2024/06/24
買って良かったエレハモのエフェクター4選!
買って良かったエレクトロ・ハーモニクス(ELECTRO-HARMONIX)のエフェクターを4つご紹介!
今回は僕が愛用している老舗ギター・エフェクター・メーカーのエレクトロ・ハーモニクス(以降;エレハモ)の製品で買って良かったと思ったペダルを4つに厳選してご紹介します。
そして今の僕がそのエフェクターをどのように使っているのか?をご紹介します。
ちなみに僕自身はネオ・ソウル・ギターが好きで、ほとんどギターを歪まさないクリーンな音が好きです。
そういった演奏スタイルに合わせたエフェクター選びになっていますことをご理解の上、今回のブログを読んでみて下さい。
また本ブログ記事に掲載しているエフェクターの写真は、実際に僕が所有している製品をiPhoneで撮影したものになります。
買ってよかったエレハモのエフェクター① – “OCEANS 11”
全11タイプのモードを搭載したデジタル・リバーブ
まずは僕が一番お気に入りでずっと使っているリバーブ・エフェクターの”OCEANS 11″です。
本製品は全部で11種類のモードが選べる多機能なリバーブです。
こういった多機能リバーブにありがちな基本となる設定がイマイチ音が良くない…といったこともなく、本製品のPlate(プレート)リバーブのモードが予想以上に綺麗なため通常使用でも十分使えるエフェクターです。
そのため僕も購入当初から長らく”PLATE”モードをメインで使っていました。
というのも、最初の頃は11種類のモード全てを使いこなすことが出来なくって、最もシンプルな設定で使っていたってのが理由です。
しかし最近はリバーブ+ディレイを併せた”ECHO”モードがお気に入りで使っています
このモードで付点8分のショートディレイを薄ら足して、スラップバック・ディレイな感覚で使うとギターの音に奥行きが出来ます。
それこそネオ・ソウル・ギターっぽい広がりのあるクリーン・トーンを演出するのにピッタリのモードです。
またこのエフェクターには”TREM”というリバーブ+トレモロを同時に使える便利なモードもあります。
このモードだともう1台別にトレモロ・エフェクターを繋げないで済むのが便利です。
例えば少ないエフェクター数でセッションに参加する場合に、通常演奏時はディレイを足した”ECHO”モードで、トレモロを効かせたアルペジオが映えるバラード曲ではモードのツマミを回して”TREM”モードで使うといったことが出来ます。
ただ難点としては複数モードをフットスイッチで切り替えできないことがあります。
モードを変えるのにいちいちツマミを回さないといけないのはちょっと残念ポイントですね…。
演奏中にフットスイッチを踏むと一瞬でモードを変えられるともっと便利なのですがね…。
それには上位機種の”Oceans 12″が必要なのかも⁉
まぁそれでも全11モードそれぞれが個性的で使えるエフェクターなので1台持っていて損はありません。
ゆっくり余裕を持ってモード変更できるレコーディングの際などはきっと役に立つはずです。
ちなみにこの“Oceans 11”が好きすぎてオリジナルでCM動画を作ってみました。
よかったらご覧になってください。
この動画では実際に僕が”Oceans11″の”SHIM”モードを使ってギターを演奏しています。
買ってよかったエレハモのエフェクター② – “nano Deluxe Memory Man”
U2のジ・エッジも使っていたアナログ・ディレイの名機のナノ・バージョン
“nano Deluxe Memory Man”は、U2のギタリスト、ジ・エッジも使っていた名機デラックス・メモリーマンのコンパクト・バージョンです。
小さい見た目ながら立体的な奥行きを演出できる新時代のディレイの名機です。
購入当初はジ・エッジのような付点8分ディレイとして使っていたのですが、今は“Oceans 11”を”ECHO”モードで使っているので、本機はロングトーン・ディレイとして使用中です。
ギターソロの時にブースターの代わりに音に厚みを加えるために使っています。
本機はデラックス・メモリーマンと同じくコーラスやヴィブラートの機能も付いてます。
ディレイの効果を抑えるとコーラス/ヴィブラートとしても使えるのでセッションなんかで少ないエフェクター数で演奏する際にセッティング次第でとっさにコーラスとしても使えます。
難点はコーラスやヴィブラートの記載がエフェクターには書いていない(説明書には載っています。)のでそのセッティングも本機の機能を理解していないと全くわからないままかも知れない点です。
もともとのデラックス・メモリーマン自体がコーラス/ヴィブラート付きなのですが、それを知らないとわからないかも知れません。
ちなみに”Blend”のツマミを12時にするとコーラスがプラスされて、5時辺りにするとヴィブラートに変化します。
もちろんディレイに足して使うのが基本設定です。
“Delay”と”Feedback”を0にした状態で”Blend”の調整をするとコーラスやヴィブラートとしても使えます。
逆に”Blend”を0にしても僅かにモジュレーションの効果は残ります。
「雑味のない純粋なディレイの音を探してる!」となると本機は合わないかもしれませんね⁉︎
まぁデラックス・メモリーマンってそもそもがモジュレーションありきなので…そういうものとして使いましょう。
僕は微妙にコーラスが掛かっている方が好きなのでこの機能は便利だと思います。
買ってよかったエレハモのエフェクター③ – “nano Q-tron”
温かみのあるアナログ・サウンドが魅力のエンベロープフィルター
この”nano Q-tron”は、ブーツィー・コリンズも使っていたオートワウの名機”Q-tron”のコンパクト・バージョンです。
ハイ、ミドル、ロウの切り替えトグルが便利です。
ハードロックならハイ!
ファンクならミドル!
R&Bやネオソウルならロウ!
とジャンルに合わせて切り替える使い方が出来ます。
ネオ・ソウル系のギターを弾く僕は主にロウで使用中です。
たまにジャズ・ファンク系の曲を演奏する際にミドルにすることもあります。
また本機は“Q”のツマミを時計回りに回せばかなり過激なフィルター音も演出可能でシューゲイザーにもおすすめです!
難点は”VOL”ツマミがあるもののエフェクトOn/Off時のドライ音とウェット音を均一にするのは使用するアンプの音量に依存するので毎回調整が必須で多少のめんどくささは感じます。
買ってよかったエレハモのエフェクター④ – “Tone Corset”
オールドスクールなサウンドを得られるアナログ・コンプレッサーの隠れた名機
この中では一番知名度の低いエフェクターだけれども…実はエレハモにも良質なコンプレッサーはあります!
そもそもコンプレッサー自体扱いが難しいものが多い気がするのですが、本機も慣れるまでかなり研究しました…。
“VOL”が15時付近がニュートラルとか…某エフェクター専門誌を読むまで気づきませんでした。
しかしこのコンプあるとないとでは音の抜けの良さが全然違うので使う価値は大いにあります。
特に1弦2弦を使ってコードに絡めたオブリをよく弾くネオソウル・ギター系なら使った方が良いです。
高音を目立たせたいのに低音の方がアタック感が強くって目立ってしまう…といった悩みをこのコンプで解決できます!
以上、【買って良かったエレハモのエフェクター4選!】でした。
今回ご紹介した4つのエフェクターは、サウンドが良いのはもちろんなのですが、個人的には製品デザインの良さも好きな理由の一つです。
もしこのブログ記事を読んでくれている人でネオ・ソウル・ギターを弾いている人がいましたら、ぜひエレハモのエフェクターを試してみて下さい。
もしかしたら「エレハモのエフェクターにネオ・ソウル・ギターのイメージはないかな!」と思いの方も、エフェクターの設定次第で良いトーンが作れることを知ってもらえたら幸いです。
もちろんネオ・ソウル・ギター以外にも、ハードロックやグランジ/オルタナ系にファンクにフュージョン等、あらゆるジャンルでエレハモは使えるエフェクターです♪
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