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2024/08/18

90年代グランジ・ブームの時代に活躍した女性シンガーが歌うオルタナティヴ・ロックのおすすめアルバム10選

90年代に活躍した女性シンガーが歌うオルタナティヴ・ロックのおすすめのアルバムを10枚ご紹介したブログ記事のタイトル画像です。

90年代に活躍した女性シンガーが歌うオルタナティヴ・ロックのおすすめのアルバム10選!

今回は女性シンガーに絞って選出しました!

今回は90年代グランジ・ブームの時代に活躍したオルタナティヴ・ロックのおすすめアルバムを10枚ご紹介します。

 

オルタナティヴ・ロックといってもこのブログで何度も登場しているダイナソーJr.やR.E.M.といったバンドではなく、今回はボーカリストが女性のバンド、もしくは女性シンガーソングライターに絞って選びました。

 

90年代は、数多くのロック・バンドが活躍した時代です。

 

数多くのロック・バンドが活躍したのは70年代も80年代も同じ事なのですが、90年代にはそれまで以上に女性シンガーを要するバンドが登場しました。

 

しかもボーカリストが女性なだけではなく、メンバー全員が女性のバンドもたくさんありました。

 

ちょうどこの時代は、ビキニ・キルやブラット・モービルといったライオット・ガール(Riot grrrl)と呼ばれる女性パンク・バンドが活躍した時代でもあります。

 

また90年代初頭にはマライア・キャリーが大ヒットして、90年代半ばには「ガールズ・パワー」を掲げるスパイス・ガールズといった女性グループも活躍しました。

 

90年代はそれまで以上に女性ミュージシャンが活躍した時代です。

 

それはオルタナティヴ・ロックのジャンルにもいえることです。

 

90年代に女性シンガーがフロントマンを務めるオルタナティヴ・ロックの名作はたくさんあります。

 

そういったわけで、今回は僕がおすすめする90年代に活躍した女性シンガーが歌うオルタナティヴ・ロックの名作アルバムを10枚ご紹介します。

 

ご紹介する順番は、アーティスト名のアルファベット順になります。

90年代に活躍した女性シンガーが歌うオルタナティヴ・ロックのおすすめアルバム10作品

01.Elastica – 『Elastica』

まず最初にご紹介するのは、1992年に英国ロンドンで結成されたオルタナティヴ・ロック・バンドのエラスティカです。

 

英国のバンドということもありブリットポップに分類されることもありますが、今回はオルタナティヴ・ロックとして取り上げています。

 

このバンドは、元々は英国のロック・バンドのスウェード に初期メンバーとしても参加していた女性シンガーのジャスティーン・フリッシュマン中心に結成されたバンドです。

 

ジャスティーン・フリッシュマンは、スウェードのボーカル、ブレット・アンダーソンの元恋人でもありました。

 

エラスティカは、フロントマンのジャスティーン・フリッシュマンを中心に、ギターのドナ・マシューズ、ベースのアニー・ホーランドと3人の女性が在籍するバンドです。

 

ドラムのジャスティン・ウェルチのみが男性という編成でした。

 

2001年の解散までに2枚のアルバムを制作しており、短い活動期間ながらもメンバーも不動ではなく最終的にはジャスティーン・フリッシュマンとジャスティン・ウェルチ以外のオリジナル・メンバーは残っていない状態でした。

 

そんなエラスティカの1stアルバム『Elastica』を今回はおすすめとして選びました。

 

本作は1995年にリリースされており、既にニルヴァーナのカート・コバーンが他界した後だったのでグランジ・ブームは下火になりつつある時期でしたが、1stシングルのパンキッシュな”Stutter”や、良い感じの気だるさがクセになる2ndシングルの”Line Up”と”Connection”等はグランジ・ファンにも受ける内容です。

 

特に”Connection”のMVは印象的で、オアシスのリアム・ギャラガーにも言い寄られたジャスティーンを筆頭に、3人いるこのバンドの美人達が無表情で気だるそうに演奏しているのは、、まさに90年代のオルタナティヴ(反主流)な精神を表しています。

僕の一番のおすすめはこの”Connection”です。

 

他にもジャスティーンのクールな歌い方がかっこいい”Waking Up”と、アグレッシブな不協和音を効果的に用いた”Car Song”の2曲もシングル・カットされています。

 

本作『Elastica』は、まさにセルフ・タイトル通りにこのバンドの名刺代わりの名作となりました。

 

1995年リリースなので、その頃はカート・コバーンがいなくなり、オアシスやブラーが大ヒットした時代だったのでブリットポップ勢として語られることが多いですが…どことなく気だるい感じのジャスティーンの歌い方はオルタナティヴ・ロックと呼んだ方が相応しいと感じます。

 

02.The Breeders – 『Pod』

ブリーダーズは、ピクシーズのキム・ディールと、スローイング・ミュージズのタニヤ・ドネリーを中心に1988年に結成されたバンドです。

 

1993年にピクシーズが解散する前からキムが始めたバンドでしたが、ブリーダーズも1995年には一度解散しています。

 

その後2000年に再結成して、今はキムはピクシーズには参加せずブリーダーズを中心に活動しています。

 

キムの後釜には、スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガンが一時的に組んだいたバンドのズワンでベースを担当していたパズ・レンチャンティンがピクシーズに加入しています。(現在はパズもピクシーズを脱退しています。)

 

本作『Pod』は、1990年にリリースされたブリーダーズの1stアルバムです。

 

ビートルズの曲”Happiness Is a Warm Gun”をカヴァーしていますが、基本的にはキム・ディールが書いたオリジナル曲で構成されています。

 

ピクシーズ時代にも度々コーラスなどで歌声を披露していたキムでしたが、ブリーダーズではがっつりリードボーカルで歌っています。

 

もちろん自らベースも弾いており、ほぼほぼキムのソロ・プロジェクトのようなバンドです。

 

結成メンバーだったタニヤ・ドネリーは、オリジナル・アルバムでは本作のみの参加で、1992年のEP『Safari』リリース後に脱退しています。

 

そういった意味では、本作が最もブリーダーズとしてキムがやりたかったことが反映されたアルバムなのかもしれません。

 

先ほどのエラスティカもそうなのですが、オルタナティヴ・ロックには圧倒的歌唱力は必要ないと僕は思っています。

 

キムのボーカルはお世辞にも上手いとは言い難いのですが…この気だるい感じの歌い方は、むしろオルタナティヴ・ロックの世界観作りとしては最適だと言えます。

 

バンドのイメージって、歌唱力や演奏力よりも大事な要素ですからね。

 

ピクシーズと比べると、勢いや迫力に欠ける点は否めませんが…その分肩の力を抜いて気楽に聴けるアルバムです。

 

この後のアルバムでは、ギターがキムの双子の姉であるケリー・ディールに変ります。

 

タニヤ・ドネリーよりもヘヴィーなサウンドに変ります。

 

03. 4 Non Blondes – 『Bigger, Better, Faster, More!』

アルバム1枚を残して残して解散してしまったのがあまりにももったいないバンドです。

 

フォー・ノン・ブロンズは、ボーカルのリンダ・ペリーを中心に1989年に結成された米国のバンドです。

 

ボーカルのリンダに、ベースのクリスタ・ヒルハウスにドラムのドーン・リチャードソンの3人が女性で、ギターのロジャー・ロシャのみが男性というエラスティカのような男女比の編成でした。

 

しかし結成当初はギタリストもシャウナ・ホールという女性メンバーでした。

 

フォー・ノン・ブロンズというバンド名も、「4人のメンバーのうち誰も金髪ではない」から付けられたとのことです。

 

後に加入した男性メンバーのロジャー・ロシャも黒髪でした。

 

まぁ通常、ブロンドと言えば白人女性の髪色を表すことが多いので、「男性メンバーにブロンズというのはなんだか違和感⁉」とバンド名を聞いて思う方もいらっしゃるかもしれませんが、元はシャウナ・ホールのことを指していました。

 

さて、今回ご紹介する『Bigger, Better, Faster, More!』は、1992年リリースのデビュー作にしてフォー・ノン・ブロンズ唯一のアルバムです。

 

アルバムのアートワークのイメージ通りに列車のSEのイントロから始まる”Train”が1曲目です。

 

シャウナ・ホールのギター・パートも残されていますが、本作でリードギターを弾いているのは、ロジャー・ロシャになります。

 

ロジャーのギターの腕は確かで、2曲目の”Superfly”のハード・ロックなギターソロなんかを聴くとヘタではないことがわかります。

 

リンダの歌声は多少クセがあるものの、バンドの演奏力は高く、1stアルバムとは思えないような質の高い楽曲が詰められています。

 

デビュー・シングルの”Dear Mr. President”も収録されていますが、それ以上のこのバンドを有名にした名曲が本作一番の聴き所です。

 

2ndシングルにも選ばれた”What’s Up?”は、このバンドを代表する名曲で全米14位と大ヒットを記録しています。

 

ヨーロッパのいくつかの国ではNo.1ヒットも記録しています。

 

リンダ自らが弾くアコースティック・ギターの音色に導かれて始まるバラード曲です。

 

「この世界は男性社会で成り立っている!この社会の制度と慣習の中で(女の私は)常に努力しないといけない!」と、今の世にも通じるフェミニズム的な歌詞を持っており、「一体どうなってるのよ!」とリンダが問題提起します。

 

これは一見、男性社会を批判した女性バンドの叫びにも聞こえますが…歌詞にある”brotherhood of man”を「身分の高い人間」と考えると、ジェネレーションX世代の悲痛な叫びとして捉えることもできます。

 

洋楽の歌詞によくあるダブル・ミーニングですね。(”man”には、「男」以外にも「人間」の意味もあります。)

 

こういった歌詞のため、数人の某男性ミュージシャンから「この曲は史上最悪の曲」とまで言われてもいます。

 

しかしそういった批判があったとしても、リンダの何かを訴えかけるような歌い方や、考えさせられる歌詞も素晴らしいのです。

 

もちろん僕もこの曲を好きになったことがきっかけでフォー・ノン・ブロンズを聴くようになりました。

 

そのためこの曲の解説が少し長くなりますが…ご了承ください。

 

またこの曲はMVも素晴らしく、当時のMTVビデオのミュージックアワードにてベスト・オルタナティブ・ロック・ビデオ部門にもノミネートされました。

 

公式YouTubeチャンネルからこの”What’s Up?”のMVを引用させていただきます。

 

4 Non Blondes – What’s Up (Official Music Video)

 

ぜひこちらのMVも一度観てみて下さい。

 

フォー・ノン・ブロンズの曲はどれも質の高いものばかりですが、この”What’s Up?”は飛びぬけて名曲です♪

 

ちなみにサビ部分では”what’s going on?”と歌っているのに曲名が”What’s Up?”なのは、マーヴィン・ゲイの名曲”What’s Going On”と被らないようにするためでした。

 

“What’s Up?”は今でも日本のラジオで90年代洋楽特集なんかがある度に、誰かしらがリクエストしてラジオで流れている人気曲ですが、文句なしに90年代を代表する名曲の1つでしょう!

 

今回ご紹介する10作品の中でも、本作『Bigger, Better, Faster, More!』は僕の一番のお気に入り作品なので、もし今回初めてこのフォー・ノン・ブロンズのことを知ったという方にはぜひ聴いてもらいたいアルバムです。

 

04.Hole – 『Pretty On The Inside』

ホールは言わずと知れたカート・コバーンの奥さんだったコートニー・ラブのバンドです。

 

10代の頃はオルタナティヴ・メタル・バンドのフェイス・ノー・モアに一時的に参考していたこともあるコートニー・ラブが、1989年にギターのエリック・アーランドソン達と組んだバンドですが…コートニーとエリック以外のメンバーは入れ替わりが激しく、リズム隊は度々交代しています。

 

本作『Pretty On The Inside』は、1991年にリリースされたデビュー作です。

 

ちょうどこの時期にコートニーはカートと出会い付き合い始めたため、本作も「期待の新人バンド」として注目を受けたのですが…そんな「カート・コバーンの彼女」という付加価値がなくても十分に素晴らしいオルタナティブ・ロック・アルバムです。

 

まぁバンド名が「穴」で…アルバム・タイトルが「(その穴の)内側は美しい」と…モロに下ネタなのはアレですが…コートニーは過去に娼婦だったことを赤裸々に歌詞に綴っています。

 

エリックの荒ぶるディストーション・ギターに、彼氏のカートにも引けを取らないコートニーの力強いシャウトは、まさにオルタナティブ・ロック好きの琴線に触れる内容です。

 

本作をプロデュースしたキム・ゴードンにお礼とばかりにソニック・ユースっぽいアヴァンギャルドな曲”Good Sister/Bad Sister”が収録されているのがポイントです。

 

2作目以降はかなりラジオ受けを狙ったようなキャッチーな曲が増えてしまうので、グランジ/オルタナ・ロック好きにはこの1stアルバム『Pretty On The Inside』が一番おすすめです♪

 

05.Letters To Cleo – 『Aurora Gory Alice』

レターズ・トゥ・クリオは、紅一点ボーカリストのケイ・ハンリーを中心としたボストン出身の5人組バンドです。

 

バンド名の「レターズ・トゥ・クリオ」とは、「幼少期の文通友達クリオに宛てた手紙」ということで、今は音沙汰もなく近況もわからないクリオを探すために結成されたバンドなのだとか…。

 

その真偽はよくわかりませんが、バンド名を決める際にケイがその当時にやり取りしていた文通の手紙を保管していた箱を再発見して、この名前を付けたようです。

 

バンド名はともかく…普通に演奏が上手いバンドです。

 

音楽性はボーカルと歪んだギターを中心としたオルタナティヴ・ロックで、シンプルでキャッチーな曲が多めです。

 

本作『Aurora Gory Alice』は、1993年にリリースされたデビュー作です。

 

後に3rdアルバム『Go!』で日本でもちょっとした人気を得るのですが、しかしこういったバンドによくある「アルバムを出す度にポップ化する」現象に陥っています。

 

この1stアルバムが一番オルタナティヴしています!

 

3rdアルバムをリリースした数年後の2000年に解散しており、その後短期的に2度の再結成をしていました。

 

そして2016年に3回目の再結成をしてからは、今も活動を続けています。

 

その間に3つのEPをリリースしているのですが、1997年の『Go!』以降はフル・アルバムをリリースしていません。

 

今後、4作目となるフル・アルバムをリリースする可能性はまだありますので、それまでにぜひこの1stアルバム『Aurora Gory Alice』を聴いてみて下さい。

 

06.Liz Phair – 『Whip-Smart』

リズ・フェアは、サンフランシスコを拠点に活動する女性シンガー・ソングライターです。

 

バンド形態での活動ではなく、リズはソロで活動するミュージシャンです。

 

インディー・ロックとして扱われることも多い女性シンガーです。

 

1993年にアルバム『Exile in Guyville』でデビューしており、赤裸々で大胆な歌詞が話題となりましたが、リズ本人はほとんどの曲は自身に関することではないと否定しています。

 

だからこそ曲作りが楽しかったとも語っています。

 

音作りこそチープなもののデビュー作『Exile in Guyville』は、当時の音楽シーンで好意的に受け取られました。

 

今回おすすめする『Whip-Smart』は、1994年にリリースされた2作目です。

 

先行シングルに選ばれた”Supernova”は、グラミー賞にて最優秀女性ロック・ボーカル・パフォーマンス賞にノミネートされた程評価の高い曲です。

 

ちょっぴり気だるそうな歌い方がまさにオルタナティヴ・ロックしています。

 

「シャウトしないコートニー・ラブ」とも言えそうで、「疲れ切った休日のシェリル・クロウ」とも言えそうな歌い方です。

 

“Whip-Smart”と”Jealousy”の2曲もシングル・カットされており、どちらも”Supernova”と同路線のオルタナティヴ・ロックです。

 

アルバム全体が気だるく歌うリズのトーンに支配されており、統一感のあるアルバムに仕上がっています。

 

この「気だるさ」こそが、オルタナティヴ・ロックの1つの特徴ですね。

 

通常なら「売れるために元気いっぱいで力強く歌う」ところが、「そんなのいいから自分の好きなように歌う」という反主流派なのがまさに「オルタナティヴ」なのです。

 

その結果、その自然体な振る舞いが受けてなんだかんだでヒットする…狙っていないようで狙ってる感じでしょうか。

 

リズ・フェアこそこの時代の寵児と呼べる存在です。

 

07.L7 – 『Bricks Are Heavy』

L7(エル・セヴン)は、ライオット・ガールにも分類されるグランジ・ブームの時代に活躍したガールズ・バンドです。

 

本作『Bricks Are Heavy』は、1992年にリリースされた3作目のアルバムです。

 

今回ご紹介する中では一番ヘヴィ・メタル色が濃く、ゴリゴリのミュート・ピッキングや、ピロピロ系のギターソロなんかも飛び出します。

 

ニルヴァーナの1stアルバム『Bleach』がお好きな方にもおすすめです。

 

08.PJ Harvey – 『Dry』

ポリー・ジャン・ハーヴェイことPJ ハーヴェイは、英国南西部の地域ドーセット出身の女性シンガー・ソングライターです。

 

本作『Dry』は、1992年にリリースされたデビュー作で、カート・コバーンが「好きなアルバムTOP20」に選出したことで注目を浴びたアルバムです。

 

もちろんカート・コバーンが選んだだけあってクオリティーは高く、まさに90年代オルタナティヴ・ロックを代表するような名作です。

 

デビュー・シングルの”Dress”も収録されており、挨拶代わりのこの曲だけでもPJ ハーヴェイのミュージシャンとしての突出した才能を感じられます。

 

“Sheela-Na-Gig”もシングル化されており、どことなくサビ部分のギターがニルヴァーナっぽいのがカートの琴線に触れたのでしょう。

 

近年ではピアノや様々な効果音なども使いこなし、トーリ・エイモスのようになったPJ ハーヴェイですが、デビュー作の本作の頃は歪んだギターが主軸のオルタナティヴ・ロックをしていました。

 

ちなみにトーリ・エイモスは、ニルヴァーナの”Smells Like Teen Spirit”をカヴァーしていたりもします。

 

1992年にリリースされたEP『Crucify』に収録されています。

 

ピアノをバックにダークに歌うトーリ・エイモスのバージョンもおすすめです。

 

…おっと、PJ ハーヴェイのデビュー作『Dry』もお忘れなく。

 

09.The Raincoats – 『Looking in the Shadows』

レインコーツは、英国ロンドン出身の実験的な音楽を演奏するポスト・パンク時代から活躍するバンドです。

 

今回ご紹介するミュージシャンの中では、最も古参のバンドです。

 

1977年に結成されており、1979年4月に3曲入りEP『Fairytale In The Supermarket』でデビューしています。

 

アナ・ダ・シルヴァとジーナ・バーチの2人の女性シンガーを擁するバンドです。

 

1979年11月には1stフル・アルバム『The Raincoats』をリリースしています。

 

このアルバムもカート・コバーンのお気に入りの1つでした。

 

1984年に一度解散しているのですが、グランジ・ブーム全盛期の1993年に再結成して、今も活動を続けています。

 

本作『Looking in the Shadows』は、再結成後の1996年にリリースされた通算4作目のアルバムです。

 

MVも制作された”Don’t Be Mean”を含め、90年代という時代に合わせたオルタナティヴ・ロック色の濃いアルバムです。

 

とはいっても、”Forgotten Words”や”Babydog”等、実験音楽的な曲も残っています。

 

本作リリース以降はもう30年近くアルバムのリリースはありませんが、今も解散はしていないようなので、もしかしたらいつか新作のリリースがあるかもしれませんね。

 

今回は1996年のアルバム『Looking in the Shadows』をおすすめします。

 

10.Sleater-Kinney – 『Call the Doctor』

スリーター・キニーは、米国ワシントン州にて1994年にコリン・タッカーとキャリー・ブラウンスタインの2人の女性ミュージシャンによって結成された2人組のバンドです。

 

初期の頃はドラムのローラ・マクファーレンも参加しており、コリンもキャリーもギターを弾きながら歌いますが、ベースがいないのも特徴のバンドです。

 

本作『Call the Doctor』は、1996年にリリースされた2作目のアルバムです。

 

ガレージ・パンク風だった1stアルバム『Sleater-Kinney』と、かなりポップに変化した3rdアルバム『Dig Me Out』の中間のアルバムなので、ちょうどよいオルタナティヴ・ロックが聴ける作品です。

 

激しく歪んだギターと2人のシャウトも交えたボーカルが印象的なロック・バンドです。

 

スリーター・キニーは、今現在も活動を続けており、今年1月には11作目のアルバム『Little Rope』もリリースしたばかりです。

 

まだまだ今後の活躍も楽しみな現役のオルタナティヴ・ロック・バンドです。

 

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以上、【90年代グランジ・ブームの時代に活躍した女性シンガーが歌うオルタナティヴ・ロックのおすすめアルバム10選】でした。

 

ぜひ今回ご紹介した10作品の中から気になるアルバムをお好きな順番で聴いてみて下さい。

 

 

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