カテゴリー:Music

2019/09/17

アレンジャーやプロデューサーとしても活躍したウィリー・ハッチの『In Tune』を聴こう♪

ウィリー・ハッチがノーマン・ウィットフィールドのレーベルから1978年に発表した『In Tune』をご紹介します。

アレンジャーやプロデューサーとしても活躍した才能溢れるミュージシャン

ウィリー・ハッチは、1944年にL.A.に生まれその後テキサスで育ったミュージシャンです。

 

今回ご紹介する『In Tune』のジャケット写真にあるようにギターを弾くシンガーでもあります。

 

ウェス・モンゴメリーのようなオクターヴ奏法を得意とし、また歌い方はサム・クックからの影響を伺わせます。

 

しかしそれだけでなく、モータウンにてスタッフ・ライターとしてジャクソン5の名曲”I’ll Be There”の作曲に関わったり、その後マーヴィン・ゲイやスモーキー・ロビンソンの作品にアレンジャーとして参加したりもしています。

 

このように才能溢れるウィリー・ハッチは、他のミュージシャンの作品だけでなく自身のリーダー作も2005年に亡くなるまでに16枚ほど制作しています。

 

今回は数多くあるウィリー・ハッチの作品中から、同じくモータウンのスタッフ・ライターだったノーマン・ウィットフィールドのレーベルから発表した1978年の『In Tune』をご紹介します。

 

 

Willie Hutch – 『In Tune』

01.And All Hell Broke Loose
02.Paradise
03.All American Funkathon
04.Anything Is Possible if You Believe in Love
05.Come On and Dance with Me
06.Easy Does It
07.Hip Shakin’ Sexy Lady
08.Nothing Lasts Forever

 

アルバムの内容

1曲目”And All Hell Broke Loose”のイントロは、リヴァーヴとファズを掛けたワウギターの音から始まります。

 

このワウギターを弾いているのは、マーヴィン・ゲイやハービー・ハンコックの作品でもお馴染みワー・ワー・ワトソンです。

 

ワー・ワー・ワトソンと言えば、ワウギターの名手として知られていますが、面白いことにストラトキャスターのようなソリッド・ギターを使わずにギブソンのフル・アコースティック・ギターの最上級機種であるL-5CESを使って弾いています。

 

本来であればワウペダルやファズを使う場合は、ソリッド・ギターのようなハウリングを起こしにくいギターを使うべきなのですが、ワー・ワー・ワトソンは敢えてフル・アコースティックの穴の部分を埋めてハウリングを起こさないようにして弾いています。

 

そのためなのか、大きめのギターのボディから鳴っているようなふくよかな音色が特徴的です。

 

ワー・ワー・ワトソンのワウギターのイントロが終わると、ウィリー・ハッチが弾くオクターヴ奏法交じりのイントロに移ります。

 

この作品のアルバム・ジャケットでウィリー・ハッチもギブソンのL-5CESを持っているのですが、レコーディングで使用したのかどうかはよくわかりません。

 

ギターによる派手なイントロが終わると、ウィリー・ハッチ自身によるソウルフルな歌が始まります。

 

まるで70年代初頭のブラックスプロイテーション系の映画に使用されそうな楽曲なのですが、ウィリー・ハッチは1973年に『The Mack』、1974年に『Foxy Brown』のサントラの制作しています。

 

なので、こういったスゴージャスなトリングスのアレンジが印象的な楽曲は得意なのでしょう。

 

次の2曲目”Paradise”は、シングルカットされてR&Bシングル・チャートの74位を記録した楽曲です。

 

美しいストリングスの音色が聴く者の涙を誘うスウィートなバラード曲です。

 

ギターはほとんど聴こえてこず、完全に歌が主役の楽曲です。

 

3曲目”All American Funkathon”は、アルバムからの最初のシングルカット曲でR&Bシングル・チャートの62位を記録しています。

 

サイケデリックなシンセサイザーのイントロから始まるディスコ・ファンク系の楽曲です。

 

再びメロウ・バラード曲の4曲目”Anything Is Possible If You Believe In Love”を挟んで、最後の8曲目まで怒涛のディスコ・ファンク曲が連続で続きます。

 

レコードでいうところのA面に当たる最初の4曲は、渋いファンク曲やバラードありと多彩な楽曲が収録されていますが、B面に当たる残り4曲はノリは良いですが似たようなディスコ・ファンク曲ばかり固まって収録されているかな?といった印象です。

 

 

 

 

Ryo@Dixiefunk Lab.の白アイコン
Ryo
おすすめ曲は、#1 #2 #3 #4

 

 

 

以上、【アレンジャーやプロデューサーとしても活躍したウィリー・ハッチのワウギターがかっこいい『In Tune』を聴こう♪】でした。

 

 

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