
2020/08/25
ネオソウルギターにもぴったり!?Electro Harmonixの多彩なリバーブ『Oceans 11』
エレクトロ・ハーモニックス社のリバーブ『Oceans 11』をご紹介します。
僕の使っているおすすめのギターエフェクターをご紹介します。
お久しぶりに…僕が使っているお気に入りのギター・エフェクターをご紹介するシリーズです。
前回はエレクトロ・ハーモニックス社(以降:エレハモ)のアナログ・コンプレッサー/サステイナー『Tone Corset』をご紹介しました。
【おすすめのアナログ・コンプレッサー/サステイナー】エレクトロ・ハーモニックスの『Tone Corset』を使おう!
あれから約4ヵ月が経ちましたが、今回は同じく最近のエレハモのエフェクターをご紹介したいと思います。
多機能リバーブ・エフェクター『Oceans 11』
オシャレなデザインに多機能なエフェクター!
今回ご紹介するのは、僕の大好きなNYのエフェクター・メーカーのエレクトロ・ハーモニックス社から発売されている多機能はリバーブ・エフェクターです。
エレハモのリバーブと言えば、以前このブログでもご紹介していました『Holy Grail』が有名ですが、この『Oceans 11』は2018年に発売されたばかりの最新機種です。
【おすすめのリバーブ・エフェクター】エレクトロ・ハーモニックスの『Holy Grail』を使おう!
デザインも一新され、コンパクトながらも11種類ものリバーブ・サウンドを操ることが出来るエフェクターです。
それでは今回もこれまでと同じように箱を開けていきたいと思います。
エレクトロ・ハーモニックスの『Oceans 11』
本機を購入するとエフェクターのデザインと同じオシャレな外箱に梱包されています。
箱の側面までもオシャレですね♪
上部の蓋を開けてみると、緩衝材に包まれたエフェクター本機と説明書やACアダプターが封入されています。
もちろんこの製品にもエレハモのステッカーがオマケで付いています。
ラムズヘッドのロゴマークがかっこいい嬉しいオマケですね♪
電池で使うことが出来ないけれども…
ちなみに本機は『Holy Grail』と同じく9V電池を中に入れて使うことが出来ません。
同梱されているACアダプターを使って電源を入れて下さい。
エフェクターの上部に差込口があります。
電池を使えないのが多少デメリットな部分ではありますが…もちろんこちらの製品もエレハモのパワーサプライ『Power Tank』を使って電源を賄うことが出来ます。
僕はいくつかコンパクト・エフェクターを繋げて使うことが多いので、このパワーサプライで使っています。
しかしセッションなんかで急いで機材を用意しなければいけない状況やこの製品だけを単体で使いたい場合に毎回ACアダプターやパワーサプライで使うのは面倒ですよね…。
そんな時はバッテリースナップなんかを使って9V電池を繋げちゃいましょう!
もちろん使う電池はエレハモの社長マイク・マシューズの写真がプリントされたこちらがお勧めです♪
それではこのエフェクターの11種類のリバーブタイプをご紹介したいと思います。
多彩なリバーブ・サウンドを使いこなせ!
本機は左下にあるReverb Typeノブを既定の位置に回すことで11種類のリバーブタイプを選ぶことが出来ます。
ザッとですが箇条書きで11種類のリバーブタイプを書いてみたいと思います。
●HALL – 広々としたホールをモデルにした汎用性の高いリバーブ
●SPRING – 1962年製Fender6G15リバーブユニットをキャプチャー
●PLATE- 1960~70年代のスムースでブライトな、メタルプレート・リバーブをエミュレート
●REVRS – スタジオで一般的に行われるリバース・リバーブ
●ECHO – デジタル・ディレイを入力したエコー・リバーブ
●TREM – トレモロを付加したリバーブ
●MOD – 様々なモジュレーションを組み合わせたリバーブ
●DYNA – スウェル、ゲート、ダッキングのダイナミック系エフェクター3種をリバーブ音と組み合わせ
●AUTO-INF – 新たに入力された音を検出した時に現在のリバーブからクロスフェードする独創的なリバーブ
●SHIM – リバーブの残響音に豊かなオクターブシフトのハーモニーを加えたサウンド
●POLY – リバーブの残響音に驚くほどの奥行きを与えて2方向にピッチシフトを付加
…と、これだけ見てもかなりの多彩さです!
更にモードボタンの機能で各タイプごとにもっともっと深い音作りを試すことが出来ます!
しか~~~し!
僕のような趣味レベルの素人ギタリストにとっては、2~3種の切り替えだけでも十分すぎます。
ていうか、使いこなせない。
全ての機能を使いこなせるとかっこいいのですが、なかなか難しいですからね。
僕の好きなタイプは、ギターの良さを引き出す基本となるSPRINGリバーブと、クセのないサウンドが使いやすいPLATEリバーブとディレイ交じりのECHOリバーブの3種類です。
特にECHOは、最近流行りのネオソウルギター系のサウンド作りが楽しめます。
まるでトム・ミッシュやタッシュ・サルタナの様なモダンな音作りをこれ1つで演出できます。
リバーブとディレイを2つ繋げなくても使えるのが便利ですね。
更にMODやTREMのタイプにノブを回せば、曲ごとにフェイザー+リバーブやトレモロ+リバーブの複合サウンドをこれ1台で作り出すことが出来ます。
もちろん様々なジャンルの音楽性に合うエフェクターなのですが、最近ネオソウルギターにハマってる僕にとってはメロウな演奏に合ったサウンドを作り出すことが出来るモダンなエフェクターといったところです。
それでは最後に『Holy Grail』と『Oceans 11』を並べてみたいと思います。
同じぐらいの大きさで、同じエレハモの小型エフェクターではありますが、デザインが全く違っていますよね。
一応デザイナー職に就いている僕としても、やはり『Oceans 11』のデザインの方がオシャレだと思います。
しかも外見がオシャレなだけでなくって、サウンド面でも新しさを感じさせてくれます。
アナログサウンドが魅力の『Holy Grail』も良いのですが、モダンな演奏をするにはこちらの『Oceans 11』の方がより最適だと言えます。
新しい物好きや多彩なサウンド好きの方におすすめのリバーブ・エフェクターですよ♪
以上、ネオソウルギターにもぴったり!?エレクトロ・ハーモニックスの多彩なリバーブ『Oceans 11』でした。
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