カテゴリー:Music

2019/02/12

エリック・クラプトンも参加したデラニー&ボニーの1969年 伝説の欧州ツアーを収録したライヴ盤!

エリック・クラプトンも参加したデラニー&ボニーの伝説のヨーロッパ・ツアーを聴こう♪

演奏内容も最高で参加メンバーも豪華なライヴ盤!

今回ご紹介するのは、エリック・クラプトンがクリーム解散後にジンジャー・ベイカーとスティーヴ・ウィンウッドらと共に結成したスーパー・グループのブラインド・フェイスのツアー中に知り合ったデラニー&ボニーの夫婦デュオのライヴ盤です。

 

この夫婦デュオと意気投合したクラプトンは、フラインド・フェイス解散後に一時的に彼らのツアーギタリストとしてヨーロッパ・ツアーに帯同します。

 

その時の1969年欧州ツアーの模様を収録したライヴ盤が1970年に『On Tour with Eric Clapton』というタイトルで作品化されています。

 

もちろん一番の聴きどころはクラプトンのギター演奏なのですが、デラニー&ボニーの演奏曲はどれも素晴らしいので必聴です!

 

 

 

 

Delaney & Bonnie & Friends – 『On Tour with Eric Clapton』

01.Things Get Better
02.Poor Elijah – Tribute to Johnson [Medley]
03.Only You Know and I Know
04.I Don’t Want to Discuss It
05.That’s What My Man Is For
06.Where There’s a Will There’s a Way
07.Comin’ Home
08.Little Richard Medley: Tutti-Frutti/The Girl Can’t Help It/Long Tall Sally

 

Personnel:
Delaney Bramlett – Rhythm Guitar, Vocals
Bonnie Bramlett, Rita Coolidge – Vocals
Eric Clapton – Lead Guitar
Dave Mason – Guitar
Bobby Whitlock – Organ, Vocals
Carl Radle – Bass
Jim Gordon – Drums
Bobby Keys – Saxophone
Jim Price – Trumpet, Trombone
Tex Johnson – Congas [Conga], Bongos [Bongo Drums]

 

アルバム参加メンバー

本作にはデラニー&ボニーとエリック・クラプトン以外にも豪華なミュージシャンが参加しています。

 

まずコーラス隊の一員としてリタ・クーリッジ、そして後にクラプトンとデレク&ザ・ドミノスを結成するキーボード奏者のボビー・ウィットロック、ベースのカール・レイドル、ドラムのジム・ゴードンです。

 

この辺のメンバーは、その後クラプトンの1stソロ・アルバムにも参加していました。

 

エリック・クラプトンの1stソロアルバム『Eric Clapton』を聴こう♪

また本作には、トラフィックに所属していたデイヴ・メイソンもギターで参加しているのは見逃せません!

 

本作の3曲目”Only You Know And I Know”は、そのデイヴ・メイソン作の曲です。

 

その後、デイヴ・メイソンが1970年に発表することになる1stソロ・アルバム『Alone Together』の1曲目に収録されます。

 

 

イングランド出身のデイヴ・メイソンですが、米国南部産のスワンプ・ロック曲を作れるのが凄いところですね!

 

まるでオーストリア出身のジョー・ザヴィヌルが、どう聴いても黒人音楽に聴こえる”Mercy, Mercy, Mercy!”を書いたようなもんでしょうか⁉

 

音楽の才能に出身地や人種は全く関係ありませんね。

 

それでは収録曲を見ていきましょう。

 

 

アルバムの内容

1曲目”Things Get Better”は、バディ・ガイもカヴァーしたR&Bスタンダード曲の”Knock On Wood”で知られるエディ・フロイドの曲です。

 

この曲の作曲には、ブッカー・T&ザ・MG’sでお馴染みのスティーヴ・クロッパーやウェイン・ジャクソンも参加しています。

 

スティーヴ・クロッパーが作曲に参加している時点で、名曲になる可能性は非常に高いんですがね!(笑)

 

このソウルフルな楽曲を、ロック調のビートでカヴァーしています。

 

どうしてもジム・ゴードンの叩きだすビートはロックになりますね。

 

R&Bではないです。

 

まぁ「ロックだったら何が悪いの?」って感じで、全然悪くはないんですがね。(笑)

 

“Come on Everybody~♪ Come on Everybody~♪”と言うデラニーの呼びかけと共に楽器陣がイントロを弾き始めます。

 

最初のリードボーカルはデラニーが歌います。

 

エディ・フロイドと比べるとあっさりした歌い方です。

 

次にボニーも交代でリードボーカルを歌い、サビ部分は2人でハモります。

 

まずはボビー・ウィットロックの弾くオルガンのソロがあります。

 

その後、再び歌に戻り段々と持ち上がっていきます!

 

ボーカル陣がアドリヴで盛り上がるにつれ、バックの演奏陣も併せて盛り上がります!

 

そして2分54秒からお待ちかね!クラプトンのギターソロが始まります!

 

2分56秒で聴ける「チャラランチャ~ラ♪」と3連気味でダブルスラーをするギターフレーズは、クラプトンの手癖です!

 

Ryo@Dixiefunk Lab.のTwitterアイコン
Ryo
このフレーズを聴くと
「お!クラプトンだな!」となります。(笑)

 

ギターソロの後は、ボーカル陣が盛り上げます!

 

3分36秒辺りで、まるでジャニス・ジョプリン並みにシャウトするボニーの歌声が聴こえます。

 

ただ彼女は少し金切り声になりすぎて、うるさいこともちょくちょくありますが……。(笑)

 

“Get in on~♪、Get in on~♪””と歌っています。

 

“get in on”には、「大いに楽しくやる」の他にもスラングで「セックスする」という卑猥な意味合いもあります。

 

マーヴィン・ゲイの全米No.1ソングとなった”Let’s Get It On”もそうなのですが、「パーティーで大騒ぎして楽しくすごす!」の意味合いの他に「その後、性交する」みたいな隠喩ですね。

 

2曲目”Poor Elijah – Tribute to Johnson [Medley]”は、伝説のデルタ・ブルースマン、ロバート・ジョンソンに捧げられた曲です。

 

作曲には、Mr.スワンプ・ロックことレオン・ラッセルも参加した楽曲です。

 

クラプトンはゆったりとメロディアスなギターソロを弾いています。

 

3曲目”Only You Know and I Know”は、デイヴ・メイソンの書いた曲です。

 

キャッチーなメロディーラインを持ったスワンプ・ロック調の曲です。

 

メインのリフを弾く左チャンネルのギターがデイヴ・メイソンで、右チャンネルで切れの良いリズムを弾いているのがクラプトンです。

 

音はデイヴ・メイソンの方が少し大きめですが、単純なギター・テクニックはやはりクラプトンの方が上手いですね!

 

リズム感が違います!

 

クラプトンのバッキングは、それこそスティーヴ・クロッパーやコーネル・デュプリーのようなR&B風の6度音程のダブルストップのフレーズを弾いていたりします。

 

バッキング以外の聴きどころは歌終わりの3分09秒辺り、リズムギターの延長から少しだけギターソロを弾きだすクラプトンです!

 

クラプトンはバッキングの名人でもありますが、やはり聴く方はギターソロを期待しますよね!

 

4曲目”I Don’t Want to Discuss It”は、リトル・リチャードのドタバタ・ロックンロール曲です。

 

なんとなくデラニーの歌声がリトル・リチャードのように聴こえなくもないですね!

 

クラプトンも長めにギターソロを弾いています!

 

少しずつフレーズに変化を持たせて発展させていき、所々でお得意の3連風ダブルスラーやラン奏法が登場します。

 

本作の聴きどころの一つですね!

 

Ryo@Dixiefunk Lab.のTwitterアイコン
Ryo
やはりクラプトンはギターソロを弾きまくらないと!

 

5曲目”That’s What My Man Is For”は、ゴスペルシンガーのベシー・グリフィンが歌った曲です。

 

女性歌手の歌なので、ボニーがリードボーカルを務めます。

 

ここではマディ・ウォーターズの”Hoochie Coochie Man”風のリズム・アレンジで演奏しています。

 

金切り声でシャウトさえしなければ、ボニーの歌も悪くありません!(笑)

 

しかしギターソロがないため、クラプトンを聴きたい人には少し退屈な曲かもしれませんね。

 

6曲目”Where There’s a Will There’s a Way”は、デラニ&ボニーとボビー・ウィットロックが共作したノリの良いロックンロール曲です。

 

クラプトンのギターソロは短めですが、少しだけ弾いています。

 

7曲目”Comin’ Home”は、デラニ&ボニーとクラプトンの共作曲です。

 

観客の大きな拍手から曲が始まります。

 

デラニーが中心となって歌うバックで、クラプトンとデイヴ・メイソンのギターが上手く絡み合います!

 

ボーカルや他の楽器陣が盛り上がる終盤に、デイヴ・メイソンが曲のテーマのリフを堅実に弾いている中、クラプトンはアドリヴでかなり自由にギターを弾いています!

 

曲が終わると大歓声の中、メンバー紹介が行われています。

 

やはりエリック・クラプトンの紹介が始まると、オーディエンスが一番盛り上がっています!

 

クラプトンの後に紹介されるデイヴ・メイソンが少し可哀そうなぐらいです。(笑)

 

先にメイソンを紹介して、最後にクラプトンで盛り上がった方が良かったのに……。(笑)

 

そして最後は、リトル・リチャードの曲をメドレーでハチャメチャに歌ってライヴが締めくくられています。

 

 

Ryo@Dixiefunk Lab.の白アイコン
Ryo
おすすめ曲は、#1 #2 #3 #4

 

 

以上、【エリック・クラプトンも参加した デラニー&ボニーの1969年 伝説の欧州ツアーを収録したライヴ盤!『On Tour with Eric Clapton』】のご紹介でした。

 

デラニ&ボニーの歌も素晴らしいのですが、やはり本作はクラプトンのギターが一番の聴きどころだと感じます!

 

ちなみに2010年にCD4枚組のデラックス・エディション盤も発売されていますので、そちらも要チェックです!

 

 

 

今回は通常盤の8曲入りでのご紹介でした。

 

いきなりCD4枚を聴くのは、なかなか大変ですからね……。

 

まずは通常盤の8曲を何度も通して聴いてみて、それからデラックス・エディションを聴いてみてください♪

 

 

 

<スポンサーリンク>



 

他に関連するお勧め記事

 

エリック・クラプトンのブログ記事シリーズまとめ
【パブ・ロックの原点!?】ジョー・コッカーのバック・バンドとしてデビューしたグリース・バンド
Musicの一覧に戻る
<関連コンテンツ>
オリジナルLINEスタンプ『まめチキ君』『もじもじうさぎ もじたん』『陽気なサボテン・ムーチョ』販売中です。ぜひ買ってください。ガンガン使ってね。詳しくはこちらからご覧ください→

Related Articles

Quick Category

  • カテゴリー:Music
  • カテゴリー:Movie
  • カテゴリー:Book
  • カテゴリー:Travel
  • カテゴリー:Diary
  • カテゴリー:Work
  • カテゴリー:Guitar
  • カテゴリー:Live
  • カテゴリー:Comic