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カテゴリー:5Albums

2024/08/08

スキッド・ロウのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!

【おすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介シリーズ】ボン・ジョヴィの幼馴染デイブ・スネイク・セイボと、レイチェル・ボランによって結成された米国のHR/HMバンド、スキッド・ロウのスタジオ・アルバムをおすすめ順で5作品ご紹介したブログ記事のタイトル画像です。

【第36回】おすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介シリーズ

米国のHR/HMバンド、スキッド・ロウのおすすめアルバムをご紹介!

【おすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介シリーズ】の第36回です。

 

今回は、ボン・ジョヴィの幼馴染デイブ・スネイク・セイボと、レイチェル・ボランによって結成された米国のハード・ロック/ヘヴィ・メタル・バンド、スキッド・ロウのおすすめアルバムを5枚をご紹介します。

 

スキッド・ロウとは?

まず最初に言葉の意味なのですが、”skid row”とはロサンゼルスのスラム地区のことを指します。

 

日本的に言うと、「ドヤ街」ですかね。

 

スキッド・ロウというバンド名は、先にゲイリー・ムーアや後にシン・リジィを結成するフィル・ライノットが組んでいたバンド名でもあるのですが…普通はこちらのアメリカのスキッド・ロウの方を思い浮かべることでしょう。

 

今回ご紹介するのも米国ニュージャージー州にて結成されたスキッド・ロウの方です。

 

中心となったのは、ジョン・ボン・ジョヴィの幼馴染のデイブ・スネイク・セイボ(ギター)と、地元で知り合ったベーシストのレイチェル・ボランの2人です。

 

スネイクは、ボン・ジョヴィの前身となるバンド、ワイルド・ワンズでリード・ギタリストを担当していました。

 

その後、ボン・ジョヴィのギタリストがリッチー・サンボラに決定したため、スネイクはボランを誘って1986年に新たに自身のバンドを結成するに至っています。

 

それからすぐにギタリストのスコッティ・ヒルをメンバーに加え、ドラマーのロブ・アフューソが加わり、残るはボーカリストのみとなりました。

 

結成当初は後にアンスラックスに加入することとなるマット・ファロンがボーカルとして参加していました。

 

しかし1987年になるとマットは脱退して、代わりにセバスチャン・バックがスキッド・ロウのボーカルの座に納まります。

 

その後1995年まではこの5名でバンドは順調に進んでいましたが、1996年になるとロック・バンドのキッスの再結成ツアーの前座を務めるとどうかで他の4人のメンバーと争うこととなります。

 

キッスの大ファンだったセバスチャンは、ぜひともスキッド・ロウでキッスの前座を務めたかったようですが、他のメンバーは「キッスの前座をするにはスキッド・ロウはビッグになりすぎた!」と反対だったようです。

 

これが原因で、当時は壮絶な舌戦がプレスを通して繰り広げられ、「このバンドはもう元には戻れないのかも?」と僕たちファンを落胆させました。

 

当時は僕もリアルタイムで音楽雑誌『BURRN!』で、セバスチャンが他のメンバーを罵るインタビューが掲載されているのを目にして、とても残念に感じていました。

 

個人的には「キッスの前座やったらいいのに…」とは思っていたのですが、それ以上に根は深かったようで、音楽性の違いなどでも意見が合わなかったようです。

 

そしてとうとうセバスチャンが一線を越えた発言をして、「あいつとは二度と仕事をしない!」とスネイクに言われてしまいます。(後に和解はしています。)

 

セバスチャン脱退後にバンドは解散するかと思われたのですが、現在までに何度かボーカルを代えながらバンドは続いています。

 

ちなみにドラムも何度か代わっており、現在はロブ・ハマースミスが加入しています。

 

現在までにセバスチャン在籍時の3枚のアルバムと、その後3枚のアルバムをリリースしており、計6枚のオリジナル・アルバムがディスコグラフィーに並びます。

 

それでは今回はその6枚のアルバムの中から、僕が好きな5作品を選んでランキング形式にてご紹介します。

 

ベスト盤やライヴ盤にコンピレーション・アルバムはランキングから外していますが、話の流れからご紹介することはあります。

 

まずは第5位からです。

 

スキッド・ロウのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!

第5位:Skid Row – 『Thickskin』

『Thickskin』は、セバスチャン・バックが脱退した後に、約5年の期間を空けて2003年に久しぶりにリリースされた通算4作目のアルバムです。

 

この時期は新ボーカリストにジョニー・ソーリンガーが、ドラムにフィル・ヴァローンが参加していました。

 

さすがに圧倒的歌唱力を誇るセバスチャン・バックと比べるのは酷ですが、ソーリンガーの野太い声もこのバンドの演奏には合っています。

 

正直言うと僕は最初に本作を聴くまではあまり期待していなかったのですが、聴いてみてすぐに「これはこれでかっこいいロックしているな!」と感じました。

 

「スキッド・ロウ=セバスチャンの声」という偏見を捨てて聴いたら悪くないアルバムです。

 

先行シングルだった”Ghost”とか、ヘヴィなタイトル曲の”Thick is the Skin”なんかは、いかにもアメリカンなロック・チューンです。

 

1stアルバムに収録されていた名バラード曲”I Remember You”のパンク・ロック・バージョン”I Remember You Two”なんかも面白いアレンジです。

 

過去にコンピレーション・アルバム『B-Side Ourselves』にラモーンズのカヴァー曲”Psycho Therapy”が収録されていたので、スキッド・ロウもパンク・ロックから少なからず影響を受けていることでしょう。

 

セバスチャン・バックの歌声は、声域が広く低音から超高音まで自在に操ることが出来るスーパー・ボーカリストでした。

 

しかしそのセバスチャンがいなくなったことで、バンドのパフォーマンス面でのパワーは大幅にダウンこそしていますが…曲作りに関しては、相変わらずスネイクとボランのコンビネーションが冴えています!

 

第4位:Skid Row – 『The Gang’s All Here』

「あれ?セバスチャンが復帰した?」とまでは大袈裟かも知れませんが…かなり似ていてビックリしました!

 

本作リリース前の2016年にバンド側とセバスチャンが和解しており、再加入を期待する声は上がりましたが…結局そいうはならずに決裂してしまいました。

 

その前年にソーリンガーがバンドを解雇されており、2021年に亡くなっています。

 

新加入のボーカリスト、エリック・グロンウォールはスネイクやボランと比べると20歳近く年下ですが、全盛期のセバスチャンを思い起こさせるような実力派のシンガーです。

 

まだ30代後半と若いため、かなりのハイトーン・ボイスも出すことが出来ます。

 

そのため僕は本作を聴いて、上記のようにセバスチャンが復帰したのかと一瞬だけ勘違いしました。

 

しかしやはりセバスチャンと比べると、声に軽さが感じられます。

 

セバスチャンの声には、独特の「しゃがれ」がありました。

 

だからデス・ボイスみたいなのも出せていたし、低音にも深みがありました。

 

とは言ったものの、セバスチャン・バックはロック界でもトップ・クラスのボーカリストなので、そう考えるとこのエリック・グロンウォールもかなりの実力派ボーカリストなんですがね…。

 

このバンドの不幸なところは、オリジナルのボーカリストが上手すぎたことですが、楽曲の質は落ちていないのは流石です!

 

第3位:Skid Row – 『Skid Row』

おそらく本作が「最もスキッド・ロウらしいアルバム」だと言えるのでしょう。

 

1989年にリリースされたデビュー・アルバムで、”18 and Life”と”I Remember You”といった大ヒットしたバラード曲が含まれています。

 

ただ、個人的にはこの2曲のパワー・バラードが大味すぎて…ちょっと苦手です。

 

そういった理由もあって第3位となりました。

 

逆に彼らの代表曲でもあるデビュー・シングルの”Youth Gone Wild”や、モトリー・クルーっぽい”Sweet Little Sister”に、ぶ厚いサビがキャッチーな”Can’t Stand the Heartache”といったロックな曲は好きです。

 

多分、HR/HM系の音楽雑誌だったら「最初に聴くべきスキッド・ロウの名盤」とご紹介していそうですが…ここは僕のブログなので、僕の正直な感想で順位を付けました。

 

この後にご紹介する第2位と第1位と比べると、僕はそこまで本作を聴くことはありません。

 

第2位:Skid Row – 『Subhuman Race』

バンド側のこの作品への評価は低いのか?ライヴで本作からの曲が演奏されることは少ないようですが…僕はヘヴィーなので結構好きなアルバムです。

 

特にこの時期のセバスチャンのボーカルはまさに全盛期で、先行シングルに選ばれた”My Enemy”の歌い出しの低めの声があまりにもかっこいいです!

 

「俺の敵!」といったこの曲や、 “Bonehead”=「マヌケ野郎」に、”Beat Yourself Blind”=「目が潰れるまで殴ってやる!」といったあまりにも暴力的な歌詞が並びますが…演奏の方も過激です!

 

“Bonehead”は、まるで当時流行っていたパンテラのようですからね。

 

どことなく”Cowboys From Hell”のような…!?

 

そういったスラッシュ・メタル/グルーヴ・メタルからの影響だけでなく、少なからずこの数年前に流行ったグランジ・オルタナ・メタル系からの影響も感じさせるアルバムに仕上がっています。

 

グランジと言っても、ニルヴァーナやパール・ジャムではなく、アリス・イン・チェインズ系のオルタナティヴ・メタル系の影響ですね。

 

スロー・テンポの曲”Eileen”なんかは、ダークな曲調や、ワウギターのソロも含めジェリー・カントレルぽさを感じさせますからね。

 

もともとはボン・ジョヴィから派生したハード・ロック・バンドのようなスキッド・ロウが、グランジ台頭によるハード・ロックの衰退、その影から現れたミクスチャー・ロックやパンテラ等の進化したスラッシュ・メタル/グルーヴ・メタルが流行ったのを全て吸収して制作されたアルバムに感じられます。

 

その「ごちゃ混ぜ感」と「泣けるバラード曲」(”Breakin’ Down”はギリ泣ける!?)がないことから1srアルバムや2ndアルバムと比べると評価は低いようですが…この攻撃性はストレス解消にピッタリです!

 

ハード・ロックやヘヴィ・メタルのストレス解消効果は科学的にも証明されていますからね。

 

むしゃくしゃした時に聴きたいスキッド・ロウのアルバムは、デビュー作ではなく、こちらの『Subhuman Race』の方です。

 

第1位:Skid Row – 『Slave to the Grind』

もしかしたら先ほどの『Subhuman Race』が第2位だったことに不満を感じる人は、少なからずいるかと思われますが…この『Slave to the Grind』が第1位なのは文句なしなのではないでしょうか!?

 

先行シングルにも選ばれた1曲目”Monkey Business”の始まりはボソボソ歌っていたセバスチャンが、雄叫びと共にシャウトするあの瞬間のゾクゾク感…何度聴いても最高ですね♪

 

更に次回作『Subhuman Race』に続くような攻撃的な”Slave to the Grind”や”The Threat”といった曲が立て続けにたたみ掛ける冒頭3曲の流れは文句なしにかっこいいです!

 

また本作には前作の”18 and Life”の哀愁路線を引き継いだ”Quicksand Jesus”、”In a Darkened Room”、”Wasted Time”といった3曲が収録されています。

 

“Quicksand Jesus”のみ日本限定でシングル化されていますが、他の2曲もシングル・カットされています。

 

当時の日本のレコード会社の人が、「この曲は日本なら売れる!」と考えてのことだったのかは想像するしかありませんが…僕自身はこの3曲の中ではこの”Quicksand Jesus”が一番好きなので、そういった企画をする人はやっぱり凄いセンスを持っていたんだな…と納得です。

 

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以上、【スキッド・ロウのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!】でした。

 

これからスキッド・ロウを聴いてみたいと考えている方は、ぜひこのブログ記事を参考にしてみて下さい。

 

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