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2017/11/15

近年のニューオーリンズ・ファンクバンドでおすすめなのはダンプスタファンク!

2000年代以降のお勧めの新世代ニューオーリンズ・ファンクバンド『ダンプスタファンク』のご紹介です。

ダンプスタファンクを知ったきっかけは?

実はこのバンドを知ったきっかけはブートレッグ(ボソッ)からなんです。

 

かれこれもう10年近くも前の話なんですが…

 

それも2007年ぐらいにまだ1stミニアルバムをリリースするかしないかぐらいの時期に、2006年にイヴァン・ネヴィルが出演していたブートレッグ(ボソッ)を聴いたのがきっかけでした。

 

その時に聴いたファンキーな曲の”Gasman Chronicles”がとても気に入り、ブートレッグ(ボソッ)だけでなく公式アルバムも買うことにしました。

 

 

Dumpstaphunk(ダンプスタファンク)とは?

 

ザッとですがメンバーをご紹介します。

 

元はと言えばアーロン・ネヴィルの息子イヴァン・ネヴィル(vo,key)が2006年辺りに始めたバンドです。

 

その他のメンバーは、ギタリストにアート・ネヴィルの息子のイアン・ネヴィルとベーシストは元ネヴィル・ブラザーズ出身のトニー・ホールとニック・ダニエルズのツインベースです。

 

ツインベース形態ですがそれぞれ他の役割もあって、イアン・ネヴィルが派手なギターソロを弾けないのでジミヘン風の派手なギターソロを弾く曲の時はなぜかトニー・ホールが白のストラトでソロを弾きます。

 

またイヴァン・ネヴィルのボーカルがとってもイマイチなので…トニー・ホールとニック・ダニエルズも歌います。その2人の方が歌も上手いです。

 

ドラムはよくメンバーが入れ替わっていてもう3人目です。

 

…という感じです。

 

 

ダンプスタファンクの3枚の公式アルバム

 

 

1stミニアルバム『Listen Hear』(2007)
のミニアルバムは、5曲入りで少しロックな感じの曲が多いです。ギターも歪んでいてジミヘン風です。ファンカデリック風のファンク・ロックって感じですね。その後の2枚のアルバムとは印象が違いますので、このアルバムがDumpstaphunkの音楽性を全て示しているか?ってなると違うような気がしますが、少ない収録曲数でサクッと爽快なファンクを聴きたい時にお勧めです。

 

 

1stフルアルバム『Everybody Want Sum』(2010)
ちらが初のフルアルバムです。曲数も12曲と通常の収録曲数で、バラエティに富んだ楽曲が多いのでまずはDumpstaphunkの音楽性を知るにはこの1枚から聴き始めると良いんじゃないかな?って思います。2曲目に収録されている”Deeper”でのニック・ダニエルズのブラックフィーリング溢れる歌が聴けます。またこのアルバムにインストの名曲”Gasman Chronicles”が収録されています。7曲目の”Standin’ In Your Stuff”は、ミーターズのドラムのジガブーがソロで演奏していた曲でもあります。まず初めの1枚はこのアルバムからが最適なんじゃないかな~?って思います。

 

 

2ndフルアルバム『Dirty Word』(2013)
のところ最新作の2ndフルアルバムです。アーニー・ディフランコやレッチリのフリーにサックス奏者のスケーリックなど多彩なゲストが参加している豪華なアルバムです。収録曲も前2作よりも更にバラエティーに富んでいて、それが逆に散漫なイメージを与えてしまってもいます。ジョン・リー・フッカーのブギみたいな8曲目の”Blueswave”もあればどことなくEW&Fの”Thats the Way of the World”ぽいバラード曲の”They Don’t Care”もあります。ただしこの曲を歌うイヴァン・ネヴィルの歌唱力は……イマイチです。(笑)ちなみにこのアルバムでは1曲目の”Dancin’ To The Truth”のPVも制作されています。おそらくこれがこのバンドにとって初のPVなんじゃなかったかな?と思います。

 

以上が現時点で発売されているDunmpstaphunkの公式アルバム3枚でした。

 

ちなみに作品をリリースするペースは遅いですが、2006年より毎年ニューオーリンズ・ジャズ&ヘリテッジ・フェスティバルに出演していたりアメリカ本国ではライヴ活動を盛んに行っているみたいです。

 

CD-Rでのリリースですが、ジャズフェスのアルバムもAmazonなどで購入できます。

 

中には全編レッド・ツェッペリンの楽曲をカヴァーしたライヴアルバムなんてのもあったりします!

 

 

更にご興味ある方はぜひ下記のリンクからチョイスしてみて下さい。

 

 

最後に…

Dunmpstaphunkはまだまだ日本では知名度が低いのかな?って思ったりもしますが、すごくかっこいいファンクバンドなので少しでも聴く人が増えて欲しいです。

 

もしこの記事を読んでDunmpstaphunkを気に入って頂けたら嬉しいです。

 

 

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