
2018/02/28
本当にジョージ・ベンソンが参加している?レアグルーヴおすすめの名盤『Harlem Underground』を聴こう!
Harlem Underground Band – 『Harlem Underground』
“Smokin’ Cheeba Cheeba”収録のRare Grooveマストアイテム!
この作品はHip-Hopのサンプリングネタとしても有名な”Smokin’ Cheeba Cheeba”というダンサンブルなファンクナンバーが聴き所のレア・グルーヴ系のファンキーな作品です。
クラブ受けの良さそうな曲です♪
このアルバムのジャケットにも記載があるように…
あのジャズギタリストのジョージ・ベンソンが参加しているのが一番の話題になります。
ジャケットの裏にもベンソンの写真が載せられていますね。
ただギタープレイがベンソンっぽく聴こえないところに、「本当にベンソンが参加しているの?」となる点だと思います。
そこで僕なりに検証してみました。
やはりジョージ・ベンソンは参加していると思います!
まず1曲目の”Smokin’ Cheeba Cheeba”なんですが、ベンソンの多重録音でギターが重なっています。
LチャンネルもRチャンネルもベンソンのリズムギターだと思います。
ファンク系のギタリストなら、こういった曲の場合1~3弦中心の高音のコード弾きをすると思います。
しかしこのリズムギターは3~5弦辺りが中心です。
その点からジャズギタリストだと思います。
またベンソンのギターだと思う点に、曲の終盤のギターソロがあります。
エコーこそかけられていますが、ブルース・スケール中心のフレージングがベンソンぽいです。
またトリルで盛り上げていくフレージングもベンソンぽいです。
2曲目の”Fed Up”は、以前、どこぞの雑誌で「ベンソンが弾かなそうなブルースっぽいギターのフレージングに歪ませたギターがベンソンっぽくない!」と書かれていましたが、それもそのはず…そのギターはベンソンの他にクレジットされている恐らくスターリング・マッギーなる人物のプレイなのでは?と思います。
Lチャンネルがベンソンで、Rチャンネルのブルースギターはスターリング・マッギーなる人物なのでは?と思います。
3曲目と4曲目に関してはクレジットも記載されていませんので、これはベンソンではないでしょう。
…というわけで、1曲目と2曲目(同じ曲の5曲目も)にはクレジット通りにベンソンが参加していると思いました。
以上、ベンソンが参加しているのかどうか?の検証でした。
レア・グルーヴ系の作品としては必聴の作品となっておりますので、まだ未聴の方はぜひ聴いてみて下さい!
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