カテゴリー:Music

2010/02/01

グラント・グリーンとも共演経験のあるリューベン・ウィルソンの『オルガン・ブルース』

リューベン・ウィルソンのオルガンでブルース♪

 

アルバムタイトル通りにオルガン・ジャズで主にブルージーなの曲を取り上げた好盤です。

リューベン・ウィルソンの『オルガン・ブルース』

Reuben Wilson  – 『Organ Blues』

1. Blues For McDuff
2. Please Send Me Someone To Love
3. Old Time Shuffle Blues
4. Back At The Chicken Shack
5. Honey Dripper
6. After hours
7. Willow Weep For Me
8. Nobody Knows You When You’re Down & Out

 

Reuben Wilson (org)
Bernard “Pretty” Purdie (ds)
Grant Green Jr. (g)
Melvin Butler (ts)

 

 

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グラント・グリーンJr.が参加

リューベン・ウィルソンは、若い頃にBN(ブルーノート・レーベル)で録音した際に、ギタリストのグラント・グリーンが参加していたアルバムもあったのですが、これはそのグリーンの息子が参加したアルバムになります。

 

この他にもリューベンのアルバムにグラントJr.が参加していることが多いです。

(代わりにメルヴィン・スパークスが参加することもあります。)

 

リューベン・ウィルソンの2002年の作品

#1は、リューベンが名オルガン奏者ジャック・マクダフに捧げたオリジナル曲で渋いオルガンでのジャズブルースです。

 

グラントJr.は、父親と違いファンキーなコンピングをすることが多いのですが、このアルバムでは全編を通して基本的なジャズブルースのコンピングをしています。(ルート、3rd、7thのトライアドでスウィングするような感じ。)

 

もちろんギターソロでは父親譲りのシングルノートで歌心溢れるメロディアスなラインを弾いています。

 

またファットバックなパーディーのドラムも本盤の聴き所です!

 

決して重くなり過ぎないけれどもコシのあるドラミングによって「渋いけれども古臭くない」リズムで現代風なジャズブルースを演じています。

 

またこのメンバーの中では一番知名度こそ低いけれどもテナーサックスのメルヴィン・バトラーについては、アルバムのライナーにリューベン自身が「彼のスウィートでウォームなサウンドに感謝する」と述べているように、まるでハンク・クロフォードやデイヴィッド・ニューマンの様な
温かみのあるトーンが特長的です。

 

リューベンの弾くベースラインもまるで別にベーシストがいるかの様な安定したリズム感で聴いていて違和感を感じさせません。

 

また全8曲のうちほとんどの曲が有名曲なのでとても聴きやすいのも印象的です。

 

#2は、パーシー・メイフィールドの名曲
#4は、ジミー・スミスの定番曲
#5は、ジャック・マクダフのプレスティッジの同名アルバム収録曲。

 

ちなみにマクダフのver.には、グラント・グリーンが参加していました。

 

グラントJr.は、骨太なトーンで弾いていた父親とは違いスマートなソロを弾いています。

 

これはリューベンにも言えることで、マクダフと違いかなりスムースに弾いています。

 

またドラムにしても無骨なベン・ディクソンに対して、ファンキーにシンコペートしたパーディーの叩き方の方がより現代風で聴きやすい♪
(ディクソンのヤクザ〜なドラムもまた味があっていいのですが…。)

 

#6は、アースキン・ホーキンス・オーケストラの為にエイヴリー・パリッシュが書いた曲で、その曲名の通りにアフターアワーな肩の力の抜けた、しかし決してダルくはならないリラックスした雰囲気の曲です。

 

個人的には渋くって好きな曲調♪

 

#7は、「柳よ泣いておくれ」の邦題で有名な、言わずと知れた名スタンダード曲です。

 

ビリー・ホリデイの名唱で知られます。

 

この曲はグラント・グリーンもベイビー・フェイス・ウィレットのアルバムでやっていましたね。

 

メルヴィンのテナーがあのテーマ部分のメロディーを甘い音色で吹きます♪

 

最後の#8は、ビリー・コックス作の名曲で「誰も知らない」や「嫌われ者」の邦題で知られています。

 

ベッシー・スミスが歌っているのが有名ですね。

 

その他にもオーティス・レディングやニーナ・シモンなどが取り上げています。

  

終わりに……

テクニカルなプレイやトリッキーなプレイなどは皆無でむしろ一音一音に心をこめて、しっかりと歌ったメロディーを奏でることをメンバー全員が心がけている感じがします。

 

アルバム全体を通して寛いだ感じのジャムセッションを聴いているようでとても楽しいアルバムだと思う♪

 

 

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