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カテゴリー:Music

2018/06/07

ソウライヴの2001年の代表作『Doin’ Something』を聴こう!ライヴでの定番曲も多数収録されています。

ソウライヴの2001年の代表作『Doin’ Something』をご紹介します。

Soulive – 『Doin’ Something』

1. Hurry Up And Wait
2. Doin’ Something
3. Evidence
4. One In Seven
5. Bridge To Hand
6. Cannonball
7. Shaheed
8. Romantic
9. Solid
10. Roll The Tape
11.Joe Sample
– Bonus Track –
12.Golden Lady

 

Eric Krasno (gt)
Neil Evans (org)
Alan Evans (dr)

 

ソウライヴが名門レーベルのブルーノートレコードからメジャーデビューした2001年の大ヒットアルバム『Doin’ Something』のご紹介です。

 

日本でもこのアルバムから有名になったと思います。

 

少し自分自身の思い出話を…

 

15年近く前のちょうどジミー・スミスなんかのオルガンジャズにハマっていた頃の話なんですが、たまたま友達とオシャレ系のバーで飲んでいました。

 

その店で「やけにかっこいい今風なヒップホップの要素も交えたドラムのリズムの上に、まるでジミー・スミスのようなオルガンが流れ、グラント・グリーンの影響も感じるけれどもエフェクターもガンガン使うギターがオシャレなフレーズを弾く」というバンドの曲が流れていました。

 

当時の僕は、ジミー・スミスやジミー・マグリフにリチャード・”グルーヴ”・ホームズなんかのファンキーなオルガンジャズにハマっていてすごく気になりました。

 

友達の話を聞くよりも、この店内に流れるオシャレなオルガンジャズの方ばかり聴いていました。

 

そして店を代えようということで会計を済ますことにしました。

 

店のレジに向かった僕は、すかさずバーテンに「今流れているこの音楽って何ていうミュージシャンですか?」って聞きました。

 

そしたらバーテンは、「すみません、私は音楽についてよくわからないのですがこの作品です。」といって店内に流れている音楽のCDを見せてくれました。

 

それがこのソウライヴの『Doin’ Something』でした。

 

なんとなくサイバーな雰囲気のジャケットを見て、しかもバンド名の”Soulive”という文字を見て「これは直ぐに買わないと!」と思いました。

 

バーを出ると、一緒に飲んでいた友達が「よくそんなこと聞けるな。」みたいに言ってました。

 

僕にとっては「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」です。

 

知ったかぶりする方が余計恥ずかしいことですし、それにせっかくかっこいいいと思った音楽を見逃すのはあまりにも勿体なかったんです。

 

知らなかったことはその時に聞いて知ればいいだけのことです。

 

この時にバーテンに聞いてみて本当に良かったです。

 

興味のある事に関しては無駄に行動の早い(?)僕は、いつもの如く次の日にこのアルバムを探しに行って買いました。

 

そして家に帰って聴いてみると、やはり「これこれ!このサウンドを求めてたんだよ!」ってなりました。

 

自分の探していた音楽が見つかった感じです。

 

そんなわけでこのアルバムをたまたま飲みに行ったバーで知ったのが僕のソウライヴ初体験でした!

 

それ以来ずっとソウライヴが大好きなんですが、特にこのアルバムは思い入れがあります。

 

アルバムの内容

アルバムは、独特なテーマメロディーの”Hurry Up And Wait”から始まります。

 

この曲を聴いて一発で僕はソウライヴにハマりました!

 

当時初めて聴いた時は「新しい時代の音楽だ!」とすごく感じました。

 

そして#2のタイトルトラックの”Doin’ Something”は、ギターのエリックのカッティングがかっこいいファンキーな名曲です。

 

ホーン隊によるテーマもかっこいいです♪

 

ちなみにこの曲をライヴで演奏する際は、途中にハービー・ハンコックの”Chameleon”を挟んで演奏されたりもします。

 

そのライヴバージョンは、この次のアルバム『NEXT』の日本盤のボーナストラックとして収録されていました。

 

このアルバムバージョンでは、あのザ・JBズのフレッド・ウェズリーが参加していて、お得意のトロンボーンでファンキーなソロを吹いています。

 

#3の”Evidence”は、オルガンのニールがピアノを弾くオシャレな曲調でライヴでもよく演奏されます。

 

続く#4の”One In Seven”は、ギターのエリック作でライヴでもよく演奏されています。

 

ライヴではこのアルバムバージョンの倍以上の長さで演奏されることが多いです。

 

アドリヴギターソロがかなり長くなります。

 

#5の”Bridge To Hand”は最近ではもう演奏されなくなりましたが、アルバムが発売された当初はライヴでも演奏されていたようです。

 

#6の”Cannonball”は、ホーン隊が映えるファンキーな曲です。

 

ゲストに管楽器隊が参加しているライヴでは高確率で演奏される楽しい曲です。

 

#7の”Shaheed”は、ギター+オルガン+ドラムの基本編成に戻って演奏される曲です。

 

そのためライヴでも頻繁に演奏されます。

 

この曲のようにテーマメロディが単純ではなくって一工夫あるのがソウライヴのかっこいいところですね。

 

#8の”Romantic”は、女性シンガーのステファニー・マッケイが歌うネオソウル風のボーカル曲です。

 

彼女はロイ・ハーグローヴのRHファクターにも参加して歌っていたりもします。

 

 

 

 

こういったネオソウル系の曲って色褪せないですね。

 

今聴いても本当にオシャレな曲調です。

 

ボーカルがいないと出来ない曲なのでライヴで演奏されないのがもったいない曲です。

 

#9の”Solid”は、僕の大好きな曲です!

 

この曲もギター+オルガン+ドラムのトリオで演奏するのでライヴでも定番曲です。

 

この曲をバーで聴いた時に「新世代のオルガンジャズだなぁ~」って思いました。

 

とにかくかっこいい曲ですね!

 

しかもオルガン系ジャズファンクな曲調ですが、エリックがモジュレーション/空間系のギターエフェクターを使う点も好きなところです。

 

僕もジャズファンク系のギター弾くんですが、必ずしもノンエフェクターのクリーントーンが最高!だとは思っていないです。

 

使えるギターエフェクターは、曲がかっこよくなるのならガンガン使った方が良い!と考えます。

 

そういったわけで、この曲を演奏する際のエリックのエフェクターの使い方はすごく好きです♪

 

#10の”Roll The Tape”は、ライヴでの演奏は聴いたことがないような気がするのですが、管楽器との絡みがかっこいいファンク曲です。

 

#11の”Joe Sample”は、ジョー・サンプルですね。

 

短いオマケ曲みたいな感じですが、オシャレです♪

 

#12の”Golden Lady”は日本盤のボーナストラックでスティーヴィー・ワンダーの1973年の名作『Innervisions』の4曲目に収録されていた名曲のインストカヴァーです。

 

 

 

 

エリックが歌部分のテーマを弾いているのですが、歌心溢れるギタープレイでとてもうまいです!

 

ちなみに『Innervisions』の6曲目”Jesus Children of America”は『Turn It Out』にライヴバージョンが収録されていました。

 

“Golden Lady”をライヴ演奏することはなかったと思いますが、”Jesus Children of America”の方はライヴで頻繁に演奏されていました。

 

以上のボーナストラックを含む全12曲がソウライヴの大ヒットアルバム『Doin’ Something』のご紹介でした。

 

 

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