2020/04/28
【おすすめのアナログ・コンプレッサー/サステイナー】エレクトロ・ハーモニックスの『Tone Corset』を使おう!
エレクトロ・ハーモニックス社のアナログ・コンプレッサー/サステイナー『Tone Corset』をご紹介します。
僕の使っているおすすめのギターエフェクターをご紹介します。
僕がお気に入りで使っているギター・エフェクターをご紹介するシリーズです。
前回のご紹介が昨年6月の『Holy Grail』だったので、10ヵ月ぶりとなるエフェクターご紹介になります。
【おすすめのリバーブ・エフェクター】エレクトロ・ハーモニックスの『Holy Grail』を使おう!
さて、これまでにエレクトロ・ハーモニックス社(以降:エレハモ)の製品は、フェイザーの名機『Small Stone nano』とコーラスの名機『Neo Clone』等いくつか定番の製品をご紹介していましたが、今回は比較的近年に発売された機種になります。
ギターのダイナミクスをきつく縛ってコントロール!
今回ご紹介するエレハモのエフェクターは、楽器のダイナミクスの強弱をコントロールできるアナログ・コンプレッサー/サステイナーの『Tone Corset』です。
これまでの『nano』シリーズ同様に手のひらサイズのコンパクトな筐体ですね。
持ち運びに便利なだけでなく「さすがのエレハモ!」といった感じに個性強めのコンプレッサーなのが特徴です。
見た目も製品名の”corset(コルセット=体形補正下着)“のデザインが施されており、エレハモ社特有のこだわりが感じられます。
それでは今回も購入した当初の外箱に入った状態から写真付きでご紹介したいと思います。
エレクトロ・ハーモニックスの『Tone Corset』
まず購入するとこういった外箱に梱包されています。
表紙の絵を見ただけで中にどの製品が入っているのかがわかるデザインですね。
箱の側面には製品名とエフェクターの種類(アナログ・コンプレッサー)が記載されています。
箱を開けてみると……
プチプチに包まれた状態で製品が封入されています。
中には取扱説明書や保証書だけでなくエレハモ社が手掛けているチューブ・アンプの真空管が掲載されたちょっとしたカタログも入っています。
そのためか、箱の隙間がないようなギッチギッチの状態で製品が入っていたりします。
手元に届くまで『Tone Corset』さんはさぞ苦しかったことでしょう。
箱から取り出すと、コルセットのデザインが施されたオシャレなエフェクターが登場します。
どことなくアメコミチックなイラストがいい感じです。
X-MENに登場するブラッククイーンを思い起こさせます。
電池で使える便利なエフェクター!
前回ご紹介していた『Holy Grail』は、コンパクトで便利だったのですが、電池での使用が不可能でした。
そのため同じエレハモの製品『Power Tank』というパワーサプライを使ってました。
しかし今回の『Tone Corset』は、コンパクトながらも電池で使うことができます!
まずは9V電池とドライバーを用意しましょう。
9V電池は、毎度お馴染みのエレハモの社長マイク・マシューズの写真がプリントされたこちらがお勧めです♪(笑)
ドライバーを用意したらエフェクターの背面にある4つのネジを外していきましょう。
毎度のことながら、ネジを外す場合は慌ててネジ穴を潰してしまわないように気を付けましょう。
ネジ穴が潰れてしまうと、後々面倒なことになりますからね。
ネジを外して背面の蓋を開けたら、あとは9Vの電池をセットするだけです!
セットが完了したら、アンプとギターの間に繋いで音を出してみましょう!
個人的に好きなセッティング♪
この『Tone Corset』には4つのノブと、その真ん中に小さなパッドスイッチが付いています。
エフェクターの出力を調整するVOLUMEノブに、コンプレッション量をコントロールするSUSTAINノブ、コンプレッションがかかるまでの速さをコントロールするATTACKノブにドライ・シグナルとコンプレッション・シグナルのミックスバランスを調整するBLENDノブの4つです。
基本はこの4つを調整して自分の好きなギタートーンを作り上げます。
更に真ん中に付いているパッドスイッチを設定することで、高出力のピックアップを搭載したギターなどを接続した際に、予期せぬ歪みが発生した場合の入力信号を下げることができます。
コンプレッサーといっても様々な用途があると思います。
例えば、リトルフィートのローウェル・ジョージのようにスライドギターで使う場合や70年代後半から80年代のAOR系ポップス/フュージョンやダンス系の音楽で聴けるようなオシャレな16分カッティングなんかが印象的ですよね。
他にも様々なミュージシャンが多種多様な使い方をしてきたコンプレッサーですが…
僕のイメージする使い方は、初期のミーターズ系のコリコリッ♪とした音です。
なので、下の画像のようなセッティングで使っています。
ちなみにエレハモの公式YouTubeチャンネルでこの『Tone Corset』のご紹介動画を観ることができるのですが、そこでも試奏曲として”Cissy Strut”が取り上げられていました。
僕もその動画を観て「これだ!」と思い、この『Tone Corset』を購入するに至りました。
イメージって大事ですよね。
購入前こそミーターズをイメージして買ったのですが、今にして思うとこの『Tone Corset』をストラトに繋いでみると、コリー・ウォンのようなミニマル・ファンク風やトム・ミッシュのようなネオソウルギター風の音を作ることも出来ます。
どちらも僕のイメージする理想的なサウンドを弾くことができるギタリストです。
一応手持ちのES-335とストラトの両方で試して見たのですが、どちらかっていうとストラトやテレキャスのようなソリッドボディにシングルコイルのピックアップが搭載されているギターの方に適したコンプレッサーだと感じました。
335に繋ぐと、セミアコ本来の良さが少し薄まるような気がしました。
しかしストラトに繋ぐと、ストラトの良さが更に増した感じがします。
といったわけで、ファンキーでソウルフルなストラト使いにお勧めしたいコンプレッサーだと僕は思いました。
ちなみにコンプレッサーなので一番ギターに近い側に繋ぎましょう。
ワウペダルと一緒に使う場合も、ワウよりも手前に繋ぎましょう。
以上、【【おすすめのアナログ・コンプレッサー/サステイナー エレクトロ・ハーモニックスの『Tone Corset』を使おう!】でした。
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