※当サイトはアドセンス広告とアフィリエイト広告を利用しています。
記事内容に関しては公平さを心がけて書いております。
カテゴリー:guitar

2023/04/03

【2023年最新版!】エリック・クラズノーの使用機材をご紹介!

ソウライヴのギタリスト、エリック・クラズノーが2023年の現在の時点で使用しているギターやエフェクターなどの使用機材を本人のYouTube解説動画をもとにご紹介したブログ記事のタイトル画像です。

ソウライヴのギタリスト、エリック・クラズノーの使用機材をご紹介します。

今回は僕が自分でギターを演奏する上でも大きな影響を受けているソウライヴのギタリスト、エリック・クラズノーが使用している機材についてご紹介したいと思います。

 

エリック・クラズノー本人が語るYouTubeの使用機材を解説した動画

さて、まずはこちらの動画をご覧になって下さい。

 

↓↓↓↓What’s on Your (Fly Rig) Pedalboard? Featuring Eric Krasno↓↓↓↓

こちらはSweetwater Soundというオンラインで楽器の販売をしている企業が運営しているYouTubeチャンネルが投稿した動画です。

 

このチャンネルでは主に楽器や音楽制作に関する機材をご紹介した動画をアップしています。

 

そのチャンネルに今年3月エリック・クラズノーがゲスト出演したときの動画になります。

 

ギタリストのドン・カーをホストにエリック・クラズノーの使用機材についてインタビューをしています。

 

動画の最初の方でエリックに対してドンが、「あなたは作曲活動やプロデュース業もやって、更に6つぐらいバンドもやっていますよね?」みたいに聞いています。

 

確かにエリック・クラズノーは、ソウライヴ以外にも自身のバンド、エリック・クラズノー・バンドのや今年からギャラクティックのスタントン・ムーアと組んだクラズノー・ムーア・プロジェクト等、様々なバンドでの活動を行っている多忙なミュージシャンです。

 

今でもたまにファンク・バンドのレタスにゲスト参加していることもあるみたいですからね。

 

更に作曲活動やプロデュース業もこなし、他ミュージシャンのアルバムにギタリストとしてゲスト参加することも多くあります。

 

最近では、マーク・ブルサード(Marc Broussard)のアルバム『S.O.S. 4: Blues For Your Soul』にゲスト参加していました。

そのアルバムに収録されているB.B.キングの名曲”I Like To Live The Love”にてギターを弾いています。

もちろんギターソロもバッチリ弾いてます♪

 

そんな多忙なミュージシャンであるエリック・クラズノー本人がSweetwater SoundのYouTubeチャンネルにゲスト出演して自身の使用機材について語るというのはとても貴重なことだと思います。

 

それではまず初めに、過去のエリック・クラズノーが使っていた機材についてその特徴を書いてみたいと思います。

 

 

これまでのエリック・クラズノーがよく使っていたエフェクター

エリック・クラズノーは、ソウライヴでデビューした当初はフル・アコのギターを使っていました。

 

1999年頃です。

 

その時はほとんどエフェクターも使わず、直アンのクリーンなトーンでジャジーなソロを弾くプレイヤーでした。

 

初期の頃のソウライヴは、ヒップなリズムをバックに自作のジャズ・ファンク曲を演奏するオルガン・トリオでした。

 

しかしそれが2000年頃に変わっていきます。

 

その頃からエリックはセミアコのギターを使うようになり、ワウペダルやオーバードライヴにファズを使うようになりました。

 

この時期にエリックにとって初となるシグネチャー・モデルのギター『EKM100』がアイバニーズ社から発売されています。

 

ギブソンのES-335を使っている時期もありました。

 

ちなみにそのES-335は、後にオン・ザ・スポット・トリオの1stアルバム収録の際にギタリストのダニー・メイヤーが借りて使っていたこともあります。

それから2018年ころにはギブソンSGを使っていたり、1年ほど前にはジョン・メイヤーのシグネチャーモデルのSilver Skyを使ってもいました。

 

使用ギターもこれまでに何度も変わってきましたが、それと同じくして徐々にエフェクターの数も増えていきました。

 

エリック・クラズノーが使っていた歪み系のエフェクター

 

初期の頃のエリックの歪みは、スティーヴィー・レイ・ヴォーンからの影響を伺わせるアイバニーズの『Tubescreamer TS9』がメインでした。

 

その後、Xotic社の『BB Preamp』もボード内に加わっていきます。

 

この辺りは、エリックの師匠でもあるトモ藤田さんの影響が感じられますね。

 

歪み系はこの2台が長らくメインでした。

 

それ以外に、エリック・クラズノーと言えば!といった特徴的なエフェクターの使用も彼の個性のひとつでした。

 

エリック・クラズノーといえば…フェイザーやトレモロにオクターバーの使用

エリック・クラズノーと言えば、モジュレーション系のエフェクターを上手く使ったファンキーなサウンド作りも特徴です。

 

それがフェイザーとトレモロの使用でした。

 

フェイザーはMXの定番『PHASE 90』を長らく使っていました。

 

トレモロは、BOSSの『TR-2』を使っていました。

 

こういったモジュレーション系のエフェクターを上手く使い、ファンキーなギター・サウンドを作り出しています。

 

2013年にニューヨークのセントラル・パークにて、グレイトフル・デッドのベーシストだったフィル・レッシュとゲリラ・ライブした時の動画があるのですが、その時もエリックはフェイザーやトレモロを常時ONにしてファンキーなサウンドを作り出していました。

 

もはやこの2種類のエフェクターを使うことが「エリック・クラズノーのシグネチャー・サウンド!」とでも言うべき特徴的なサウンドです。

 

またエリックは、ソウライヴで”Outrage”を演奏する時には、ギターソロ時だけでなく常時オクターバーをONにして使うこともあります。

 

オクターバーは、BOSSの『OC-5』を長らく使用していました。

その後、エレクトロ・ハーモニックスの定番商品『Nano POG』を使用していることもありました。

 

こういったフェイザー、トレモロ、オクターバーの使用がエリック・クラズノーらしいサウンド作りに欠かせません。

 

この辺りのエフェクターの使用は、今現在も変わってはいませんが、今回先にご紹介していた動画の中では各エフェクターのメーカーが変わっていたのがわかりました。

 

とは言っても、エリックは使用機材をよく変えているギタリストなので、こういった変化に関しては「よくあること」なのですがね…。

 

今回は【2023年最新版!】ということで、先の動画を元に現在エリック・クラズノーが使用している機材をご紹介していきますが、おそらくこういった機材も2~3年…もしくは1年もしたら変わっているかもしれません。

 

しかし「フェイザー、トレモロ、オクターバーの使用がエリック・クラズノーらしいサウンド作りに欠かせません」と先に書きましたように、その根本は変わらないと思います。

 

それでは先にご紹介していた動画でエリック・クラズノーが使用している機材をご紹介していきます。

 

<スポンサーリンク>



 

【2023年最新版!】エリック・クラズノーの使用機材

まずは動画の5分辺りに全体が映っているエリック・クラズノーのペダルボードを観ていきましょう。

そのペダルボードに並ぶ9台のエフェクターをギター側(右側)から順にアンプ側(左側)に向かって1つずつご紹介していきます。

 

01.Analog Man Envelope Filter

まず最初はアナログマンのエンベロップフィルター『Analog Man Envelope Filter』です。

 

オートワウのことです。

 

こちらの製品はAmazonでの取り扱いがないようなのでPremier Guitarの公式YouTubeチャンネルの動画を貼っておきます。

 

エリック・クラズノーは、2003年リリースのソウライヴにとって初となるライブ・アルバム『LIVE!』の時からオートワウを使用していました。

『LIVE!』の2曲目に収録されている”El Ron”でオートワウを使っています。

02.Pigtronix Octava V2 Octave Fuzz

その次はピグトロニクスから発売されている最新のオクターバーです。

 

エリック・クラズノーは、10年以上前からピグトロニクスの製品を使っており、時々ピグトロニクスのデモ演奏動画にも登場していました。

 

この製品は、製品名にもある通りオクターバーとファズが一緒になったエフェクターです。

 

しかもこのピコ・サイズ(ナノ・サイズよりもさらに小さいエフェクターのこと)の小ささで、迫力あるファズの音を出せる優れものです!

 

今回の動画でエリック自身が「最近のエフェクターはサイズが小さくなって(自分的には)喜ばしいことだ!」みたいに語っていました。

 

たくさんの種類のエフェクターを使うエリックには、近年のピコ・サイズのコンパクト・エフェクター・ブームはとても助かることでしょう。

 

僕は今だにナノ・サイズのエフェクターをメインで使っているのですが、今回のこの動画を観ていて、ピコ・サイズに代えていきたいな~と思いました。

 

先にも述べましたが、オクターバーもエリックがよく使う定番のエフェクターです。

 

03.TC Electronic PolyTune 3

先ほどのオートワウとオクターバーはペダルボードの外に設置されていましたが、ここからはペダルボード上に設置されたエフェクターになります。

 

まずはTCエレクトロニックの定番チューナー『POLYTUNE 3 NOIR』です。

 

こちらは説明の必要はあまりないですね。

 

普通に便利なチューナーです。

04.MXR M236 Super Badass VARIAC FUZZ

チューナーの次の濃い緋色のエフェクターは、MXRのファズです。

 

ボード上に設置されたエフェクターでは、これだけがナノ・サイズになりますね。

 

このファズは、レッチリのジョン・フルシアンテの使用で有名ですが、エリック・クラズノーも現在はメインの歪みとして使っているようです。

 

なんならこのファズが今回のペダルボードで特に重要なエフェクターみたいな事も語っていますね。

 

僕はギターをあまり歪ませて弾くことがないのでオーバードライヴ止まりなのですが、この動画を観ていると久しぶりにファズを使ってみたくなりました!

05.MXR M294 Sugar Drive

ファズの次に設置されている水色のエフェクターは、MXRの定番オーバードライヴのシュガー・ドライヴです。

 

エリックは、ブースターとしてではなく、普通にオーバードライヴとして使っていますね。

 

ボリュームは10時、トーンは1時、ドライヴは12時過ぎに設定しています。

 

06.MXR M290 Phase 95

ここからがエリック・クラズノーらしい個性的なエフェクターが並んでいきます。

 

まずはエリック・クラズノーといえば!ともはや代名詞とも言えるフェイザーです。

 

どうやらエリックは、MXRのフェイザーがお好きみたいですね。

 

こちらはピコ・サイズになったフェーズ95です。

 

エリックの特徴として、オーバードライヴと同時にフェイザーをONにしてシュワシュワとしたサウンドでギターを弾いていることが多いです。

07.MOOER  Trelicopter

エリックの定番エフェクターとしてフェイザーの次はトレモロが続きます。

 

こちらはムーアのトレリコプターです。

 

以前はBOSSのトレモロを使っていたようですが、あれはサイズが大きいですからね…。

 

どうやら現在はこちらのピコ・サイズのトレモロに代えたみたいです。

 

ムーアの製品なのでお値段もリーズナブルですね。

08.MXR M299 Carbon Copy Mini

ペダルボードの最後はディレイが設置されています。

 

どうやら最近のエリックはMXRのピコ・サイズのエフェクターをメインで使っているようで、ディレイも定番のカーボン・コピー・ミニを使っています。

 

ディレイに関しては、ほとんどのギタリストが使っているのでこれはエリックに限ったことではないですね。

 

U2のジ・エッジのようにディレイの「音の繰り返し効果」を強調するのではなく、ジョン・メイヤーのように「音の響き効果」を強調して奥行きのあるギター・サウンドを演出するために使っています。

 

大きな会場で演奏するギタリストであればあるほど、ディレイは大事ですからね!

09.Pigtronix Infinity 3 Looper

最後は、ペダルボードの外に設置されたピグトロニクスのルーパーです。

 

このルーパーに関しては過去に旧モデルの製品をエリックがピグトロニクスの公式YouTubeチャンネルでデモ演奏をしている動画がアップされていました。

まぁルーパーなので特に説明の必要はありませんよね。

 

おそらくエリックも普段のライブでは使用していないと思います。

 

以上が【2023年現在の時点でエリック・クラズノーが使用しているエフェクター】のご紹介でした。

 

ちなみにギターは、先日リリースされたばかりのエリック・クラズノーの最新シグネチャー・モデルになります。

 

2020年辺りからエリックは、ディアンジェリコのソリッドギターのデラックス・ブライトンを使っていました。

 

そのデラックス・ブライトンを元に、1ボリューム1トーンの仕様に変更されたのがエリック・クラズノーの最新シグネチャー・モデルです。

 

アンプは、ジミヘンやジミー・ペイジの使用でも有名なSupro(スプロ)の製品をこの動画では使っています。

 

動画内では、『SUPRO ROYALE CABINET 1×12』のアンプと『Supro 1932RH Royale 50-watt Tube Amplifier Head』のアンプヘッドを使っていました。

 

以上、【2023年最新版!エリック・クラズノーの使用機材をご紹介!】でした。

 

エリック・クラズノーは、時期によって使用エフェクターをちょくちょく変えていきますので、今後もまたこういった動画でのご紹介がありましたらこのブログでも取り上げていきたいと思います。

 

<スポンサーリンク>



 

オマケ

今回ご紹介していた動画では使っていませんでしたが、エリックはEVENTIDE (イーブンタイド )の便利なマルチ・エフェクターのH9 MAXを使っていることもあります。

 

このエフェクターは、モジュレーション/ディレイ/ハーモナイザー/リバーブを使うことが出来る優れものです。

 

このエフェクターさえあれば、他は歪み系だけで事足りそうですね!

 

ちょっとしたセッションや小さいハコでのライブでは重宝しそうです!

 

 

他に関連するお勧め記事

 

ソウライヴのアルバムをご紹介したブログ記事シリーズのまとめ
エリック・クラズノーとスタントン・ムーアの新プロジェクトkrasno moore projectのデビュー・アルバムが2023年3月17日にリリースされます!
ソウライヴも認めた!現代的オルガントリオ”オン・ザ・スポット・トリオ”おすすめのデビュー作
Guitarの一覧に戻る
<関連コンテンツ>
オリジナルLINEスタンプ『まめチキ君』『もじもじうさぎ もじたん』『陽気なサボテン・ムーチョ』販売中です。ぜひ買ってください。ガンガン使ってね。詳しくはこちらからご覧ください→

Related Articles

Quick Category

  • カテゴリー:Music
  • カテゴリー:Guitar
  • カテゴリー:Live
  • カテゴリー:Diary