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カテゴリー:Music

2018/04/14

【ミーターズだけじゃない!】ニューオーリンズ産レア・グルーヴのおすすめアルバム3選!

【ニューオーリンズ産レア・グルーヴ】おすすめアルバム3選!

独特のファンクネス溢れるニューオーリンズ産ファンク。レア・グルーヴとしても価値の高い3つのアルバムをご紹介!

僕が特に好きなファンクバンドは、2つあります。

 

1つは、やはりファンクという音楽が生まれたての黎明期の頃に、バンド形式でファンクを進化させていったスライ&ザ・ファミリー・ストーンです。

 

スライは、多くのミュージシャンに影響を与えています。

 

同時期のジミヘンだけでなく、プリンスやあのマイルス・デイヴィスにまさかのエアロスミスにまで影響を与えています。

 

僕の好きなミュージシャンやバンドの多くがスライからの影響を受けています。

 

そしてもう1つ、好きなファンクバンドと言えばミーターズです。

 

ミーターズは、ニューオーリンズという土地が生み出した独特のルーズなグルーヴが特徴的なインストバンドです。(後に歌ものバンドに進化していく。)

 

そんな2大ファンクバンドのうちの1つ、ミーターズを生んだ土地、アメリカのルイジアナ州ニューオーリンズから生まれたファンクサウンドが聴けるアルバムを3つご紹介いたします。

 

これらのアルバムはどれもレア・グルーヴ系で語られることが多い隠れた名ファンク・アルバムになります。

 

 

それでは順にご紹介していきます。

 

The Gaturs – 『The Gaturs featuring Willie Tee … Wasted』

ちらのアルバムは、以前にも単独記事で書いていましたのでそちらの方も参照して下さい。やはりなんと言っても聴きどころはニュー・マスターサウンズのエディ・ロバーツがソロライヴでもカヴァーしていた2曲の“Cold Bear”と“Gatur Bait”ですね。この2曲はギターのカッティングだけでなくベースラインもかっこいい曲です。また全体的に70年代独特のドス黒いサウンドです。まだまだデジタルになる前のアナログな感触が堪りません!これこそレア・グルーヴに求めていた「音作り」といった感じでしょうか。75年以降はディスコ・ブームに向かっていき、ファンクはまた別の進化をしていきます。その時代になってくると軽いサウンドのファンクばかりになっていきますが、まだこの時期のファンクサウンドはヘヴィーです!そういった70年代の良き時代のファンクネスを楽曲だけでなくサウンド面でも聴くのに適したアルバムだと感じます。今聴くと古臭さはありますが……それも魅力の一部としてこのアルバムを楽しみましょう!個人的にはワウギターの音はこの時代のものが一番好みです♪

 

 

 

 

ゲイターズ(The Gaturs)を聴こう!

 

 

Smokey Johnson – 『It Ain’t My Fault』

モーキー・ジョンソンは、ニューオーリンズ出身のロックンロールの歌手ファッツ・ドミノのバックでもドラムを叩いていた人物です。アルバム全体的に裏拍でシンコペートするニューオーリンズ・ファンク独特のセカンドラインのグルーヴが聴けます。これこそまさにニューオーリンズの伝統のサウンドだと言えます。1曲目のタイトルトラックの始まりでいきなりセカンドライン独特のドラムの刻みが聴けます。やはりドラムが主役のアルバムなのでドラムの音が一番目立つようなサウンドメイキングが成されています。ギターやホーン隊の音はあくまでも楽曲を構成する上でのオマケと言った感じです。そんな中でもドラムと同じくリズム隊を構成するベースは強調されている感じです。このアルバムの楽しみ方はドラムとベースの独特のファンク・グルーヴを楽しむべきなんじゃないかな?という感じです。個人的には9曲目の”Bullseye”でワウギターが聴けるのが嬉しいところです。またアルバムの1曲目に収録されていたタイトルトラックの”It Ain’t My Fault”のおそよ12分に及ぶライヴバージョンが10曲目にも収録されています。トランペットとサックスの長尺ソロが聴けます。温暖なニューオーリンズという土地柄なのか?朗らかで楽し気なメロディーなのが聴いていて楽しいですね♪お勧めです。

 

 

 

 

Fabulous Fantoms – 『Just Having a Party』

ア・グルーヴマニア必携のアイテム(?)、ニューオーリンズの隠し玉的インディー・ファンク・バンド「ファビュラス・ファントムズ」の69~74年のレコーディングを集めたディープな作品です。キーボード、ギター、ベース、ドラム以外にも複数人のホーン隊が所属していた大所帯のバンドのようです。基本は歌ものの曲が多いですが、当時は地元ではかなりの人気バンドだったみたいです。インストの曲はファンキーですが、歌ものの曲はR&B系です。2曲目のインストファンク・ナンバーの”Junk”なんかがかっこいいです。ギターソロの始まりがまるでフィル・アップチャーチのようでもあります。チープな音作りながらも演奏力はそこそこです!またワウギターが異様にかっこいい4曲目の”Who Cares”も渋いです!この時代のワウペダルの音は最高です♪基本的に楽曲もしっかりと作られてはいるのですが、問題点はインスト物のファンクをやりたいのか?歌もののR&Bをやりたいのか?どうも中途半端なところでしょうか?結局何をやりたいのかがはっきりしないバンドだとも感じます。アルバムも終盤になっていくとその時代性に合わせたポップな曲調のR&Bになっていきます。ディープなファンク一筋!の方がバンドとしての一貫性やインパクトはあったんじゃないのかな?とも思います。しかしベースがブリブリでかっこいいタイトル曲の”Just Having a Party, Pt. 1 & 2″は名曲です!以前このブログでバンド名にFABULOUS(ファビュラス)が付くバンドは、レア・グルーヴものでは当たりです!って書いてた時に、「何か1つバンドを取り上げるのを忘れているような??」って感じながら書いていたのですが、それはこの「ファビュラス・ファントムズ」でした。今になって気づきました。(笑)ようやく自己解決できました。(笑)お勧めです。

 

 

 

 

 

Rare Grove系はFABULOUSが付けば当たり!?

 

 

 

 

以上の3枚が、ニューオーリンズ系のレア・グルーヴものでお勧めの作品です。

 

どれもジャケットもサウンドも時代を感じるチープなものですが、しかしこれこそがファンクの本来のサウンドなんじゃないでしょうか?

 

レア・グルーヴ系のファンクが好きならマストなアルバムばかりです!

 

 

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