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カテゴリー:5Albums

2024/07/04

オリジナル・アルバムを勝手にベスト5!ソニック・ユース編

【オリジナル・アルバムを勝手にベスト5シリーズ】NYで誕生した実験音楽やノイズロックを制作するオルタナティヴ・ロック・バンドの代表ソニック・ユースのスタジオ・アルバムをおすすめ順で5作品ご紹介したブログ記事のタイトル画像です。

【第19回】オリジナル・アルバムを勝手にベスト5シリーズ

実験音楽やノイズロックを制作するオルタナティヴ・ロックの雄ソニック・ユースのおすすめアルバムをご紹介!

【オリジナル・アルバムを勝手にベスト5シリーズ】の第19回です。

 

前回は、ノイジーなギターとポップなメロディーを得意とするオルタナティヴ・ロック・バンドのダイナソーJr.についてご紹介していました。

 

オリジナル・アルバムを勝手にベスト5!ダイナソーJr.編

 

今回はそのダイナソーJr.の同士とも言えるバンド、ソニック・ユースについて僕の好きなアルバムを5つご紹介します。

 

革新的な実験音楽を作り続けたバンド、ソニック・ユースについて

ソニック・ユースは、1981年に米国ニューヨークにて誕生したバンドです。

 

メンバーは、

 

サーストン・ムーア(ボーカル/ギター)
キム・ゴードン(ベース/ボーカル)
リー・ラナルド(ギター/ボーカル)
スティーヴ・シェリー(ドラム)

 

の4人組です。

 

一時期ジム・オルークがマルチ奏者として参加していたこともあります。

 

またドラムもスティーヴが参加する前に2名ほどメンバーが変ったこともあります。

 

そういったちょっとしたメンバー変更はあれど、基本はサーストン、キム、リー、スティーヴの4人でソニック・ユースとして活動していました。

 

サーストンとキムは夫婦だったのですが、しかしそのことがソニック・ユース解散の要因の1つとなってしまいます。

 

といってもキムが悪いわけではなくサーストンが浮気をしてしまい、それが許せなかったキムは2011年に離婚を言い渡しています。

 

これが原因でソニック・ユースは2011年に解散することとなりました。

 

すでに解散から13年近くが経っていますが、おそらく解散の原因が原因だったため今後再結成することは限りなく不可能だと考えられます。

 

さすがに浮気という罪を犯したサーストンのことを肩を持つわけにはいきませんが、しかし僕自身はミュージシャンとしてのサーストン・ムーアのことは尊敬しています。

 

現在は各メンバーそれぞれがソロ活動を続けており、彼らにとってはバンドを再結成する意味もあまりないと思うので、残念ながら再び集結することはなさそうですね…。

 

ソニック・ユースの音楽性と影響元

ソニック・ユースの音楽性は、前回ご紹介していたダイナソーJr.と同じように激しいノイズギターを中心としたパンキッシュなロックを演奏するバンドです。

 

基本はサーストンがリード・ボーカルを担当していますが、曲によってはキムやリーがリードを歌うこともあります。

 

ノイズ一辺倒ではなく、意外とキャッチーな歌メロを持った曲があることもソニック・ユースの魅力です。

 

しかしダイナソーJr.ほどキャッチーではなく、オリジナル・アルバム以外にも企画盤や変名バンドとして「アルバムまるごとフィードバック・ノイズ」といった過激な作品も存在しています。

 

これはNYロック界を代表するミュージシャン、ルー・リードが1975年にリリースした実験作『Metal Machine Music』からの影響が大きいでしょう。

 

またサーストン自身があるインタビューで語っていたのですが、1973年にリリースされた『(No Pussyfooting)』というアルバムから大きな影響を受けたと語っています。

 

この作品は、キング・クリムゾンのギタリストのロバート・フリップがロキシー・ミュージックを脱退したばかりのブライン・イーノをコラボをして制作した実験音楽です。

 

後にイーノは、1978年に現代に続くアンビエント・ミュージックのハシリとも呼べる環境音楽作品『Ambient 1: Music for Airports』をリリースすることになります。

 

しかしアンビエント&フィードバック・ノイズ作品の始祖と呼べるアルバムは間違いなく前者の『(No Pussyfooting)』の方です。

 

この作品はプライマル・スクリームのボビー・ギレスピーにも影響を与えており”Swastika Girls”という曲名から影響を受けたような”Swastika Eyes”という曲も誕生しています。

 

さて、ソニック・ユースの話に戻りますと、ニューヨーク出身ということもあって、ニューヨーク・パンクやノーウェイブ等の70年代に誕生した音楽からも大きな影響を受けています。

 

ニューヨーク・パンクの代表として、ラモーンズやパティ・スミス、テレヴィジョン、ジョニー・サンダース&ザ・ハートブレイカーズ、リチャード・ヘル、デッド・ボーイズといったバンドです。

 

特にサーストンは、ラモーンズから大きな影響を受けています。

 

10代の頃にギターを弾き始めたサーストンは、当時流行っていたディープ・パープルやレッド・ツェッペリンのようなテクニカルなハード・ロックが弾けずに悩んでいたそうです。

 

その時にシンプルなパワーコード中心の演奏でハードでキャッチーな曲を量産するラモーンズに衝撃を受けたそうな…。

 

これはセックス・ピストルズのシンプルな影響を受けたカート・コバーンにも似ていますね。

 

そういう僕もギターを始めた頃にMR.BIGが流行っていて、「こんなの難しすぎて弾けない!!!!」と悩んでいた頃にニルヴァーナの”Smells Like Teen Spirit”を知ってギターを続けることになりました。

 

必ずしもテクニカルなギターが「音楽的に正しい」とは限らない良い例ですね。

 

ちなみにソニック・ユースでもラモーンズの名曲”Beat On The Brat”をカバーしており、ライヴでも度々演奏していました。

 

さて、ノーウェイブというとNYパンクやアバンギャルド系の音楽好きには馴染み深いコンピレーション・アルバムが存在しています。

 

それは『No New York』というコンピレーション・アルバムです。

 

そもそもこのコンピも、ブライアン・イーノがプロデュースしたアルバムです。

 

ここに収録されたバンド達、ジェームス・チャンス&ザ・コントーションズ、やティーンエイジ・ジーザス・アンド・ザ・ジャークスにマーズ、そしてDNAといったバンドがノーウェイブと呼ばれる前衛音楽集団です。

 

彼らの演奏をブライアン・イーノがNYのソーホーで開催されたフェスで観て衝撃を受けたことからこのコンピが制作されました。

 

ソニック・ユースの音楽が所々パンキッシュだったり無調な瞬間があったりするのは、ニューヨーク・パンクとノーウェイブからの影響でしょう。

 

そしてサーストン自身が語っていたのですが、1979年にヤング・マーブル・ジャイアンツ(Young Marble Giants)のライヴを観て彼らのラジカルな音楽性に衝撃を受けています。

 

ソニック・ユースの音楽性がノイズ一辺倒ではなく、ドローン・ミュージックからも影響を受けています。

 

たまにソニック・ユースの音楽が無音状態が続いたり、静かになったりするのはドローン(静かであること)から影響を受けているからです。

 

ヤング・マーブル・ジャイアンツの名盤『Colossal Youth』は、ソニック・ユースのルーツとして聴いておきたいアルバムです。

 

おそらくソニック・ユースというバンド名もこのアルバム『ローサル・ユース』から多少の影響を受けているのかも!?

 

以上がソニック・ユースが影響を受けたミュージシャン達です。

 

ソニック・ユースの音楽を聴くと「唯一無二の個性」が感じられるのですが、しかしそこに至るまでに先達の大きな影響があったんです。

 

ところでこれは僕の憶測なのですが、キムの歌い方はデトロイト 出身のガレージ・ロック・バンドのデストロイ・オール・モンスターズ(Destroy All Monsters)の女性ボーカリストのナイアガラと似ている気がします。

 

ソニック・ユースの面々はもちろん、パンク・ロックの始祖にあたるMC5やザ・ストゥージズといったデトロイト出身のガレージ・ロック・バンドからの大きな影響を受けています。

 

このデストロイ・オール・モンスターズには、後に元ザ・ストゥージズのギタリストのロン・アシュトンや、MC5のベーシストのマイケル・デイヴィスが参加していたこともあります。

 

またサーストン・ムーアが1994年に『1974 1976』というコンピレーション・アルバムの編集に関わったこともあります。

 

言及こそないものの、キムの歌い方がナイアガラにそっくりなのは影響を受けているからこそでしょう。

 

前置きが長くなりましたが、ここからは僕がおすすめするソニック・ユースのオリジナル・アルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介します。

 

今回もベスト盤、ライヴ盤にコンピレーション・アルバムを除いたスタジオ録音アルバムのみで選出しています。

 

まずは第5位の発表です。

 

オリジナル・アルバムを勝手にベスト5:ソニック・ユース編

第5位:Sonic Youth – 『Dirty』

第5位は、1992年にリリースされたメジャー移籍後第2弾となった通算7作目のアルバム『Dirty』です。

 

ソニック・ユースは同時期に活躍したオルタナティヴ・ロック・バンドのR.E.M.と同じようにインディーズ時代が長く、その時期に6枚(別名バンドのチコーネ・ユース作品も含む)ものアルバムを制作しています。

 

ソニック・ユースの作品群には目立った駄作は存在しないのですが、しかしそれでもアルバム毎の出来の善し悪しはあります。

 

また聴く人それぞれに好みの違いもあることでしょう。

 

僕はソニック・ユースに関してはインディーズ時代の方が勢いがあったので好きです。

 

しかし必ずしもメジャー・デビュー以降の作品が嫌いなわけではありません。

 

むしろソニック・ユースに関しては、メジャー・レーベルに移籍しても変らずに前衛的で革新的なエクスペリメンタル・ミュージック(実験音楽)を追求する姿勢を貫いています。

 

ほとんどのバンドはメジャー移籍後はポップになっていき、革新性を失っていくのですが、ソニック・ユースはポップさの中にも過激さを失わずに追求し続けています。

 

メジャー・レーベル2作目になる本作『Dirty』には、”100%”というラジオ・フレンドリーなポップ・ソングが収録されています。

 

この曲はアルバムからの第1弾シングルとしてカットされていますが、サーストンがキャッチーな歌メロを歌っている間もリーは常にギターで過激なノイズを出し続けています。

 

2ndシングルにはこれまた過激な曲名の”Youth Against Fascism”が選ばれました。

 

キムの歪んだベースラインを中心に、サーストンのキャッチーな歌が乗り、その外側でリーが「キュルキュル」とギターをこすり続けます。

 

その他の多くのバンドなら、大手のゲフィン・レーベルに移籍したらヒット狙いのポップな曲を作るはずです。

 

ソニック・ユースも多少ポップな曲調で譲歩しながらも、ギターはホワイトノイズまみれで、ファズの音量は音量メモリを吹っ切っています!

 

これこそが「真のパンクの精神!」です。

 

「メジャーなんてク●食らえ!」とそっぽを向いて逃げるのではなく、むしろメジャーに移籍しつつも「だからなんだ?俺たちの音楽性を貫くぜ!」という方が戦っている感がしてよりかっこいいです。

 

ルールを無視するのは単なる頭の悪い行動ですが、ルールの中に従いつつも過激さを見せつけるのは強い意志を持っていなくっては出来ません!

 

本作の魅力はそういった精神性にもあります。

 

おすすめ曲としては、ギターが過激な “Swimsuit Issue”と”Drunken Butterfly”です!

 

どちらもキムがリード・ボーカルを担当しているのですが、ギタリスト2人がギターに集中出来るためかなり過激な演奏に仕上がっています!

 

同じノイズ・ロック・バンドのマイ・ブラッディ・バレンタインの女性シンガー、ビリンダ・ブッチャーは幻想的で優しい歌い方をするのですが、キムはそれとは逆で低めの歌声でツブやくように歌います。

 

時に吐き捨てるように声をツブして歌う瞬間がキムのボーカルの真骨頂です!

 

ちなみにこの過激な”Drunken Butterfly”が後にシングル・カットされているのも驚きです!

 

こんな過激な曲…ソニック・ユースじゃないとシングルに選びません!

 

可愛らしいアルバム・ジャケットは裏腹に過激なギターノイズにまみれた名作です!

 

第4位:Sonic Youth – 『Goo』

第4位は、メジャー移籍後第1弾となった1990年リリースの名盤『Goo』です。

 

ヒップホップ・バンド、パブリック・エネミーのMCチャック・Dがラップではなく語りで参加した”Kool Thing”が第1弾シングルに選ばれました。

 

キムが低めの声で歌うこの曲をメジャー・シングルだ第1弾に選ぶこのパンクな精神!…これこそソニック・ユースです。

 

2ndシングルにこれまた過激な”Disappearer”が選ばれ、アルバム・リリースから年を越してようやく第3弾シングルにポップな”Dirty Boots”が選ばれました。

 

メジャー1作目から変ることのない過激さを示してくれたアルバムです。

 

ちなみに本作のアルバム・ジャケットのイラストは、ハードコア・パンク・バンドのブラック・フラッグのリーダー兼ギタリスト、グレッグ・ギンの実弟レイモンド・ペティボンの手によるものです。

 

↓↓↓↓画集も出ています↓↓↓↓

ブラック・フラッグのいくつかのEPのアートワークも手掛けていますが、本作のこのイラストが一番有名な代表作でしょう。

 

題材はムーアズ●人事件の犯人モリーン・ヒンドレーとその夫デヴィッド・スミスの写真になります。

 

内容としてはあまりよろしくない題材ではありますが…このアルバム・ジャケットのイラストは人気の作品になります。

 

実は僕も「ビームスライツ(BEAMS LIGHTS)」から販売されていた本作のイラストがプリントされたTシャツを持っています。

 

デザイン的には気に入っているのでよく着ているのですが、内容はね…。

 

アルバム・ジャケットのアートワークも含め、収録されている楽曲もポップさの裏に過激さを混ぜこぜにした作品です。

 

第3位:Sonic Youth – 『EVOL』

第3位は1986年にリリースされた3rdアルバムの『EVOL』です。

 

まだインディーズ時代の作品で、本作からドラムのスティーヴ・シェリーが加入しています。

 

シングルとしてはキムが歌うキャッチーな楽曲”Starpower”がリリースされています。

 

この曲を含め、”Tom Violence”や”Expressway to Yr. Skull”といった楽曲はライヴでよく演奏されていました。

 

特に”Expressway to Yr. Skull”は、一時期ライヴの最後に演奏されている程でした。

 

ただし、本作はかなり実験音楽色が濃いので人によっては聴き辛いアルバムかもしれません。

 

“In the Kingdom #19″や”Marilyn Moore”といった曲がその実験音楽色の濃い楽曲です。

 

また本作にはそれこそ上記でご紹介していたフリップ&イーのアンビエントな作品から影響を受けたような”Shadow of a Doubt”や “Secret Girl”といった幻想的な空間を演出した楽曲も含まれています。

 

僕はこの辺りの楽曲が好きで本作を第3位に選びました。

 

メジャー移籍後も過激さを失わなかったソニック・ユースですが、やはりインディーズ時代はもっと過激な楽曲を制作していました。

 

そのよい例が本作『EVOL』です。

 

CD化に際してキム・フォーリーのカバー 曲”Bubblegum”が追加収録されています。

 

第2位:Sonic Youth – 『Sister』

第2位は、1987年にリリースされた4作目のアルバム『Sister』です。

 

本作もインディーズ時代のアルバムですが、過去3作以上に聴きやすいアルバムに仕上がってはいます。

 

『Sister』からは1枚もシングルはカットされていないのですが、冒頭の”Schizophrenia”と”(I Got A) Catholic Block”は、シングル曲にしても良い程キャッチーな楽曲です。

 

特に”Schizophrenia”の方は、それまでになかったような一般的なロック・ソングの構成を持ったソニック・ユースを代表する楽曲の1つです。

 

“(I Got A) Catholic Block”もソニック・ユースのパンキッシュな一面が垣間見える名曲です。

 

“Hot Wire My Heart”はパンク・バンドのクライムのカバーで、”Pipeline/Kill Time”はリーが歌う曲です。

 

“Schizophrenia”や”(I Got A) Catholic Block”といったキャッチーな楽曲も収録されていますが、本作のベスト・トラックはキムが書いた曲”Beauty Lies in the Eye”です。

 

2分少ししかない短い曲ですが、このサイケデリックなノイズギターはソニック・ユースならではの演奏ですね。

 

ソニック・ユースの全作品の中で最も「ソニック・ユースらしさ」が感じられるアルバムです。

 

第1位:Sonic Youth – 『Daydream Nation』

ソニック・ユースのアルバム・ランキングを行うと必ずのように第1位に選ばれるであろう名盤を、このランキングでも採用してしまいました。

 

しかしこれ以外で第1位を選ぶことはできません。

 

チコーネ・ユース名義を除けばインディーズ時代最後のアルバムとなった『Daydream Nation』は、1988年にリリースされた通算5作目のアルバムです。

 

シングル・カットされた”Teen Age Riot”は、グランジ/オルタナティブ・ロック全盛期を彩るアンセムのようになっています。

 

この曲はソニック・ユースの楽曲群の中で最も有名で人気の曲です。

 

ライヴでも必ずのように演奏されていました。

 

むしろこの曲をメインに聴きたくってソニック・ユースのライヴを観に行っていたファンも多かったはずです。

 

僕はニルヴァーナやダイナソー・Jr.も登場する映像作品『1991: The Year Punk Broke』でこの曲のライヴ演奏が流れてくるシーンが一番好きです♪

 

この曲を聴く度にあのシーンを思い出します。

 

この曲以外にも先行シングルとしてリリースされた”Silver Rocket”もライヴで人気の曲です。

 

この2曲や”Candle”といったキャッチーな楽曲が次々とシングル・カットされていったのですが…ソニック・ユースの過激さはマイク・ワット作のインスト曲”Providence”までもシングル・カットしていることです。

 

どう考えてもシングル向けではない曲までもカットしちゃう…パンクですね!

 

ちなみにマイク・ワットは、2000年代に再結成したザ・ストゥージズにベースで参加していたミュージシャンです。

 

ジェーンズ・アディクションのペリー・ファレルが結成した別プロジェクトのポルノ・フォー・パイロスにもベースで参加していました。

 

『Daydream Nation』の話に戻しますと、本作ではギタリストのリー・ラナルドの活躍がめざましいアルバムでもあります。

 

リーが書いた”Eric’s Trip”と”Rain King”の2曲はライヴでも人気の曲でした。

 

特に”Eric’s Trip”の方はリーの代表曲みたいな存在です。

 

キムも”The Sprawl”と”Kissability”といった名曲を提供しています。

 

僕は若い頃にソニック・ユースを初めて聴いた時、このバンドはフロントマンのサーストン・ムーアの才能で成り立っているバンドなんだと勘違いしていました。

 

でもじっくりとソニック・ユースの全作品を聴いてみると…僕の好きな曲はキム・ゴードンが書いていることが多かったんです。

 

僕が「かっこいい!」と感じた曲は、キムの感性で書かれた曲だったんですね!

 

そんなキムがサーストンのことを許せないのだから、ソニック・ユースの再結成はこの先もなさそうですね…。

 

まぁキムはソロ活動で定期的に新曲を提供してくれているので、そこは満足出来る部分です。

 

浮気はダメですよ!…てことで。

 

僕がおすすめするソニック・ユースのアルバム・ランキングは、ベタな選出ですが『Daydream Nation』が1位でした。

 

 

以上、【オリジナル・アルバムを勝手にベスト5!ソニック・ユース編】でした。

 

ソニック・ユースの再結成は、この先も可能性は低そうですが…各自ソロ活動の方で音楽を続けていってもらいたいところです。

 

もしこのブログ記事で初めてソニック・ユースを知ったといった人や、これからソニック・ユースを聴いてみたいと考えていた人は、ぜひこの記事を参考にしてください。

 

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