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2024/11/10

アイアン・メイデンのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!

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【第57回】おすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介シリーズ

「NWOBHM」(ニュー・ウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィメタル)の代表格アイアン・メイデンのおすすめアルバムをご紹介!

【おすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介シリーズ】の第57回です。

 

今回は、「NWOBHM(New Wave Of British Heavy Metal=ニュー・ウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィメタル)の代表格、アイアン・メイデン(Iron Maiden)のおすすめアルバムを5枚選んでご紹介します。

 

アイアン・メイデンについて

アイアン・メイデンは、イギリスのヘヴィ・メタル・バンドとして1980年代から音楽シーンに君臨し続け、世界中に多くのファンを持つ伝説的な存在です。

 

1975年、ロンドンでスティーヴ・ハリスが中心となって結成されたアイアン・メイデンは、彼の卓越したベースプレイとバンドのヘヴィなサウンドで瞬く間に注目を集めました。

 

「鋼鉄の処女」を意味するバンド名は、異端審問で使われた拷問器具を指しており、その名前通り重厚でダークな音楽性を特徴としています。

 

バンドの象徴といえばマスコットの”エディー”です。

 

エディーは、アイアン・メイデンのアルバムやステージでお馴染みのキャラクターであり、彼の不気味で風変わりな姿はファンの心をつかんで離しません。

 

アルバムごとに姿を変え、戦士やミイラ、宇宙飛行士など様々なテーマに合わせて進化するエディーは、まさにバンドの象徴ともいえる存在です。

 

特に、1982年にリリースされた『明日なき戦い』に登場するエディーの姿は、多くのファンに強い印象を残しています。

 

このアルバムには、”The Number of the Beast”や”Run to the Hills”といった、今でも語り継がれる名曲が収録されています。

 

アイアン・メイデンは、長いキャリアの中で13以上のスタジオアルバムをリリースし、その中でも『Powerslave』や『Somewhere in Time』は特に高い評価を受けています。

 

また、彼らのサウンドは、ツインギターの掛け合いや、ブルースに影響を受けたリフ、スティーヴ・ハリスのパワフルなベースライン、そしてブルース・ディッキンソンの力強いボーカルで構成されており、まさにヘヴィメタルの王道を貫くスタイルです。

 

さらにアイアン・メイデンは、ツアーにも定評があり、壮大なステージ演出やエディーの登場でファンを魅了してきました。

 

ライブ・パフォーマンスにおいては、精巧なセットや特殊効果を取り入れ、観客に視覚と聴覚の両方から迫力のあるエンターテインメントを提供しています。

 

「明日なき戦い」ツアーでは、エディーがライブのハイライトとして登場し、観客を圧倒しました。

 

アイアン・メイデンの影響は、他の多くのアーティストやバンドに波及しており、彼らの楽曲とパフォーマンススタイルは世代を超えて受け継がれています。

 

バンドの楽曲は歴史や文学、戦争といったテーマを多く取り扱っており、深みのある歌詞とストーリーテリングも特徴のひとつです。

 

“Aces High”や”2 Minutes to Midnight”など、戦争や社会問題を題材にした曲も多く、リスナーにメッセージ性を伝え続けてきました。

 

40年以上にわたってヘヴィメタルのトップに君臨し続けるアイアン・メイデンは、今後もその圧倒的な存在感と革新性でファンを魅了し続けることでしょう。

 

それでは今回はアイアン・メイデンのオリジナル・アルバムから僕が好きな作品を5枚選んでランキング形式でご紹介します。

 

ベスト盤やコンピレーション・アルバムにライブ盤は除外しています。

 

まずは第5位からどうぞ。

 

アイアン・メイデンのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!

第5位:Iron Maiden – 『Iron Maiden』

第5位は、1980年にリリースされたデビュー・アルバム『Iron Maiden』です。

 

邦題は、『鋼鉄の処女』でした。

 

デビュー・アルバムということでまだまだ荒々しく、パンク・ロックの影響も見え隠れするアルバムです。

 

しかしこのアルバムは、アイアン・メイデンが後に展開する壮大なサウンドの礎となる作品で、彼らの力強いスタイルが垣間見える一枚となっています。

 

収録曲には、今もライブで演奏されることの多い”Phantom of the Opera”(オペラの怪人)や”Prowler”、”Running Free”など、シンプルで力強いリフが印象的な楽曲が並んでいます。

 

ボーカルはポール・ディアノが担当しており、彼の荒々しい歌声がバンドのエネルギーと一体となって、当時のファンを魅了しました。

 

また、スティーヴ・ハリスの鋭いベースラインや、デイヴ・マーレイのギターも、聴く者に強烈なインパクトを与えます。

 

アルバム全体に疾走感があり、パンク・ロックの影響を感じさせる粗削りなサウンドが特徴です。

 

『Iron Maiden』の荒々しい音楽性と迫力は、後の作品と比べても異彩を放っており、ヘヴィメタルの本質を凝縮した仕上がりになっています。

 

今回のランキングでは第5位に選びましたが、本作はアイアン・メイデンというバンドの初心に触れたいファンや、ヘヴィメタルの原点を体験したい人にとって聴く価値のある作品です。

 

アイアン・メイデンの原点である『Iron Maiden』をぜひ聴いてみて下さい!

 

1曲目の”Prowler”のイントロのワウギターが聞こえてくるあの瞬間をぜひ体験して下さい!

 

第4位:Iron Maiden – 『Killers』

第4位は、1981年にリリースされたセカンド・アルバム『Killers』です。

 

本作こそデビュー・アルバム『Iron Maiden』に続き、彼らの名声を不動のものにした作品です。

 

前作の荒々しさをさらに磨き上げ、ヘヴィ・メタル・ファンに衝撃を与えたアルバムで、ポール・ディアノの独特なボーカル・スタイルが炸裂しています。

 

プロデュースを手がけたのは名プロデューサーのマーティン・バーチで、彼の手によってアイアン・メイデンのサウンドが一層クリアかつ重厚に仕上がっています。

 

『Killers』には、ライブでも定番となる”Wrathchild”や”Killers”、”Murders in the Rue Morgue”(モルグ街の殺人)などが収録されており、どの楽曲もスリル満点のサウンドが特徴です。

 

特に”Wrathchild”は、スティーヴ・ハリスの躍動感あふれるベースラインが印象的で、アイアン・メイデンらしい重厚でリズミカルなスタイルを確立しています。

 

ギターリフもキャッチーでありながらヘヴィで、ファンを魅了してやまない楽曲が揃っています。

 

『Killers』は、メイデン初期の荒削りなエネルギーと、マーティン・バーチのプロデュースによる洗練された音作りが絶妙に融合した作品です。

 

パンク・ロックから影響を受けたエッジの効いたサウンドは、後の作品にはない鋭さと勢いがあり、アイアン・メイデンの進化を感じさせます。

 

また、アルバムのジャケットに描かれた”エディー”もインパクトがあり、ファンの間で一躍アイコン的存在となりました。

 

『Killers』は、アイアン・メイデンの原点とエネルギーを凝縮した作品であり、バンドの成長過程を知る上でも貴重なアルバムです。

 

第3位:Iron Maiden – 『Powerslave』

第3位は、1984年にリリースされた5作目のアルバム『Powerslave』です。

 

古代エジプトをテーマにしたアルバムアートとともに、壮大で神秘的な雰囲気が漂う『Powerslave』は、アイアン・メイデンの音楽性をさらに進化させた一枚として知られています。

 

ブルース・ディッキンソンのパワフルなボーカルと、スティーヴ・ハリスの疾走感あふれるベースが際立っており、メイデンならではのエネルギーが満載です。

 

アルバムには、シングル化もされたライブでの定番曲である”Aces High”(撃墜王の孤独)や”2 Minutes to Midnight”(悪夢の最終兵器(絶滅2分前))が収録されています。

 

“Aces High”はスピーディーでエネルギッシュなオープニング曲で、リスナーを一気にアルバムの世界へ引き込みます。

 

また、”2 Minutes to Midnight”は印象的なギターリフが魅力的で、メイデンらしい重厚感が感じられる名曲です。

 

さらに、13分にも及ぶ大作”Rime of the Ancient Mariner”(暗黒の航海)は、文学作品をモチーフにした壮大なストーリー性を持ち、アルバムのクライマックスを彩っています。

 

『Powerslave』は、アイアン・メイデンのクリエイティブな側面が最大限に発揮されたアルバムです。

 

アルバム全体を通じて、メイデンらしい疾走感とメロディアスなサウンドが融合しており、聴き応えも抜群です。

 

壮大なテーマと音楽性が見事に結びついた本作は、アイアン・メイデンの音楽の幅広さを堪能できるアルバムといえます。

 

プログレッシブ・メタルな要素を好む方にもおすすめの作品です!

 

第2位:Iron Maiden – 『Piece of Mind』

第2位は、1983年リリースされた4作目のアルバム『Piece of Mind』です。

 

邦題は、『頭脳改革』でした。

 

本作では、新ドラマーのニコ・マクブレインが加入し、バンドのリズムが一層力強くなりました。

 

彼の正確かつダイナミックなドラムプレイは、スティーヴ・ハリスの重厚なベースラインとの相性も抜群で、アイアン・メイデンのサウンドにさらなる厚みと緻密さを加えています。

 

『Piece of Mind』には、シングル化された”The Trooper”(明日なき戦い)と”Flight of Icarus”(イカルスの飛翔 )の2曲や、アルバム冒頭を飾る”Where Eagles Dare”といった名曲が収録されています。

 

“The Trooper”はアイアン・メイデンのライブでも人気の曲で、壮絶なギターリフとブルース・ディッキンソンの力強いボーカルがファンを魅了します。

 

また、”Flight of Icarus”はディッキンソンが歌詞を書いた作品で、ドラマティックな展開が特徴です。

 

これらの楽曲を通じて、アイアン・メイデンは物語性のある音楽を展開し、リスナーを異世界へと誘います。

 

本作は、バンドの創造性が高まった瞬間を捉えたアルバムであり、彼らの音楽性が次のステージへと進化したことを示しています。

 

『Piece of Mind』は、アイアン・メイデンの力強いサウンドと奥深い世界観を堪能できるヘヴィ・メタル・ファンにとって必聴のアルバムです。

第1位:Iron Maiden – 『The Number of the Beast』

第1位は、1982年リリースされた3作目のアルバム『The Number of the Beast』です。

 

邦題は、『魔力の刻印』でした。

 

このアルバムは、ブルース・ディッキンソンがバンドに加入して初めての作品であり、彼の力強いボーカルがバンドのサウンドに新たな深みと迫力を与えました。

 

ディッキンソンの参加によって、アイアン・メイデンはさらにダイナミックなバンドへと成長し、当時のメタルシーンをリードする存在となります。

 

『The Number of the Beast』には、名曲と称される”Run to the Hills”(誇り高き戦い)や”Children of the Damned”(吸血鬼伝説)、そしてアルバムタイトルにもなっている”The Number of the Beast”(魔力の刻印)が収録されています。

 

アルバムからの1stシングルにも選ばれたネイティヴ・アメリカンと侵略者(白人)との戦いを描いた曲”Run to the Hills”はエネルギッシュでキャッチーなメロディが特徴的で、ライブでも大人気の楽曲です。

 

また、2ndシングルに選ばれた”The Number of the Beast”はダークでスリリングな雰囲気が魅力で、エディーが描かれたアルバムアートとともにバンドの象徴的な存在感を強調しています。

 

本作は、スティーヴ・ハリスの力強いベースラインと、デイヴ・マーレイ、エイドリアン・スミスによるギターリフの迫力が際立っており、全編にわたって疾走感と重厚感が感じられます。

 

『The Number of the Beast』は、ヘヴィ・メタル・ファンなら必ず聴いておきたい一枚で、アイアン・メイデンの象徴的なサウンドと独自の世界観が堪能できる傑作です。

 

今回のランキングでも第1位となりましたが、アイアン・メイデンのキャリアを語るうえで欠かせない重要なアルバムです。

 

 

以上、【アイアン・メイデンのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!】でした。

 

アイアン・メイデンは、これまでに17作品ものオリジナル・アルバムをリリースしています。

 

2021年には今のところ最新作となる17thアルバム『Senjutsu(戦術)』をリリースしたまだまだバンドが現役であることをアピールしました。

 

また2024年9月に 2016年4月以来の約8年ぶりとなる来日公演も行いました。

 

こちらの来日公演も大好評のまま幕を閉じ、ここ日本でもアイアン・メイデンの圧倒的な人気を再確認できました。

 

キャリアも長く、作品数も多く、ファンも多いので、それぞれ思い入れのあるアルバムは違うと思います。

 

アイアン・メイデンのディスコグラフィーには名作ばかりが並ぶので、今回のランキングで5作品を選ぶのはかなり悩みました。

 

最終的には初期の5作品を選んだのですが、僕としてはやはり初期のアイアン・メイデンが好きです。

 

トップ3には、ボーカルにブルース・ディッキンソンが加入してからの3作品を選びました。

 

第4位と第5位には、まだポール・ディアノが在籍していた頃の最初期の2作品から選びました。

 

今となっては「アイアン・メイデン=ブルース・ディッキンソン」のイメージが強いのですが、個人的にはまだまだパンク・ロックの影響が濃かったポール・ディアノ時代の初期2作品が好きです。

 

残念なことにこのブログ記事を各数日前の2024年10月21日にポール・ディアノが還らぬ人となってしまいました…。

 

そのタイミングでこちらのブログ記事を書こうと考えていました。

 

まぁ『BASTARD!! -暗黒の破壊神-』でポール・ディアノの名前から付けられたセクシーキャラが登場した時は驚きましたが…。

 

近年のアイアン・メイデンも最高なのですが、今回第4位と第5位に選びました初期2作品も多くの人に聴いてもらいたいと思います。

 

ちなみに初期のアイアン・メイデンを知る上で、アルバム未収録のライヴが聞けるミニ・アルバム集『The First Ten Years』もおすすめです。

 

 

もし今回初めてアイアン・メイデンについて知ったという方は、ぜこのブログ記事のランキングを参考にアイアン・メイデンの各アルバムを聴いてみて下さい。

 

 

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