
2024/07/13
コールドプレイのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!

【第25回】おすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介シリーズ
今やU2に次ぐ世界的人気バンドとなった英国出身ロック・バンド、コールドプレイのおすすめアルバムをご紹介!
【おすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介シリーズ】の第25回です。
今回は、英国出身の人気ロック・バンドのコールドプレイのおすすめアルバムを5枚ご紹介します。
コールドプレイとはどんなバンド?
コールドプレイは、1997年にロンドンで結成されたバンドです。
結成当初から現在までメンバーを代えずに活動を続けている珍しいバンドです。
ほとんどのバンドは10年以上も活動を続けていると、1人以上のメンバー交代はありますからね。
しかしコールドプレイは、結成当初の4人のメンバーのまま今も活動を続けています。
そのメンバーとは…
●クリス・マーティン(ボーカル)
●ジョニー・バックランド(ギター)
●ガイ・ベリーマン(ベース)
●ウィル・チャンピオン(ドラムス)
の4人です。
音楽性的には、哀愁を帯びた綺麗なメロディーラインにメッセージ性の強い歌詞を乗せて、クリス・マーティンが優しい歌声で歌うキャッチーなロックを演奏しています。
オアシスやブラーといったブリットポップ勢の流行りが終わった後に出てきたバンドなので、「ポスト・ブリットポップ」と呼ばれることもあります。
初期の3作品は、美しいピアノや薄く掛けられたディレイと少し歪んだギターを中心とした、それこそポスト・ブリットポップ風の音楽を演奏していました。
それが4作目辺りから、壮麗なシンセサイザーや深いディレイを掛けた奥行きのあるギターが目立つようになり、アンビエント(環境音楽)な要素も混じったオルタナティヴ・ロック風になっていきます。
近年ではゴスペルやシンセ・ポップの要素まで取り込んだアルバムもリリースしており、サウンドの幅はアルバムをリリースする毎に広がっていきます。
どことなくアイルランドを代表するバンド、U2と似ている感じもあります。
まず英国とアイルランドはお隣の国なのと、どちらのバンドも3作品毎に音楽性が代わっていたり、ディレイを効果的に利用したギターが目立つバンドであったり、ダンスミュージックの要素も違和感なくバンド・サウンドに溶け込ましたり、社会的であったり哲学的でもある歌詞を持った曲が多かったり…
それに30年以上活動しているのに、メンバー間のいざこざもほとんどなく、解散騒動もなく、そして今もオリジナル・メンバーでバンドを継続していたり…と色々とU2と似ている部分があります。
ちなみにコールドプレイのメンバーは、U2が好きで影響を受けています。
オリジナル・メンバーで続いているということはたまたま同じなだけでしょうが、しかし音楽性に関してはかなりU2から影響を受けていることが感じられます。
コールドプレイは、これまでにオリジナル・アルバムを9枚リリースしており、これを書いている現在は10作目となるニュー・アルバムのリリースが予定されている段階です。
『Moon Music』と名付けられたその新作は、2024年10月4日にリリースされる予定です。
それでは今回も、その新作やベスト盤にライヴ盤、そしてコンピレーション・アルバムを省いたスタジオ録音されたオリジナル・アルバム9作品の中から僕がおすすめしたいアルバムを5枚選んでランキング形式でご紹介します。
まずは第5位です。
コールドプレイのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!
第5位:Coldplay – 『Parachutes』
第5位は、2000年にリリースされたデビュー作の『Parachutes』です。
2000年には僕はすでに色々な音楽を聴いており、U2にもかなりハマっていた年でした。
2000年と言えば、ちょうどU2の名盤『All That You Can’t Leave Behind』がリリースされた年でした。
しかしなぜか当時の僕はコールドプレイのデビュー作に気付きませんでした…。
僕がリアルタイムでコールドプレイを聴き始めたのは、次回作の『A Rush of Blood to the Head』からでした。
そのため2002年になって本作を後追いで聴きました。
その時点ではコールドプレイが、U2やR.E.M.にレディオヘッドから影響を受けていることを音楽雑誌を読んで知ってはいました。
本作の1曲目”Don’t Panic”のサビ部分のバックで流れているギターの付点8分のディレイがU2ぽかったり、マイナー調のコード進行がレディオヘッドぽかったり…
2曲目の”Shiver”のオクターヴ奏法を用いたディストーション・ギターのリフや歌メロの後に入るアルペジオのオブリガードがレディオヘッドぽかったり…
“High Speed”のディレイの使い方もU2ぽかったり…
まだ1stアルバムだということで、先達からの影響がわかりやすいアルバムだと感じます。
それでもシングル・カットされた”Yellow”や”Trouble”といった美しいバラードは、コールドプレイのオリジナリティが感じられる名曲です。
この2曲を聴けば「単なるコピーバンド」ではないことに気付きます。
面白いのは、”Yellow”はギターが主体で”Trouble”はピアノが主体なことです。
コールドプレイの哀愁漂うメロディーの要は、ジョニーのギターだけでなくクリスが弾く美しいピアノの音色にもあるということです。
2000年という歴史上では節目の年に、「究極のバラード・アルバム」でデビューしたコールドプレイは、本作でいきなり全英1位を記録しています。
その後、現在までに毎回リリースされたアルバムが全英1位に輝くモンスター・バンドとなります。
その始まりがこの『Parachutes』でした。
第4位:Coldplay – 『A Rush of Blood to the Head』
第4位は、僕が初めてリアルタイムでコールドプレイを聴いた2002年リリースの2作目のアルバム『A Rush of Blood to the Head』です。
邦題は『静寂の世界』でした。
当時は前作『Parachutes』の大ヒット後の2作目とあってか、コールドプレイにかなりの注目が集まっていました。
各種音楽雑誌で新作リリースの特集が組まれていたり、当時TVで放送されていたランキング番組で新曲”In My Place”のMVが毎週使われて、ラジオでもヘヴィー・ローテーションされていました。
僕はこの”In My Place”を聴いてコールドプレイを好きになりました。
あのギターのメロディーが好きなんです♪
シンプルなアルペジオなのに、なぜにこんなにも心の琴線に触れるんだろうか?
「良い音楽」に必ずしも難しいコード進行や理論は必要では内…音楽とは不思議ですね。
今も代わらず大好きな曲です。
またアルバムからの2枚目のシングルに選ばれた”The Scientist”や、3枚目のシングルに選ばれた”Clocks”もピアノの音色が美しい名曲です。
特に”Clocks”は、今でもライヴで人気の曲です。
コールドプレイが好きでピアノを演奏できる方はこの曲のあのリフレインを一度は弾いたことがあるのかも!?
そういう僕はギターの音出しの際にちょくちょく”In My Place”を弾きます。
シングル曲だけでなく、ストリングスを起用した”Daylight”の壮大さは、後のアンビエント路線に繋がるような名曲です。
今回は他に良いアルバムが多すぎて仕方なく第4位に選びましたが、捨て曲なしの名作です!
第3位:Coldplay – 『Viva la Vida or Death and All His Friends』
第3位は、ここ日本でも大ヒットした名作『Viva la Vida or Death and All His Friends』です。
『美しき生命』の邦題で2008年にリリースされた4作目のアルバムです。
19世紀フランスのロマン主義を代表する画家の1人ドラクロワの『民衆を導く自由の女神』が使用されたアルバムのアートワークは、美術好きに「お!これは!」と思わせてくれるチョイスです。
僕は音楽と同じくらい絵画も好きなので、本作のアートワークを見た当時は「これはコールドプレイにとっても革命的な作品になるのかも!?」と勘ぐりました。
そしたら本当に以前のアルバムとはスケールの大きさが段違いで向上していました!
本作のプロデュースは、U2もプロデュースした元ロキシー・ミュージックのメンバーだったブライアン・イーノが担当しています。
イーノと言えば、キング・クリムゾンのロバート・フリップと共作した実験音楽作品『(No Pussyfooting)』から音の広がりのあるアンビエントな作風へと進んでいきます。
そして1978年にリリースしたソロ作品『Ambient 1: Music for Airports』にて、「アンビエント・ミュージック(環境音楽)」というジャンルを一般的にしたミュージシャンです。
そのイーノがプロデュースしたとあって、本作は壮大でドラマチックなサウンドが印象的な楽曲が数多く収録されています。
アルバムからの2枚目のシングルとしてリリースされた”Viva la Vida”は、日本ではCMに起用されました。
そのため日本でもこの曲をご存知の方は多くいらっしゃるかと思います。
もしかしたらコールドプレイというバンドは知らないけれども、この曲だけは聴いたことがあるって人も多いのかも!?
ライヴでも大人気の定番曲で、今やコールドプレイの代表曲となった名曲なのですが…実はアルバムを通して聴くとこの曲だけ違和感があります。
良い曲なのですが、ここだけやけにポップなんですよね…。
個人的には、オープニングの”Life In Technicolor”から3曲目の”Lost!”の流れが好きです。
どの曲も終盤にイーノらしいアンビエントな音の広がりが聴けるのが良いですね♪(いわゆる”sonic landscapes”=音景ですかね!?)
このアルバムも名作なのですが第3位となりました。
コールドプレイには他にも名作があります。
これがコールドプレイの作品じゃなかったとしたら断然1位なのですがね…。
第2位:Coldplay – 『A Head Full of Dreams』
第2位と第1位はかなり迷います…。
もしかしたら時と場合によっては、この僕のランキングは1位と2位が逆になっているかも知れません!?
今回は「気分で」この『A Head Full of Dreams』を第2位に選びました。
しかし本作はとても好きなアルバムなので、通しでしょっちゅう聴いています♪
『A Head Full of Dreams』は、2015年にリリースされた7作目のスタジオ・アルバムです。
アルバムからの1枚目のシングルに選ばれた”Adventure of a Lifetime”は、コールドプレイを代表する名曲の1つです。
この曲もシンプルだけど印象に残るギターリフを持った曲です。
4枚目のシングルに選ばれた”A Head Full of Dreams”は、前々作に収録されていたヒット曲”Every Teardrop Is a Waterfall”を彷彿させるダンサンブル名ナンバーです。
この曲と、2曲目の”Birds”の順番は僕が「最も好きなコールドプレイのアルバムの流れ」になります。
どちらもジョニーのディレイが美しい名曲です。
特に”Birds”のサビ部分でのディレイの音色が美しいので、ディレイ好きの方は必聴です!
他にも、ビヨンセがゲスト参加した壮大な名曲”Hymn for the Weekend”や、しっとりとしたバラード曲の”Everglow”に、U2の名曲”With or Without You”のような終盤の盛り上がりが感動的な”Amazing Day”等、良い曲が満載です。
“Hymn for the Weekend”と”Everglow”はどちらもシングル・カットされています。
今回のランキングでは第2位となりましたが、第1位とはどちらが上位か本当に迷う名盤です!
第1位:Coldplay – 『Mylo Xyloto』
今回のランキングで第1位に選んだのは、2011年にリリースされた5作目のアルバム『Mylo Xyloto』です。
『マイロ・ザイロト』と読みます。
このアルバムがリリースする前に、2008年にリリースされた前作『Viva la Vida or Death and All His Friends』が日本でも大ヒットしました。
そのため本作リリース前は、「コールドプレイの新作がついにリリースされる!」とかなり盛り上がっていましたね!
こういった大ヒット作の次のアルバムは…大体失敗作になることが多いです。
しかしそんなジンクスは、コールドプレイには関係ありませんでした!
アルバムに先駆け3ヶ月ほど先にリリースされたシングル”Every Teardrop Is a Waterfall”を聴いた瞬間にそんな心配は吹き飛びました!
この曲は、オシャレなコマ送りのMVも合わせて僕が一番好きなコールドプレイの曲です♪
今でもこのMVを観るとワクワクします。
この曲だけでなくアルバムからの2枚目のシングルに選ばれた”Paradise”や3枚目のシングル”Charlie Brown”も前作から始まった壮大なアンビエント路線を引き継ぐ名曲でした。
どちらの曲も後半部分にサウンドに厚みがあり、どてもドラマチックな名曲です。
それだけでなくアルバム冒頭のまるで「朝日が昇っていく時のBGM」とでも言えそうな美しいインスト”Mylo Xyloto”から爽快なナンバー “Hurts Like Heaven”に繋がる流れも最高です!
“Hurts Like Heaven”は、アルバムからの5枚目のシングルに選ばれています。
ちなみに4枚目のシングルはリアーナがゲストで参加した”Princess of China”でした。
本作のプロデュースは、前作と同じブライアン・イーノで、しかも今回は作曲にも関与しています。
本作が壮大なサウンドなのは、まさにイーノの手によるものでしょう。
どうやら僕は、ブライアン・イーノとコールドプレイの共作が好きなのかも知れません!?
人生で初めてハマったバンドがU2だったので、当然と言えば当然なのですがね。
第1位は、僕が最も好きなコールドプレイの曲”Every Teardrop Is a Waterfall”が収録されたアルバム『Mylo Xyloto』でした。
以上、【コールドプレイのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!】でした。
先にも述べましたが、コールドプレイはこれまでリリースした9作品全てが全英1位を記録しています。
本国イギリスでは圧倒的人気を誇るバンドです。
また日本でも『Viva la Vida or Death and All His Friends』のヒットで有名になりました。
バンド内でのごたごたもほぼなく、解散の可能性も低い減益のバンドです。
今年10月には約3年振りとなる新作『Moon Music』もリリース予定です。
今後の活動が期待できるバンドなので、このブログ記事で初めてコールドプレイを知ったという方も、コールドプレイをこれから聴き始めたいという方も、ぜひこのブログ記事を参考にこれから聴き始めてみて下さい。
新作がリリースされた後は、久しぶりの来日公演も期待したいですね♪
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