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カテゴリー:Music

2020/12/30

2020年度買って良かったおすすめのCD20選

2020年に購入したCDアルバムで特に素晴らしかったと思う作品を20枚選んでご紹介したブログ記事のタイトル画像です。

2020年に購入したCDアルバムで特に素晴らしかったと思う作品を20枚選んでご紹介します。

近年流行のネクスト・ネオソウル系やLo-fiヒップホップ(チルホップ)にフューチャージャズ系を中心に選びました。

今年も残り1日と少しとなりました。

 

そこで今年最後のブログ記事は、2020年という激動の年に僕が聴いた素晴らしい音楽をまとめておすすめする内容にしました。

 

2020年という年は、コロナ禍で世界中が大変な年ではありましたが、僕は相変わらず音楽ばかり聴いていました。

 

そこで2020年に僕が購入したCDアルバムで特に素晴らしかったと思う作品を20枚選んでみました。

 

僕が2020年に聴いた素晴らしい音楽をこのブログ記事でおすすめしたいと思います。

 

しかしここで選んだ作品は必ずしも「2020年に発売されたアルバム」と言うことではありません。

 

個人的に色々と事情がありまして…2019年にあまりCDを買えなかったので昨年リリースの作品を今年になってようやく買った…というものも多く含まれています。

 

単に僕が「今年になって聴いてみたら凄く良かった!」ということです。

 

リスト中には古いモノで2016年発売のアルバムなんかも含まれています

 

基本的に近年流行のネクスト・ネオソウル系やLo-fiヒップホップ(チルホップ)にフューチャージャズ系が中心となります。

 

なので10年以上前の作品は選んでいません。

 

僕は古き良き時代のジャズやブルースが大好きなのですが、しかし常に最新の音楽も聴くようにしています。

 

音楽の好き嫌いを時代で括るのはもったいないかな…と。

 

新しい音楽も素晴らしいものがたくさんありますからね。

 

それでは軽く解説を付けて各アルバムをご紹介していきたいと思います。

 

(順不同です。)

 

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個人的にお勧めする2020年に買ったアルバム20選

01.V.A. – 『LO-FI HIP HOP, SOUL FROM ORIGAMI PRODUCTIONS -PRAY FOR AUSTRALIA-』

まずはこのオムニバス盤を…。

 

origami PRODUCTIONSからリリースされている『laidbook』シリーズに収録されていたLo-fiヒップホップ系の楽曲を集めたオムニバス盤です。

 

僕の中では今年を代表するアルバムとなりました。

 

というのも、本作収録の関口シンゴさんによる1曲目”North Wing”を11月の発表会で演奏したからです。

 

実際に自分でも演奏したことで思い入れの深い曲となりました。

 

僕に取っては初めてステージで演奏したネオソウル曲となったからです。(2019年まではジャズファンクを中心に演奏していました。)

 

ちなみにアルバムの最後に収録されている”Resurrection”は、ラッパーのコモンが94年にリリースした2ndアルバム『Resurrection』の1曲目に収録されていた楽曲のインストカヴァーver.です。

 

最近の若手ネオソウル系ミュージシャンもよくこの曲をカヴァーしていたりして近年のLo-fiヒップホップ・クラシックのようになっているみたいですが、実はこの曲のピアノのリフはアーマッド・ジャマルの『The Awakening』に収録されている”Dolphin Dance”のアドリヴソロで一瞬弾いたフレーズをサンプリングしたものです。

 

半世紀近く前のメロディーが最新のブロークン・ビートに乗って「蘇る(レザリクション)」…まさにタイトル通りの曲ですね。

02.V.A. – 『Chillhop Radio Vol2 Beats to Relax to』

タワレコ限定で発売された流行のLo-fiヒップホップ(チルホップ)曲を集めたコンピレーションの第二弾です。

 

YouTubeをきっかけに火が付いたこのジャンルは、まさにテレワーク時代のBGMとしても最適ですね♪

 

このアライグマのかわいいイラストをYouTubeで見かけた人も多いのじゃないかな?…と。

 

基本的に僕はJディラやヌジャベスを始祖とするクールなヒップホップビートが大好きなのですが、このジャンルこそ僕の求めていた音楽性なんだなって再確認できたアルバムです。

 

ヒップホップはヒップホップでも、過激なギャングスタものよりもこういったメロディアスで落ち着いた曲の方が好きです。

 

本作1曲目に収録されているノースピリットの”Careless”は、まさに僕の好きなメロディアスなチルホップでした。

 

ディレイを聴かせた美しいギターの音色が堪りません♪
今年の通勤中に最も聴いた曲です。爽やかな曲調は朝一番に聴くのに適しています。

 

ちなみにこのアルバムをきっかけにノースピリットの単体作品をデジタル音源で3種も買っちゃいました…。(デジタル音源なので今回のチョイス外となります。)

 

完全にハマってます。

03.Tom Misch & Yussef Dayes – 『What Kinda Music』

2020年度最もかっこいいアルバムです!

 

近年のネオソウルブームを牽引するトム・ミッシュと新進気鋭のUKジャズ・ドラマーのユセフ・デイズが共作したアルバムです。

 

はっきり言って2020年度の最高傑作はこのアルバムでしょう!

 

ユセフ・デイズが叩き出す最新のドラムビートにトム・ミッシュの抜群のハーモニーセンスを合わせた完璧な作品です。

 

7曲目”Lift Off”と10曲目”Kyiv”のインスト曲はピノ・パラディーノの息子ロッコ・パラディーノも参加しています。

 

ぜひYouTubeでトム・ミッシュ&ユセフ・デイズ+ロッコ・パラディーノという現代を代表する最強のトリオ演奏を映像で確認しましょう!

 

個人的にはトム・ミッシュのギターソロが最高です♪

 

この人は本当に”センスの塊”ですね。

04.FKJ – 『Ylang Ylang』

英国のトム・ミッシュに対する仏国のFKJも今年もオシャレな作品を投下してくれました。

 

ビート職人のトム・ミッシュに対してFKJの方はアンビエントな雰囲気漂うメロディーメイカーのように感じます。

 

特に3曲目のタイトル曲”YLANG YLANG”の美しいピアノのメロディーが堪りません♪

 

05.Kiefer – 『Superbloom』

ピアノ作品と言えばこちらも…。

 

YouTubeで見れる8ビットなPVが印象的なジャズピアニスト兼ビートメイカーのキーファーの最新作です。

 

本作には一切ギターが出てきませんが、僕は何もギターだけが好きな訳ではありません。

 

オシャレなビートがあれば何でも聴きます!なのでキーファーの作品もずっと追っかけてます。

 

この作品も通勤中によく聴きました。とにかくオシャレです♪

06.Loyle Carner – 『Not Waving, But Drowning』

いまやUKを代表するMCへと成長を遂げたラッパーのロイル・カーナーの作品です。

 

盟友トム・ミッシュやジョーダン・ラカイなど今を時めくネクスト・ネオソウル世代のミュージシャンも参加した魅力溢れる作品です。

 

抑揚を押さえたクールなラップが心地良い楽曲ばかり収録されています。

 

オシャレなカフェで聴きたくなる作品ですね♪

 

目玉となるのはやはり2曲目のトム・ミッシュ参加曲”Angel”です。

 

このチルな感じが2020年代の最新の音楽ですね。

07.Barney Artist – 『Home Is Where The Art Is』

こちらもUKを代表する新進気鋭のラッパーのバーニー・アーティストの作品です。

 

本作にもトム・ミッシュやジョーダン・ラカイが参加しています。

 

それだけでも「買い!」なアルバムなのですが、ロイル・カーナーとはまた違ったスタイルのヒップなサウンドが魅力的です。

 

8曲目”Lullaby”と日本盤ボーナストラックの15曲目”Stay Close”にトム・ミッシュが参加しています。

 

トム・ミッシュは歌だけでなくトレモロエフェクターを使ったギターも弾いていたりします。

08.Richard Spaven – 『Real Time』

近年はUKジャズの勢いが凄いのですが、こちらもUKジャズにネオソウルをミックスした音楽性を得意とする新世代のジャズ・ドラマーのリチャード・スペイヴンの作品です。

 

2年前の作品ですが、今年よく聴いたアルバムです。

 

リチャード・スペイヴンの作品にはジョーダン・ラカイがよく参加しているのですが、本作では4曲も参加していてまるでジョーダン・ラカイのアルバムかな?と勘違いしてしまいそうにもなります。

 

僕はギター弾きですが、実はカーリー・リギンズにソーリードラマーやマイエレ・マンザンザのようなドラマーが作った作品が大好きだったりします♪

09.Dday One – 『Gathered Between』

今回のチョイスで最も古いアルバムになるのですが…ビート職人ディーデイ・ワンの2016年の作品です。

 

今年になるまで知りませんでした…。

 

しかし僕の好きなビート音楽を作り出すディーデイ・ワンには一発でハマりました!

 

ビートこそヒップで新しいのですが、ウッドベースの音を取り入れていたり意外とオーガニックなサウンドが魅力的です。

 

どうやら僕はこういったブロークン・ビートが大好きみたいで本作も通勤中によく聴きました。

10.Neue Grafik Ensemble – 『Foulden Road [EP]』

タワレコで見かけて即購入したニュー・グラフィック・アンサンブルのヒップな作品です。

 

今風なイラストのジャケが好きなのと、試聴して即ハマったブロークン・ビートが堪りません。

 

こちらもUKジャズを代表するアーティストです。

 

ロバート・グラスパーが牽引するフューチャー・ジャズに最新のブロークン・ビートが融合した新しいサウンドは、まさにこれからの時代にあった最新の音楽性ですね。

 

30年近く前にブランフォード・マルサリスがバックショット・ルフォンクで提示したジャジー・ヒップホップの進化形のように感じられます。

 

新しいジャズの形がここにあります。

11.Nohidea – 『Everything Will Be Ok.』

LAを拠点とするカナダ出身のプロデューサー兼ビートメイカーのnohideaの2020年最新作です。

 

テープのよれたようなノイズをわざと取り入れた哀愁漂うメロウなヒップホップが特徴的です。

 

J・ディラやヌジャベス好きなら必ず好きになるLo-fiヒップホップの新時代を牽引するアルバムですね。

12.Pete Rock & The Soul Brothers – 『PeteStrumentals 3』

ついこないだリリースされたばかりのピート・ロックの最新作です。

 

インスト・ヒップホップの名盤『ピーストルメンタルズ』シリーズの第三弾です。

 

本作はサンプリングなしのガチンコによるバンド演奏を収録した意欲作でもあります。

 

ベースにはプリンスのバックバンドで演奏していた凄腕モノ・ネオンが参加していたりとバンドマンにもお勧めのアルバムです。

 

相変わらずワウギター好きの僕は2曲目の”Told Y’all”が大好きだったりします♪

 

年末に発売されたアルバムなので今回のチョイスの中では聴いている回数が少ない作品なのですが…先週はこの作品ばかり聴いていました。

 

13.J. Lamotta Suzume – 『Brand New Choice』

ここからは僕の好きな女性シンガーの歌モノ作品が続きます。

 

まずは僕が今最もハマっている女性シンガーのJ・ラモッタ・すずめによる2020年最新作です。

 

J・ディラのビートに魅せられてエリカ・バドゥから影響を受けたJ・ラモッタを僕が好きになるのは至極当然の成り行きなのですが、本作は過去の作品より更に彼女自身のオリジナリティーが感じられます。

 

彼女の今どきな見た目だけでなくアンビエントな要素も交えたサウンド作りはまさに「今風」ですね。

 

1曲目に収録されている”Hope So”のPVは、YouTubeで繰り返し何度も観ました。

 

今一番生でライヴを観たいミュージシャンです。

 

本作でギターを弾いているエルダー・ツァリコフのジャジーなソロが素晴らしいのです。

 

ジョージ・ハリスンやチャーリー・ハンターのようなレスリースピーカー系のコーラスサウンドのギターは、今の時代の音楽にもあいますね。

14.Nao Yoshioka – 『Undeniable』

お次は日本が誇るネクスト・ネオソウル世代の歌姫ナオ・ヨシオカさんの最新作です。

 

こういった表現が正しいのか難しいところですが…良い意味で日本人離れしたセンスの持ち主ですね。

 

英語の発音がどうしても日本人らしさを感じさせますが、バックのサウンドはまさしく欧米で流行の最新のネクスト・ネオソウル系です。

 

こういった音楽こそ日本のヒットチャートの上位に入って欲しいものです…。

 

どの曲も素晴らしいのですが、特に10曲目の”Loyalty”は曲の良さだけでなくタイポグラフィーを上手く使ったPVも必見です!

 

15.Moonchild – 『Little Ghost』

ロバート・グラスパーや菊地成孔さんも絶賛する今を時めくネオソウル・バンドのムーンチャイルドの最新作です。

 

相変わらずこのバンドも外れが全くありませんね。

 

良くも悪くも過去作から続くチルなサウンドに代わり映えはありませんが、しかしファンを裏切らない期待通りのサウンドがこのバンドの魅力だと思います。

 

16.Elle Varner – 『Ellevation』

新世代のアリシア・キーズとも称されるエル・ヴァーナーのサード・アルバムです。

 

アリシア程ポップではありませんが、彼女もネクスト・ネオソウル時代を代表する女性シンガーです。

 

どちらかって言うとジル・スコット系のよりR&B色が濃い音楽性です。

 

17.Jaz Karis – 『JAZ KARIS』

ジョルジャ・スミスに続くUKソウルの新鋭ジャズ・カリスのデビュー作です。

 

ゴスペルライクな1曲目のイントロが終わるとジャジーなドラムのイントロで始まる2曲目”Want”からネクスト・ネオソウルな曲調が展開していきます。

 

ギターやエレピだけをバックに静かに歌い上げる楽曲も多く収録されている落ち着いた作品です。

 

ちなみに10曲目にダニエル・シーザーの代表曲”Get You”のカヴァーが収録されています。

 

旧ネオソウル時代の代表曲がディアンジェロの”Brown Sugar”だとすると、この”Get You”はネクスト・ネオソウル時代の代表曲だと言えますね。

 

18.Nai Br.XX – 『Wasted Callaway』

ネクスト・ネオソウル時代のニューカマー、ネイ・ブリックスのデビュー作です。

 

デジタルでアンビエントな新しい音作りが彼女の特徴だったりします。

 

エラ・メイやオリヴィア・ネルソンを彷彿させる今時な作品です。

 

他のネクスト・ネオソウル世代の歌姫の作品よりも、より一層アンビエントな深い音作りが彼女の特徴だったりします。

 

おすすめは5曲目の”Everclear”です。

 

洗練されたビートに古き良き時代のソウルミュージックが混じったようなハイブリッドな曲調がクセになります♪

19.Nanna.B – 『Solen』

少しマニアックな女性シンガーを…

 

デンマーク出身のナナビーもネクスト・ネオソウル世代の歌姫です。

 

アンビエント系の広がりのあるサウンドにアンニュイな雰囲気のボーカルが印象的です。

 

こういったネオソウル系のビート音楽には、意外と彼女のような美しい歌声が合うんですね。

 

昔ながらの喉がはち切れんばかりにシャウトするR&Bシンガーよりも、今の時代は美声の女性シンガーが流行ですね。

 

ムーンチャイルドがお好きな方はこちらのナナビーもぜひ♪

20.Tiana Khasi – 『Meghalaya』

最後にご紹介するのはオーストラリアの女性シンガー、ティアナ・カーシのデビュー作です。

 

タワレコで見かけて「ジャズ的なシンコペーションを駆使した…」というコピーが気になって2曲目の”THEY CALL ME”を試聴して即買いしました。

 

この曲だけでなく3曲目の”GEORGIA’S TRACK”やデビューシングルの5曲目”NUKETOWN”など、「今風」な楽曲が魅力的です。

 

こちらもムーンチャイルドがお好きな方におすすめです。

 

以上が僕の選ぶ【2020年度買って良かったおすすめのCD20選】でした。

 

自分で選んでおいてなんですが…とってもセンスの良いチョイスが出来たんじゃないかな?と思っています。

 

ぜひ気になる作品をこのリストから選んで聴いてみて下さい。

 

 

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