2018/05/26
ベルデンのギターシールドとパッチケーブルのこだわりの話。
【My BELDEN Guitar Cablel】
さて、長年趣味でギターを弾いている僕はギターやエフェクターだけでなくシールドやパッチケーブルにも自分なりのこだわりがあります。
自分で使うシールドやパッチケーブルは、全てベルデンの製品を使用しています。
ベルデンはアメリカの企業で古くはあのウッドストックフェスティバルなんかでもベルデン社のケーブルが使用されていたそうです。
主に僕は2種類のシールドを使い分けしていてその違いについてもご紹介しています。
ギターシールドとパッチケーブルのこだわりの話。
ギターとアンプを繋ぐ長いケーブルの事を[シールド]と呼びます。
更にギターとアンプの間に、ギターの音をいろいろと変えるエフェクターを繋ぐこともあります。
そのエフェクターは、様々な種類があり1つだけではなく、幾つも繋いで使うこともあります。
その際にエフェクター同士を長い[シールド]で繋ぐのはさすがに邪魔になって不便なことになってしまいます。
だから通常は[パッチケーブル]と呼ばれる15cm~30cmぐらいの短めのケーブルで繋いでいきます。
そんなシールドやパッチケーブルにも様々なメーカーと価格帯があります。
もちろん人それぞれに違いやこだわりがあり、その人の好きなものを使うべきだと思います。
しかし僕が初めてギターを弾き始めた高校生ぐらいの頃は、何を使ったらいいのか?どのメーカーのを使ったらいいのか?よくわからずにいました。
適当に自分が買うことが出来そうな安い価格帯のものを使っていました。
メーカーも種類もバラバラで適当に使っていました。
でも実際には、シールドやケーブルにもそれぞれの製品でギターのサウンドやトーンが細かく変わったりします。
そういったことをギターを始めたばかりの頃に知ることが出来ていればな~と思ったこともあります。
僕がギターを弾き始めた高校生の頃は、まだインターネットも黎明期でもちろんスマホなど存在もしていなくってPCですらほとんどの人が持っていませんでした。
なので自分で調べることも出来ず、周りの人に聞いても何を使ったらいいのかさっぱり分かりませんでした。
しかしあれから20年近く経ち、僕も自分のこだわりが出来ました。
そこでせっかくなのでこの場で僕のこだわりを見て頂いて、最近ギターを始めたばかりの誰かの役に立てたら嬉しいなと考えました。
というわけで今回は、僕の普段使っているシールドやパッチケーブルをご紹介したいと思います。
先にも書きましたが僕が使用しているシールドやパッチケーブルのメーカーは全てBELDEN(ベルデン社)のものになります。
このBELDEN(ベルデン社)は、あのジミヘンやサンタナなどが出演したウッドストックのライヴ会場でメインで使用されたことで有名です。
これも僕のこだわりなのですが、ギターからアンプまでを全て同じメーカーのもので統一しています。
理由として、ギターからエフェクターを経由してアンプから出力されるまでのトーンを同じ規格で作られた同じメーカーのもので揃えたいからなんです。
それではさっそく僕の使っているシールドやパッチケーブルのご紹介を実際の写真と共に、使い方の違いも載せてみたいと思います。
まずはシールドからです。
2種類をそれぞれ別々の用途で使っています。
BELDEN【#9778】シリーズ
【#9778】という細めのケーブルのシリーズです。
これをエフェクターとアンプの間に繋いでいます。
そして僕はES-335を使うことが多いのでギター側には「L字型」のプラグを繋ぐようにしています。
この【#9778】というシリーズは、ファンクやR&B系の音楽をやる時に使用しています。
その理由は、このシールドの特長として「音の立ち上がりの早さ」があります。
本来はシングルコイル系のストラトキャスターやテレキャスターなんかにぴったりのシールドなのです。
だから僕もストラトキャスターを使うライヴの時はこのシールドを主に使っています。
しかしそれだけでなくってES-335を使用する際にもこのシールドを使う場合もあります。
現在僕がやっているファンクバンドでは、カッティングだけでなくギターソロもバリバリ弾くことが多いのでES-335をメインギターにしています。
ES-335は、太くて甘い音が鳴る素晴らしいギターなのですが、音のシャープさではストラトキャスターに負けます。
しかしこの「音の立ち上がりの早い」【#9778】を使うことでギターにシャープさを与えることが出来ます。
カッティングをする際の鋭さもES-335でもある程度は出るようになります。
そういったわけでこの【#9778】は、ファンクやR&B系の音楽をやる時にメインで使うことが多いです。
そしてもうひとつは別の用途で使っています。
BELDEN【#8412】シリーズ
【#8412】という太めのケーブルのシリーズです。
これを【#9778】の時と同じくエフェクターとアンプの間に繋いでいます。
【#9778】よりも太めのケーブルで重量も少しあります。
そして【#9778】の時と同じくギター側には「L字型」のプラグを繋ぐようにしています。
この【#8412】というシリーズは、ジャズやブルース系の音楽をやる時に使用しています。
その理由は、このシールドは見た目の太さ同様に「太めの音」が鳴ります。
だからジャズやブルースみたいに、クリーントーンや少し歪んだクランチトーンでギターを弾く際にちょうど良いんです。
僕はES-335を使うことが多いので、このシールドを繋ぐと更に僕好みの「甘くて太い音」が鳴るようになります。
またジャズ系の音楽をやる際には、フルアコギターを使う場合もあります。
そういった音楽をやる時は、シャープなリズムカッティングをする必要性がないので、この【#8412】のシールドを繋いで更に「甘い音」を出せるようにしています。
というわけで、ギターとアンプを結ぶシールドはこの【#9778】シリーズと【#8412】シリーズを用途に合わせて使い分けています。
それでは、次はパッチケーブルのご紹介です。
これに関しては、全て同じものを使用しています。
BELDEN【BDC 1503A】シリーズ
【BDC 1503A】というシリーズです。
基本的には15cmのものでエフェクター同士を繋いでいます。
このシリーズは、ケーブルがとても細くってかさ張らないのが便利なんです。
また僕はワウペダルを使うのが好きなのですが、そのワウペダルを繋ぐ際には15cmのものではワウを踏み込むときに隣にあるエフェクターが振動して邪魔になる場合があります。
ワウペダルは、ギター側の一番近くに繋いでいます。
そのワウからアンプ側に向かって他のエフェクターを数台繋いだりするのですが、そのワウとすぐ隣に位置するエフェクターとは少し距離を開けといた方がよりワウを踏み込みやすくなるんです。
なので、ワウペダルを使う場合のみ30cmのものを使用しています。
これは本当にワウを使う時だけのこだわりです。
しかしこうやってこだわることで、ギターのトーンに統一感を出したり、より自分の操作しやすいように出来たりします。
もしこれを読んでる方が、全くこだわりを持たずに今まで適当にシールドやパッチケーブルを使っていたのなら、これを機に色々と試してみたり、好きなメーカーや種類で揃えてみてはいかがでしょうか?
ただし、これは「今までにこだわりを持っていなかった」人に関してです。
もうすでに「自分のこだわり」がある方は、それをそのまま使い続けて下さい。
今回ご紹介したBELDEN(ベルデン社)のものに関しても、単なる僕のこだわりであって、別に人それぞれこだわりのある好きなメーカーを使用したらそれが一番だと思います。
もし「今まで全然こだわりがなかったけど、これからはこだわってみようかな?」とお考えの方は、僕からはBELDEN(ベルデン社)のものがお勧めですので、使用してみてはいかがでしょうか?
以上、僕の使っているこだわりのギターのシールドとパッチケーブルのご紹介でした。
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