートの方がディアンジェロっぽい!」といった違いもあることでしょう。
しかしそういったことも踏まえた上で読んで頂ければ…と思います。
それと雑誌とかでこういった「ディアンジェロ好きにおすすめしたいアルバム」の話題になると必ずのように挙げられる定番のアルバムもご紹介していますが、しかし僕ならではのマニアックなアルバムもご紹介しているつもりです。
年代も新旧交えてのチョイスとなります。
このブログでしか選ぶことがないであろう僕の主観で選んだ25作品です。
ぜひ最後まで読んで頂けたら幸いです。
それではアーティスト名のアルファベット順でご紹介していきます。
1アーティスト辺り1作品で選んでいます。
基本的にディアンジェロと同じ男性シンガーものを中心に選んでいますが、中には女性シンガーを起用したアルバムも混じっています。
ディアンジェロ好きにおすすめしたいクールでオシャレなR&B系の名盤25選
01.Aaron Abernathy -『Monologue』
アルファベット順と言うこともあり、頭文字から”a”のスペルが2つ続くアーロン・アバナシーが最初のご紹介アーティストとなりました。
本作『Monologue』は、後に『Dialogue』と『Epilogue』と続く「○○ローグ」シリーズの1作目にして2016年にリリースされたアバナシーの1stアルバムになります。
このアルバムがリリースされた当時のCDショップでの宣伝文句にも「プリンスやディアンジェロ好きにおすすめ」みたいに紹介されていたように記憶しています。
その宣伝文句に違わず、確かにプリンス~ディアンジェロの系譜を受け継いだソウル・シンガーだと感じられる作品でした。
歌い方はどことなくビラルを感じさせるクセの強い歌声ですが、ファルセットの仕方がディアンジェロからの影響を感じさせるものでした。
アルバムからのリード・トラックとしてモノクロのオシャレなMVも制作された”Favorite Girl”は、ディアンジェロよりもプリンスの影響の方が濃いように感じられるファンキーなナンバーです。
他にもスロー・ナンバーの”I See You”や”Pretty Kind”などは、歪んだギターとファルセットのボーカルを重ねたドラマティックな手法がプリンスぽかったり…とディアンジェロと言うよりもプリンスからより大きな影響を受けているように感じます。
しかしそもそもディアンジェロもプリンスから多大なる影響を受けたミュージシャンで、過去にインタビューで「もし誰か大物ミュージシャンのアルバムをプロデュースできるとしたら誰のアルバムをプロデュースしてみたい?」という質問に迷わず「もちろんプリンスだよ!」と答えた程です。
もちろん僕もそうなのですが、おそらくディアンジェロ好きの人はプリンスの音楽性もお好きだと思います。
そもそも僕が最初にディアンジェロを知ったのは、若い頃に先輩ギタリストから「プリンス好きなんだったらディアンジェロも聴いてみるか?多分気に入るからさ。」とおすすめされたからでした。
もともとプリンスの音楽性が好きだった僕がディアンジェロを好きになるのは一瞬でした!
その時と同じように、このアーロン・アバナシーを好きになるのにも時間は掛かりませんでした。
近年流行りのネオ・ソウル・ギターぽいメロウなギターがポロンポロンと鳴るバラード曲”Kiss Me Again”なんかは特にディアンジェロぽくっておすすめです♪
他にも”Play It Cool”は、ディアンジェロの”Chicken Grease”を彷彿させるクールなファンク曲です♪
プリンス~ディアンジェロの系統がお好きでしたら、おそらく一瞬で気に入ってもらえるであろうおすすめのアルバムです!
02.Anthony Hamilton -『Comin’ from Where I’m From』
続いてこちらはディアンジェロとの交友関係もあるNYをベースにした実力派シンガーのアンソニー・ハミルトンです。
出身はノースカロライナ州シャーロットなので生粋のニューヨーカーではありません。
その辺はバージニア州リッチモンド出身のディアンジェロも同じようなものですね。
必ずしもNY出身者だけがオシャレなソウル・シンガーってわけではありません。
アメリカの田舎町出身でもセンスあるミュージシャンは数多くいます。
そんなアンソニー・ハミルトンが2003年にリリースした2ndアルバム『Comin’ from Where I’m From』がおすすめです。
1stシングルにも選ばれたタイトル・トラックの”Comin’ from Where I’m From”や、グラミーにもノミネートした2ndシングルにもなった名バラード曲”Charlene”等、じっくりと聴かせるスロー・ナンバーでのファルセット混じりの渋い歌声こそ彼の真骨頂だと言えます。
ディアンジェロのバンドでバックボーカルを務めていただけあってバラード曲を歌い上げる歌唱力は申し分ないです。
ディアンジェロがお好きでしたらまずはこの”Charlene”は必ず聴いて欲しいおすすめ曲です!
MVも素晴らしいです♪
この他にもアンソニー・ハミルトンは、合計で7作品のオリジナル・アルバムをリリースしているのですが、どれもクオリティーの高いR&B作品ばかりなので、まずはこの『Comin’ from Where I’m From』を聴いてから他のアルバムも順次聴いてもらいたいと思います。
03.Bilal -『1st Born Second』
ロバート・グラスパーと大学時代からの盟友でもあるフィラデルフィア出身のビラルは、ディアンジェロやエリカ・バドゥ等のバックコーラスを経験した後に2001年に本作でデビューを飾っています。
その後、2010年に2ndアルバム『Airtight’s Revenge』をリリースするまでに約9年の間が空いてしまいましたが、その後に2013年に『A Love Surreal』を、そして2015年『In Another Life』と3作品を短い期間でリリースしています。
ハチャメチャなライブ・パフォーマンスでも知られるビラルですが、その音楽性も単なる「ネオ・フィリー」や「ネオ・ソウル」の枠内に収まるものではありません。
本作に於けるドクター・ドレーやJ・ディラといったヒップホップ畑のプロデューサーを起用したぶっ壊れファンク曲は他の追随を許さないような独特な楽曲ばかりです。
ちなみにドクター・ドレーが手がけた楽曲は、”Fast Lane”と”Sally”といったそっち方面のヒップホップ好きなら一聴して「あ、ドレーっぽい!」と分かってしまうようなデス・ロウ~アフターマス風味の緊張感ある鍵盤の音が印象的な楽曲ばかりです。
一方でJ・ディラがプロデュースした”Reminisce” には、ディアンジェロやザ・ルーツのクエストラブ等と共にソウルクエリアンズとしてネオ・ソウルという音楽を追究したラッパーのモス・デフとコモンが参加しており、淡々としたビートがいかにもJ・ディラらしさを感じさせます。
こういった他のネオ・ソウル系のミュージシャンにはあまり見られないような楽曲も良いのですが、やはり本作の注目曲は元トニー・トニー・トニーのラファエル・サディークがプロデュースした”Soul Sista”でしょう!
もろにプリンス~ディアンジェロの系譜を受け継いだようなオーガニック風味でスローなバラード曲です。
ちなみに今回の25選には残念ながらラファエル・サディークのアルバムを選んではいませんが、プリンス本人がその才能を認めた程の天才ミュージシャンです。
ディアンジェロが歌っても似合いそうな”Soul Sista”は、ネオ・ソウルを代表する楽曲の1つだと言えます。
04.Blu -『Out Of The Blu』
先に名前が出ていたラファエル・サディークと同じくトニー・トニー・トニーのメンバーだったドウェイン・ウィギンスがプロデュースを手がけたバイロン・ブルーの1995年にリリースされた唯一のアルバム『Out Of The Blu』です。
同時期にデビューしたディアンジェロからの影響と言うよりも、ディアンジェロと同じくトニー・トニー・トニー組からの影響を受けたアルバムだと言えます。
そのためディアンジェロの『Brown Sugar』等と比べると、「ネオ・ソウルというよりもニュー・クラシック・ソウル」といった印象を受けます。
80年代のR&Bの残り香が感じられる”Jamaican Rum”なんかはディアンジェロだったら絶対に歌わないだろうな…と言った少々この時代としては古臭く感じられる楽曲も収録されています。
しかしバッキングで近年流行りのネオ・ソウル・ギターの元ともなったドウェイン・ウィギンスのメロウでスムースなギター演奏が聴ける”Hide And Go Get”や”Clap Your Hands”はディアンジェロぽさを感じさせます。
ディアンジェロと比べるとバックのリズムにちょっとした古さを感じさせるアルバムではありますが、おすすめです。
05.Chico Debarge – Long Time No See』
1986年にアルバム『Chico DeBarge』でデビューしたディアンジェロよりも古い世代のシンガーであったチコ・デバージが、約6年の服役生活を終えてシャバに戻ってから久しぶりにリリースした1997年のアルバム『Long Time No See』です。
ディアンジェロの音楽性はプリンス以外にも、『What’s Goin’ On』以降のマーヴィン・ゲイにソロになってからのカーティス・メイフィールドやダニー・ハサウェイと言った70年代ニュー・ソウル組からの影響も大きく見られるのですが、本作は特にマーヴィン・ゲイから影響を受けたディアンジェロ風のアルバムだと感じられます。
“Love Still Good”は、まるでマーヴィンの”Inner City Blues”のようです。
更にはマーヴィンの”Trouble Man”をカバーしていたり…と影響を隠そうともしないその姿勢に逆に好感が持てます。
他には、”Iggin’ Me”のブーンバップなビートや、ジャジーな”Physical Train”等は、本作リリースの2年前にデビュー作『Brown Sugar』で猛威を振るっていたディアンジェロの音楽性を意識したような楽曲です。
ちなみにこのアルバムはディアンジェロを見出したキダー・マッセンバーグのレーベル『Kedar』からリリースされています。
そりゃ~ディアンジェロっぽくもなりますよね!
全体的にダークで内省的な楽曲で構成されているのは約6年に及ぶ辛い服役期間が関係しているのでしょうか。
ディアンジェロのスローな曲がお好きな方におすすめのアルバムです。
06.David Kimbrough Jr. -『Shell Shocked』
このアルバムをチョイスすることに僕の個性が出ているんじゃないかな?とちょっと自画自賛気味に調子に乗ってしまいますが…でもR&B系の雑誌やディスクガイド本ではまず出てくることはないであろうアルバムだと思います。
デイヴィッド・キンブロウJr.は、本来であればブルースのジャンルで語られるミュージシャンですからね。
実はこのブログでは過去にもキンブロウ親子としてデイヴィッド・キンブロウJr.の父親で伝説的なミシシッピ・ヒル・カントリー・ブルースマンであったジュニア・キンブロウと併せてご紹介していました。
その時のブログ記事は下記のリンク先よりご覧になって下さい。
キンブロウ親子で聴く呪術的なミシシッピ・ヒル・カントリー・ブルースの魅力♪
その当時は「多分生きている…。」と少々失礼な書き方をしてしまったのですが…残念ながらデイヴィッド・キンブロウJr.は2019年に他界しました。
90年代になり晩年になってから評価されることになった父ジュニア・キンブロウと違って不遇のままこの世を去ったデイヴィッド・キンブロウJr.ですが、2006年にリリースされた唯一のオリジナル・アルバム『Shell Shocked』がある限り彼の音楽は永遠に消え去ることはないことでしょう。
少なくとも僕はこのアルバムで良い意味で「ショック」を受けましたからね。
このアルバムがリリースされた当時、まだ若かった僕が『Voodoo』に似たアルバムはないものか…と探していた頃にこのアルバムに出会いました。
基本は父ジュニア・キンブロウ(父なのにジュニア…とややこしいですね。)から受け継いだ淡々とした呪術的なグルーヴが繰り返されるヒル・カントリー・ブルース風の楽曲が収録されたアルバムなのですが、ブルースは全ての米国音楽のルーツだと改めて感じさせるアルバムです。
元はブルースなのにその歌い方やグルーヴ感にディアンジェロ風ネオ・ソウルの影響を感じさせるアルバムです。
特に”Spit in My Mouth”なんかは、イントロのビートがまるでディアンジェロの楽曲のようです。
おそらく本作リリースの年代的にも、デイヴィッド・キンブロウJr.がディアンジェロの影響を多少なりとも受けたのだと思うのですが…いや、そもそもディアンジェロの作り出したネオ・ソウルもルーツを辿れば元はミシシッピ・ブルースなわけで…と「鶏が先か卵が先か?」のような訳が分からない状態に陥ってしまいそうです。
伝説のブルースマン、ウィリー・ディクソンの有名な言葉に“The Blues is the roots; everything else is the fruits. “というものがあります。
これは「ブルースは全ての根っこであって、それ以外の音楽は全てその木からなる果実だ。」ということです。
ゴスペルやニュー・ソウルからの影響が濃いディアンジェロも、元を辿ればブルースという音楽が始まりで…そしてそのブルース・ミュージシャンも逆にディアンジェロからの影響を受けてこういったアルバムをリリースしたという何とも面白い巡り合わせです。
デイヴィッド・キンブロウJr.はギターも弾くブルースマンなので、ディアンジェの作品と比べると歪んだギターが目立つアルバムではありますが、こういった作品もたまにはどうでしょうか?
07.Don-E -『Natural』
本名はドナルド・マクリーンのアーティスト名”Don-E”は、「ドン・イー」ではなく「ドニー」と読みます。
英国ロンドン南部のブリクストン出身のマルチな才能を持ったソウル・シンガーです。
1992年にアルバム『Unbreakable』でデビューして以来、今日までに8枚程アルバムをリリースしています。
本作『Natural』は、2008年にリリースされた4作目です。
アルバム1曲目の”Addictive Love”から始まるダンサブルなデジタル・チューンは、正直言ってディアンジェロぽさは全くないです。
ていうか、本作収録曲のほとんどの曲がディアンジェロ好きからしたらあまり好きではない音楽性かも知れません!?
ぶっちゃけ言うと僕はあまり好きではありません…。
では、なぜ今回のこのテーマで本作を選んだのか?
それはたった1曲のためです!
12曲目に収録された”So Cold”は、ジャミロクワイの元ベーシストだったスチュアート・ゼンダーがプロデュースを手がけた楽曲で、なんとこの曲にディアンジェロがフェンダー・ローズで参加しています。
このクールでスモーキーな楽曲だけがこのアルバムの中で逆に浮いちゃっているのですが…ネオ・ソウル好きにおすすめしたい名曲です!
ドニーの公式Youtubeチャンネルに楽曲がアップされていましたのでぜひ聴いてみて下さい!
ね?激シブでしょ♪
ちなみにこの”So Cold”は、2007年に突如リリースされたディアンジェロの未発表音源を集めたオフィシャルのミックス・アルバム『Yoda: The Monarch Of Neo-Soul』にも”Your Love Is So Cold”というタイトルで収録されていました。
と言ったわけで…ドニーの本作をわざわざ購入する必要もないかも知れませんが…まぁたまにはこういったダンサンブルなアルバムを聴いてみてもいいんじゃないでしょうか!?
そして12曲目にディアンジェロな楽曲を待ちながら楽しむ…という。
08.D’wayne Wiggins -『Eyes Never Lie』
先にブルーの項目で名前が登場していた元トニー・トニー・トニーのメンバーだったドウェイン・ウィギンスの2000年リリースのソロ・アルバム『Eyes Never Lie』です。
いきなりジャズ・スタンダード曲”Fly Me To The Moon”の弾き語りから始まるアルバムですが、2曲目”R&B Singer”からワウ・ギターの効いたいつものR&Bを聴くことが出来ます。
ブルーのアルバムと同じように、ディアンジェロのアルバムと比べると全体的に少し古い音作りに感じられますが…近年流行りのネオ・ソウル・ギターの元を作った人物のアルバムとして聴いておくべきアルバムの1つだと思います。
後期トニー・トニー・トニーのアルバムやディアンジェロのアルバムにも参加していたギタリストのスパンキー・アルフォードとこのドウェイン・ウィギンスのギター演奏が、トム・ミッッシュやFKJといった近年のネオ・ソウル・ミュージシャンに受け継がれています。
本作に収録されたギター・インスト曲の”Tribecca”は、23年経った今聴いても通じるようなネオ・ソウル・ギターの演奏を聴くことが出来ます。
ディアンジェロ好きだけでなく、近年のネオ・ソウル好き、特にギター好きにはぜひ聴いてもらいたいアルバムです!
09.Eric Roberson -『The Vault, Vol.1』
ニュージャージー州ローウェイ出身のソウル・シンガーのエリック・ロバーソンが2003年にリリースした2ndアルバム『The Vault, Vol. 1』です。
ロバーソンのソフトな歌声に合ったメロウな楽曲が多く収録された耳心地の良いR&B作品です。
エリック・ベネイ風のスイートなバラード曲が多めですが、”Please Don’t Leave Me”といった楽曲をもしディアンジェロが歌っていたなら…と想像してしまいたくなります。
10.Frank McComb -『The Truth』
「ダニー・ハサウェイの生き写し」とも称された実力派シンガーのフランク・マッコムが2003年にリリースした2ndアルバム『The Truth』です。
確かにダニー・ハサウェイと似た歌声ですが、本作の音楽性はスティーヴィー・ワンダーぽさの方が大きく感じられます。
ディアンジェロと同じく70年代ニュー・ソウルから大きな影響を受けた世代のミュージシャンです。
ちなみにフランク・マッコムは、ウィントン・マルサリスの兄ブランフォード・マルサリスのジャジー・ヒップホップなプロジェクト”Buckshot LeFonque(バックショット・ルフォンク)“のメンバーだったこともあります。
そのためフュージョン畑でも通用する程のキーボードの腕前を誇っています!
バックショット・ルフォンクの名称に関しては、過去に下記のブログで説明を書いてますのでぜひそちらも併せて読んでみて下さい。
幻のトランペッター、ルイ・スミスがブルーノートレーベルに残した2枚の作品を聴こう!
ディアンジェロがお好きなら本作収録のジャジーな楽曲”Actions Speak Louder Than Words”とかおすすめですよ♪
ちなみにこの曲でオルガンを弾いているのは、「5人目のビートルズ」とも言われたビリー・プレストンです。
11.Geno Young -『The Ghetto Symphony』
ここらでちょっとマニアックなシンガーを…
テキサス州ダラス出身のネオ・ソウル・シンガーのジーノ・ヤングが2004年にリリースしたデビュー・アルバム『The Ghetto Symphony』です。
先にご紹介していたエリック・ロバーソンとは同じハワード大学の同級生で、先輩ミュージシャンにはダニー・ハサウェイがいました。
ディアンジェロやミュージック・ソウルチャイルドといったネオ・ソウル界隈のミュージシャンのツアーにバック・ボーカルで参加していた経験もあります。
そんなジーノが満を持して2004年にリリースした本作は、とってもミュージック・ソウルチャイルドっぽいアルバムです!
しかしイントロのブレイクがクールな”Man With Nothing To Lose”や引き摺るようなリズムが心地良い”Do What You Do”等はディアンジェロの影響を感じさせます。
アルバム終盤に行けば行く程、ディアンジェロっぽい楽曲が収録されたアルバムです。
12.Isaiah Sharkey -『Love.Life.Live』
近年流行りのネオ・ソウル・ギターがお好きでしたら、まずその名前を知らないって事はないんじゃないだろうか?という程に今や有名人となったアイザイア・シャーキーの2017年作品『Love.Life.Live』です。
初期の頃の2005年に”Isaiah Sharkey & The Family Tree”名義でリリースしたアルバム『Skyliner』の時は、まるでウェス・モンゴメリー!といったジャズ・ギターのアルバムをリリースしていましたが、今となってはネオ・ソウル・ギタリストとしての方が有名ですね。
『Skyliner』では、ザ・モンゴメリー・ブラザーズ時代のスウィング・ジャズ曲の”Fingerpickin'”や、ウェスの代表曲”West Coast Blues”に、ウェス後期の名曲”Road Song”を取り上げたりしていたモロにウェス・フォロワーなジャズ・ギタリストでしたが、ここまで変わってしまうとは…。
しかしそもそもはジャズ・ギターを演奏していただけあって、ギターの腕前は相当なものです!
もともとディアンジェロのファンだったアイザイアが、楽器屋でディアンジェロに逢い意気投合して2014年の3rdアルバム『Black Messiah』に参加することになったという逸話がありますが、それ以降ジャズ・ギタリストというよりもネオ・ソウル・ギタリストのイメージに変わりましたね。
本作『Love.Life.Live』は、1曲目”Pop My Toes”からディアンジェロ度全開です!
楽曲の構成だけでなくアイザイアの歌い方もディアンジェロしています!
もはや「ディアンジェロが歌ってないディアンジェロのアルバム」です!(何だそれ?)
ディアンジェロ好きならつべこべ言わず聴きましょう!
あれこれ迷わず聴きましょう!
とにかく聴きましょう!
おすすめです♪
13.Jaheim – 『Ghetto Love』
男性ネオ・ソウル・シンガーの中でも随一の歌唱力を誇るジャヒームが2001年にリリースしたデビュー・アルバム『Ghetto Love』です。
イントロが終わると2001年にしてはチープなヒップホップ・ビートの45秒という短いトラック”Du & Jah”を挟み、本編が始まります。
繰り返しのリフやネチっこいワウの音がディアンジェロの『Brown Sugar』の世界観を感じさせる”Looking For Love”や、メロウなコーラスをバックにサビ部分で抜群の歌唱力をみせつけるタイトル曲”Ghetto Love”に、1stシングルにも選ばれた”Could It Be”等、聴くべき楽曲はいくつも収録されています。
今回ご紹介している中でも最高峰に歌が上手いので、そればかり気が行ってしまいますが、ディアンジェロの影響を少なからず受けたであろうこの年代のシンガーの1人です。
14.Jose James -『No Beginning No End』
ソース元の媒体を忘れてしまったのですが…本人曰く「そこまでディアンジェロを意識したつもりはない。」アルバムらしいのですが、「いや、どこが?」とツッコミを入れたくなる程に『Voodoo』からの影響を強く感じられるアルバムです。
ジャズ・シンガーのホセ・ジェイムスが、どう考えてもディアンジェロの『Voodoo』を意識して作ったであろう2013年のアルバム『No Beginning No End』です。
2020年には2作目となる『No Beginning No End 2』もリリースされました。
てか、どう聞いてもディアンジェロですよね!
1曲目”It’s All Over Your Body”のイントロのエコーが効いたドラムの音に、ロイ・ハーグローヴを思わせるトランペットのオブリガードに、ドリーミーなエレピの音…『Voodoo』に収録された”Feel Like Makin’ Love”の雰囲気を感じさせます。
僕はこの時の来日公演を観に行ったのですが、アルバムにも参加していた日本人トランペッターの黒田卓也さんも一緒に観ることが出来ました。
素晴らしいライブでしたが、どう考えてもこのアルバムは『Voodoo』からの影響で作られているでしょう!
ホセさん…何でそんなツンなコメントしちゃったの!
15.Lynden David Hall -『Medicine 4 My Pain』
あまりラブコメ系の映画は好きではないのですが、僕が珍しくラブコメ系の映画で好きな作品『ラブ・アクチュアリー』に本人役で登場して、ビートルズの名曲”All you need is Love”を抜群の歌唱力で歌い上げたその姿が印象に残るリンデン・デイビッド・ホールが1997年にリリースしたデビュー作品『Medicine 4 My Pain』です。
そのシーンは映画の登場人物の結婚式で、場所は教会でした。
花嫁役は若き頃のキーラ・ナイトレイなのですが、彼女の美しさと共にリンデン・デイビッド・ホールの突然の登場は印象に残るシーンでした。
そんなリンデン・デイビッド・ホールは、先にご紹介していたドニーと同じく英国出身のソウル・シンガーです。
残念ながら2006年にホジキンリンパ腫によって31歳という若さで他界していますが、かつては「英国のディアンジェロ」とも呼ばれた存在でした。
本作2曲目に収録されたデビュー曲”Sexy Cinderella”のイントロは、ディアンジェロの”Brown Sugar”を意識したであろうフレーズです。
2ndシングルの”Do I Qualify?”もディアンジェロ風ですが、3rdシングル”Cresent Moon”はリンデンならではの明るくスイートなバラード曲です。
ディアンジェロの影響は受けているものの、それだけではない彼独自の音楽性も垣間見える名曲揃いのデビュー作です。
今も生きていてくれたなら…きっと良い作品をリリースし続けてくれていたことでしょう。
16.Montrell Darrett -『Chronicles Of The Soul』
米国インディアナ州エバンズビル出身のゴスペル上がりのシンガー、モントレル・ダレットもディアンジェロの影響を強く感じさせるソウル・シンガーです。
1999年にリリースされた本作『Chronicles Of The Soul』の1曲目”Tough Love”からして、プリンスの系譜を受け継いだディアンジェロの楽曲から影響を感じます。
特にこの曲のベースラインやコーラスの入れ方がプリンスからの影響を感じさせます。
他にも”Move On”や”Rain”といった楽曲にディアンジェロっぽさがちらほら見られます。
裏のリズムを強調したネチっこいファンクのリズムは、『暴動』以降のスライ&ザ・ファミリー・ストーンのとようでもありますね。
プリンスやディアンジェロもスライから大きな影響を受けているので、もしかしたらネオ・ソウルの元祖はスライの『暴動』だと大雑把に言えなくもないのでは?…と思います。
17.Myron -『Destiny』
米国オハイオ州クリーブランド出身のマイロンもディアンジェロのデビュー後に登場した才能あるソウル・シンガーの1人です。
音楽一家に生まれ育ったマイロンもまたプリンスやディアンジェロと同じく、様々な楽器を操るマルチ・プレイヤーです。
1998年にリリースされた本作『Destiny』はマイロンのデビュー・アルバムで、モロにこの時代のネオ・ソウルを凝縮したような作品です。
2000年にデビューすることになるミュージック・ソウルチャイルドよりも先にこのマイロンがこのアルバムでデビューをしているのですが、知らずに聞くと知名度の高いミュージック・ソウルチャイルドの音楽性をマイロンが真似たように感じるかも知れません。
こちらの方が先です。
それぐらい初期のミュージック・ソウルチャイルド風の楽曲がこのアルバムには収録されています。
いや、むしろ初期のミュージック・ソウルチャイルドに影響を与えた方なのですが…。
ディアンジェロのネオ・ソウルと言うよりも、このビターでスイートな感じはエリック・ベネイやマックスウェルと同じようなニュー・クラシック・ソウルと呼んだ方が近いのかも知れません!?
18.Patrick Evan -『Basement Sessions』
ここでまたレアなシンガーを…
マライア・キャリーやブライアン・マックナイトのバンドでバック・コーラスを務めた経験もあるソウル・シンガーのパトリック・エヴァンが2009年にリリースしたデビュー・アルバム『Basement Sessions』です。
歌い方や曲の進行、そしてネチっこいグルーヴはディアンジェロからの影響が濃いように感じられますが、全体的に粗削りです。
アルバムのタイトル通りに「地下室でセッション」した楽曲をアルバムに詰め込んだような印象を受けます。
正直言ってクオリティーはあまり高くはないですが…ディアンジェロの影響を受けて制作したんだろうな~というのは感じられます。
19.Raheem DeVaughn -『The Love Experience』
本人はベビーフェイスが好きだと公言していますが、2005年にリリースされたラヒーム・デヴォーンのデビュー作『The Love Experience』は、ディアンジェロ好きにもおすすめしたいR&Bの作品です。
マーヴィン・ゲイを彷彿させるデビュー曲”Guess Who Loves You More”も良い曲ですが、ディアンジェロ好きにはシンプルなブーンバップのビートに極上のファルセット・ボイスが乗っかった”Is It Possible”がおすすめです♪
20.Rahsaan Patterson -『After Hours』
今でも極上のソウル・アルバムをリリースし続けているNY出身のシンガー、ラサーン・パターソンが2004年にリリースした3rdアルバム『After Hours』です。
プリンスとディアンジェロの影響がモロに出たこのアルバムはラサーン・パターソンのどのアルバムよりもおすすめです!
本作収録のダンサンブルな”So Hot”なんかはディアンジェロは絶対にやらないような楽曲ではありますが、プリンスならやっても違和感ありません。
その逆で”Burnin'”は、プリンスと言うよりもディアンジェロ風のクールな楽曲です。
この2人の音楽性を足して2で割って、たま~にスティーヴィ・ワンダーを思い出したかのような作品です。(?)
21.RH Factor -『Hard Groove』
トランペッターのロイ・ハーグローヴのジャジー・ヒップホップなプロジェクトがこのRHファクターです。
本作にはラッパーのコモンにATCQ(ア・トライブ・コールド・クエスト)のQティップやディアンジェロも参加しているごっちゃ混ぜなアルバムです。
NY好きの僕が若い頃に聴いて憧れたアルバムでもあります。
このアルバムの雰囲気が大好きで「いつの日にか実際にNYに行って、摩天楼の下でこのアルバムを聴いてやるぞ!」と夢を抱きました。
その夢を抱いてから約3年後の2008年に実際に僕はNYに行きました。
当時はまだスマホも持っておらず、懐かしのiPod miniでこのアルバムをNYの街を歩きながら聴きました。
もうダメなところを探すのが難しいくらい僕に取っては名盤だと言える作品です。
2005年頃に知り合った同じような音楽好きな人に「ディアンジェロの『Voodoo』っぽいアルバムって何か他にないかな?」と聴かれた際には、いつも僕はこの『Hard Groove』をおすすめしていました。
ディアンジェロが歌ったファンカデリックのカバー曲”I’ll Stay”も良いのですが、僕は女性ボーカリストのステファニー・マッケイが歌った気だるい雰囲気のネオ・ソウル曲”Forget Regret”が一番好きです♪
この曲では、ネオ・ソウル・ギターの始祖とも言えるスパンキー・アルフォードがまさにネオ・ソウルなギター演奏を披露しています。
スパンキーが弾いているのは、アコギではなくエレキの方です。
この曲でアコギを弾いているのは、実はサックス奏者のジャック・スワルツ・バルトです。
彼はフルートも吹いています。
何年経っても、何度聴いても飽きない本当に素晴らしい作品です!
僕はディアンジェロの『Voodoo』よりも、こちらのRHファクターの『Hard Groove』の方が聴いている回数も多いのでもしかしたらこっちの方が好きなのかも知れません。
…て書いちゃうと、今回のブログ記事のテーマがブレちゃいますが、そこは気にしない気にしないでください。
22.Robert Glasper -『Black Radio Ⅲ』
これを書いているちょうど1年程前にリリースされたロバート・グラスパーの『Black Radio Ⅲ』は、なんだかんだで2022年にリリースされたアルバムで僕が一番気に入った作品でした。
そのことについては昨年末に下記のブログ記事でも書きました。
2022年にリリースされたお気に入りのアルバムまとめ
ディアンジェロが『Voodoo』で築き上げたネオ・ソウルの土台をロイ・ハーグローヴがRHファクターでジャズの風味を加え、更にそれらを推し進めたのがロバート・グラスパーの『Black Radio』シリーズだと僕は勝手に解釈しています。
ディアンジェロの『Voodoo』が進化した先に本作『Black Radio Ⅲ』があるんだと思います。
昨年このアルバムを何回聴いたのか?分からないぐらい聴きすぎて、今では何も聴いていないときにふと本作収録の”Black Superhero”のメロディーを思い出してしまう程です。
モロに僕の好きな音楽性です!
ディアンジェロがお好きなら、『Black Radio』シリーズの3作品はどれもおすすめ出来る作品ばかりです!
今はこの最新の『Black Radio Ⅲ』が一番のおすすめです♪
23.Sam Bostic -『Soul Supreme』
サム・ボスティックとは、1996年にデビューした男性3人組のR&Bグループだったアートゥン・ソウル(Art ‘N Soul)のード・シンガーだったトレイシーのことです。
そのサム・ボスティックが2009年にリリースしたソロ・デビュー作がこの『Soul Supreme』でした。
サム・ボスティックのファルセット・ボイスは、どことなくカーティス・メイフィールド風で、楽曲もどちらかっていうとディアンジェロよりもカーティスからの影響が強く感じられます。
しかしディアンジェロもカーティスから影響を受けたミュージシャンの1人です。
きっとディアンジェロ好きの方も本作は気に入って頂けると思います。
ネオ・ソウル・ギター好きには”Get Away”がおすすめです♪
24.Sleepy’s Theme -『The Vinyl Room』
スリーピー・ブラウン、レイ・マレー、リコ・ウェイドの男性ボーカル3人組のグループ、スリーピーズ・テーマもおすすめです。
知名度こそ高くありませんが、1998年にリリースされた唯一のアルバム『The Vinyl Room』は、出来の良いジャジーでメロウな楽曲が多く収録された名作です。
ネチっこいワウ・ギターの音がカーティス・メイフィールドやアイザック・ヘイズのような70年代ソウル&ファンクを彷彿させますが、”Choked Out Saturday Night”や”Still Smokin'”に”Grind On”で聴けるようなブーンバップ調のビートは、ディアンジェロ登場以降のネオ・ソウルからの影響でしょう。
特に”Grind On”なんかはディアンジェロ好きにはおすすめのクールな楽曲です♪
25.Sly Johnson -『55.4』
アルファベット順だったのでたまたま最後にこちらのスライ・ジョンソンをご紹介することとなりました。
アーロン・アバナシーに始まってフランスのヒップホップ界出身のシンガー、スライ・ジョンソンで終わるという2010年代以降デビューの新世代ミュージシャンで締めくくれるのは何とも感慨深いです。
今の世代にもディアンジェロの『Voodoo』の精神が脈々と受け継がれているんだな~と。
そんなスライ・ジョンソンが昨年2022年にリリースしたこのアルバム『55.4』は、意図的に『Voodoo』の作風に寄せているようです。
ホセ・ジェイムズと違って認めているようです。
もう、どの曲もモロにディアンジェロしています!
ディアンジェロは『Voodoo』でロバータ・フラックの”Feel Like Makin’ Love”を取り上げていましたが、こちらのスライ・ジョンソンはマーヴィンの”What’s Going On”をネオ・ソウル風に仕上げています。
ディアンジェロがお好きな方に文句なしにおすすめ出来る名作です♪
アルバム最後の”Got To Be Funky “は、ジェームス・ブラウンとプリンスへのオマージュのようにも聞こえます!?
以上、【ディアンジェロ好きにおすすめしたいクールでオシャレなR&B系の名盤25選】でした。
最初の方でちょっと言い訳のようなことも書きましたが、中には「え?それをディアンジェロ好きにおすすめするか~!」と人によっては感じられるアルバムもあるかもしれません。
しかしディアンジェロのアルバム3作品は、どれも唯一無二の才能で作られた名盤ばかりです。
全く持って完璧なディアンジェロ風のアルバムであれば、それはもはやディアンジェロのアルバムを聴いた方が良いでしょう。
という強引な結論になっちゃいそうなので…あくまでも「ディアンジェロがお好きならこのアルバムもおすすめですよ~。」と僕が自分の好きなR&B作品をおすすめしたブログ記事だと思って読んでみて下さい。
この25作品の中で気になったアルバムからお好きな順番で、ぜひチェックしてみて下さい♪
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