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カテゴリー:Music

2019/01/16

本日で還暦を迎えた美しきシャーデー・アデュの最高傑作『Love Deluxe』聴こう♪

アダルト・コンテンポラリーの名盤にしてシャーデーの1992年の最高傑作『Love Deluxe』を聴こう♪

還暦を迎えた才能と美貌を兼ね備えたシャーデー・アデュ!

本日2019年1月16日は、シャーデーの女性ボーカリストであるシャーデー・アデュの誕生日です。

 

なんと!還暦を迎えたようです。

 

その美貌だけでなく、ハスキーでスモーキーな歌声はスムーズジャズやアダルト・コンテンポラリーの発展に大きく貢献した歌手です。

 

僕も彼女の決して大声を出さない「大人」の女性の落ち着いた歌い方がとても好きです。

 

また美しい見た目にも華があり、ステージで彼女が踊りながら歌う姿は、もはや芸術の域です!

 

そんなシャーデー・アデュが1984年のデビューから長年在籍するバンドが「シャーデー」です。

 

どうしてもフロントマン(フロントウーマン?)のシャーデー・アデュばかり目立ちますが……「シャーデー」とはイギリス出身のバンドなんです。

 

本名「ヘレン・フォラシャーデー・アデュ」を省略して「シャーデー・アデュ」という名前で彼女は活動しているのですが、その名前からバンド名の「シャーデー」が付けられています。

 

バンド名に名前が付けられているのは、まるでエディ・ヴァンヘイレンとアレックス・ヴァン・ヘイレンの「ヴァン・ヘイレン」や、ジョン・ボンジョビの「ボンジョビ」、クリス・インペリテリの「インペリテリ」のような感じですかね。

 

さて、そんな「シャーデー」は、シャーデー・アデュの他に、ギターとサックスを演奏するスチュアート・マシューマン、ベーシストのポール・デンマン、キーボードのアンドリュー・ヘイルから成ります。

 

このメンバーに、ライヴなどでは多くのサポートメンバーが参加して大所帯で演奏することになります。

 

 

名盤ばかりだけれども……寡作なシャーデー

ところで、1984年の『Diamond Life』から現時点での最新作に当たる2010年の『Soldier of Love』までにオリジナル・アルバムはたったの6枚しかリリースしていません。

 

30年以上の長いキャリアを誇るバンドですが、とても寡作です。

 

2010年の『Soldier of Love』から、早いものでもう9年が経ちますからね……。

 

2000年代に入ってからは、特にリリースのペースが落ちていて、「10年に1枚」ペースになりつつあります……。

 

アデュが還暦を迎える今年こそ、久しぶりに新譜をリリースしてもらいたいところですが……どうなることでしょうか。

 

さて、そんな寡作なシャーデーというバンドは、作品数の少なさを補うかのように、どのアルバムもクォリティーが高いものばかりです!

 

まぁよくも悪くも、AC/DCのように「毎回似たような作品」……と感じなくはないのですが、それも「このバンドの魅力」として成り立っていると思います。
(※もちろん全く変化していないわけではないです!大幅に音楽性を変えたりせずに、ファンの期待に応えるようなバンドの良さを残したまま少しずつ変化していっていると思います。)

 

目立った駄作はないので、どの作品からでも安心して入門できるバンドだと言えます。

 

そんなシャーデーにも、やはり飛びぬけた歴史的名盤が存在します!

 

それが今回ご紹介したい1992年にリリースされた『Love Deluxe』です。

 

 

 

Sade – 『Love Deluxe』

01.No Ordinary Love
02.Feel No Pain
03.I Couldn’t Love You More
04.Like A Tattoo
05.Kiss Of Life
06.Cherish The Day
07.Pearls
08.Bullet Proof Soul
09.Mermaid

 

 

アルバムの内容

上半身裸の妖艶なアデュの写真が印象的な作品です。

 

もしかしたら作品を聴いたことなくっても、このジャケット写真を見たことあるな~?って方もいらっしゃるかと思います。

 

僕もそういった感じでした。

 

僕は子供の頃から漫画の『ジョジョの奇妙な冒険』が好きだったので、洋楽を聴き始めた中学生の頃に当時プリンスの最新作だった『Gold Experience』なんかでジョジョのスタンド名にバンド名やアルバム名が使われているのに気づきました。

 

もちろんこのシャーデーの『Love Deluxe』でも『ジョジョの奇妙な冒険』第四部の山岸由花子のスタンド名になっていたので気づきました。

 

当時は音楽雑誌の名盤シリーズにこの『Love Deluxe』の妖艶なジャケットがよく掲載されていました。

 

しかし当時の僕は、ギターの音がバカでかいハード・ロックやメタルの方が好きだったのでシャーデーを聴くのはだいぶ後になってからでした……。

 

「聴いたことはないけれども、アルバムのジャケットデザインは印象に残っている作品」がこのアルバムでした。

 

その後、ジャズやブルースなど様々な音楽を聴いて、ディアンジェロやアンジー・ストーンなんかのネオ・ソウルにはまっていた頃にシャーデーに気づきました。

 

ネオ・ソウル系のクールな音作りに通じるものをシャーデーに感じました。

 

もちろんシャーデーの方が影響を与えている側なのですが、僕はネオ・ソウルやアシッド・ジャズ系から流れてきて後追いでシャーデーを聴くに至りました。

 

そしてジョジョの山岸由花子のスタンド名でもあるこの『Love Deluxe』を聴いてみて……一発でハマりました!

 

1曲目の”No Ordinary Love”から落ち着いたクールなトーンでアルバムが始まります。

 

バックの演奏陣の音数も少なく、アデュのボーカルも決してシャウトしたりしません。

 

まさに「大人の世界」の雰囲気が漂っています。

 

アデュの歌声からはセクシーだけれどもエロくない、下品ではない気高さが感じられます。

 

静かに気品のある歌声で歌うアデュのバックには、どことなくデファンクトを思わせるようなトーンで歪んだギターの音が鳴っています。

 

しかし決してボーカルの邪魔をしないギターの音は、世紀末へと向かう1990年代の退廃なムードを感じさせます。

 

ちなみにMVは人魚のコスプレをしたアデュが見所です。(笑)

 

2曲目の”Feel No Pain”は、独特な歌メロを持った曲です。

 

オフビートを強調したドラムのビートが、その後登場するディアンジェロを予想しているかのようです。

 

3曲目の”I Couldn’t Love You More”は、大人しくなったブラン・ニュー・ヘヴィーズといった感じのピアノの音色が印象的です。

 

4曲目”Like A Tattoo”は、美しいアコースティック・ギターがアンビエント音楽のように聴こえる静かな曲です。

 

そして5曲目”Kiss Of Life”は、大ヒットしたシャーデーを代表する名曲のひとつです!

 

僕はこの曲が一番好きです♪

 

公式のMVも素晴らしいのですが、2002年にリリースされたライヴ盤『Lovers Live』に収録されているバージョンが大好きです♪

 

 

オーディエンスが「この曲を待ってました!」とばかりに立ち上がって踊りだすのも良いシーンです♪

 

アデュの歌だけでなくスチュアートのサックスソロもオシャレです♪

 

この時のライヴはDVDで『シャーデー: ラヴァーズ・ライヴ』というタイトルで映像作品化もされていますので、ぜひフルで視聴してみてください。

 

 

名曲”Kiss Of Life”に続く6曲目”Cherish The Day”もシャーデーを代表する名曲です!

 

スチュアートの弾く少し不安定で不気味な印象のイントロのギター、アンビエント音楽のような周囲を漂うシンセサイザーの音、一定のリズムのドラムのビート……と、そしてアデュの1文1文を区切りながら歌うスモーキーなボーカルが堪りません!

 

この曲も先の『シャーデー: ラヴァーズ・ライヴ』の時のライヴ演奏が最高です♪

 

この時のライヴでは、いきなり1曲目にこの名曲”Cherish The Day”が演奏されていたようです。

 

まさにシャーデーというバンドの全てを1曲で表したような名曲だと思います。

 

ちなみにMVでは、雰囲気のあるモノクロ映像で、ニューヨークの摩天楼を背にギター片手に歌いながら踊るアデュが見所です。

 

そしてアルバムの方は7曲目”Pearls”、8曲目”Bullet Proof Soul”、9曲目”Mermaid”と最後までクールな雰囲気の曲が続きます。

 

 

 

Ryo@Dixiefunk Lab.の白アイコン
Ryo
おすすめ曲は、#1 #2 #3 #5 #6

 


 

 

以上、【シャーデーの1992年の最高傑作『Love Deluxe』】のご紹介でした。

 

今年こそ久しぶりに活動を行ってもらいたいところですね。

 

ニューアルバムを出して、来日公演までしてくれたら言うことありません。

 

還暦を過ぎても美しいシャーデー・アデュの姿を見せて欲しいところです♪

 

 

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