
2025/04/06
ビリー・ジョエルのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!

【第192回】おすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご介シリーズ
時代を超えるピアノの詩人、心に響くメロディと物語を奏でる音楽の巨匠ビリー・ジョエル(Billy Joel)のおすすめアルバムをご紹介!
【おすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介シリーズ】の第192回です。
さて今回は、時代を超えるピアノの詩人、心に響くメロディと物語を奏でる音楽の巨匠ビリー・ジョエル(Billy Joel)のおすすめアルバムを5枚選んでご紹介します。
ビリー・ジョエルについて
ビリー・ジョエルは、アメリカ・ニューヨーク州サウス・ブロンクス出身のシンガーソングライターであり、ピアニスト、作曲家、そして世界的に有名な音楽アイコンです。
ビリー・ジョエルのキャリアは50年以上にわたり、ポップ、ロック、ジャズの要素を融合した幅広い音楽スタイルで人々を魅了してきました。
“Piano Man”や”Uptown Girl”、”Just the Way You Are”といった名曲は、世界中で愛され、時代を超えた名作として知られています。
ビリー・ジョエルは1973年にリリースされたアルバム『Piano Man』でブレイクして以来、『The Stranger』や『52nd Street』、『An Innocent Man』といった多くの名作アルバムを生み出しました。
特に『The Stranger』は、”Just the Way You Are”を含む代表的な楽曲が収録されており、グラミー賞を受賞するなど、商業的にも批評的にも大成功を収めました。
また、彼はピアノを駆使した独自のメロディーメイキングで、”ピアノの詩人”としての地位を確立しました。
彼の音楽キャリアにおけるもう一つの特筆すべき点は、ニューヨークとの深い結びつきです。
1983年に発表された”New York State of Mind”は、ニューヨークへの愛を歌った名曲として広く知られ、現在も多くのファンに親しまれています。
さらに、1999年にはロックの殿堂入りを果たし、その後も2000年代にかけてコンサートツアーを行い、幅広い世代から支持を得ています。
ビリー・ジョエルはまた、チャートの記録においても輝かしい実績を持っています。
ビリー・ジョエルのアルバムは全世界で1億5000万枚以上の売上を誇り、アメリカ国内では最も売れたソロアーティストの一人として記録されています。
さらに、彼の楽曲はSpotifyやYouTubeといったストリーミングプラットフォームでも依然として多くのリスナーに再生されており、その普遍的な人気を証明しています。
音楽シーンの第一線を退いた現在も、ビリー・ジョエルは定期的にマディソン・スクエア・ガーデンでのライブ公演を行い、多くのファンを集めています。
ビリー・ジョエルの音楽は、世代を超えて多くの人々に感動を与え続けており、その影響力は今後も色あせることはありません。
それでは今回はビリー・ジョエルのオリジナル・アルバムから僕が好きな作品を5枚選んでランキング形式でご紹介します。
ベスト盤やコンピレーション・アルバムにライブ盤は除外しています。
まずは第5位からどうぞ。
ビリー・ジョエルのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!
第5位:Billy Joel – 『Glass Houses』
第5位は、1980年にリリースされた7作目のアルバム『Glass Houses』です。
本作は、ロック色を強めた挑戦的な作品です。
それまでのポップやジャズ要素を取り入れたスタイルから一転し、時代に乗ったニュー・ウェイブ系のエネルギッシュなサウンドを展開しており、ビリー・ジョエルの音楽的多面性を堪能することができます。
このアルバムは全米アルバムチャートで1位を獲得し、ビリー・ジョエルの商業的成功をさらに確固たるものとしました。
アルバムの第一弾シングル”You May Be Right”は、ラッセル・ジャヴォーズが弾くロックなギターリフとビリー・ジョエルの力強いボーカルが特徴のロックナンバーで、多くのファンに愛されています。
続く第二弾シングル”All for Leyna”は、シンセサイザーを駆使したドラマチックな楽曲で、物語性のある歌詞が印象的です。
第三弾シングル”It’s Still Rock and Roll to Me”は、シンプルながらも中毒性のあるメロディが魅力で、ロックンロールへの情熱を歌ったビリー・ジョエルの代表曲の一つです。
この曲はは、1980年7月19日から8月1日まで2週間、ビルボードホット100で1位を獲得し、ジョエルにとって米国初の1位ヒットシングルとなりました。
さらに、第四弾シングル”Don’t Ask Me Why”は、ラテン風のリズムを取り入れた軽快な楽曲で、アルバムの中でひときわ異彩を放っています。
第五弾シングル”Sometimes a Fantasy”は、恋愛をテーマにしたアップテンポなロックナンバーで、ビリー・ジョエルの遊び心が感じられる作品です。
このアルバムには他にも魅力的な楽曲が収録されています。
“I Don’t Want to Be Alone”は、シンプルな構成ながら感情豊かな歌声が印象的です。
“Sleeping with the Television On”や”Close to the Borderline”といった楽曲も、エネルギッシュな演奏が光る作品として楽しむことができます。
“Through the Long Night”は美しいメロディが際立つバラードで、アルバムを締めくくるのにふさわしい一曲です。
『Glass Houses』は、全編を通してビリー・ジョエルのロックへの情熱と実験精神が感じられるアルバムです。
ビリー・ジョエルのこれまでの音楽スタイルとは異なる一面を発見できるだけでなく、アルバム全体を通じて彼の卓越したソングライティングと演奏技術に感動させられます。
ビリー・ジョエルのファンはもちろん、ニュー・ウェイブやロック好きなリスナーにもぜひ聴いていただきたい名盤です。
第4位:Billy Joel – 『Turnstiles』
第4位は、1976年にリリースされた4作目のアルバム『Turnstiles』です。
邦題は『ニューヨーク物語』でした。
このアルバムは、ビリー・ジョエルがロサンゼルスからニューヨークに戻った際に感じた想いを反映しており、彼の音楽的な原点回帰を感じさせる内容となっています。
ビリー・ジョエル自身がプロデュースを手掛け、ピアノを中心としたアレンジが随所に光るアルバムです。
第一弾シングル”James”は、親しい友人へのメッセージが込められた楽曲で、美しいメロディと感情豊かな歌詞が特徴です。
親しみやすいピアノの旋律とジョエルの温かみのある歌声が心に響きます。
第二弾シングル”I’ve Loved These Days”は、人生の移ろいをテーマにしたバラードで、ノスタルジックな雰囲気が漂う一曲です。
アルバム全体を通して、ジョエルのソングライティングの深みを感じられる楽曲の一つです。
第三弾シングル”Say Goodbye to Hollywood”は、フィル・スペクターのウォール・オブ・サウンドにインスパイアされた楽曲で、ニューヨークに帰郷するジョエルの心情が反映されています。
エネルギッシュなサウンドと情熱的な歌声が見事に融合したこの楽曲は、アルバムのハイライトとも言える存在です。
また、アルバム『Turnstiles』には他にも名曲が多数収録されています。
“New York State of Mind”は、ニューヨークへの愛を歌ったビリー・ジョエルの代表曲で、現在も多くのファンに親しまれている名曲です。
“Summer, Highland Falls”は、繊細なピアノの旋律と詩的な歌詞が特徴の楽曲で、ビリー・ジョエルの作曲家としての才能を強く感じさせる一曲です。
“Miami 2017 (Seen the Lights Go Out on Broadway)”は、物語性のある歌詞とダイナミックな演奏が印象的な楽曲で、アルバムの最後を締めくくる力強いナンバーです。
『Turnstiles』は、ビリー・ジョエルが自身の音楽性を確立し、彼の音楽的ルーツであるニューヨークの影響を強く反映した作品です。
ビリー・ジョエルのピアノ演奏や歌詞の美しさ、そして彼の感情が詰まったアルバムは、聴くたびに新たな発見を与えてくれます。
第3位:Billy Joel – 『Piano Man』
第3位は、1973年にリリースされた2作目のアルバム『Piano Man』です。
本作は、ビリー・ジョエルの代表作の一つで、彼の名前を世に知らしめた作品として高く評価されています。
このアルバムは、ビリー・ジョエルがシンガーソングライターとしての地位を確立するきっかけとなり、彼の音楽キャリアの重要な転換点となりました。
ピアノを中心とした豊かなアレンジと物語性のある歌詞が特徴で、多くのリスナーに感動を与えています。
アルバムの第一弾シングル”Piano Man”は、ジョエル自身のバーでの演奏経験を基にした楽曲で、彼の代表曲として広く知られています。
ボブ・ディランからの影響も感じさせるこの名曲は、聴く人を引き込むストーリーテリングと感動的なメロディが魅力です。
もちろんこの曲は、ビリー・ジョエルの代名詞となりました。
第二弾シングル”The Ballad of Billy the Kid”は、アメリカ西部の英雄伝説をテーマにした壮大な楽曲で、オーケストラ風のアレンジが印象的です。
第三弾シングル”Worse Comes to Worst”は、カントリーの要素を取り入れたアップテンポな楽曲で、ジョエルの幅広い音楽性を感じさせます。
第四弾シングル”Travelin’ Prayer”は、ブルーグラスの影響を受けた軽快なナンバーで、アルバムの冒頭を飾るのにふさわしいエネルギッシュな曲となっています。
その他の収録曲も魅力的です。
フレッド・ハイルボーンが弾くバンジョーの音色が美しい”You’re My Home”は、美しいバラードで、感情豊かな歌詞とピアノが織り成すメロディが心に響きます。
長閑な”Stop in Nevada”や”If I Only Had the Words (to Tell You)”などの楽曲も、ビリー・ジョエルのソングライティングの才能を感じさせる作品です。
アルバムの最後に収録された”Captain Jack”は、社会問題に切り込んだ重厚な楽曲で、ジョエルの深い洞察力が光ります。
『Piano Man』は、ビリー・ジョエルの音楽的ルーツを反映したアルバムで、ジャンルを超えた多彩な楽曲が楽しめます。
ビリー・ジョエルのピアノ演奏と歌詞の美しさ、そして感情豊かなボーカルが詰まったこの作品は、初めてビリー・ジョエルの音楽に触れる方にもおすすめの名盤です。
ビリー・ジョエルの原点ともいえるこのアルバムをぜひお楽しみください。
ちなみに本作には、名セッション・ギタリストでも知られるフュージョン界の名手ラリー・カールトンがギターで参加しています。
さらにはディーン・パークスまでもが参加しており、スタジオ・セッション系のギタリスト好きには堪らない面子です♪
ライブ音源やデモ音源が大幅に追加収録されたCD3枚組50周年記念デラックス・エディションもおすすめです。
第2位:Billy Joel – 『52nd Street』
第2位は、、1978年にリリースされた6作目のアルバム『52nd Street』です。
本作は、ビリー・ジョエルの音楽キャリアにおける重要な作品として知られている名盤です。
このアルバムは、ジャズ・ロックやポップスの要素を取り入れた多彩な楽曲が特徴で、1979年にはグラミー賞で「アルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞するなど、ビリー・ジョエルの音楽的才能を改めて世界に示しました。
タイトルはニューヨーク市マンハッタンにある音楽とナイトライフの中心地、52番街に由来しており、アルバム全体に都会的な雰囲気が漂っています。
第一弾シングル”My Life”は、自由な生き方をテーマにした軽快な楽曲で、キャッチーなメロディと印象的な歌詞が魅力です。
この曲はリリース直後にヒットし、今でも多くのリスナーに愛されています。
第二弾シングル”Big Shot”は、鋭い歌詞と力強い演奏が特徴の楽曲で、都会的なエッジを効かせたサウンドが印象的です。
ギターを弾いているのはフュージョン系ジャズ・ギタリストのスティーヴ・カーンです。
第三弾シングル”Until the Night”は、フィル・スペクターのウォール・オブ・サウンドに影響を受けたロマンチックなバラードで、ビリー・ジョエルの豊かなボーカル表現が際立つ一曲です。
第四弾シングル”Honesty”は、誠実さと人間関係の複雑さをテーマにした美しいバラードで、ピアノを中心にしたシンプルなアレンジと心に響く歌詞が特に評価されています。
おそらくビリー・ジョエルのバラード曲で最も知名度の高い曲がこの”Honesty”でしょう。
洋楽好きなら、一度はどこかで耳にしたことがある曲だと思います。
ちなみにこの曲でアコースティック・ギターを弾いているのは、スタジオ・ミュージシャンでもあるフュージョン系ギタリストの名手デヴィッド・スピノザです。
また、アルバムには他にも多くの名曲が収録されています。
“Zanzibar”は、ジャズの影響を受けた斬新な楽曲で、トランペットソロが印象的です。
ちなみにこの曲でトランペットやフリューゲルホンを吹いているのは、ジャズ界の名手フレディ・ハバードです。
ハバードことハブは、あまりに上手すぎて「吹きすぎる」ことが多々あるジャズマンですが、そのテクニカルな奏法はジャズに興味がない人でも驚くのではないでしょうか!?
かのマイルス・デイヴィスは、一世代以上後輩に当たるハブのことを「あいつの演奏はダメだ!」と悪口を言っていたとされていますが、これは同じくマイルスが悪口を言っていたジョン・コルトレーンのカルテットでピアノを担当していた名手マッコイ・タイナーにも言えることで、「脅威に感じるからこそ」なのです。
本当にダメなミュージシャンであれば、そもそもマイルスの視界にすら入ることが出来ないですからね…。
さて、話を戻しますと…”Stiletto”は、恋愛をテーマにしたダークでエッジの効いた楽曲で、ジョエルのストーリーテリングの才能が光ります。
“Rosalinda’s Eyes”はラテン音楽の要素を取り入れたエキゾチックな楽曲で、アルバムの中でひときわ異彩を放つ存在です。
“Half a Mile Away”は、陽気でエネルギッシュなサウンドが特徴で、都会的な活気を感じさせる一曲となっています。
ちなみにギターソロがないのでわかりにくいですが、この曲でギターを弾いているのはスタッフでの活動でも知られる名手エリック・ゲイルです。
『52nd Street』は、ビリー・ジョエルの音楽的な幅広さと卓越したソングライティングが詰まった作品です。
ジャズ・ロックやポップス、バラードなど、さまざまなジャンルを融合させたこのアルバムは、リリースから長い年月が経った今でも色褪せることなく、多くのリスナーに愛され続けています。
ビリー・ジョエルの世界観を存分に楽しめるこの名盤を、ぜひ一度聴いてみてください。
邦題は『ニューヨーク52番街』でした。
数多くの封入特典が追加された40周年記念デラックス・エディションもおすすめです。
第1位:Billy Joel – 『The Stranger』
第1位は、1977年にリリースされた5作目のアルバム『The Stranger』です。
本作はビリー・ジョエルの代表作であり、彼の音楽キャリアを大きく飛躍させた作品として知られています。
アルバムはプロデューサーのフィル・ラモーンと共に制作され、ポップスやロック、バラードといった多彩なジャンルを融合した内容が特徴です。
リリース当時、商業的にも大成功を収め、ビリー・ジョエルをトップアーティストとしての地位に押し上げました。
第一弾シングル”Movin’ Out (Anthony’s Song)”は、夢を追い求める労働者階級の生活を描いた楽曲で、印象的なピアノのリフと力強い歌詞が耳に残る一曲です。
ギターを弾いているのは、これまたフュージョン系ギタリストの名手ハイラム・ブロックです。
第二弾シングル”Just the Way You Are”は、愛する人への変わらぬ愛情を歌ったバラードで、グラミー賞を受賞するなど、ジョエルの代表曲として広く知られています。
この曲はシンプルで美しいメロディが特徴で、多くのリスナーの心を掴みました。
ジャズ・ギタリストのグラント・グリーンが1978年にリリースした最終アルバム『Easy』にてこの曲をギター・インストでカバーしていたバージョンもおすすめです。
第三弾シングル”She’s Always a Woman”は、愛する女性の複雑な魅力を描いた曲で、優雅なピアノのアレンジと繊細な歌詞が魅力です。
第四弾シングル”The Stranger”は、アルバムタイトル曲であり、自己の内面やアイデンティティをテーマにした楽曲です。
緊張感のあるイントロと感情的なメロディが特徴で、アルバム全体のテーマを象徴しています。
第五弾シングル”Only the Good Die Young”は、ユーモアと風刺が効いた歌詞とアップテンポなサウンドが印象的な楽曲です。
この曲はリリース当時物議を醸しましたが、そのメッセージ性とキャッチーなメロディで多くのリスナーに支持されました。
また、アルバムには他にも多くの名曲が収録されています。
4曲目の”Scenes from an Italian Restaurant”は、数曲が組み合わさった組曲形式の楽曲で、ビリー・ジョエルのソングライティングの才能を強く感じさせます。
“Vienna”は、人生を急がずに楽しむことをテーマにした感動的な一曲です。
“Everybody Has a Dream”は、アルバムを締めくくる壮大な楽曲で、ジョエルの豊かなボーカルが際立っています。
『The Stranger』は、ビリー・ジョエルの音楽的な才能が詰まった名盤であり、リリースから長い年月が経った今でも色褪せることなく愛され続けています。
ビリー・ジョエルの代表作として、ぜひ一度聴いてみてください。
数多くの封入特典が追加された40周年記念デラックス・エディションもおすすめです。
以上、【ビリー・ジョエルのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!】でした。
ビリー・ジョエルのおすすめアルバム5作品をご紹介しましたが、どのアルバムにも彼の卓越したソングライティングやピアノの技巧、そして感情豊かなボーカルが詰まっています。
それぞれの作品が異なるテーマや音楽性を持ちながらも、共通してジョエルの深い人間性や音楽への情熱が感じられる名盤ばかりです。
ビリー・ジョエルの楽曲は時代を超え、世代を問わず多くのリスナーに愛され続けています。
まだ聴いたことがないアルバムがあれば、ぜひ手に取ってその魅力を味わってみてください。
ビリー・ジョエルの音楽は、きっとあなたの日常に彩りを与え、新たな発見と感動を届けてくれるはずです。
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