
2025/05/19
リヴィング・カラーのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!

【第228回】おすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご介シリーズ
ジャンルを超え、魂を揺さぶる衝撃のグルーヴとメッセージ!リヴィング・カラー(Living Colour)のおすすめアルバムをご紹介!
【おすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介シリーズ】の第228回です。
さて今回は、ジャンルを超え、魂を揺さぶる衝撃のグルーヴとメッセージ!リヴィング・カラー(Living Colour)のおすすめアルバムを5枚選んでご紹介します。
リヴィング・カラーについて
リヴィング・カラーは、1983年にニューヨークで結成されたアメリカのオルタナティヴ・メタル・バンドです。
日本ではミクスチャー・ロックのバンドとしても扱われることがあります。
リヴィング・カラーは特に1980年代後半から1990年代前半にかけて大きな成功を収めました。
彼らの音楽は、ハードロック、ファンク、ソウル、ヒップホップなどの多様な要素を融合させた独自のスタイルが特徴で、音楽的な枠にとらわれない革新的なサウンドを生み出しました。
リヴィング・カラーの代表曲には、1988年のデビューアルバム『Vivid』に収録された”Cult of Personality”があります。
この楽曲は、ギタリストのヴァーノン・リードの鋭いリフと政治的なメッセージ性の強い歌詞が特徴で、グラミー賞の「ベスト・ハードロック・パフォーマンス」を受賞し、バンドの名を一躍世界に知らしめました。
『Vivid』は全米ビルボード200でトップ10入りを果たし、プラチナディスクにも認定されています。
続く1990年のアルバム『Time’s Up』では、さらに音楽性を広げ、”Love Rears Its Ugly Head”などの楽曲が話題を呼びました。
本作もグラミー賞を獲得し、リヴィング・カラーの地位を確立する作品となりました。
その後、1993年の『Stain』ではよりヘヴィなサウンドを取り入れ、”Nothingness”や”Leave It Alone”といった楽曲で新たなファン層を獲得しました。
リヴィング・カラーはは1995年に一度解散しましたが、2000年代に入り再結成し、2003年にアルバム『Collideøscope』をリリースします。
その後も『The Chair in the Doorway』(2009年)、『Shade』(2017年)といった作品を発表し、精力的な活動を続けています。
リヴィング・カラーは、オルタナティヴ・メタル、ファンク・メタル、ハードロックといったジャンルを横断するユニークなバンドであり、音楽的な実験精神と社会的なメッセージ性を兼ね備えた存在として、今なお多くの音楽ファンから支持されています。
それでは今回はリヴィング・カラーのオリジナル・アルバムから僕が好きな作品を5枚選んでランキング形式でご紹介します。
ベスト盤やコンピレーション・アルバムにライブ盤は除外しています。
まずは第5位からどうぞ。
リヴィング・カラーのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!
第5位:Living Colour – 『Collideøscope』
第5位は、2003年にリリースされた再結成後初のアルバム『Collideøscope』です。
本作は9.11テロ後のアメリカ社会を背景にしており、リヴィング・カラーならではの政治的・社会的メッセージが色濃く反映された作品となっています。
アルバムのオープニングを飾る”Song Without Sin”は、パワフルなリフと挑戦的な歌詞が特徴の楽曲で、シングルカットもされました。
また、”Flying”は9.11の悲劇をテーマにしたエモーショナルな楽曲で、リスナーに深い印象を与えます。
“In Your Name”では宗教と戦争について鋭く切り込み、”Operation: Mind Control”では混沌とした世界情勢を鋭く描写しています。
“Lost Halo”や”Holy Roller”ではファンクとメタルの融合を感じさせ、”Nightmare City”ではダークな雰囲気が際立っています。
さらに、ビートルズの”Tomorrow Never Knows”、AC/DCの”Back in Black”のカヴァーも収録されており、リヴィング・カラーならではのアレンジが光ります。
『Collideøscope』は、ヘヴィなサウンドと鋭いメッセージが共存する力強いアルバムです。リヴィング・カラーの新たな魅力を感じたい方におすすめの一枚です。
第4位:Living Colour – 『Shade』
第4位は、2017年にリリースされた6作目のアルバム『Shade』です。
ハードロックやファンクメタルの要素を取り入れながらも、ブルースやヒップホップにソウル・ミュージックのカヴァーなどリヴィング・カラーの多彩な面を見せた作品です。
アルバムのオープニングを飾る”Freedom of Expression (F.O.X.)”は、鋭いメッセージ性とグルーヴィーなリフが特徴です。
“Come On”はエネルギッシュな楽曲で、バンドの持ち味を存分に発揮しています。
“Program”ではモダンなサウンドを取り入れ、ヘヴィでありながら洗練されたアレンジが印象的です。
ヘヴィメタル風の”Blak Out”や”Two Sides”ではバンドのダイナミックな演奏が際立ち、聴きごたえのある仕上がりです。
また、ロバート・ジョンソンの”Preachin’ Blues”を独自のアレンジでカヴァーし、ブルースとメタルの融合を見事に表現しています。
“Who Shot Ya”はノトーリアスB.I.G.の楽曲を大胆に再解釈したカヴァーで、社会的なメッセージを強く打ち出しています。
さらに”Inner City Blues”ではマーヴィン・ゲイの社会派の曲を見事にファンク・メタル化してカヴァーしています。
『Shade』は、リヴィング・カラーの現時点での最新作であり、音楽的進化を感じさせるアルバムです。
ブルースやソウルにヒップホップなど、彼らが影響を受けたさまざまなジャンルの曲をカヴァーしている名作です。
第3位:Living Colour – 『Stain』
第3位は、1993年にリリースされた3作目のアルバム『Stain』です。
本作からリヴィング・カラーの音楽性がよりヘヴィでダークな方向へと進化した作品です。
ベーシストがダグ・ウィンビッシュに交代し、グルーヴの強化とともにインダストリアル的な要素も取り入れられています。
アルバムからの第一弾シングル”Leave It Alone”は、鋭いギターリフと力強いボーカルが印象的な楽曲で、バンドの新しいサウンドを象徴する一曲です。
第二弾シングル”Ausländer”は、異文化やアイデンティティをテーマにした歌詞が特徴で、ヘヴィなサウンドと社会的なメッセージが融合しています。
第三弾シングル”Nothingness”は、アルバムの中でも特にメロディアスなバラードで、シンプルながらも深みのある楽曲として高く評価されています。
第四弾シングル”Bi”は、バイセクシュアリティをテーマにした歌詞が話題となり、社会的なメッセージを強く打ち出した楽曲です。
他にも、”Go Away”はヘヴィなギターサウンドと激しいリズムが特徴のオープニングトラックで、アルバムのダークな世界観を象徴しています。
“Mind Your Own Business”は攻撃的なリフと挑戦的な歌詞が際立ち、バンドのエネルギッシュな一面を感じさせる楽曲です。
“Postman”はファンクとメタルの融合が絶妙で、リヴィング・カラーならではのグルーヴが際立っています。
また、”Never Satisfied”はダークな雰囲気とヘヴィなリズムが印象的です。
『Stain』は、リヴィング・カラーの新たな挑戦が詰まったアルバムであり、バンドのヘヴィな側面を堪能できる作品です。
従来のファンクメタル的な要素を残しつつも、よりモダンでダークなアプローチを取り入れたことで、ファンの間でも評価の高い一枚となっています。
リヴィング・カラーの深化したサウンドを体験したい方におすすめのアルバムです。
本作リリース後の1995年にリヴィング・カラーは一度解散するのですが、その前の1994年に日本限定でライヴ盤『Dread』をリリースしています。
『Dread』の最後に収録されている”17 Days”と”TV News”の2曲は、シングル盤”Leave It Alone”のB面曲でした。
この頃のリヴィング・カラーは、日本限定の企画盤をリリースしてくれていました。
第2位:Living Colour – 『Time’s Up』
第2位は、1990年にリリースされたセカンドアルバム『Time’s Up』です。
グラミー賞の「最優秀ハードロック・パフォーマンス賞」を受賞した名作です。
本作は、デビューアルバム『Vivid』の成功を受け、より多彩で実験的なサウンドに挑戦した作品となっています。
アルバムのタイトル曲”Time’s Up”は、スピード感あふれるアグレッシブな楽曲で、オープニングから圧倒的なエネルギーを放ちます。
“Pride”はファンクの要素を取り入れたグルーヴィーなナンバーで、バンドの特徴がよく表れています。
一方、”Love Rears Its Ugly Head”は、スムーズなギターとジャジーな雰囲気が印象的な楽曲で、シングルとしても人気を博しました。
“Elvis Is Dead”はエルヴィス・プレスリーの影響とアメリカ文化についてユーモラスに批評した楽曲で、リヴィング・カラーらしい社会的メッセージが込められています。
“Information Overload”は、急速に発展するメディア社会への警鐘を鳴らすヘヴィなトラックです。
また、”Solace of You”は、アフリカ音楽の要素を取り入れた温かみのある楽曲で、アルバムの中で異彩を放っています。
『Time’s Up』は、ハードロック、ファンク、ジャズ、ブルース、ヒップホップといった多様な音楽性を融合させた、リヴィング・カラーの創造性が光る作品です。
本作リリース後の1991年に6曲入りのEP『Biscuits』をリリースしています。
このEPなのですが、日本では15曲入りの来日記念スペシャル企画盤として大幅にライヴ音源が追加収録されています。
ジミヘンのカヴァー曲”Burning Of The Midnight Lamp”やザ・クラッシュのカヴァー曲”Should I Stay Or Should I Go”は必聴です!
第1位:Living Colour – 『Vivid』
第1位は、1988年にリリースされたデビューアルバム『Vivid』です。
本作は、リヴィング・カラーのキャリアを決定づけた重要な作品です。
ハードロック、ファンク、ヒップホップ、ジャズなど多様な音楽スタイルを融合し、社会的メッセージを含んだ歌詞とともに当時のロックシーンに衝撃を与えました。
第一弾シングル”Middle Man”は、エネルギッシュなギターリフとリズミカルなベースラインが特徴の楽曲で、人生の葛藤をテーマにしています。
続く第二弾シングル”Cult of Personality”は、歴史的な政治指導者のスピーチをサンプリングしたイントロと、ヴァーノン・リードの強烈なギターリフが印象的な代表曲です。
この曲はグラミー賞「最優秀ハードロック・パフォーマンス賞」を受賞し、バンドの名を世界に広めました。
第三弾シングル”Glamour Boys”は、ポップでキャッチーなメロディと皮肉の効いた歌詞が特徴で、ミック・ジャガーがプロデュースを手掛けたことでも知られています。
第四弾シングル”Open Letter (To a Landlord)”は、社会的な不公正を訴える感動的なバラードで、都市の再開発による住民の立場を描いた深いメッセージ性が魅力です。
ファンキーなギターカッティングが印象的な第五弾シングル”Funny Vibe”は、ゲストとしてパブリック・エナミーのチャックDとフレイヴァー・フレイヴが参加し、人種差別について鋭く切り込んだパワフルな楽曲です。
“I Want to Know”は、軽快なリズムとメロディアスな展開が心地よいナンバーで、リヴィング・カラーの演奏力の高さがよくわかる楽曲です。
さらに、”Desperate People”はスピーディーな展開と攻撃的なギターサウンドが特徴で、バンドのハードな側面を感じさせます。
“Which Way to America?”は、アメリカンドリームの矛盾を批判する歌詞とファンクの要素を融合させた楽曲です。
『Vivid』は、リヴィング・カラーの音楽的多様性と社会意識の高さを象徴するアルバムであり、今なお色褪せることのない名盤です。
リヴィング・カラーの魅力を存分に味わいたい方にぜひおすすめしたい一枚です。
以上、【リヴィング・カラーのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!】でした。
リヴィング・カラーは、ジャンルの枠を超えた音楽性と鋭い社会的メッセージを持つ唯一無二のバンドです。
彼らのアルバムはそれぞれ異なる個性を持ちながらも、一貫してパワフルな演奏と革新的なサウンドを届けてくれます。
デビュー作『Vivid』の衝撃から、『Time’s Up』での音楽的深化、『Stain』のヘヴィな進化、『Collideøscope』の実験的なアプローチ、そして『Shade』での円熟した表現まで、どの作品もバンドの魅力を存分に味わえるものばかりです。
リヴィング・カラーの音楽は、今もなお新鮮で刺激的です。
ぜひリヴィング・カラーのアルバムを聴いて、その圧倒的なグルーヴとメッセージを体感してみてください。
ちなみにリヴィング・カラーは、クリームの名曲”Sunshine of Your Love”もカヴァーしています。
1994年にシングルとしてリリースされており、ファンク・メタル風のアレンジが施されています。
ベストアルバム『Playlist: The Very Best of Living Colour』で聴くことができます。
オリジナル曲だけでなく、カヴァー曲の意外な選曲や、独自性のあるアレンジもリヴィング・カラーの魅力のひとつです。
【PR】Amazonギフトカードのご紹介
Amazonギフトカードは、Amazonサイトのお買い物でご利用できるプリペイド式のカードです。
お買い物をする際に現金と同様に利用できるためクレジットカードの登録なしにAmazonでお買い物が出来ます。
クレジットカードの登録をしたくない方や、クレジットカードでのお買い物をしたくない方にもおすすめです。
他に関連するお勧め記事
ナイン・インチ・ネイルズのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!
エリック・クラプトンとジャック・ブルースとジンジャー・ベイカーが組んだ最強のロック・トリオ『クリーム』のおすすめアルバムをまとめてご紹介!
フェイス・ノー・モアのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!
※このブログに掲載しているイラストや写真、テキスト等の無断引用・無断借用・無断転載・無断使用は固くお断りしております。ご利用はご遠慮ください。





















