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カテゴリー:Music

2024/09/05

ザ・ニュー・マスターサウンズの絶対に聴いておきたいミーターズ風の曲10選

ザ・ニュー・マスターサウンズがこれまでにリリースしたアルバムの中からミーターズの影響をモロに受けた10曲を選んでご紹介したブログ記事のタイトル画像です。

ザ・ニュー・マスターサウンズがミーターズの影響をモロに受けた10曲

今回も今年12月(2024年)に約2年振りとなる来日公演を控えたザ・ニュー・マスターサウンズ(以降:ニューマスター)の曲についてご紹介します。

 

今回のテーマは…

 

ニューマスターがこれまでにリリースしたアルバムの中からミーターズの影響をモロに受けた曲を10曲選んでご紹介します。

 

とはいっても、あくまで「ミーターズ風な曲」であって、ミーターズの曲をカヴァーしているわけではありまあせん。

 

今回ご紹介する10曲は全て「どことなくミーターズっぽいけど」ニューマスターのオリジナル曲になります。

 

ザ・ニュー・マスターサウンズはミーターズから大きな影響を受けたバンド

もともとニューマスターは、ギタリストでリーダーのエディー・ロバーツとドラムのサイモン・アレンがミーターズ風のジャズ・ファンク曲を演奏するバンドとして始まっています。

 

そのためニューマスターの曲の中には、ミーターズっぽい曲が数多く存在しています。

 

近年ではアルバムの1曲目に、彼らのルーツともいえるミーターズ風のオリジナル曲が収録されているのが定番のようになっています。

 

なんなら新作リリースのニュースを聞くと、この1曲目が「今回はどんな感じでミーターズ風なのかな?」と毎回楽しみだったりもします。

 

もちろんニューマスターは、単なるミーターズのコピー・バンドではないため、他にもジェームス・ブラウン風のファンクや60年代ソウル・ジャズ風に70年代ジャズ・ファンク風の曲もたくさん作っています。

 

しかし僕がニューマスターの来日公演を観に行く度に毎回一番盛り上がるのは、ミーターズ風の曲が始まったときが多いです。

 

なので、今回の来日公演の予習としてもこちらのブログ記事を参考にして下さい。

 

ただし、毎回必ず全ての曲を演奏するわけではないのはご理解下さい。

 

ニューマスターは既に14作品ものアルバムをリリースしており、ライブのセットリストも固定ではなく毎回ガラッと変ります。

 

東京公演と大阪公演でかなりセットリストに違いがあります。

 

今回ご紹介する10曲は、あくまでもライブを観に行った際に「どの曲が始まっても事前準備は出来てます!」となれるように参考として下さい。

 

また今回ご紹介する10曲の中で、「ある1曲」は最近では全く演奏されなくなってしまった曲もあります。

 

そちらの方は曲紹介の時にあわせてご指摘します。

 

それでは今回もご紹介する順番は、その曲が収録されているアルバムがリリースされた年代順です。

 

1stアルバムから順にご紹介する形になります。

 

ザ・ニュー・マスターサウンズのミーターズ風の曲10選

01.Miracles

ミーターズの名曲に”Funky Miracle”という曲がありますが、ニューマスターはモロに影響を受けた曲”Miracles”をデビュー作に収録していました。

 

この曲は、2001年にリリースされた1stアルバム『Keb Darge Presents: The New Mastersounds』の5曲目に収録されています。

 

曲名やレオ・ノセンテリ風のギター・リフからしてミーターズの”Funky Miracle”からの影響は見て取れますが、カヴァー曲ではなくオリジナル曲です。

 

実は僕が初めて聴いたニューマスターの曲はこの”Miracles”でした。

 

それもライブ・バージョンでした。

 

2006年にリリースされたニューマスター初の公式ライブ盤『Live at La Cova』の1曲目に収録されていました。

 

たまたま某大手CDショップでこのライブ・バージョンの”Miracles”が店内で流れているのを聴いて…「なんだこれ!めっちゃかっこいい曲だな!」と一瞬で好きになりました。

 

店内のモニターに”Now Playing…”という文字と共に『Live at La Cova』のアートワークが映し出されていました。

 

それまで僕はニューマスターのことを知らなかったのですが、この”Miracles”を聴いて一瞬でこのバンドのことが好きに形、すぐに『Live at La Cova』を購入しました。

 

といった個人的な思い入れもある曲です。

 

あの時、この曲を聴いていなかったら初来日公演も観に行ってなかっただろうし、もしかしたらニューマスターを今も聴くことがなかったかもしれません!?

 

そう考えると、このブログのニューマスターについての記事もこの”Miracles”から始まったと行っても過言ではありません。

 

いきなり1stアルバムに「ミーターズ風の曲の決定版!」ともいえる”Miracles”が収録されているのが良いですよね。

 

ただし前回の来日公演では東京でも大阪でもこの曲は演奏されませんでした…。

 

しかし今年2024年の海外でのライブでは、この曲から開始していた日もありました。

 

残念ながら定番曲ではないものの…ライブで演奏してくれたら必ず盛り上がるノリの良いファンク曲です♪

 

ちなみにこの曲に影響を与えたであろうミーターズの”Funky Miracle”をニューマスターも度々ライブでカヴァーしており、公式盤では輸入盤の『Live at La Cova』で聴くことが出来ます。

 

ニューマスターだけでなくミーターズのファンの方もこちらは要チェックです!

 

↓↓↓↓ミーターズの”Funky Miracle”が収録されている輸入盤の『Live at La Cova』↓↓↓↓

02.This Ain’t Work

“This Ain’t Work”は、2003年にリリースされた2ndアルバム『Be Yourself』に収録されていた曲です。

 

このアルバムは、後に定番となる「ニューマスターの新作の1曲目はミーターズ風の曲」の始まりとなった曲です。

 

アップ・テンポだった前作収録の”Miracles”とは打って変わって、こちらはズシリとしたビートが腰砕けになりそうなミドル・テンポのファンク曲です。

 

2ndアルバム『Be Yourself』には、コリーヌ・ベイリー・レイが歌うオシャレなR&B系の”Your Love Is Mine”やスムースなジャズ・ファンク曲”Be Yourself”にジャズ・ロックな”Coming Up Roses”、そしてサイケデリックな”Six Underground”といった多彩な曲が収録されています。

 

しかしアルバムの冒頭にミーターズ・ライクなこの”This Ain’t Work”が収録されていることで、「多彩な楽曲が収録されたアルバムだけれども、ミーターズからの影響は忘れてはいない!」といった意思表明にも感じられます。

 

ちなみにアルバムの締めはバージョン違いの”This Ain’t Work Part 2″も収録されています。

 

1曲目の”This Ain’t Work”はフェードアウトで終わっていますが、最後の”This Ain’t Work Part 2″はファンク曲の定番の終わり方「カットアウト」で締めくくられています。

 

ライブで演奏される場合もカットアウトで終わっています。

 

残念ながらこの曲もライブの定番ではなく、前回の来日公演では演奏されていませんでした。

 

しかし”Miracles”と同じく日によってはセットリスト入りすることもあえるので知っておいた方が良い曲です。

 

03.102%

“102%”は、2006年にリリースされた人気作『102%』に収録されていたミーターズ風の曲です。

 

この曲もアルバムの1曲目に収録されており、ライブで演奏されることも多い人気の曲です。

 

中には「ザ・ニュー・マスターサウンズといえばこの曲だよね!」というイメージを持っているファンも多いかもしれませんね。

 

しかし残念ながら前回の来日公演ではどちらでも演奏されていませんでした。

 

近年はニューマスターも持ち曲や人気曲が増えすぎたため、こういった人気曲でもライブで演奏されないことが多々あります。

 

でも先日4月にブルックリン・ボウルで2夜連続で行われたライブでは、初日はこの曲で始まっていました。

 

次回の来日公演でも演奏される可能性は低くはないと思われます。

 

出来れば僕が観に行く予定の大阪公演で取り上げてくれたら…と個人的には期待しています。

 

ニューマスターを代表する曲でもあるので、必ず聴いておきたい1曲です。

 

04.Witness

“Witness”も先ほどと同じく102%』に収録されていたミーターズ風の曲で、”102%”の次となる2曲目に収録されていました。

 

チキン・ピッキング風のミュート奏法を用いた単音フレーズが印象的なファンク曲で、ミーターズの1970年にリリースされた3rdアルバム『Struttin’』に収録されていた”Tippi-Toes”に似た曲です。

 

とても上手くミーターズの影響を反映させたオリジナル曲の”Witness”ですが、残念ながら海外のライブでも長らくセットリスト入りしていない曲です。

 

この曲が先に述べていました「最近では全く演奏されなくなってしまった曲」になります。

 

いい感じにミーターズしている曲ですが、どうしてもライブ向けではありませんからね…仕方ないことです。

 

ライブの事前準備としてではなく、ミーターズ好きの人におすすめしたい曲です。

 

05.Hole In The Bag

こちらの”Hole In The Bag”もアルバムの1曲目に収録されたミーターズ風の曲です。

 

2008年にリリースされたアルバム『Plug & Play』に収録されていました。

 

イントロのギターリフから中間部分のカッティングまで、全てがミーターズしている名曲です。

 

前回僕が観に行った2023年2月9日の大阪公演でもこの曲を演奏してくれました!

 

凄く好きな曲なので、サイモンが叩くイントロのドラミングを聴いた瞬間に「おっ!”Hole In The Bag”が始まる!」と気づきました。

 

残念ながら東京公演では演奏されていなかったみたいですが、今もセットリストから完全に消えた曲ではないので運が良かったら次回の来日公演でも聴けるかもしれません。

 

ニューマスターの持ち曲も増えに増えたため、こういった人気曲が演奏されない日が出てくるのは仕方ないことですね…。

 

06.You Mess Me Up

2011年にリリースされた『Breaks From The Border』が歌もの曲が多い作品で、ミーターズ風の曲がほぼなかったアルバムでもありました。

 

個人的には少し残念に感じたアルバムでしたが、しかし翌年になってリリースされた2012年のアルバム『Out On The Faultline』には、「アルバムの1曲目はミーターズ風」のジンクスを守った”You Mess Me Up”が収録されていました。

 

この曲も先ほどの”Hole In The Bag”と同じく、レオ・ノセンテリが弾きそうなギターリフや、ミーターズ風のキメが何度も登場する名曲です。

 

初めてこの曲を聴いた時は、ニューマスター好きの友達と歓喜したものです!

 

ちなみにこの曲も前回の大阪公演では演奏してくれたのに、東京公演では演奏されなかった曲です。

 

個人的にはこの曲が聴けたので「大阪でよかった~!」と思いました。

 

ちなみに当日のライブでこの曲のギターリフが始まった時に僕の近くにいた観客が「やばいよ!やばいよ!やばいよ!この曲はやばいよ!」と言い出し、ドラムがインすると頭を上下に振りまくって踊り狂っていました!

 

それぐらいライブで盛り上がる曲なのですが…ブツかられそうでこちらとしては冷や冷やしました。(結果は大丈夫でしたが。)

 

07.Monday Meters

曲名からしてモロにミーターズの影響が濃いこの曲”Monday Meters”は、2014年の名作『Therapy』に収録されていました。

 

この曲はそれまでのジンクスとは違って、1曲目ではなく4曲目に収録されていました。

 

1曲目は高速ファンクの”Old Man Noises”が収録されています。

 

曲名だけでなく見事なミーターズ風の曲なのですが、前回の来日公演ではどちらでも演奏されなかった曲です。

 

そもそも最近では『Therapy』に収録されてる曲は、ブルーノ・マーズのカヴァー曲”Treasure”も含めて、ほとんどセットリスト入りしなくなったのですが…良いアルバムだけに残念に感じます。

 

しかしなんと!

 

先日4月にブルックリン・ボウルで2夜連続で行われたライブでは、2日目にこの曲を演奏していました。

 

もしかしたら次回の来日公演でセットリスト入りするかもしれませんね。

 

08.Made For Pleasure

“Made For Pleasure”は、2015年のアルバム『Made For Pleasure』の1曲目に収録されたジンクスを守ったミーターズ風の曲です。

 

本作もミーターズ風の曲はこの1曲のみになりますが、リリース当時は「ミーターズからの影響を忘れていない曲」として印象的でした。

 

しかし残念ながらこの曲も最近のライブではあまり演奏されることはなく、前回の来日公演ではどちらでも演奏されていませんでした。

 

“Witness”のように全く演奏されなくなった曲ではないので、この曲も運が良ければライブで聴くことが出来るミーターズ風の曲ということになります。

 

09.Chicago Girl

こちらの”Chicago Girl”も2018年のアルバム『Renewable Energy』の1曲目に収録されたジンクスを守った曲になります。

 

曲名こそシカゴと付いていますが、ニューオーリンズ・ファンク風のキーボードやホーンの音がゆったりと鳴るミーターズ風のファンク曲です。

 

ニューマスターの全楽曲の中でも特にニューオーリンズ・ファンク風味に味付けされた曲なのですが…残念ながらこの曲は”Witness”と同じくくらい最近のライブではほとんど演奏されなくなってしまいました。

 

今後この曲がライブのセットリストに復活することはあるのか?…それほど演奏されなくなってしまった曲です。

 

10.Watchu Want

最後にご紹介するこの”Watchu Want”も、2022年にリリースされた前作『The Deplar Effect』の1曲目に収録されたミーターズ風の曲です。

 

相変わらずこういったミーターズ風の曲を作らせたら天下一品に上手いのですが、まさかこの曲までも最新の海外ツアーでは演奏されなくなっていました。

 

さすがに前回の来日公演では東京でも大阪でもライブの1曲目に演奏されていましたが、次の新作がリリースされるとさっそくセットリストから消えてしまうとは…なんとももったいない曲です。

 

もしかしたら次回の来日公演でも演奏されないかもしれませんね…。

 

良い曲なのに。

 

 

以上、【ザ・ニュー・マスターサウンズの絶対に聴いておきたいミーターズ風の曲10選】でした。

 

今回は、ニューマスターのルーツでもあるミーターズから影響を受けた曲について10曲ご紹介しました。

 

これ以外にも「なんとなくミーターズ風の曲」はいくつかありますが、今回はミーターズ風のスパイス濃いめの10曲に絞ってみました。

 

最近ではニューマスターの人気曲も増えたので必ずしも今回ご紹介した曲がライブで演奏されるとは限りませんが、”102%”や”Hole In The Bag”に”You Mess Me Up”といった曲が演奏されると毎回ライブで盛り上がります。

 

いつの日かここにご紹介したミーターズ風の曲ばかりを集めたライブを行ってもらいたいものですね。

 

なんならミーターズ風の曲を集めたベスト盤のリリースなんかがあってもいいかもしれません⁉

 

その際はぜひ僕に選曲させてください!(これを読んでるかもしれないレコード会社にお勤めのお偉いさん、お願いいたします!)

 

それではぜひ今回ご紹介した10曲をお好きな順番で聴いてみて下さい。

 

 

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ザ・ニュー・マスターサウンズのアルバムをご紹介したブログ記事シリーズのまとめ
【2023年2月9日】コロナ禍以来3年振りとなるザ・ニュー・マスターサウンズの来日公演を観てきました。
【2024年12月12日】約2年振りとなるザ・ニュー・マスターサウンズの来日公演を観てきました
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