カテゴリー:Music

2018/10/07

ザ・ニュー・マスターサウンズの5枚目のスタジオ盤『Plug & Play』を聴こう!

 
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ザ・ニュー・マスターサウンズの作品を1枚ずつご紹介するシリーズ

ザ・ニュー・マスターサウンズのアルバムを1枚ずつご紹介しているブログ記事シリーズです。

 

僕の大好きなインスト系ファンクバンドのザ・ニュー・マスターサウンズ(以下:ニューマスター)がこれまでにリリースしてきた作品を、1枚目のアルバムから順にご紹介していってます。

 

前回は4枚目のアルバム『102%』のご紹介でした。

 

ザ・ニュー・マスターサウンズの4枚目のスタジオ盤『102%』を聴こう!

そして今回はリリースされた順番通りに5枚目のスタジオ盤『Plug & Play』のご紹介になります。

 

それでは早速ですが、ご紹介していきたいと思います。

 

 

 

The New Mastersounds – 『Plug & Play』

01. Hole In The Bag
02. I Mean It So
03. Thermal Bad
04. Looking For An Answer
05. Altitude
06. Kuna Matata
07. Chrysalis
08. Idris
09. All We Can Do
10. Beyond The Bleak Horizon
11. King Comforter
– Bonus Live Tracks for Japan –
12. Hot Dog [Live]
13. The Vandenburg Suite [Live]

 

Personnel:
Eddie Roberts – Guitar
Simon Allen – Drums
Pete Shand – Bass
Joe Tatton – Organ and Piano

Special Guest:
Dionne Charles – 2, 4, 9, 11 on Vocal
Sam Bell – 6, 10 on Percussion
Troy Howe – 6 on Vocal

 

Released : 2008

 

 

 

 

このアルバムから結成当初のオリジナルメンバーであったオルガン奏者のボブ・バークが脱退をして新たにジョー・タットンが加わっています。

 

現在もジョー・タットンはニューマスターでオルガンを弾いていますが、正式に参加したのはこの作品からになります。

 

ジョー・タットンはもともとはニューマスターとも親交があったハギスホーンズというファンクバンドのメンバーでした。

 

ちなみにニューマスターの結成当初のメンバーは、

 

ギタリストでリーダーでもあるエディ・ロバーツ
ドラムのサイモン・アレン
ベースのピート・シャンド
オルガンのボブ・バーク

 

の4名でしたが、この作品からオルガン奏者はジョー・タットンに代わっています。

 

結成からおよそ9年ほどでメンバーが交代することになりましたが、それ以降は現在まで変わらず同じメンバーで活動を続けています。

 

長い期間同じバンドをやっていると、何かしらのトラブルなんかが発生するもんなんでしょうね。

 

それでは中身の楽曲を聴いてみましょう!

 

アルバムの内容

この作品は6曲目の”Kuna Matata”以外は、ニューマスターのメンバーによる楽曲です。

 

そのうち#2,#4,#9,#11の4曲はディオンヌ・チャールズという女性シンガーがボーカルと曲作りに参加しています。

 

彼女はベイビー・チャールズというファンクバンドに所属していました。

 

この時期のニューマスターの来日公演を僕も観にいたのですが、ディオンヌ・チャールズも一緒に来日をして数曲歌ってくれました。

 

かなり豪快でファンキーな歌い方でした!(笑)

 

では1曲目から見ていきましょう。

 

1曲目の”Hole In The Bag”は、前作の”102%”と同じ雰囲気のミーターズ風のイナタイ楽曲です。

 

ドラムのイントロから始まって、ミーターズ風のギターのリフが印象的なファンク曲です。

 

ニューマスターの1stアルバムからの定番なのですが、こういった楽曲ではエディ・ロバーツはギターソロを弾きません。

 

代わりにメロディーラインやソロを担当するのは新加入のオルガン奏者のジョー・タットンです。

 

彼の腕前が確かなのは、この1曲目を聴いただけでわかりますね。

 

このアルバムが発表されてから10年が経ちますが、今でもこの曲はちょくちょくライヴで演奏されています。

 

もちろんライヴで演奏するときもエディ・ロバーツはギターソロを弾きません。

 

全てオルガンが弾いています。

 

僕もこの曲がすごい好きなんですが、個人的には「これこそニュー・マスターサウンズ!!!!」と言いたくなるような彼らの代名詞的なテーマ曲だと感じています。

 

ミーターズからの影響を隠すことなく、オリジナルな楽曲へと昇華していますね!

 

続く2曲目はディオンヌ・チャールズが歌うファンキーな曲”I Mean It So”です。

 

ギターは重ね録りしています。

 

右チャンネルにクリーントーンのギターカッティングがコードを弾いています。

 

左チャンネルのギターはワウを使い単音カッティングやオブリガートを弾いています。

 

そしてディオンヌ・チャールズが力強く歌います!

 

この曲ではエディ・ロバーツのワウギターのソロが聴けます。

 

ソロ終わりは歌に被せるように左チャンネルのワウギターがそのままアドリヴでソロパートを弾き続けています。

 

この曲が終わると間髪入れずに3曲目の”Thermal Bad”が始まります。

 

イントロから少しマヌケなテーマメロディーをワウギターで弾いています。

 

この曲はテーマからソロまで全てワウを使ってワカチョコワカチョコ♪とギターを弾いているファンキーな曲です。

 

スタジオ録音のこの音源でもギターソロは少し長めに演奏されていますが、ライヴになるともっとすごいアドリヴソロが毎回聴けます!

 

前作の『102%』の3曲目に収録されていた”Carrot Juice”と同じようにライヴ映えする曲です。

 

どちらの曲も2018年の今でもライヴでよく演奏されている定番曲です。

 

僕もこの”Thermal Bad”がすごい好きな曲なんですが、ライヴで聴くともっとすごいので毎回楽しみです♪

 

もちろんこのスタジオ盤に収録されているバージョンもファンキーなんでおすすめです♪

 

4曲目はディオンヌ・チャールズが再登場するアップ・テンポなファンク曲の”Looking For An Answer”です。

 

ニューマスターのメンバーもコーラスを歌って楽曲を盛り上げます♪

 

当時のライヴを観に行った際に、この”Looking For An Answer”がディオンヌ・チャールズが歌った曲の中では一番良かったです。

 

ギターやオルガンのソロはありませんが、曲間にドラムのブレイクが入ったりしてかっこいい演出があります。

 

5曲目の”Altitude”は、緩いテンポが心地よいジャズファンクな曲です。

 

ギターソロはなく、オルガンがテーマとソロを弾いています。

 

ギターは基本的にコードカッティングをずっと続けていますが、ベースは動き回っています!

 

実はこの曲の主役は、メロディーを弾くジョー・タットンではなくってベースのピート・シャンドだっていうぐらいグルーヴィ~な曲です。

 

残念なことにライヴのセットリストからは、すぐに消えていった曲です。

 

この作品がリリースされた当時のライヴでは演奏されていましたが、2010年を過ぎた頃からほぼライヴ演奏されなくなりました……。

 

6曲目の”Kuna Matata”は、ゲストボーカルのトロイ・タスカンとニューマスターの作品に度々ゲスト参加しているパーカッション奏者のサム・ベルが参加しています。

 

前作の『102%』の8曲目に収録されていた”Hey Fela!”みたいなワウギターがファンキーな楽曲です。

 

トロイ・タスカンが歌っている歌詞は、政治的な内容でケニアの政治情勢を厳しく批判したもののようです。

 

脚本家のトロイ・ホーが実際に経験した身体的虐待に基づいて書かれた歌詞だそうです。

 

ちなみに曲のタイトルになっている「クナ・マタタ」とはスワヒリ語で「問題がある」という意味らしいです。

 

スワヒリ語と言えば、以前このブログでご紹介していたジャズファンク系ギタリストのオドネル・リーヴィ『SIMBA』でも登場していましたね。

 

『オドネル・リーヴィ最高傑作『SIMBA』を聴こう♪

ジャズファンクとスワヒリ語……アフロ・ファンクという共通点なんでしょうかね!?

 

さすがにニューマスターは、U2やパールジャムみたいに音楽を通して政治的訴えをするようなバンドではないので、この曲はこの時期以降はライヴで演奏していません。

 

次の7曲目”Chrysalis”は、ミドル・テンポでワウギターが目立つヘヴィファンクな曲です。

 

“Chrysalis”とは「さなぎ(蛹)」の意味の他に、「過渡期」の意味もあります。

 

ダンサンブルなリズムが心地よくかっこいい曲ですがライヴでは、ほほとんど演奏されなかった曲です。

 

8曲目の”Idris”は、ジャズファンクの名物ドラマー、アイドリス・ムハマッドのファーストネームからタイトルが付けられた曲です。

 

アイドリス・ムハマッドが60年代後半~70年代前半の頃に演奏していたような王道のジャズファンク系の曲に仕上がっています。

 

とても素晴らしい曲なので、今でもちょくちょくライヴで演奏されています。

 

ちなみに生前のメルヴィン・スパークスがニューマスターのライヴにゲスト出演してこの曲を演奏している映像もあります。

 

当時のジャズファンクの作品でアイドリス・ムハマッドと良く共演していたメルヴィン・スパークスがこの曲を演奏するって言うのは、どこか感慨深くもありますね。

 

またメルヴィン・スパークスから少なからずの影響を受けているエディ・ロバーツが、憧れのメルヴィン・スパークスと一緒のステージで演奏しているなんて本人にとっては夢のような出来事だったでしょうね。

 

同じメルヴィン・スパークスに憧れるギター弾きとしては、とっても羨ましいです!(笑)

 

しかしやはりメルヴィン・スパークスの方がエディ・ロバーツよりもリズムやピッキングが正確でとても上手いです!

 

いつものフルアコではなくってセミアコ系のギターを使っているように見えますが、音がとてもクリアーですね。

 

もしかしてエディ・ロバーツのES-330みたいな、センターブロックのない薄めのフルアコ仕様のギターなのかな?

 

古き良き時代のジャズファンクを彷彿させるような名曲の後は、三度ディオンヌ・チャールズの登場です。

 

9曲目の”All We Can Do”は彼女の歌が中心のボーカル曲です。

 

ミドル・テンポでこれまたワウギターとベースがウネッている粘着系ファンクです。

 

10曲目の”Beyond The Bleak Horizon”は、ピートのトリッキーなベースのイントロから始まるダンサンブルなグルーヴ曲です。

 

エディ・ロバーツのいつもの手癖フレーズ満載のギターソロが長めに続く曲です。

 

しかしライヴでは、ほとんど演奏されなかった曲です。

 

本編最後の曲11曲目の”King Comforter”は、このアルバムからの1stシングルになっていたディオンヌ・チャールズの歌モノです。

 

まるでアラン・トゥーサン辺りが書きそうなニューオーリンズ風のR&B系の曲です。

 

エディ・ロバーツのバッキングのギターもデイヴィッド・T・ウォーカーのようなハープ奏法が「ポロリロ~~ン♪」と登場するR&B系の曲に仕上がっています。

 

ポップな楽曲なのでシングル向けではありますが、ライヴで聴くと物足りない感じです……。

 

これ以降は演奏されなくなったのも仕方ないですね。

 

以上、このアルバムからは”Hole In The Bag”と”Thermal Bad”と”Idris”が今でもライヴ演奏されている名曲となります。

 

ちなみに日本盤のみボーナストラックで2曲のライヴ音源が収録されています。

 

しかし楽曲の表記が実は間違いなんです……。

 

このブログでもわざと上記の曲目には、アルバムに記載されているとおりに曲名を書きましたが、これから各内容が本当の収録曲になりますのでお間違い内容お願いします。

 

12曲目の”Hot Dog”と記載されている曲は、実は本作の収録曲の”Thermal Bad”のライヴ音源がさっそく収録されています。

 

というわけで、このアルバムの日本盤を購入すれば名曲”Thermal Bad”のスタジオ録音バージョンとライヴ演奏バージョンの2種類が一気に聴けてお得なんです♪

 

ということからも、このアルバムを購入の際は日本版を買うことをおすすめします。

 

そして13曲目の”The Vandenburg Suite”と記載されているのが実は”Hot Dog”です。

 

日本のレコード会社はジャケットデザインの最終チェックをしなかったのか??……とちょっと情けなく感じなくもないんですが、素晴らしいライヴ音源2曲が聴けるので、何とも文句も言えない状態ではありますかね……。(笑)

 

もちろんジャケットの曲名の記載こそ間違っていますが、”Thermal Bad”と”Hot Dog”のライヴ音源は最高ですので、日本盤を強くおすすめします!

 

やはりニューマスターは、ライヴ演奏を聴くのが一番だったりもしますね♪

 

 

それでは、まだまだニューマスターのアルバムのご紹介記事は続きますので、今後ともぜひご期待ください!

 

 

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ザ・ニューマスターサウンズのアルバムに関する記事

 

ザ・ニューマスターサウンズのアルバムをご紹介したブログ記事シリーズのまとめ
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