
2024/12/30
ダムドのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!

【第98回】おすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご介シリーズ
「3大ロンドン・パンク・バンド」の1つダムド(The Damned)のおすすめアルバムをご紹介!
【おすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介シリーズ】の第98回です。
今回は、「3大ロンドン・パンク・バンド」の1つダムド(The Damned)のおすすめアルバムを5枚選んでご紹介します。
ダムドについて
ダムドは、1976年にイングランドのロンドンで結成された伝説的なパンク・ロック・バンドです。
セックス・ピストルズやザ・クラッシュと並んで「3大ロンドン・パンク」の一角を担い、英国パンク・ムーブメントを語る上で欠かせない存在として知られています。
彼らの音楽は、攻撃的なギターリフとキャッチーなメロディ、そしてヴォーカルのデイヴ・ヴァニアンが醸し出すゴシックな雰囲気が特徴で、後のポストパンクやゴスロックにも大きな影響を与えました。
ダムドのデビュー・シングル「ニュー・ローズ」は、1976年10月にリリースされ、英国史上初のパンク・シングルとしてロック史にその名を刻みました。
このシングルは、当時のロンドン・パンク・シーンを象徴する楽曲で、疾走感あふれるサウンドと斬新なアプローチでリスナーを魅了しました。
翌年には、1stアルバム『地獄に堕ちた野郎ども』をリリース。
このアルバムは、イギリスで最初に発売されたパンク・アルバムとしても知られ、今なお多くのファンに愛されています。
ちなみにこの『地獄に堕ちた野郎ども』の元ネタは、1969年に公開されたルキノ・ヴィスコンティ監督の映画『地獄に堕ちた勇者ども』です。
この映画の原題は、”The Damned (Götterdämmerung)“でした。
この映画は、『ベニスに死す』と『ルートヴィヒ』へと続く「ドイツ三部作」の第1作です。
ダムドのバンド・サウンドは、パンクの枠を超え、時にはサイケデリックやポップの要素も取り入れるなど、幅広い音楽性を持っています。
ダムドは、パンク・ロックだけでなく、その後のオルタナティブ・ミュージックシーンにも多大な影響を与えました。
現在も精力的に活動を続けており、結成当時のエネルギーを保ちながら、世界中のファンを魅了し続けています。
それでは今回はダムドのオリジナル・アルバムから僕が好きな作品を5枚選んでランキング形式でご紹介します。
ベスト盤やコンピレーション・アルバムにライブ盤は除外しています。
まずは第5位からどうぞ。
ダムドのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!
第5位:The Damned – 『Evil Spirits』
第5位は、2018年にリリースされた11作目のアルバム『Evil Spirits』です。
本作は、前作『So, Who’s Paranoid?』から10年振りにリリースされたアルバムでした。
このアルバムは、クラシックなダムドらしさを保ちながら、現代的なエッセンスを取り入れた内容となっています。
プロデューサーにはデヴィッド・ボウイとのコラボで知られるトニー・ヴィスコンティを迎え、重厚で洗練されたサウンドが特徴です。
第一弾シングル曲”Standing on the Edge of Tomorrow”は、疾走感と怪しいメロディが印象的で、アルバム全体のトーンを象徴する一曲です。
続く第二弾シングル”Devil in Disguise”は、キャッチーなリフとヴォーカルが際立つ楽曲で、ダムドらしいエネルギーが詰まっています。
第三弾シングル”Look Left”は、シリアスな歌詞とメロディアスなサウンドが融合したナンバーです。
第四弾シングル”Procrastination”は、ユーモラスな歌詞と軽快なリズムが特徴で、60年代のサイケデリック・ロックを思い起こさせるキーボードの音色がアルバムの中でも異彩を放つ楽曲です。
その他の収録曲には、ダークでドラマチックな”Shadow Evocation”、エモーショナルな”Sonar Deceit”など、多彩な楽曲が並びます。
全10曲の中でそれぞれ異なるスタイルやテーマが表現されています。
第5位に選んだ『Evil Spirits』は、ダムドがそのキャリアの中で積み上げてきた音楽性と、現在のクリエイティブな情熱が融合したアルバムです。
第4位:The Damned – 『Strawberries』
第4位は、1982年にリリースされた5作目のアルバム『Strawberries』です。
パンク・ロックのエネルギーを基盤にしながらも、ポップやゴシック、さらにはサイケデリックの要素を取り入れた、多彩なサウンドが魅力の作品です。
第一弾シングル曲”Dozen Girls”は、キャッチーなメロディとユニークなリズムが特徴で、アルバム全体の軽やかな雰囲気を象徴する楽曲です。
一方、第二弾シングル”Generals”は、鋭い社会的メッセージとパワフルなサウンドが融合し、リスナーに強い印象を与えます。
この対照的な2曲が、アルバムの幅広い音楽性を体現しています。
その他の収録曲には、疾走感あふれる1曲目の”Ignite”はギターが荒れ狂う曲で、シンセサウンドが際立つ”Bad Time for Bonzo”、ダークでムーディな”Gun Fury (of Riot Forces)”、コミカルな”Stranger on the Town”などがあり、どの曲も個性豊かです。
第4位に選んだ『Strawberries』は、ダムドの音楽的な柔軟性と進化を示したアルバムで、彼らの創造性が存分に発揮された作品です。
第3位:The Damned – 『The Black Album』
第3位は、1980年にリリースされた4作目のアルバム『The Black Album』です。
パンク・ロックだけでなくポストパンクやゴシックの要素を取り入れた、多面的な魅力を持つ作品です。
このアルバムは、レコード2枚組という形式を採用し、彼らの音楽的な実験精神を存分に発揮しています。
第一弾シングル曲”The History of the World (Part 1)”は、洗練されたアレンジと深い歌詞が特徴で、バンドの進化を感じさせる楽曲です。
続く第二弾シングル”Dr Jekyll & Mr Hyde”は、ミステリアスでドラマチックな展開が印象的で、タイトル通りの物語性が強調されたナンバーです。
第三弾シングル”Wait for the Blackout”は、疾走感のあるギターリフとエネルギッシュなボーカルが魅力で、ライブでも定番の一曲となっています。
そして第四弾シングル”Lively Arts”は、キャッチーなメロディと独特のユーモアが光る楽曲で、アルバムの中でも明るい雰囲気を醸し出しています。
その他の収録曲には、ダークな雰囲気が漂う”Twisted Nerve”や、パンキッシュな”Hit or Miss”、壮大な構成が魅力の”Curtain Call”などがあります。
この”Curtain Call”は、17分以上ある曲で、レコードの1面を丸々使って収録されていました。
他にも”13th Floor Vendetta”や”Therapy”では、ポストパンク的な実験的サウンドが感じられ、アルバム全体の流れに多様性を与えています。
第3位に選んだ『The Black Album』は、ダムドがパンクという枠を超えて新たな表現を追求した傑作であり、当時の音楽シーンにおいても際立った存在でした。
ロックの可能性を広げたこのアルバムは、ダムドのファンのみならず、多様な音楽を楽しむ方々にぜひ聴いていただきたい作品です。
第2位:The Damned – 『Machine Gun Etiquette』
第2位は、1979年にリリースされた3作目のアルバム『Machine Gun Etiquette』です。
このアルバムは、初期のパンク・サウンドに加え、ポップやサイケデリック、さらにはポストパンクの要素を取り入れた多彩な音楽性が特徴です。
キャプテン・センシブルがベースからギターに復帰し、彼の独創的なアプローチがアルバム全体を彩っています。
第一弾シングル曲”Love Song”は、エネルギッシュでキャッチーな楽曲です。
この曲は、ラブソングというタイトルながらもパンキッシュな反骨精神に溢れた内容で、ダムドらしいユーモアが感じられます。
第二弾シングル”Smash It Up”は、アルバムの中でも最も象徴的なナンバーで、美しいイントロから疾走感あふれるサウンドへと展開する構成が魅力的です。
また、第三弾シングル”I Just Can’t Be Happy Today”は、ダークな歌詞とユニークなリズムセクションが特徴的で、当時の社会情勢への風刺を込めた楽曲です。
アルバムには他にも、多彩な曲が収録されています。
美しいピアノによるイントロから一転して疾走感あるパンクへと変わる”Melody Lee”は、ダムド流パンク・ロックの王道を感じさせる一曲です。
“Plan 9 Channel 7″は、サイケデリックな雰囲気とキャッチーなメロディが融合した楽曲です。
“Noise, Noise, Noise”では、ダムドならではのアナーキーなエネルギーが爆発しています。
“Looking at You”はMC5のカバーで、オリジナルを超える迫力で仕上げられています。
第2位に選んだ『Machine Gun Etiquette』は、ダムドが音楽的に進化し、バンドとしての多様性を見せつけたアルバムです。
その革新的なアプローチは、現在も多くのファンに影響を与え続けています。
第1位:The Damned – 『Damned Damned Damned』
第1位は、1977年にリリースされたデビューアルバム『Damned Damned Damned』です。
邦題は『地獄に堕ちた野郎ども』と名付けられ、その過激なタイトルと共に、パンク・ロックの象徴として知られています。
本作は、1977年にリリースされたイギリス初のパンク・アルバムとして、音楽史に残る歴史的作品です。
1977年の10月にリリースされたセックス・ピストルズの『Never Mind the Bollocks, Here’s the Sex Pistols(勝手にしやがれ!!)』から先駆けることおよそ8ヶ月となる2月にリリースされています。
このアルバムは、パンクのエネルギーとアグレッシブなサウンドを詰め込んだ全12曲で構成されており、リリースから47年以上経った現在でも、その衝撃は色あせていません。
第一弾シングル曲”New Rose”は、イギリス初のパンク・シングルとしても知られ、シンプルながらも強烈なリフとダイナミックなヴォーカルが特徴です。
この曲はパンクの原点ともいえる存在で、多くのバンドに影響を与えました。
続く第二弾シングル”Neat Neat Neat”は、スピード感あふれるリズムと攻撃的なサウンドが魅力で、ダムドのエネルギッシュなスタイルを象徴する一曲です。
アルバムには他にも、聴き応えのある楽曲が揃っています。
パワフルな”Born to Kill”は、バンドのアグレッシブな面を堪能できる楽曲です。
“Fan Club”は、少しミッドテンポながらもメロディアスで、ダムドの多彩な音楽性を感じさせます。
“Feel the Pain”や”I Fall”では、荒々しいパンクの勢いが炸裂しています。
アルバムのラストを飾る”I Feel Alright” は、イギー・ポップ率いるザ・ストゥージズの楽曲をカバーしたもので、ダムド流のアプローチが新鮮です。
ちなみに”Stab Yor Back”は、後にグランジを代表するバンド、マッドハニーにもカバーされました。
ベスト・アルバムとレア音源をまとめた2枚組CD『March to Fuzz』のレアりティーズ・サイドに収録されています。
第1位に選んだ『Damned Damned Damned』は、パンク・ロックの原点を知る上で欠かせないアルバムです。
その勢いと革新性は、リリース当時の音楽シーンに新風を巻き起こしました。
パンク・ロックの初心者からコアなファンまで、幅広いリスナーにおすすめしたい名盤です。
以上、【ダムドのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!】でした。
今回ご紹介したダムドは、パンク・ロックの歴史において欠かせない存在でありながら、常に独自の進化を遂げ、多彩なサウンドでファンを魅了してきました。
今回のランキングで取り上げた『Damned Damned Damned』から始まり、『Machine Gun Etiquette』や『The Black Album』、『Strawberries』、そして『Evil Spirits』に至るまで、彼らの作品はそれぞれ異なる魅力を持ち、時代を超えて愛されています。
どのアルバムも、ダムドならではのエネルギーと創造性が詰まった傑作ばかりです。
パンクの原点を知りたい方も、ジャンルを超えた音楽の可能性を探りたい方も、ぜひこれらのアルバムを聴いてみてください。
ダムドの音楽があなたに新たなインスピレーションを与えること間違いありません。
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