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カテゴリー:live

2023/02/09

【2023年2月9日】コロナ禍以来3年振りとなるザ・ニュー・マスターサウンズの来日公演を観てきました。

2023年2月9日梅田シャングリラで行われたザ・ニュー・マスターサウンズのライブレポを書いたブログ記事のタイトル画像です。

コロナ禍になってから3年振りとなるザ・ニュー・マスターサウンズの来日公演を観てきました。

本日は銀河系最強のディープファンク・バンドことザ・ニュー・マスターサウンズ(以下:ニューマスター)の来日公演を観てきました。

 

今回はそのライブレポを書きます。

 

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3年前は恐る恐る観に行ったザ・ニュー・マスターサウンズの来日公演

 

今回のニューマスターのライブは、2020年にコロナ禍になって以来3年振りとなる来日公演でした。

 

その前回の来日公演はは2020年1月31日に大阪の『梅田シャングリラ』にて行われました。

 

ザ・ニュー・マスターサウンズ3年ぶりの来日公演を梅田シャングリラで観てきました。

 

あの時は恐る恐るライブを観に行ったのを覚えています。

 

ちょうど日本でもコロナが流行り始めた頃でしたね。

 

まだまだ未知の病気だったので、僕はコロナに罹ることをとても恐れていました。

 

2020年1月の時点で「人が集まる場所にはなるべく行かないこと」といった漠然とした情報は入っていたと記憶しています。

 

ニューマスターの来日公演が中止になるのでは?とも思いましたが、無事にライブは行われました。

 

当時は飛沫からうつることもわかってなかったので、マスクをしないで観に行ったのですが、幸い僕はコロナに罹りませんでした。

 

しかしその後、2020年2月上旬に観に行く予定だったチャーリー・ハンターの来日公演は中止となりました。

 

間一髪で日本でもコロナが流行る前にニューマスターのライブを観にいくことが出来たのでした。

 

その時のニューマスターのライブを最後に僕は1年半近くライブを観に行けませんでした。

 

さすがにコロナが怖かったので不要不急の外出を控えていたからです。

 

その後2021年7月18日に『origami SAI 2021 Osaka』を観に行くまで約1年半はライブを観に行くことが出来ませんでした。

 

しかし昨年の2022年からコロナ禍の状況も少し緩和されライブを観に行く機会が増えました。

 

そして2022年9月16日に約3年振りとなるニューマスターのスタジオアルバム『The Deplar Effect』がリリースされますした。

 

そして10月になると2023年2月に3年振りとなる単独来日公演が行われることが発表されました。

 

【ザ・ニュー・マスターサウンズ速報】2023年2月に3年振りとなる単独来日公演が東京と大阪で行われます!

 

2020年~2021年の約2年間はあまりライブを観に行くことも出来ず、それどころか海外旅行や美術館に行くことも出来なかったので自然とストレスも堪っていました。

 

それが2022年になり、だいぶライブを観に行くことが出来るようになって楽しさが戻ってきた気分だったのですが、ニューマスターのライブが行われることを知り、僕のテンションは上がりました!

 

「あれからもう3年かぁ~…。」と感慨深く思ったのですが、よく考えたらコロナ禍に関係なく近年のニューマスターは3年のスパンで来日公演を行っていましたね。

 

2020年の前は2017年5月にビルボード大阪公演で来日公演をしていました。

 

The New Mastersounds 2017年来日公演

 

そう考えるとニューマスターの来日公演が行われる期間に変わりはなかったんですね。

 

ただコロナ禍がとくに酷かった2020年~2021年の2年間はとても長く感じましたからね…。

 

こうやって今回も無事にニューマスターのライブを観に行くことが出来て本当に良かったです。

 

それではそのニューマスターの『ジャパン・ツアー2023』を観に行った感想を書いてみたいと思います。

 

 

ギリギリに会場に着いたけど陣取った場所が良かった!?

今回は会場にギリギリで着きました。

2023年2月9日梅田シャングリラで行われたザ・ニュー・マスターサウンズのライブレポを書いたブログ記事用の写真1枚目 「会場入り口の写真」

前回の来日公演の際は開演の15分前に着いたのでわりと時間に余裕があったのと、そろそろコロナが流行り出しそうな雰囲気があったためか?お客さんの入りも今回程多くなかった記憶です。

 

そのため僕は前列3番目のステージ近くで観ることができたのですが、今回は会場に5分前に着いたときには既に満員状態でした。

 

まだまだ入場前のコロナ対策などもあってか、入場までに少し並びました。

 

会場に入場すると既に満員状態で、前回の来日公演の時みたいに前の方に行くのは困難な状況でした。

 

仕方なく最後列で観ることとなったのですが…陣取った場所が良かったのか、ニューマスターのメンバーが登場しても普通にメンバー4人を見ることが出来ました。

 

それどころか「バンドメンバーに近すぎず遠すぎず」な距離でむしろライブを観るにはベストな状況でした。

 

この場所なら音響も割れずにバランスの良い音で聞こえていました。

 

 

2023年2月9日のライブのセットリストと感想

今回のライブのセットリストについてなのですが…

 

ライブ終わりにベースのピートが客席にセットリストを投げていました。

 

ステージ用とバックステージ用の2枚を前列で観ていた運の良い2人のお客さんがもらっていました。

 

もちろん後列にいた僕では受け取ることは出来ないので諦めていました。

 

しかしライブが終わって今回もすぐにエディー・ロバーツの使用機材の写真を撮ろうと思い、僕はステージ前列まで向かいました。

 

本来ならエディー・ロバーツの使用機材だけ写真に撮る予定だったのですが、ピートからセットリストを手渡された運の良い女性の方がたまたまステージをバックにしてそのセットリストを眺めていました。

 

僕は「すみません、そのセットリストの写真を撮らせてもらっていいですか?」と聞いてみたら、その女性はご親切にも「いいですよ。」と快く承諾してくれました。

 

おかげさまで僕はセットリストの写真を撮ることが出来ました。

 

その場でも直接お礼を言いましたが、この場を使ってもう一度お礼を言わせて下さい。

 

セットリストの写真を撮らせてくださってありがとうございました。

 

さて、そのセットリストがこちらです。

2023年2月9日梅田シャングリラで行われたザ・ニュー・マスターサウンズのライブレポを書いたブログ記事用の写真2枚目 「セットリストの写真」

このセットリストを見てみると、順番通りに予定されている15曲以外にナンバリングされていない曲が4曲が下の方に書かれていますが、全曲演奏してくれました。

 

その4曲がどの順番でどこに配置されていたかはちょっと記憶に内のですが、しかしちゃんと演奏してくれたので満足です。

 

おそらくオーディエンスの様子を見て「やるかやらないか?」と用意していた曲なのでしょうが、昨日は会場も満員で大いに盛り上がったので全曲やってくれました!

 

ちなみに1曲目からいきなり最新アルバム『The Deplar Effect』の収録曲でスタートしました。

 

アルバム1曲目と同じ”Watchu Want”ですね。

 

ニューマスターらしい「ザ・ミーターズを彷彿させる」インストのファンク曲です♪

 

そして2曲目から定番の”Coming Up Roses”→”MRG”と流れていきます。

 

“Coming Up Roses”は2003年にリリースされた2ndアルバムの『Be Yourself』に…

 

“MRG”はバンド結成10周年を記念して2009年にリリースされた6thアルバム『Ten Years On』に収録されていた曲です。

 

どちらもライブで良く演奏している定番曲になります。

 

前回の来日公演ではボーカリストのラマー・ウィリアムズJr.も一緒に来日していました。

 

その当時の最新アルバム『Shake It!』がラマー・ウィリアムズJr.のボーカルを大きくフィーチャーしていたので歌もの曲中心でライブが行われました。

 

それも悪くはなかったのですが、僕としてはゴリゴリにインストのファンク曲をやってくれるニューマスターの方が好きでした。

 

今回の来日公演ではラマー・ウィリアムズJr.が帯同していなかったので、どうなるんだろう?と思っていたのですが、従来のゴリゴリのインスト・バンドに戻ってくれていました。

 

最新アルバム『The Deplar Effect』でもラマー・ウィリアムズJr.のボーカル曲がいくつか収録されていましたからね。

 

『The Deplar Effect』ではラマー・ウィリアムズJr.のボーカルをフィーチャーしていた歌もの曲”Let Me In From The Cold”は、同じアルバムに収録されている同曲のインスト・バージョン”Georgie Famous”の方で今回のライブでは演奏してくれました。

 

ちなみにアルバム『The Deplar Effect』収録曲から演奏してくれた曲は下記の5曲になります。

 

Watchu Want
Could’ve Been So Good
Organism
Georgie Famous
Northern Lights

 

“Northern Lights”を演奏するのは今回の来日公演が初めてだったみたいです。

 

この日の大阪公演の前日となる2月8日に東京でもニューマスターはライブをやっていたのですが、その時が初めての演奏だったようです。

 

ちなみに東京公演では、”Tantalus”や”Road To Fuji Rock”に”Burnt Back”なんかもやっていたようで、大阪公演とは選曲も違っていました。

 

今回の大阪でのライブではニューマスターのメンバー自身が歌う”Fast Man”と”Take What You Need”のみが歌ありでしたが、それ以外は全てインスト曲でした。

 

まさに新旧織り交ぜたベストな選曲だったと言えます。

 

しかし新曲が過去の名曲に劣っていたり、過去の名曲が新曲と比べると古臭く感じたり…といったことがなく、新曲も過去の名曲もクオリティーの逆さに差がないのがニューマスターというバンドの凄さの1つだと言えますね。

 

5曲の新曲も全てライブ映えする名曲でした♪

 

今後のライブでもこれらの曲をやって欲しいと思います。

 

ところで”You Got It All”を演奏する前にドラムのサイモンが「初来日でもこの曲を演奏したよ!」みたいに話していたのですが…その初来日公演の場には若き頃の僕もいました!

 

エディー・ロバーツも感慨深く語っていましたが、あれは2006年のことです。

 

今から17年も前になるのですね…。

 

ニューマスターの初来日は大阪梅田にあるNOON + CAFEで行われました。

 

ファンク・バンドの大阪モノレールを前座に深夜3時から開始されました。

 

昨日この”You Got It All”を聴いた時に本当に懐かしく感じました。

 

当時はニューマスターを知ったばかりでしたからね。

 

ブルース一辺倒だった僕がジャズファンクに目覚めるきっかけでした。

 

あの時ニューマスターのライブを体験していなかったら…僕自身も趣味のギター演奏に於いて今でもブルースしか演奏していなかったんじゃないだろうか?と思います。

 

さて、話を戻しますと…ライブの内容含め完璧なセットリストでした!

 

しかし終盤に”Make Me Proud!”が始まると「そろそろ今回の来日公演も終わりそうだな…」と予想できてしまうのは少々寂しいですね。

 

一時期はこの”Make Me Proud!”がライブの締めに使われていたのですが、近年ではアンコールを省いて最後の曲の1つ前が定番となっております。

 

そして最後にニューマスターのデビュー曲でもある名曲”One Note Brown”が始まります。

 

今回もいつも通りにゆったりとしたレゲェ・アレンジで始まって、途中からテンポ・アップして一気にファスト・ファンク曲に変わります。

 

そしてアンコールは、いつもの”Nervous”です!

 

パッパラッパラ~終わりです♪

 

ちなみにこの曲はニューマスターのオリジナル曲ではなくアシッドジャズ系のNuyorican Soul(ニューヨリカン・ソウル)がオリジナルなんです。

 

この流れは定番なのですが、前日の東京公演では順番が違っていたみたいですね。

 

先に”Nervous”でをやってから”One Note Brown”に突入したみたいです。

 

そしてアンコールで”Make Me Proud!”をやっていました。

 

まぁこの3曲が大体ライブの終わりに演奏されることが多いです。

 

以上が【2023年2月9日のライブのセットリストと感想】でした。

 




 

オマケ? エディー・ロバーツの使用エフェクターが変わった!?

さて、最後に今回の来日公演でエディー・ロバーツが使用していた機材を確かめるためにライブ終わりに写真を撮りに行きました。

 

その写真がこちらです。

2023年2月9日梅田シャングリラで行われたザ・ニュー・マスターサウンズのライブレポを書いたブログ記事用の写真3枚目 「エディー・ロバーツの使用機材の写真」

あれ?

 

ワウペダルしか繋いでいない!!!!

 

前回の来日公演では、エレハモの定番リバーブ『Holy Grail』や…

 

Xoticのこれまた定番ブースターの『EPブースター』も繋いでいました。

 

しかし今回はワウペダルしか見当たりませんでした。

 

でもエディーのギター・サウンドはしっかりとリバーブが掛かったちょい歪みありのクランチ・トーンでした。

 

使用しているフェンダー・アンプ内蔵のリバーブをそのまま使っていたのかな?

 

とにかくワウペダルしか見当たりませんでした。

 

しかし2時間にも及ぶ最高なジャズファンクのライブを久しぶりに思う存分堪能できたので、大満足なライブでした!

 

観に行って良かった♪

 

そう言えばライブの中盤辺りでサイモンが、メンバーみんな別の国や地域に住んでいるので今年実際に会ったのは久しぶりだったみたいなことを話していました。

 

ニューマスターのメンバーはみんな英国出身なのですが、2011年にリリースされた7thアルバム『Breaks From The Border』を米国テキサスで録音して以来、エディー・ロバーツは米国に住むようになりました。

 

 

しかしその頃からSkype等のネットを介した無料のコミュニケーションツールが発展していましたからね。

 

遠く離れた国に居てもネット環境さえあれば気軽にビデオ通話をすることが出来ました。

 

そういう僕もコロナ禍になる5年以上も前からSkypeを使って香港の会社を通じて在宅でWEBデザインをこなしていたこともありました。

 

コロナ禍になってからテレワークが一般でも話題となりましたが、エディー・ロバーツが米国に移住した10年近く前から既にこういった遠隔でのやり取りはそんなに難しいことではなかったと思いました。

 

何にしろ今の時代だからこそ出来ることですね。

 

他に関連するお勧め記事

 

ザ・ニュー・マスターサウンズの13作目のスタジオ・アルバム『The Deplar Effect』を聴こう♪
エディー・ロバーツがギターを弾きまくったジャズ・ファンク作品『It’s About Time』を聴こう♪
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