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2024/11/11

モーターヘッドのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!

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【第58回】おすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介シリーズ

レミー・キルミスター率いる爆音ハイスピード爆走型ロック・バンド、モーターヘッド(Motörhead)のおすすめアルバムをご紹介!

【おすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介シリーズ】の第58回です。

 

今回は、レミー・キルミスター率いる爆音ハイスピード爆走型ロック・バンド、モーターヘッド(Motörhead)のおすすめアルバムを5枚選んでご紹介します。

 

モーターヘッドについて

モーターヘッドは、1975年にイギリスで結成された伝説的なロック・バンドで、特にハード・ロックやヘヴィ・メタルの分野で多大な影響を与えました。

 

彼らの音楽は、激しいスピード、強烈なギターリフ、そしてパンチの効いたベースラインで知られており、バンドの中心人物である”レミー・キルミスター”の存在感はロック・シーンにおいて非常に象徴的です。

 

彼の独特な低音ボーカルとベースプレイはモーターヘッドのサウンドを形作り、バンドの代名詞となっています。

 

モーターヘッドはパンク、ロック、ヘヴィメタルといったジャンルの要素を融合させた独自のスタイルを確立し、名曲”エース・オブ・スペーズ”で一気にその名を世界中に広めました。

 

この曲は、アルバム『エース・オブ・スペーズ』に収録されており、今もなおロックの名曲としてリスナーに愛されています。

 

シンプルかつ破壊力のあるリフ、疾走感あふれるテンポ、そしてレミーのパワフルなボーカルが印象的なこの楽曲は、ライブでも大変人気で、バンドのアンセム的存在となっています。

 

モーターヘッドの音楽は、80年代に入っても勢いが衰えることはなく、『オーバーキル』や『ボマー』といったアルバムでも成功を収めました。

 

これらの作品では、ギタリストの”ファスト” エディ・クラークとドラマーのフィル・タイラーが加わり、バンドのヘヴィでスピーディなサウンドにさらに磨きをかけました。

 

また、モーターヘッドは数多くのアルバムとヒット曲を生み出し続け、ツアーを頻繁に行うことでライブバンドとしての評価も高めました。

 

彼らのライブはエネルギッシュで激しいパフォーマンスが特徴であり、レミーのキャラクター性と共に観客を魅了しました。

 

あまりの爆音から「モーターヘッドはうるさい!」というイメージまで付けられていました。

 

これについてレミー・キルミスターは、「俺たちのバンドはうるさいからな。もし俺たちがあんたの家の隣りに引っ越してきたら、あんたの家の芝生が枯れてしまうだろうよ!」と冗談まで言っています。

 

そんなレミー・キルミスターはロック・アイコンとして多くのアーティストからリスペクトを集めました。

 

彼がステージに立つ姿はまさに”ロック”そのものであます。

 

その後モーターヘッドは、レミーが2015年に他界した後、解散をします。

 

2018年には”ファスト” エディ・クラークも亡くなり、モーターヘッドの「NWOBHM(New Wave Of British Heavy Metal=ニュー・ウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィメタル)時代の全盛期のメンバーは全て他界したことになります。

 

モーターヘッドというバンドは解散してしまったものの、彼らが生み出した名曲や名演の数々は、レミー・キルミスターのスピリットと共にこれからも多くの人に影響を与え続けることでしょう。

 

それでは今回はモーターヘッドのオリジナル・アルバムから僕が好きな作品を5枚選んでランキング形式でご紹介します。

 

ベスト盤やコンピレーション・アルバムにライブ盤は除外しています。

 

まずは第5位からどうぞ。

 

モーターヘッドのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!

第5位:Motörhead – 『Bastards』

第5位は、1993年の11作目のアルバム『Bastards』です。

 

90年代に入り過去作以上にヘヴィでパワフルなサウンドが詰まったこのアルバムは、レミー・キルミスターの独特なボーカルと激しいベースラインが存分に発揮されています。

 

『Bastards』は、モーターヘッドの攻撃的なスタイルと多様な楽曲構成が融合し、ロック・ファンの期待を裏切らない仕上がりとなっています。

 

特に注目すべきは、オープニングを飾る”On Your Feet or on Your Knees”です。

 

この曲はエネルギッシュでスピーディな展開が魅力で、リスナーを一気に引き込みます。

 

また、2曲目のスピーディーな”Burner”も非常に印象的で、レミーの力強いボーカルが強烈なインパクトを与えています。

 

シングル化された”Don’t Let Daddy Kiss Me”や”Born to Raise Hell”といった楽曲もアルバム全体の流れを引き立て、どの曲も聴きごたえ抜群です。

 

『Bastards』は、モーターヘッドの中でも特にハードな一面が際立つ作品であり、彼らの持つエネルギーとロックへの情熱が全曲にわたって感じられます。

 

ギタリストのフィル・キャンベルとミッキー・ディーのドラムも相まって、サウンドに深みが増しています。

 

このアルバムは、モーターヘッドの音楽の真髄を体感できるため、初心者からコアなファンまで幅広くおすすめです。

 

第5位は、90年代モーターヘッドを代表するようなアルバム『Bastards』でした。

 

第4位:Motörhead – 『Iron Fist』

第4位は、1982年にリリースされた5作目のアルバム『Iron Fist』です。

 

本作は力強いサウンドとモーターヘッドの不屈のスピリットが詰まった作品です。

 

アルバムの冒頭を飾るタイトル曲”Iron Fist”をはじめ、ファスト・エディ・クラークのギターが響きわたり、レミー・キルミスターの重厚なボーカルとベースが印象的な一枚となっています。

 

アルバム全体にわたってスピード感があり、エネルギッシュな楽曲が揃っているため、聴き始めた瞬間から心が熱くなります。

 

アルバムからの1stシングルにも選ばれた”Iron Fist”は、モーターヘッドらしい荒々しさが詰まった名曲で、ライブでも定番の楽曲です。

 

アグレッシブなリフとパワフルなビートが印象的で、聴く者の心を揺さぶります。

 

また、”Heart of Stone”や2ndシングルの”Go to Hell”といった楽曲もアルバムのハイライトで、バンドの持つワイルドなエネルギーを存分に堪能できます。

 

『Iron Fist』は、バンドの全盛期にあたるアルバムで、モーターヘッドのサウンドがさらに進化したことが感じられます。

 

本作は、ファスト・エディ・クラークが参加する最後のアルバムということもあり、バンドの歴史にとっても非常に重要な位置づけです。

 

シンプルでありながらも重厚で迫力のあるサウンドは、今聴いても色褪せることなく、ロックファンを魅了し続けています。

 

第3位:Motörhead – 『Bomber』

第3位は、1979年にリリースされた3作目のアルバム『Bomber』です。

 

このアルバムは、前作『Overkill』の成功を受けて制作され、モーターヘッドらしいエネルギッシュでダイナミックなサウンドが詰まっています。

 

シングル・カットされたアルバム・タイトル曲の”Bomber”は、彼らの代表曲として知られ、迫力のあるリフと疾走感あふれるビートが印象的で、ライブでも必ず盛り上がる定番曲です。

 

他にも”Dead Men Tell No Tales”や”Stone Dead Forever”といった名曲が収録されており、どの楽曲もスピードと力強さが際立っています。

 

レミー・キルミスターの重厚なボーカルとベースプレイ、ファスト・エディ・クラークの大音量のギターリフ、そしてフィル・”フィルシー・アニマル”・テイラーのドラムが絶妙に絡み合い、モーターヘッドならではの独特なサウンドが楽しめます。

 

『Bomber』のリリース当時、モーターヘッドはパンクやメタルの要素を融合させた独自のスタイルでロック界に旋風を巻き起こし、多くのファンを魅了しました。

 

このアルバムは、彼らの音楽性がより洗練され、エネルギーに満ちた作品として評価され続けています。

 

第2位:Motörhead – 『Overkill』

第2位は、1979年にリリースされた2作目のアルバム『Overkill』です。

 

1曲目を飾るタイトル曲の”Overkill”は、ヘヴィメタルとパンクのエネルギーを融合させた圧倒的なパワーが魅力で、レミー・キルミスターの迫力あるボーカルと、フィル・”フィルシー・アニマル”・テイラーによるドラムの連打が印象的な一曲です。

 

この曲はライブでも定番となり、ファンの間で絶大な人気を誇ります。

 

“Overkill”は、アルバムからの1stシングルとしてもリリースされています。

 

『Overkill』は、モーターヘッドのサウンドが一段と進化したアルバムで、ギタリストのファスト・エディ・クラークの強烈なリフとソロが随所で光ります。

 

他にも”Stay Clean”や2ndシングルに選ばれた”No Class”などの楽曲も収録され、アルバム全体にわたってスピード感と迫力が溢れており、聴き応え抜群です。

 

このアルバムは、モーターヘッドの音楽性が確立された瞬間を象徴しており、当時のロック・シーンに新たな衝撃を与えました。

 

荒々しくも洗練されたサウンドは、後のハードロックやヘヴィメタルに大きな影響を与えたといわれています。

 

本作『Overkill』を聴けば、モーターヘッドの真髄とロックへの情熱を存分に感じることができます。

 

第1位:Motörhead – 『Ace of Spades』

第1位は、1980年にリリースされた4作目のアルバムにして歴史的名盤『Ace of Spades』です。

 

本作は、ロック史に燦然と輝く名盤として今なお高く評価されています。

 

シングル化もされたタイトル曲の”Ace of Spades”は、彼らの代表曲であり、その疾走感とパワフルなリフ、レミー・キルミスターの独特なボーカルが特徴です。

 

この曲は、ライブでも定番となり、ファンからも絶大な支持を集めています。

 

『Ace of Spades』は、モーターヘッドのエネルギッシュで荒々しいサウンドが最大限に発揮されたアルバムで、”Love Me Like a Reptile”や “(We Are) the Road Crew”といった他の収録曲も名曲ぞろいです。

 

それぞれの曲が独自の魅力を持ち、アルバム全体を通して一貫したスピード感と迫力が感じられます。

 

パンクとヘヴィ・メタルの要素を融合させたそのサウンドは、メタリカをはじめ多くの後続アーティストに影響を与えました。

 

今回のランキングでも大方の予想通りに第1位となりましたが、『Ace of Spades』はロックやメタルが好きな方にはぜひ聴いていただきたい一枚です。

 

もしもヘヴィなロックを教える学校があったとしたら、『Ace of Spades』は必修科目となることでしょう。

 

もちろんその学校の校歌は、”Ace of Spades”です!

 

ぜひ『Ace of Spades』を聴いて、モーターヘッドの圧倒的なエネルギーと音楽の魅力を体感してみてください。

 

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以上、【モーターヘッドのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!】でした。

 

2015年にリーダーのレミー・キルミスターを失ったことで、モーターヘッドの40年にも及ぶ歴史は幕を閉じました。

 

今後、モーターヘッドの新作を聴いたり、ライブを観ることは出来ません。

 

しかしレミーが残した「ヘヴィなロックのお手本」のような名曲の数々は、永久に人類の歴史に刻まれることになりました。

 

今回初めてモーターヘッドを知ったという方は、このランキングを参考に各アルバムを聴いてみてください。

 

ていうか…第1位に選びました『Ace of Spades』は、「ロックが好きなら問答無用で聴いておくべき!」名盤です。

 

「モーターヘッドを聴いてみたい」…そんな言葉は使う必要がねーんだ。

 

なぜならロック・ファンならその言葉を頭の中に思い浮かべた時には!

実際に『Ace of Spades』を聴いちまってもうすでに終わってるからだッ!

 

だからとにかく『Ace of Spades』を聴くしかねぇーッ

 

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