
2024/08/13
ティーンエイジ・ファンクラブのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!

【第37回】おすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介シリーズ
スコットランドから飛び出したとびっきりポップなバンド、ティーンエイジ・ファンクラブのおすすめアルバムをご紹介!
【おすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介シリーズ】の第37回です。
今回は、グランジ・ブームの時代に活躍したギター・ポップ・バンドのティーンエイジ・ファンクラブのおすすめアルバムを5枚選んでご紹介します。
ティーンエイジ・ファンクラブとは?
ティーンエイジ・ファンクラブは、1989年にスコットランドのグラスゴーで結成されたバンドです。
ボーカル・ギターのノーマン・ブレイクとギター・ボーカルのレイモンド・マッギンリーに、ベース・ボーカルのェラルド・ラブを中心に結成されています。
結成当初はフランシス・マクドナルドがドラムを担当していましたが、すぐに脱退しています。(その後2000年に復帰して今現在もバンドに在籍中です。)
その後は、ブレンダン・オヘアが1994年までドラムを担当、次にポール・クインが2000年までドラムを担当していました。
バンドの特徴としてノーマンとレイモンドとジェラルドの3人がそれぞれソングライターを務めています。
基本的に作曲者自身がボーカルを務めていることが多いのですが、初期の頃はノーマンがリード・ボーカルのような形でした。
ビートルズからモロに影響を受けたようなポップな曲調に、ぶ厚いコーラスが印象的なバンドですが、ギターの音は大きめで、90年代の頃はグランジ・ブームもあってかなり歪ませていました。
とにかく誰の耳にも心地良いようなとびっきりポップな楽曲ばかりで聴きやすいバンドです。
今現在も活動を続けているのですが、残念ながら2018年にメンバー間での意見の不一致により脱退しています。
理由は、ツアーにおける長い飛行機での旅に疲れてしまったようで、そこに付いていけなくなったとのことです。
なんとなくチープ・トリックのバン・E・カルロスのバンド脱退と似たような理由ですが、ジェラルドの代わりに2004年からキーボードで加入していたデイヴ・マクゴワンが現在はベースを中心に演奏するようになりました。
その代わりに2019年から新たにキーボード奏者としてユーロス・チャイルズが加入しています。
以上のようにメンバーの交代は色々とありましたが、しかしやはりティーンエイジ・ファンクラブの全盛期はノーマン、レイモンド、ジェラルドがいた頃の90年代だと言えます。
今も良いアルバムをリリースし続けてくれてはいますが、どうしても90年代の頃の方が印象的な曲が多いのは、その他のバンドにも言えることですね。
それでは今回はティーンエイジ・ファンクラブのスタジオ・アルバムの中から5枚、僕が好きな作品を選んでランキング形式でご紹介します。
ベスト盤やライヴ盤にコンピレーション・アルバムはランキングから外していますが、話の流れでご紹介することはあります。
まずは第5位からです。
ティーンエイジ・ファンクラブのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!
第5位:Teenage Fanclub – 『A Catholic Education』
第5位は、1990年にリリースされたデビュー・アルバムの『A Catholic Education』です。
レイモンド作の轟音ギター・インスト”Heavy Metal”で幕を開けるのですが、タイトルこそヘヴィ・メタルであるものの曲調はポップです。
次に始まる”Everything Flows”は、デビュー・シングルで、ノーマン作の「泣きのギター・ポップ」曲です。
この「泣きのギター・ポップ」がまさにティーンエイジ・ファンクラブの真骨頂です。
既にこのデビュー曲の時点で、「ティーンエイジ・ファンクラブとはどんなバンド?」という問いの完璧な答えが出ています。
この曲以外も、本作の頃はノーマンがソングライターの中心としてほとんどの曲を手がけていました。
アルバム最後の”Everybody’s Fool”のみノーマンとレイモンドとジェラルドの3人が共作した曲です。
まだまだ未熟な出来のアルバムですが、今となってはこの荒々しくもローファイな感じも懐かしく感じられるアルバムです。
第4位:Teenage Fanclub – 『Songs from Northern Britain』
夏の終わりを感じさせるアルバムです。
2000年以降は、ギター・ポップと言うよりも、歌メロに重点を置いたポップなロック・バンドという風に変化していきました。
そのハシリとも言えるのが本作『Songs from Northern Britain』です。
1997年にリリースされた6作目のアルバムで、過去作よりも更に歌メロが強化されたパワー・ポップな曲が収録されています。
ノーマンが書いた”Start Again”と”I Don’t Want Control of You”、そしてジェラルドが書いた”Ain’t That Enough”の3曲がシングル化されており、どれも「泣きメロ」たっぷりなぽわー・ポップです。
最初に書きました「夏の終わりを感じさせる」のは、特にジェラルドの書いた”Ain’t That Enough”がその要因です。
ジェラルドが書いた曲の中でもとびっきりポップで泣きメロ満載の曲です。
レイモンドも”Can’t Feel My Soul”と”I Don’t Care”といったソフトでポップな楽曲を提供しています。
この2人の才能も素晴らしいのですが…やはり本作のベスト・トラックは、ノーマンが書いた”I Don’t Want Control of You”でしょう。
ティーンエイジ・ファンクラブの「泣きメロ」番長ノーマン・ブレイクの右に出る者なし!と言える極上のポップ・ソングです♪
本作の時点でもかなり歌メロ中心でギターが目立たなくなっているのですが、2000年代以降は更にその傾向が進んでいきます。
第3位:Teenage Fanclub – 『Thirteen』
どう聴いてもT.レックスの”20th Century Boy”そのままなギターリフから始まる”Hang On”で幕を開ける1993年リリースの4作目のアルバム『Thirteen』です。
この”Hang On”はシングル化もされており、ジェラルドがリード・ボーカルを務める曲です。
この曲以外にもジェラルドが書いた”Radio”がシングル化されており、前作とこの本作辺りから彼のソングライティングの才能が開花していきます。
それだけに脱退したのは残念なことですね…。
ティーンエイジ・ファンクラブの「泣きメロ」番長ノーマンの書いた”Norman 3″もシングル化されていますが、この時期のノーマンはちょっぴりスランプだったのかな?と感じられます。
その代わりにレイモンドの書いた”Escher”や”Tears Are Cool”といった曲の出来があよく、彼の書くソフトな曲調が本作辺りから登場するようになります。
このバンドの強みはビートルズのようにソングライターが3人いたことですね。
ノーマンが不調な時は、ジェラルドとレイモンドがその隙間を埋める…これこそ初期のティーンエイジ・ファンクラブの良さでした。
この頃はまだギターもよく歪んでいました。
ちなみに13曲入りだからアルバム・タイトルが『サーティーン』なのですが、日本盤のCDには大量のボーナス・トラックが収録されており、全19曲入りとなっています。
第2位:Teenage Fanclub – 『Grand Prix』
ギターとポップな歌メロがちょうど良い塩梅で混ぜ合わされた傑作です!
『Grand Prix』は、1995年にリリースされた5作目のアルバムです。
レイモンドの最高傑作とも言える名曲”About You”で始まり、ジェラルドのポップなセンスが光る”Sparky’s Dream”に続き、ノーマンの泣きメロが涙腺を刺激する”Mellow Doubt”へと繋がる冒頭の3曲はティーンエイジ・ファンクラブのアルバム史上最も素晴らしい流れです。
3曲ともシングル・カットされており、この時期のティーンエイジ・ファンクラブがいかに絶好調だったのかがわかります。
もちろんそれだけでなくジェラルドのポップな”Don’t Look Back”や、レイモンドのソフトなアコギが心安らぐ”Say No”等もおすすめです。
この後にご紹介する第1位のアルバムがなければ断トツで1位なのですがね…。
しかし本作以上の名盤がティーンエイジ・ファンクラブにはあります!
第1位:Teenage Fanclub – 『Bandwagonesque』
ニルヴァーナの『Nevermind』を始め、パール・ジャムの『TEN』にレッド・ホット・チリ・ペッパーズの『Blood Sugar Sex Magik』等の数多くのグランジ/オルタナ系の名盤がリリースされた1991年委ティーンエイジ・ファンクラブも最高傑作をリリースしています。
本作『Bandwagonesque』は、1991年にリリースされた3作目のアルバムです。
同時期にダイナソー・Jr.の『Green Mind』やマシュー・スウィートの『Girlfriend』といった本作に似たようなパワー・ポップ系の名作がリリースされています。
ノーマンが書いた”The Concept”や”What You Do to Me”は、ティーンエイジ・ファンクラブを代表する名曲です。
どちらもシングル・カットされており、この時期のノーマンはソングライターとして一番輝いていました。
またジェラルドの書いた”Star Sign”もシングル・カットされており、徐々にソングライターとしての才能を開花し始めています。
レイモンドも1曲のみですが、 “I Don’t Know”というなかなか良い曲を提供しています。
個人的なベスト・トラックは、ノーマンが書いた”Alcoholiday”です。
どうしてもシングル化された”The Concept”や”What You Do to Me”が目立つのですが、この”Alcoholiday”も「泣きのギター・ポップ」全開の隠れた名曲だと思います。
こういった「泣きメロ」を書かせるとノーマンの右に出る者はいませんね。
ノーマン色が濃かった1stと比べると、ここからレイモンドとジェラルドのソングライターとしての才能も開花しており、バンドとしてより強力になった時期でした。
その状態でこの『Bandwagonesque』を制作したのだから、そりゃぁ名盤が出来上がりますよね。
以上、【ティーンエイジ・ファンクラブのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!】でした。
90年代半ばからオアシスやブラーといったブリットポップが勢いを増す前に、米国のグランジ/オルタナ勢に負けずに頑張ったスコットランド出身のバンド、ティーンエイジ・ファンクラブでしたが、解散することもなくバンドが今も続いているのは喜ばしいことですね。
もしこれからティーンエイジ・ファンクラブを聴いてみたいと考えている方は、ぜひこのブログ記事を参考にしてみて下さい。
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