カテゴリー:Music

2019/09/10

パット・マルティーノ怒涛のライヴ盤‼最高傑作『Live!』を聴こう♪

パット・マルティーノが1972年にミューズ移籍第一弾としてリリースした怒涛のライヴ盤にして最高傑作『Live!』をご紹介したブログ記事のタイトル画像です。

パット・マルティーノが1972年にリリースしたライヴ盤『Live!』をご紹介します。

ミューズ移籍第一弾は、怒涛のギター弾きまくりライヴ盤!

以前、パット・マルティーノがHigh Noteレーベルからリリースした3枚のアルバムをご紹介していました。

 

デュオにオルガンに…High Noteレーベルからリリースされたパット・マルティーノのおすすめアルバム3選!

本ブログでパット・マルティーノを取り扱ったのは、その時が最初だったのですが……本来なら今回ご紹介するパット・マルティーノの最高傑作『Live!』からご紹介するべきだったかもしれません。

 

それまで主にプレスティッジ・レコードからリーダー作品をリリースしていたマルティーノが、ミューズ・レコードに移籍して一発目のアルバムとなった本作はいきなりのライヴ盤でした!

 

しかしこのライヴ・アルバムにこそジャズ・ギタリスト、パット・マルティーノの本来の姿が残されていると言えます。

 

 

Pat Martino – 『Live!』

パット・マルティーノが1972年にミューズ移籍第一弾としてリリースした怒涛のライヴ盤にして最高傑作『Live!』をご紹介したブログ記事の画像1枚目

パット・マルティーノが1972年にミューズ移籍第一弾としてリリースした怒涛のライヴ盤にして最高傑作『Live!』をご紹介したブログ記事の画像2枚目

パット・マルティーノが1972年にミューズ移籍第一弾としてリリースした怒涛のライヴ盤にして最高傑作『Live!』をご紹介したブログ記事の画像3枚目
01.Special Door
02.The Great Stream
03.Sunny

 

Personnel:
Pat Martino – Guitar
Ron Thomas – Electric Piano
Tyrone Brown – Electric Bass
Sherman Ferguson – Drums

 

アルバムの内容

パット・マルティーノの怒涛のライヴ盤は、エレピを含むカルテット編成で演奏されています。

 

これ程までにリズム隊との連携が取れた見当たらないぐらいリズム隊が一丸となってマルティーノの演奏に追随しています。

 

このミューズ移籍第一弾となった『Live!』には、たった3曲しか収録されていません。

 

しかしどの曲も10分を超える長さです!

 

もちろんどの曲も熱いアドリヴ演奏が繰り広げられています。

 

1曲目”Special Door”は、マルティーノ作のモ-ド・ジャズ曲です。

 

イントロのテーマからすぐにギターソロに入りそのまま休むことなくフレーズを重ねていきます!

 

3分19秒にはお得意のシーケンスフレーズによる繰り返しや4分45秒辺りからはピアノとのユニゾン風インタープレイなど、その凄まじさはもはや人間離れした神業レベルです!

 

その後、エレピソロ→ベースソロ→ドラムソロに移ると徐々にクールダウンして大人しくなっていきますが、マルティーノがソロを弾きまくっていた序盤の約6分間はジャズ・ギターの神髄ともいえる熱演です!

 

最終的に17分46秒と、1曲目だけでもレコードの1面を埋めてしまう演奏時間です。

 

ちなみにこの曲では珍しく、ギターの6弦のみ1音下げチューニングにしたドロップDチューニングで演奏しています。

 

2曲目” The Great Stream”もマルティーノ自作のモード・ジャズ曲です。

 

AABA形式の曲なのですが、Aパートが32小節でBパートが16小節、合わせて112小節でワンコーラスという1周がとっても長~い楽曲です。

 

マルティーノは2コーラス分、224小節に渡ってギターソロを弾いています。

 

本曲でも約6分に渡り、行きつく間もないぐらいにお得意のマシンガンピッキングを持ってして、マイナー・トライアドをクロマチックで上昇させたフレーズを積み上げていきます。

 

微妙なアウト感覚が聴く者を不思議な気持ちにさせてくれるとてもスリリングな演奏です!

 

その後のエレピソロもかなりのテクニックなのですが、先のマルティーノのギターソロが凄まじ過ぎるため、これですら緩く感じてしまう恐ろしさです。

 

この曲も10分31秒とかなりの長尺演奏です。

 

この2曲のオリジナル曲だけでも十分に素晴らしいのですが、本作が名盤となったもう一つの魅力ある演奏が最後の3曲目”Sunny”のカヴァーです。

 

セッションでも定番の曲”Sunny”は、R&Bシンガーのボビー・ヘブが60年代に書いた曲で、ウェス・モンゴメリーやジョージ・ベンソンなどマルティーノと縁の深いジャズ・ギタリストも取り上げた名曲です。

 

しかし本作の”Sunny”を聴いてもらうとすぐにわかると思うのですが……マルティーノは尊敬するウェスですら超えてしまっています!

 

最初こそウェス風にオクターブ奏法を用いてテーマを弾いていますが、ソロに入るとシングルノートのフレーズをマシンガンピッキングで休みなく弾きまくっています!

 

3分21秒辺りから、まるでグラント・グリーンかのように17小節分約30秒に渡ってシーケンスフレーズを繰り返しています!

 

5分45秒でソロを弾き終わると、オーディエンスから「イェーーッツ!」と声援と共に大きな拍手が聞こえてきます。

 

本当に素晴らしい演奏のため、観客も自然と沸き上がったんでしょう。

 

あまりに凄まじいギターソロのため、ここでもエレピのソロが箸休め的な感じに聴こえてしまいます。

 

実際にはエレピソロも凄いんですがね……。

 

この”Sunny”も10分27秒とかなりの演奏時間です!

 

たった3曲にしてウェスやベンソンをも凌駕するようなジャズ・ギターの神髄がここにあります!

 

 

 


 

 

以上、【パット・マルティーノ怒涛のライヴ盤‼最高傑作『Live!』を聴こう♪】でした。

 

ジャズ・ギター好きは必聴の作品です!

 

これからジャズ・ギターを始めたいという人も、まずはこの頂点を聴いてみて下さい!

 

でもあまりに凄まじすぎる演奏なのですが……ジャズ・ギター諦めず頑張ってください!(笑)

 

もはやこの領域に到達するのは不可能なレベルなジャズ・ギター最高峰の作品です!

 

 

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