2024/09/22
ローファイ・ヒップホップやネオ・ソウル・ギターの音作りにも最適!?暖かみのあるアナログサウンドが生成できるエレハモの『Analogizer(アナロガイザー)』を使おう!
暖かみのあるアナログサウンドが生成できるElectro-Harmonix(エレクトロ・ハーモニクス)のコンパクト・エフェクター『Analogizer(アナロガイザー)』をご紹介!
今回はElectro-Harmonix(エレクトロ・ハーモニクス、以降エレハモ)のコンパクト・エフェクター『Analogizer(アナロガイザー)』をご紹介します。
今回もいつものように僕が持っている製品写真を掲載します。
エレハモのアナログサウンドが生成エフェクター『Analogizer(アナロガイザー)』
アナログ感のある暖かく分厚いトーンを生成するエフェクター!
本機『Analogizer(アナロガイザー)』は、デジタル機器にありがちなトゲトゲしたトーンを和らげて暖かみのあるアナログサウンドを生成してくれるコンパクト・エフェクターです。
近年流行りのローファイ・サウンドを作り出すのにも最適なペダルでもあります。
またアナログ感のあるオーバードライブや太くウォームなサウンドのブースターとしても使えるエフェクターでもあります。
発売されたのは今(2024年現在)から約12年程前の2012年頃だったのですが、ローファイ・ヒップホップやヴェイパーウェイヴ等が流行っている今こそ使えるエフェクターだと思います。
このブログ記事を書いている僕も今になって購入しました。
『Analogizer(アナロガイザー)』の各種コントロール・ノブ
それでは本機のコントロール・ノブについてご説明します。
まず左側上段のコントロール・ノブは、エフェクターの出力を調整するVOLノブです。
右に回すと音が大きくなります。
その下にある左側下段のコントロール・ノブは、エフェクトが掛かった音と、掛かっていないダイレクト音をミックスできるBLENDノブです。
反時計回りがダイレクト音で、時計回りがエフェクト音になります。
高音域を絞り中音域をブーストしたEQをドライシグナルとブレンドすることが出来ます。
右側上段のコントロール・ノブは、ディレイタイムを調整できるSPREADノブです。
ディレイタイムは、3.5mS~65mS(マイクロ・セカンド)まで調整できます。
時計回りに回すとディレイタイムが長くなり、サウンドに厚みを持たせることが出来ます。
その下にある右側下段のコントロール・ノブは、サチュレーションの歪みを調整してローファイなトーンにサウンドを色付けすることが出来るGAINノブです。
ゲイン幅は0dB~+26dBで、時計回りに回すとゲインが大きくなります。
この4つのノブを使って、デジタル加工されたギター・サウンドをアナログ音源のようなサウンドに変化させることが出来ます。
その暖かみのあるサウンドは、中音域ブースターとしても使うことが出来ます。
ローファイ・ヒップホップの曲でよく耳にするヨレたギター・サウンドや、古いアンプを使っているかのようなサウンドを作り出すことが出来ます。
他にも、別のオーバードライブ・ペダルの前に繋いで、ヴィンテージ風の歪みを擬似的に作り出すのにも使えます。
SPREADを右側いっぱいに回すと、スラップバック・ディレイのようなサウンドも作れます。
もちろん本機は単体で使うだけでなく他の様々なエフェクターと混ぜて使うことで、独特のアナログ・サウンドでギターを弾くことが出来ます。
個人的には近年また流行りだしたオートワウと本機を繋いで、まるで70年代半ばにカーティス・メイフィールドが使っていたかのようなヴィンテージ・サウンドを擬似的に作り出す使い方も気に入っています。
ローファイ・ヒップホップを作っている方や、ネオ・ソウル・ギターを演奏している方だけでなくクラシック・ロックをやっている方にもおすすめのコンパクト・エフェクターです。
以上、【暖かみのあるアナログサウンドが生成できるエレハモの『Analogizer(アナロガイザー)』を使おう!】でした。
一風変ったエフェクターではありますが、使い方次第でとても役に立つペダルとなることでしょう。
他に関連するお勧め記事
買って良かったエレハモのエフェクター4選!
トム・ミッシュのあのサウンドも再現できる!?Electro-Harmonixのビブラート/コーラス・ペダル『EDDY』
多機能なモジュレーションペダル!Electro Harmonixのデジタルモジュレーター『MOD 11』を使おう♪
※このブログに掲載しているイラストや写真、テキスト等の無断引用・無断借用・無断転載・無断使用は固くお断りしております。ご利用はご遠慮ください。