カテゴリー:Music

2019/10/04

【銀河系最強のジャズファンク・バンド】ザ・ニュー・マスターサウンズのベスト盤とリミックス盤をご紹介します。

ザ・ニュー・マスターサウンズのベスト盤3作品とリミックス盤1枚をご紹介します。

ベスト盤3作品は全ジャズファンク/ディープファンク必携のアイテムです!

つい昨日の話なのですが、ザ・ニューマスター・サウンズ(以降:ニューマスター)の最新作『Shake It』を買いました。

 

【ザ・ニュー・マスターサウンズ速報】ザ・ニュー・マスターサウンズの最新作『Shake It』を買いました。

せっかくなので、このままテンションの上がった状態で引き続きニューマスターのアルバムをご紹介したいと思います。

 

今回はニューマスターのオリジナル・アルバムではなく、ベスト盤とリミックス盤のご紹介です。

 

ベスト盤3枚とリミックス盤1枚です。

 

それではオリジナル・アルバム未収録曲満載の『An Introduction To The New Mastersounds』の2作品からリミックス盤、そして最後に初心者向けとして選曲の良い『Masterology』と順にご紹介していきたいと思います。

 

 

The New Mastersounds -『An Introduction To The New Mastersounds Vol.1』

01.Turn This Thing Around
02.It’s All Right Now
03.Can’t Hold Me Down
04.Idle Time
05.Rope-A-Dope
06.Coming Up Roses
07.Tin Drum
08.Be Yourself
09.102%
10.The Rooster
11.Do What You Gotta Do
12.Colorado Sun (Jesse’s Backyard)
13.Your Love Is Mine
14.Barca
15.Forgiveness
– Bonus Track –
16.Your Love Is Mine (Fred Everything Mix)

 

2007年にリリースされたニューマスターにとって初めてのベスト盤がこの『An Introduction To The New Mastersounds Vol.1』です。

 

なんとなくビートルズのアーティスト写真を意識したようなジャケットの写真は、イギリスのバンドらしいですね。(笑)

 

またCDのレーベル面もアナログ盤を大事にするニューマスターらしいレコード盤のデザインになっています。

 

時期的にはちょうど4作目のスタジオ盤『102%』をリリースしてから次の5作目『Plug & Play』をリリースする間に当たります。

 

なのでまだオルガン奏者はオリジナル・メンバーだったボブ・バーチだった頃の音源ばかりになります。

 

1曲目”Turn This Thing Around”と2曲目”It’s All Right Now”と1stアルバムからの曲が続きますが、2曲ともインストではなくゲスト・ボーカル入りの歌モノ・ファンク曲です。

 

この辺りの曲は、今のニューマスターと比べるとあまりにもド直球のJB系ファンクに聴こえますね。

 

でも”Turn This Thing Around”の方は今でもライヴで演奏されることもあります。

 

その次に3曲目”Can’t Hold Me Down”と4曲目”Idle Time”と2ndアルバム『Be Yourself』に収録されていた曲が続きます。

 

そして当時の最新作だった『102%』からの選曲で5曲目に”Rope-A-Dope”が続き、6曲目は2ndアルバム『Be Yourself』に収録されていた現在でもライヴ定番曲になっている”Coming Up Roses”も収録されています。

 

その後も1st~4thまでの楽曲がチョイスされています。

 

初期のニューマスターの目玉曲の1つでコリーヌ・ベイリー・レイと共演した”Your Love Is Mine”が収録されているのもポイントですね♪

 

この曲はオリジナル音源が13曲目に、そして16曲目にボーナストラックとしてリミックス版の”Your Love Is Mine (Fred Everything Mix)”が収録されています。

 

ただ本作の選曲があまり目立たないマニアックな曲を選んでいる気がして、初心者向けだとはいいがたいです……。

 

そもそもデビュー曲で代表曲でもある”One Note Brown”や今でもライヴでよく演奏する”Nervous”や”Be Yourself”に”Baby Bouncer”などのニューマスターらしい楽曲が収録されていないのは一体どういうことなのか?といったところです。

 

それに16曲目の”Your Love Is Mine”のリミックス・バージョン以外に特に珍しい未発表曲もなく、よっぽどニューマスターが好きでなければあまりおすすめ出来る作品ではないです……。

 

次に行きましょう。

 

 

 

The New Mastersounds -『An Introduction To The New Mastersounds Vol.2』

 

01.Can You Get It (Remix)
02.I Mean It So
03.King Comforter
04.Freckles
05.Idris (Live)
06.Kuna Matata
07.Make Me Proud!
08.One Note Brown [Original Version]
09.The Road to Fuji Rock
10.The Vandenburg Suite
11.Up in the Air
12.Wack!
13.You Got It All
14.Bring It On
15.Talk the Talk
16.Spooky

 

『Vol.1』から5年後の2012年にリリースされた『An Introduction To The New Mastersounds Vol.2』です。

 

時期的には2011年の7作目『Breaks From The Border』までの楽曲でまとめられています。

 

前作の謎の選曲から少し反省したのか?『Vol.2』の方では初期のマニアックなアルバム未収録曲がいくつか収録されています。

 

ここではそのレア音源のご紹介をしたいと思います。

 

まずは1曲目から『Breaks From The Border』に収録されていたニューマスター自身によるボーカル曲”Can You Get It”のリミックス・バージョンから始まります。

 

5曲目に収録されている”Idris”のライヴ・バージョンは日本では特にレアな音源ではありません。

 

これは日本企画でリリースされた2008年リリースのライヴ盤『Live In San Francisco』に収録されていたものです。

 

注目すべきは8曲目の”One Note Brown”です。

 

この曲はニューマスターのデビュー曲で、2019年の今でもライヴの締めに演奏されることの多い人気曲です。

 

日本のライヴでは”Nervous”が最後に演奏宇されることが多いのですが、海外では”One Note Brown”でジャムって終わることが定番です。

 

実はニューマスターのライヴは、日本と海外とではこういった違いがあるんですよね。

 

日本ではみんなで盛り上がれる”Nervous”で「パッパラッパラ~♪」で終わるのですが、海外では”One Note Brown”をレゲェのリズムで演奏してみたりテンポをアップ・ダウンさせてリズムで遊びながらジャムって終わるんです。

 

これはこれで面白い違いですよね。

 

さて、このベスト盤に収録されている”One Note Brown”がオリジナル・バージョンで、1stアルバムの『Keb Darge Presents: The New Mastersounds』とはバージョンが違います。

 

それはイントロのギターリフからすぐにわかります。

 

まずこのベスト盤収録のオリジナル・バージョンの方が全体的にテンポが遅いんです。

 

オリジナル・バージョンではキーE♭で演奏されているのですが、1st収録バージョンはキーE♭と半音上のキーEとの間のような不思議な音で演奏されています。

 

「これってもしかして1stバージョンはレコードのテンポを上げたから音が上がってるのかな?」とも思ったのですが、よく聞くと間のダブルストップのギターの弾き方なんかは全く別アレンジです。

 

ということは、同じ音源をテンポを上げてリミックスしたとかではなく、録音し直したのが1stアルバム収録バージョンなんだと思われます。

 

それにしてもまるでレコードの回転数を上げたかのようなE♭とEの間のような音は謎ですね⁉

 

ちなみにライヴではキーE固定で演奏されています。

 

何はともあれ、このベスト盤の目玉がこの”One Note Brown”のオリジナル・バージョンですね。

 

Ryo@Dixiefunk Lab.のTwitterアイコン
Ryo
ちなみに”One Note Brown”は、僕もよくギター演奏する得意曲です♪

 

次のレア曲は12曲目の”Wack!”です。

 

「ワック」とは「ばかげている」という意味で、その曲名通りにエディー・ロバーツのハチャメチャな歪んだギターが奇抜な楽曲です。

 

どのアルバムに収録しても浮いてしまいそうなニューマスターらしくない曲調ですね。

 

更に14曲目の”Bring It On”と15曲目の”Talk the Talk”もレア音源です。

 

“Bring It On”の方は、ハギス・ホーンズがゲスト参加したブラス・ファンクで、”Talk the Talk”は『102%』に収録されていた”Talk Is Cheap”のボーカル・バージョンです。

 

歌っているのはクレヴ・フルックルトンです。

 

以上のレア曲目当てであればなかなか悪くないベスト盤と言えます。

 

いや、ベスト盤というよりも選曲的にはレア音源や目立たない楽曲が集まったコンピレーション・アルバムといったところですかね。

 

初心者向けというよりも、ニューマスターの音源を全て聴いた人向けのマニアックな作品だと言えます。

 

 

 

The New Mastersounds -『Re::Mixed』

 

01.Idle Time (Lack Of Afro Remix)
02.Drop It Down (B Remix)
03.Hey Fela! (Diesler Remix)
04.One Note Brown (Lanu Remix)
05.Thirty Three (JuJu Orchestra Remix)
06.The Tin Drum (DJ Farrapo Remix)
07.Witness (Smoove Remix)
08.Your Love Is Mine (Nostalgia 77 Remix)
09.Nervous (Kenny Dope Remix)
10.Thirty Three (Valique Remix)
11.Return To Gijon (Aiff Remix)
12.Bus Stop No.5 (Afrokats Crew Remix)

 

2007年にリリースされた既発曲のリミックス音源ばかりで構成された異色作『Re::Mixed』です。

 

リミキサーについては曲目を参照していただきたいのですが、基本的に全曲クラブ・ライクでダンサンブルなアレンジが施されています。

 

こういった生バンドのリミックス・アルバムと聴くと、どうしても取っつき難く感じるのですが……これが悪くないんですよね!

 

というよりもむしろかっこいいアレンジばかり揃っています!

 

さすがに「ニューマスター最初の1枚」には適していませんが、ある程度ニューマスターの音源を集めて、公式のライヴ盤も集めた後に聴いてみることをおすすめします。

 

ライヴ盤とはまた違った雰囲気のニューマスターを味わうことが出来ます。

 

特にインコグニートやブラン・ニュー・ヘヴィーズ等のアシッドジャズがお好きな人におすすめ出来る作品です♪

 

異色作ではありますが、決して駄作ではありません!

 

むしろ僕は好きなアルバムだったりします♪

 

いつものニューマスターのようなギターやオルガンのソロが目立つというよりも本作はビートを活かしたリズム主体のアレンジが施されています。

 

グルーヴィーなBGMをお求めの方にのおすすめです♪

 

 

The New Mastersounds -『Masterology』

 

01.Baby Bouncer
02.Can’t Hold Me Down
03.Land Of Nod
04.Ode To Bobby Gentry
05.Hole In The Bag
06.All I Want (Right Now)
07.The Minx
08.Better Off Dead
09.La Cova
10.Nervous
11.Thermal Bad
12.Your Love Is Mine
13.Colorado Sun (Jesse’s Backyard)
14.The Vandenburg Suite
15.Give Me A Minute (Pt. 2)
16.Dusty Groove
17.Miracles
18.Idris
19.Butter For Yo’ Popcorn

 

今回最後にご紹介するこの『Masterology』は、2010年に結成10周年を記念してリリースされたベスト盤になります。

 

当時の新作だった6作目『Ten Years On』までの代表曲が満遍なく収録された現時点での一番おすすめのニューマスターのベスト・アルバムです。

 

オシャレなジャケット・デザインに、CDが収録されている内ジャケには各アルバムのジャケットが掲載され、裏ジャケはライヴの写真と見た目のデザイン的にも手元に置いておきたくなるアルバムです。

 

まだ髭を生やしていなかった頃のエディー・ロバーツの写真が若々しいですが、この頃辺りからライヴでスーツを着るようになってきました。

 

それまではネルシャツを着たカジュアルな格好だったんですがね。

 

年齢と共に服装も変わるものですね。

 

もちろん本作の収録曲も初心者におすすめ出来る選曲です!

 

強いて言えば”One Note Brown”と”102%”が収録されていない以外は、特に問題のなくおすすめ出来るベスト盤になります。

 

その代わりに1曲、アルバム未収録曲が収録されています。

 

それが4曲目の”Ode To Bobby Gentry”です。

 

この音源はニューマスターが1stアルバムをリリースする前の1999年に『Taurus/Ode to Bobbie Gentry』として7インチシングル盤でリリースした楽曲です。

 

貴重な音源なのですが、それなら”Taurus”の方の収録して欲しかったかな……といったところですが、今後他の未発表曲がまとめられることを期待しましょう。

 

先にご紹介していた『An Introduction To The New Mastersounds』の2作品は、ニューマスター初心者におすすめし難いアルバムですが、この『Masterology』は初めて聴くニューマスターの作品としてもおすすめです。

 

もちろん初心者だけでなく全ニューマスター・ファンにもおすすめです。

 

ごくごく稀にライヴでも演奏されることがある”Ode To Bobby Gentry”というレア音源も含まれていますからね。

 

 

 

 

以上、【ザ・ニュー・マスターサウンズのベスト盤とリミックス盤をご紹介します。】でした。

 

ニューマスターをこれから聴いてみたい!と言った方や、最新作の『Shake It』を買ってニューマスターを知ったばかりの方は、まずは『Masterology』から聴くことをおすすめします。

 

「これこそザ・ニュー・マスターサウンズ!」と言った、このバンドを代表するような楽曲ばかり収録されています。

 

またニューマスターをある程度聴いてきたという方で、まだ『Re::Mixed』を未聴の方もぜひこのリミックス盤を聴いてみて下さい。

 

いつもとは違ったニューマスターが味わえますよ♪

 

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